自己紹介
皆様、私は脊髄損傷、自閉症、心疾患、精神疾患等の障害がある児童(者)が約8割いる少人数(全員で10人)の任意ボランティア団体「HOPE~希望~」代表であり、障がい者スポーツ指導員の瀬良達弥(せらたつや)と申します。正式に平成31年に岡山県でボランティア登録をし、県内外問わず活動をしております。
活動内容は地域で暮らす社会的に弱い立場にある人々が安心して暮らせる街づくりや災害時における地域連携による講演会を無料で開催したり、岡山県内4大学合同の「春のこどもまつり」に外部から問い合わせ、ボランティア参加をしています。
近年では「日常生活動作の動作の選択できる可能性の拡大に向けて『障がい者スポーツ』というスポーツの選択」を軸に、障がいあるスポーツ選手への総合支援を自費で行っています。
具体的には運動療法、精神療法、障がい者スポーツ選手のメディア発信、学会発表、練習場所の確保をすべてします。
これは、誰しも「障がい」が他人事ではなく、私達一人一人が普段から気にしながら、できる範囲の最大限に関わり、「できないこと」が「できるようになった」事への挑戦だと考え、行動をしています。
更に障がい者スポーツを中心としたライフスタイルではなく、平等にある日常生活活動の動作を中心にした「スポーツへの可能性」を広げていきます。
この活動を開始してから今年で7年目ですが、人生で初めて2020年11月15日に、4年後の2024年10月21日・28日にメディアに出演させていただきました。
出演内容は実際に障がい者スポーツ体験を体感してもらい、「障がい」と生活やスポーツとの関わりの中で「今必要な支援」を提示し、同じ想いで悩む方々の為になる行動を皆様の耳に届けたいという一心で発信させていただきました。実際に障がい者スポーツ選手自身が番組に出演した事も他の日にございます。
このように身体的・精神的な「障がい」がある中でも、多くの支援者のご協力やご支援があれば、「障がい」と向き合い、必要な環境を作り出し、悩む機会を軽減することができます。
私達は今できる最大限の行動を皆で考え、協力しています。
このプロジェクトで実現したいこと
障がい者(パラ)スポーツ競技種目の中には、まず練習場所を探すために多大な時間を割き、練習ができない現状がございます。そのため、使わなくなった田んぼや畑や倉庫等を改築して、競技種目にあった広さの練習ができる固定場所を岡山県や兵庫県への設立を初め、全国に向けて障がいと向き合いながら、選手が練習できる練習場所を全国に作り、送迎ができる環境を作りたいです。なぜなら、練習場所を利用できない競技は特に練習場所があるだけで、競技に集中でき、目標に向かって記録やパフォーマンスを向上させることができます。さらにご家族の負担軽減の為に送迎も行いたい。
プロジェクト立ち上げの背景
現在障がいがあるスポーツ選手(パラスポーツ選手)の総合支援では、パラ陸上投てき競技座位F34クラスの「砲丸投げ」「やり投げ」「円盤投げ」の選手の競技記録更新と生活動作の改善(特に歩行動作)をしています。
私が代表を務めるボランティア団体は岡山県にありますが、選手が兵庫県に在住の為、2週間に1度、多い時は1週間に1度と、単独で遠距離であっても自費で賄える最大限、出向いていきます。
そして、直接、選手や保護者様にお会いして近況をお聞きしたり体調の変化を記録し、その上で選手が必要な技術の向上や練習場所を探しながら競技大会に臨んでいます。
しかし、競技物の特性上、練習をするための場所が全くないため、障がいによる身体や精神の負担があっても、選手のご自宅から何時間も移動して早朝から3時間以上練習することが毎週のようにございます。この時、障がい者スポーツ選手の公的な送迎もなく、保護者様の自己負担になっています。
上記のような原因になるには理由がございます。
実はやり投げのやりは先が尖っていたり、砲丸投げの砲丸は重さが女性用で3㎏~4㎏の重量のある物を使用するため地面への影響、円盤投げの円盤は体幹の回旋力で飛距離が出る為、誰かに投てき物があたるかもしれないと特に気にされる場合、公共施設の体育館や公園での練習として使用願いを都道府県や市町村に問い合わせても毎回敬遠され、自宅から近い場所であっても許可がおりないため終日練習もできません。
結局、多くの選手が毎日障がいと向き合いながら、競技大会で「一番を取りたい」「記録を狙いたい」と望んでいたとしても、練習場所がないことで何年も悲痛な想いをされておられます。
このような状況を誰しもが経験しないためにもプロジェクトを成功させたいです。
現在の準備状況
・2024年10月下旬、メディアにゲスト出演した際に当プロジェクトについて宣伝実績があります。
・令和6年11月神奈川県と岡山県で学会発表
・現在までに交流がある障がい者スポーツ関係者への声掛け
等を行っています。
リターンについて
障がいのあるスポーツ選手自身も協力し、感謝の気持ちをこめてできることでリターンをさせていただけたらと思います。
・御礼のお手紙
・個人名、法人の企業や任意団体の社名入り ワッペンを競技用衣類に貼り、競技大会やメディア出演時に宣伝
・障がい者スポーツ体験会
・施設利用回数割引券の発行
・ボランティア団体「HOPE〜希望〜」活動内容報告配信
等
スケジュール
2024年12月 クラウドファンディング 開始
2025年 2月 クラウドファンディング 終了
2025年 3月~ 6月 一般社団法人への法人設立、練習場所の建築視察と確保の予定
2025年 6月~ 9月 建築開始予定
2025年 5月~ リターン発送予定
最後に
天候に左右されない練習場所の設立は障がいのある多くの選手だけでなく、選手を支援するご家族の支えになり、以前から全国で共通した悩みがありながら未だ誰も実現していません。またかろうじて予約ができた場所で、当日雨天など荒れ模様な天候になれば、練習そのものを中止にし、次回利用日まで練習ができず時間をかけて待たなければなりません。
更に必ずしも家族の支援があるとは限らず、選手個人が移動できる手段がなければ、練習意欲があっても現地に赴くこともできません。
このように「障がいの理解」をしながら、多くの選手個人の為になる行動力が今必要です。
だからこそこのプロジェクトの成功は人生の中で選択できる機会が増え、「できない事」を「出来るようにする事」へ繋がる第一歩です。これらを行動に移すことは容易な事ではありませんが、それを成し遂げるための環境があるなら、そこに集中して可能性を求めたいです。
私自身も含め、皆様一人一人のご支援でこの事業は運営して参ります。どうかお力添えを心からお願いしたいです。
よろしくお願い致します。
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