一般社団法人サファイア青少年グローバル交流センター
中学高校生を海外(オーストラリア)の学校とホームステイ体験を主目的に、2016年4月に学校教員と経験者の有志が立ち上げた組織です。コロナ禍の時期を挟んで、これまで毎年夏に5回派遣しております。2025年は春にも実施予定で現在プログラム作りをしています。
私たちのプログラムは単に派遣するだけでなく、帰国後に報告・発表会を行っています。本年夏はPerth(WA州)で実施しましたが、その報告・発表会は12月中旬に開催予定です。
プロジェクト立ち上げの背景
サファイア青少年グローバル交流センターが目指しているのは単に英語が上手になることがゴールではありません。様々な背景を背負った皆さんが、ともに英語を媒体として好きな分野でお互いに夢中になって助け合ったり、競い合っているうちに「目から鱗が・・・」の毎日、今まで経験したことがない何か不思議な気持の高まりを共有することです。英語で言うと ’chemistry’。いつのまにか英語でのコミュニケーションはもちろん、無理なく、自然にいわゆる「国際感覚」が少し身についてしまっているというようにプログラムされています。
メンバーは経験豊かな小学校から大学までの教員のグループです。
私たちは、1)楽しい交流のために事前の英語研修、訪問する地域の学習は丁寧に行います。2)スタッフが事前に現地に赴いて受け入れ機関との綿密な話し合いや準備をすることにより、楽しいステイと安全面の確認を徹底させています。3)海外での研修をその時だけのものとせず、交流の輪が広がるよう、帰国後のプログラムを用意します。世界はますますボーダーレスになり、物事がグローバルに進んで行く時代です。 思い切って未知の世界に踏み出してみませんか。
(弊センターウェブサイトからの転載)
❶支援対象者(応募資格など):2025年度中学1年生~高校2年生
❷支援対象者の選定方法(基準):保護者の同意書、本人および保護者の誓約書、小論文提出、
ZOOMによる面接(15分程度)
❸支援対象者が決定するまでのスケジュール:
10月HPプログラム掲載
→11月下旬 クラウドファンディング契約
→12月16日参加受付締め切り
(支援対象者判定会議)
→12月28日までに…春プログラム支援対象者決定
→2025年年3-4月 プログラム開催予定
→2025年5月 報告・発表会(ご招待)開催予定
❹資金使途(いくらあると何ができるのか=何人に助成ができるのか)
Ⓐ【家計基準】収入基準および資産基準に該当すること。
収入基準は、家族構成等によって異なり、たとえば高校生の本人と両親・中学生の4人家族の場合には、家計収入(年額)が271万円以下(非課税世帯)の第Ⅰ区分から、家計収入(年額)が303万円以下の第Ⅱ区分、家計収入378万円以下の第Ⅲ区分まであります。
資産基準は奨学金申込者本人と生計維持者(2人)の資産額の合計が2,000万円未満(生計維持者が1人のときは1,250万円未満)であること、とされています(不動産は対象となりません)。
Ⓑ【学力基準】申込時までの中学・高校などの直近での成績平均が5段階評価で3.5以上、または英検🄬で申込時までの1年以内に2級以上を合格していること。
☞1⃣【家計基準】を満たしている場合は、上級学校に進学しようとする学修意欲を条件として一律10万円,
2⃣Ⓐ, Ⓑの両基準を満たしている場合は一律15万円を減免します。なるべく広く多くに海外研修の機会を 提供したいと考えております。
❺伴走支援など、資金面以外の支援…オーストラリアの目的地別に支援・講演をいただくようにしています。今年は「西オーストラリア州政府駐日代表部」ですが、各州教育省の支援が一番大きいと思います。支援の内容としてはイベントの会場をお借りしたり、発表会の審査をしていただいています。
❻全体の効果測定…帰国後に報告・発表会開催、レポート作成を予定しています。
現在の準備状況
2025年春は、2つのプログラムを企画しています。
➀大学を目前にした高校3年生に英語力アップをしていただくために、QLD州ブリスベンにある、クイーンズランド工科大学またはグリフィス大学(現在交渉中)に派遣します。定員18名。
②2025年度に高校1年~3年生になる生徒にホームステイと上記大学での授業参加により、英語での発信力を鍛えるためのプログラムを企画実施いたします。
リターンについて
今年はこのプログラムを実施して5周年にあたりますが、西オーストラリア州政府駐日代表部の後援をいただくことができました。しかし、この夏、経済的な理由で参加できない生徒がいる現実に接し、この制度を利用させていただくことにいたしました。「モノ」でリターンすることは難しいですが、東京で開催する報告・発表会にご招待させていただくほかお礼・お名前掲載を予定しております。
最後に
12月に開催される報告会では、夏のプログラムに参加した中高校生4名と、サブリーダーとして参加した東京大学3年生の計5名が、それぞれの視点からプレゼンテーションを行います。貴殿、貴法人のご理解とご支援が、生徒・学生たちに社会とのつながりを深く実感させる貴重な機会となります。さらに、この取り組みを通じて、未来を担う若者たちが新たな価値を創造し、社会に貢献する力を育むためにも、ぜひご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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