「スケート王国十勝」で、地域らしい冬限定の天然リンクを作ろう!
はじめに・自己紹介
こんにちは!本ページをご覧いただき、ありがとうございます。
TOKACHI ICE PARK PLUS実行委員長の大野福公です。
TOKACHI ICE PARK PLUSとは?
○帯広のまちなかに活性化を!
○地元の方、観光客の方に幸せを!
をテーマに、帯広駅前の広場でスケートやカーリングができる屋外のアイスリンク施設。
有志ボランティアが集まり、自らの手で作成しています。
12月中旬から木枠の設置や水撒きを行い、12月下旬から2月中旬まで皆様にスケートやカーリングで楽しんでいただいています!
私たちが暮らす地域、北海道帯広市は、十勝平野の美しい自然に囲まれ、冬にはスケートを楽しむ文化が根付いています。
《スケート文化が根付いている十勝の特徴》
「十勝晴れ」
十勝には好ましい特有の気象があり、特に冬に気持ちよく晴れることが多いです。
冬は大陸性寒冷高気圧におおわれ、帯広では寒い日はマイナス20度にもなりますが、日高山脈で雪雲が遮られることから雪は少なく晴天の日が続きます。
氷を張る環境が整っています。
「スケート王国」
最初は凍った池や川を滑って遊んでいましたが、昭和12年小学校で初のスケート授業。昭和20年代半ばから十勝で普及。昭和34年に国体開催。それをきっかけに競技として意識されるようになり、選手の育成に力を入れ始めました。
地域の人々の手で天然リンクが各地に作られ、大会も開催されました。
十勝からは多くの選手が全国大会や国際大会で活躍しています。
十勝のスケートの発祥の地としては、豊頃町の佐々田沼があります。
「学校のグラウンドにリンク」
十勝の小中学校のほとんどで、冬はグラウンドにリンクが作られます。
授業でも小学生はスピードスケート、中学生は学校によりますが、アイスホッケーやフィギュアスケートが行われます。
昨年度、遊びに来てくれた十勝の皆様も、滑るのが久しぶりでも多くの皆様がすいすい滑られていました。
十勝にスケート文化が広く根付いていることを改めて感じました。
十勝にはカーリング文化も!
1977年に日本で初めてカーリングを導入したのがここ十勝の池田町です。
また、十勝各地に屋外のリンクが作られ、冬限定でカーリングを楽しんでいました。
東光舗道をはじめ、会社でチームを作るなど競技としても盛んになります。
十勝からは多くの選手が全国大会や国際大会で活躍しています。
現在、池田町には屋外カーリング場があり、帯広市には全国的にも珍しい民間運営のカールプレックスおびひろカーリングホール(株式会社土谷特殊農機具製作所)があり、大人から子供まで多くの愛好者の皆様がカーリングを楽しんでいます。
なぜ帯広駅前にアイスリンクを?
文化が広がってるのなら、わざわざリンクを新しく作る必要ないじゃん。そんな声も聞こえてきます。
違うんです!
「高校生や大人になると気軽に滑る機会がない。」
「十勝に遊びに来ても、気軽に滑る場所がない。」
「学校の授業でも滑りたい。」
という声が多いのが事実…。
その中で、有志ボランティアが集結し、平成29年に帯広の街中に屋外リンクを作る企画がスタート。
その名が「TOKACHI ICE PARK」
一昨年までに全3回開催し、大好評をいただいていましたが、新型コロナウイスの影響で帯広駅前にアイスリンクを作る企画が中止となり…
盛り上げていた実行委員会のメンバーでの継続が難しくなりました。
そこで、企画を復活させようと昨年実行委員会メンバーが新たに集結。
「TOKACHI ICE PARK PLUS」となり、
市内のたくさんの協賛者、協力者、団体の皆様のサポートやご協力のもと、
令和5年度にリンクが復活しました!
以前の実行委員会のメンバーの意思を引き継ぎ、そこに様々な思いをプラスして、新たなものを作り上げよう!
