■はじめに・ご挨拶
数あるプロジェクトの中からこの企画に目を向けていただきありがとうございます!
私たちは、「たかまつのまちをいまよりもひとつぷらす」というコンセプトで私たちのイベントで、高松ひいては香川の街を、今よりも一つプラス。そして、この街をよりよく住み暮らしやすい街へと変えていく。
そのお手伝いをする団体がTAKAMACHI+です。
2023年9月に行われた「高松城祭り~お城と美食の彩典~」。
29日17~21時、30日10~21時の1日半の開催で1万人を超える参加があり、玉藻公園で行うイベントで過去最高の動員数となりました。
大成功に終えたイベントになりましたが、2024年度の公益社団法人高松青年会議所の事業内容に「高松城祭り」はなく、開催がかないませんでした。
その為、2023年度の開催を行ったメンバーが有志を募り、TAKAMACHI+として再度イベントを開催します。
この事業をきっかけに高松城に天守があれば香川の魅力はどうなるのか?現在、復元的整備が進められている高松城が将来的に復元され、地域のシンボルとなるために今回のイベントを通じて、高松城、玉藻公園の地域資源の魅力を県内外に発信し気運の醸成に繋がる一助とします。
結びとなりますが、「高松城祭り」の大成功に向け、実行委員の皆様はじめ、多くの方々の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。
■プロジェクト立ち上げの背景
高松市は人口減少と交流人口の減少という問題に直面しており、サンポート地区では再開発が行われていますが滞在型観光を導く新しい地域の魅力がなければ交流人口の増加は一過性のものになってしまいます。
一方で高松には世界的に評価の高い地域資源があり、高松のシンボルとなりえる高松城天守閣の復元的整備の可能性も高まっています。このような地域資源を活かした魅力あふれる地域の起点創出を行い、若者と地域課題を結びつけ、若者の人材育成と魅力あふれる地域づくりのきっかけを創造する必要があります。
■このプロジェクトで実現したいこと
高松には世界的に評価の高い地域資源が多くあり、2020年には世界最大級の旅行プラットフォーム「Tripadvisor(トリップアドバイザー)」で高松市が日本で唯一ランクインしました。
TABI LABO https://tabi-labo.com/294251/wt-tripadvisor-travelerschoice
そんな地域資源の1つでもある高松城は天守閣の資料が不足しており、天守閣の復元が難しく長く石垣だけの状態が続いています。城には山城(やまじろ)、平山城(ひらやまじろ)、平城(ひらじろ)という分類がありますが、それとは別の概念として海城(うみじろ)というのがあり、湖や海に接するところに築かれた城のことです。
三大海城と呼ばれるものに、高松城、今治城、宇和島城があります。しかし、高松城には月見櫓(つきみやぐら)や水手御門(みずのてごもん)、艮櫓(うしとらやぐら)が現存していますが天守だけ石垣だけの状態になっており、高松駅などが近くランドマークとしても有名ですが資源が欠けている状態です。
しかし、歴史的建造物の外観を忠実に再現しつつ、内部構造のみ一部変更して再現する「復元的整備」が認められ、復元に向けて任意団体なども動いております。2023年6月15日の高松市の6月議会代表質問において、自由民主党議員会の白石義人議員の質問に、大西市長は次のように答弁されました。
「次に、文化・スポーツのうち、高松城天守の復元的整備に向けて積極的に取り組む考えについてであります。本市では、高松城天守復元に向けての取組を継続的に行ってまいりましたが、資料の不足を理由に、その復元が認められていない状況でございました。このような中、文化庁が、ご質問にございます新基準を公表したところでございまして、調査を尽くしても史資料が十分に揃わない場合に、多角的に検証して再現することで、史跡等全体の保存及び活用を推進する行為として、復元的整備が認められることとなったものでございます。
基準には、保存活用計画等に復元的整備の目的や効果、及び整備後の活用方策等を位置付けること、また、遺跡の保存に十分配慮することなどの手順が示されており、本市においては、この計画の作成に昨年度から着手をしているところでございます。
現在、史跡地等の測量及び諸要素の整理が終了したところでございまして、今年度からは、史跡高松城跡整備会議において、計画に必要な事項等を検討していくことといたしております。今後、文化庁と十分協議を行いながら、天守の復元的整備の方向性について、計画に位置付けてまいるとともに、遺跡の保存に配慮した整備手法等の諸課題についても検討してまいりたいと思います。
私といたしましては、本市の歴史を後世に伝える点で意義のある高松城の天守復元は、本市の活用化を図る上でも、様々な波及効果が期待できるものと存じておりますことから、今後とも、天守復元に向けた取組を、より一層、進めてまいりたいと存じます。」
このような天守復元の一助として「高松城祭り」を開催し、高松城の天守復元を知っていただくための機会を醸成します。「高松城祭り」では下記のイベントを設けます。
・地元の料理を楽しめるフードブースや屋台を設け地元のグルメを味わいながら仮想天守閣を設置した玉藻公園内で食べ歩きを楽しむことができます。
・玉藻公園内で香川県の地域資源を使った竹あかりの作成や特産品の和三盆の型抜きができるブースを設け歴史や文化に触れることで高松に親しみを持つことができます。
・夜には高松城の仮想天守閣をライトアップし幻想的な空間を楽しんで頂きます。
これらの要素を園内3つのゾーンで展開し園内をテーマパークのようにすることで「高松城祭り」をより楽しんでいただきつつ、新しく地域のシンボルになる天守復元を考える機会と玉藻公園の地域資源の魅力を県内外に発信します。
■現在の準備状況
現在実現に向けて、高松市や玉藻公園、各設置企業様と打ち合わせを進めております。
また、2024年11月1・2日に高松駅前で「城市2024」を開催し、「高松城祭り」の告知などを行いました。
■資金の使い道・実施スケジュール
いただいた支援金で、「高松城祭り」の運営費用に使用します。CAMPFIRE手数料にも使用されます。
実施日時
2024年5月9日(金) 17:00~21:00
2024年5月10日(土) 10:00~21:00
2024年5月11日(日) 10:00~21:00
実施場所・会場
史跡高松城跡 玉藻公園 (本丸跡・二の丸跡・桜の馬場)
所在地:香川県高松市玉藻町2-1
資金の使い道
・玉藻公園の使用料(当日は入場料無料)
・仮想天守閣の会場設営費、撤去費
・ブース、テントなどの会場設営費、撤去費
・テーブルやいす、各誘導看板などの会場設営費、撤去費
・広告宣伝費
■最後に
「高松城祭り」を開催し、高松城の天守閣復元に向けた機運を高めるためには、より多くの皆さまのご支援、ご協力が必要です。皆さまのご支援何卒お願いいたします。
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