はじめまして。神戸市の長田区を拠点にはりきゅうリハビリを行っている中島と申します。15年以上前にはりきゅう師の免許を取得し、地域の皆様の痛みの改善に向き合って参りました。
「脊柱管狭窄症」や「変形性膝関節症」など具体的な症例に特化しているほか、はりきゅうと合わせて行う機能訓練にも力を入れています。
また、患者様のかかりつけ医や担当ケアマネジャー様など地域の医療や福祉施設の方々とも密に連携をとりながら、患者様に合った施術を提供しています。
来所のほかに行っている訪問はりきゅうは、足腰や膝に痛みがあり外出が難しい高齢者の皆様にとても喜ばれ、今では欠かせないサービスの一つです。
この度、地域医療の一環(地域包括ケアシステムの一員)としてより多くの方にはりきゅう治療を提供するため、神鉄沿線上の新しい場所へ移転することを決めました。
今回のクラウドファンディングでは、この移転のサポートにご協力いただきたいと考えております。
当院は、五十肩や腱鞘炎、急性腰痛などあらゆる痛みの改善に取り組んでいます。
患者様とコミュニケーションをとりながら痛みの原因を追究し、お一人お一人に合わせた施術を行います。
鍼灸治療が苦手な方には、ささずにツボに刺激を与える刺さない鍼や熱くなりすぎず跡が残りにくいお灸を使った施術も可能ですので、心配な方は遠慮なくお伝えください。(お灸に関してはご自身でセルフケアとして活用されている患者様もおり、今回のクラウドファンデイングのリターン品として一部、ご用意いたしました。)
移転後にはより多くの方の施術を行い、サービスを広く提供させて頂きたいと考えています。様々な心身の不調にお困りの方々は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
また、寝たきりで通院が難しい方に対しては、在宅医療に分類される医療サービスを提供しています。寝たきりが続くことで間接が拘縮し、体が不自由になっている方には、関節可動域訓練をとりいれたマッサージや運動療法を用いて身体機能の改善を目指します。
わたしは15年以上この世界に身を置き、数多くの症例と向き合ってきました。「施術を受けて楽になった」「痛みが軽くなった」という患者様の言葉は何よりも嬉しく、仕事をするうえで一番の喜びです。
痛みを抱え辛い思いをしていた方々が笑顔になることが、今の私の生きがいになっています。
日々症状に合わせて様々な角度からアプローチし、1人でも多くの患者様の痛みの改善につながるよう努めています。
今回の施術所の移転は、より広いスペースで多くの患者様の健康をサポートしたい、という思いからはじまりました。それには、「2025年問題」が大きく関係しています。
皆さまは2025年問題という言葉を聞いた事がありますでしょうか?
1947~1949年生まれの団塊の世代約800万人が75歳以上の後期高齢者となり、日本はこれから超高齢化社会を迎えます。それに伴う労働人口の減少が原因で起こる社会問題が2025年問題と呼ばれています。
その中でも、超高齢化によって特に医療・介護分野のニーズが高まり、病院や介護施設の多くで人手不足になることが予想されています。
実は私がこの度移転する神戸市長田区は、神戸市内でもトップクラスに高齢化が進んでいる地域です。
65歳以上の人口の割合は35%で、神戸市9区のなかで最も高い比率。
また、75歳以上の人口の割合は19.5%と、現在でも約5人に1人が後期高齢者の地域なんです。(※令和2年国勢調査より:https://www.city.kobe.lg.jp/documents/48691/2020kokujinkou.pdf)
このまま高齢化が進めば、地域で暮らす高齢者のQOL低下や介護難民の増加も加速していくでしょう。限られた施設に患者が集まれば、希望するケアが受けられない可能性も出てきます。
そうならないためにも、この地域で暮らす高齢者の方々には元気で、できるだけ自由に暮らしてほしい。
それには定期的な身体のケアや、今抱えている身体の問題点を改善する必要があります。
また、ご高齢の方々だけでなく、老若男女広く施術所の存在を知って頂き、サービスを提供して満足をされる方々が増える事を願います。
わたしの施術所がその役割の一旦を担うことができたら。
今はその強い気持ちで、新たな施術所の開設を目指し奮闘しています。
この2025年問題の対策のため、厚生省では現在地域包括ケアシステムの実現を目指しています。
地域包括ケアシステムとは、重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後までできるよう、地域で助け合っていく体制を整える事です。
これを実現するためには、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要であるとされています。
介護や医療施設が独自に対策を行うだけでなく、両分野が協力して地域を支えていくことが重要なんです。
今回の移転を通じて、このエリアや神鉄沿線の施設とも積極的に交流し連携をとっていきたいと考えています。微力ではありますが、地域包括ケアシステムの構築に貢献したいと心から願っています。
今回のプロジェクトで達成したい大きな目標は、神戸市北部で近年、明石市などに人口流出、人口減少、高齢化問題など様々な現象がある神鉄沿線(神鉄長田駅)の活性化です。
クラウドファンディングを通じて認知が拡大できる事により神戸市営地下鉄沿線やJR沿線から離れた地域の方々にもサービスをより伝えられると考えています。
訪問施術においては足腰が良くないご高齢の方を対象としているものの、老若男女の広い世代の方々に今回のクラウドファンディング後にサービスを実施させて頂きたく思っています。
移転、テナント開設費用として活用します。
リターン品の一部をご紹介します。
・30分施術×4回(10,000円)
はり灸なし、整体のみでも。
はりきゅうはありでもなしでもどちらでもOK。現地でお伝えください。
・60分施術×4回(18,000円)
はり灸なし、整体のみでも。
はりきゅうはありでもなしでもどちらでもOK。現地でお伝えください。
・30分施術×8回(20,000円)
はり灸なし、整体のみでも。
はりきゅうはありでもなしでもどちらでもOK。現地でお伝えください。
・60分施術×8回(30,000円)※先着10名
はり灸なし、整体のみでも。
はりきゅうはありでもなしでもどちらでもOK。現地でお伝えください。
・60分施術✖️3回+初めてのお灸moxa4つの香り(18,000円)
はり灸なし、整体のみでも。
はりきゅうはありでもなしでもどちらでもOK。現地でお伝えください。
2024年11月中旬 クラウドファンディングスタート
2025年1月3日 クラウドファンディング終了
2025年2月中旬 リターン品の順次発送
2025年3月上旬 移転完了、オープン予定
最後までお読みいただきありがとうございます。
高齢化は日本全体で大きな問題として取り上げられていますが、わたしの暮らす地域でもそれを実感することが増えてきました。
車に乗っていると介護施設の送迎車と何台もすれ違い、病院の待合室はいつもたくさんの人たちで椅子が埋まっている。
今は普通に生活できていたとしても、いずれ労働者不足で医療・介護施設の運営も厳しくなっていくと予想されています。
また、年齢を重ねても元気でいることは、本人だけでなくそれを支えるご家族の負担を減らすことにもつながります。
2022年、介護が理由で離職した人は7.3万人。
高齢化とともに、介護離職も社会問題となっています。
しかし、高齢化はすぐに止められるものではありません。
その中でわたしができることは、はりきゅうを通じて高齢者の皆様に元気になってもらうこと。
身体の痛みがなく健康であれば、自宅で自由に暮らせます。最低限必要な医療・介護サービスの利用でも、十分問題なく生活できるんです。
わたしは元気な高齢者が増えれば、自然と地域の活性化にもつながると信じています。
高齢化が進む神戸市長田区での新たな挑戦に、少しでも興味・関心を持っていただけたら、こんなにも嬉しいことはありません。
地域に必要とされる施術所を目指して、これからも精進してまいります。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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