リンクには新たにカーリングのエリアもプラスされ、企画に賛同してくださった様々な方のご協力のもと、多くの皆様にご来場いただき、延べ1万人の来場者で、テーマに掲げる「まちなか活性化&来場者へ幸せ」を届けることができました。
単にアイスリンクを作って、自由に滑ってもらい、皆様に喜んでもらうこともいいですが、さらなる賑わい創出のために様々な方々にもご協力いただきました。
・フィギュアスケートの演技披露
・足湯イベント
・高校の部活動の演技披露
・夜のライトアップ
元オリンピアンの出前授業
・大澤ちほさん
・川原正行さん、平子裕基さん
ここでは紹介しきれないくらいのたくさんの皆様にご協力をいただきました。
・令和5年度のチラシ
ここで、実行委員の川原正行さんのご紹介です!
昨年はオリンピアンスケート教室の開催をはじめ、リンク作り、除雪など、
幅広くこのアイスリンクを盛り上げていただきました。
スケートの普及や、街中の活性化の思いを強く持ち、
今年も準備の段階から尽力していただいています。
さらに、私たちボランティアスタッフと来場者との交流の場としての一面もあります。
リンクを作って、安全の考慮してイベント当日は会場で見守って…だけではつまらないですよね。
人との交流やコミュニティーを求めて、来場していただける方も多くいらっしゃいます。
「楽しかったです!また来年も来ます!」
そんな声が嬉しく、私たちもやりがいを持ち日々活動を続けています。
また、来場者の皆様が笑顔で滑っている姿は忘れることのできない貴重な経験となっています。
このプロジェクトで実現したいこと
帯広駅前でリンクを作って、イベントを続けていくためには、リンクの制作費や会場設営費、道具代、光熱費等がかかります。
その中で1年目はなんとか実施したものの赤字・・・
2ヶ月ほどの長い冬の期間での実施ですので、運営資金が不足している状況です。
新規の実行委員会が発足して、約1年が経ちましたが、安定的な活動を維持していくためには、多くの皆様のご協力が必要です。
私たちは、文化として根付いている「スケート」と、日本の「カーリング」の発祥とも言われる池田町のあるこの十勝の中心で、冬の遊び場を作り、地元の皆様、観光客の皆様に楽しんでもらいたいです。
帯広市の中心街は大型店の閉鎖などが相次ぎましたが、駅前リンクで冬を盛り上げたい!
昨年以上の盛り上がりを見せるため、イベントを成功させたい気持ちで溢れています。
今年度も、イベントを成功させるために、団体演技披露や音楽イベント、飲食出店などたくさんの方々にご協力いただき開催したいと思っています。
昨年ご協力いただいた皆様
レンタルシューズとして十勝在住及び高校生以下の方が500円、十勝在住以外の方が1,000円をいただいていますが、入場料は無料となっています。
ほとんどの地元の子どもたちはスケートシューズを持っているため、無料で気軽にスケートを滑れる環境を生み出すことができており、昨年以上に来やすい環境が作れればと思います。
突然ですが、皆さんはカーリングのストーンを触ったことありますか?
冬季オリンピックなどを通じて
「テレビでは見たことあるし、ルールもなんとなく知ってるけどストーンは触ったことない」
という方が多いのではないでしょうか。
恐らく、カーリング場に行く機会がないからでしょう。
TOKACHI ICE PARK PLUSでは本物のカーリングストーンを用意し、私たちが投球方法やルール説明を教え、実際に投球することができます。
しかも無料。
意外と投球はバランス力が必要であり、やってみると分かる体験がココにあります。
ちょっとでもカーリングに興味がある方が大半だと思います。
実際に、TOKACHI ICE PARK PLUSの来場者がカーリングストーンを見ると
「触ってもいいんですかー!?」
「1回だけいいから投げてみたい!」
と言っていただける方が多いです。
長い時間はカーリングをやらなくてもいいけど、経験として投球してみたい、そんな方に抜群な環境です。
また、触るだけじゃなく投げることもできるので、カーリングの難しさや奥深さを痛感することもできます。
「帯広の冬といえば駅前のリンクだよね」
という印象を帯広市民だけでなく、北海道民や全国民まで根付かせ、帯広の冬の観光を盛り上げたいです。
そして、皆様と共に将来的には帯広の冬を象徴するイベントにしたい気持ちで一杯です。
共にこのアイスリンクを作り
十勝帯広の冬を盛り上げ
今年の冬の「まちなか活性化&来場者へ幸せ」を実現しましょう!
トカチアイスパークプラス実行委員会&ボランティア
コメント
もっと見る