【ご挨拶】
はじめまして、有限会社カヌーテ代表の谷です。カヌーテは1989年に設立され、埼玉県長瀞町で最初にラフティングツアーの営業を開始した会社です。皆様の支えのおかげで、ラフティングツアーはライン下りと並ぶ長瀞の観光の柱となりました。2018年、有限会社カヌーテはラフティングツアーの営業を「株式会社カヌーテラフティング」に託し、創業当初の原点に立ち返って、カヌーやカヤックの講習・ツアー、川遊びのサポートを続けています。現在は、寄居と長瀞の間にある川沿いのベースを拠点に活動しています。そして今回、新たな挑戦として、無人駅となった秩父鉄道・波久礼駅を活用し、「川の駅 波久礼ベース」を開業するプロジェクトを立ち上げました。川遊びをより身近に、より多くの人に楽しんでいただける場をつくるため、クラウドファンディングに初挑戦します。皆様のご支援、何卒よろしくお願いいたします。
【川の駅 波久礼ベースの構想】
“寄居・長瀞エリアを訪れるパドラーに、鉄道を活用した新しい川遊びの楽しみ方を提案したい。もっと自由に、もっと快適に川と地域を楽しめる場をつくる!”
有限会社カヌーテは、波久礼駅から徒歩5分の川沿いにあるベースを拠点に活動し、今年で創業35年を迎えます。これまで、カヌー・カヤック・ラフティングなどの体験を通じて、多くのお客様に川と地域の魅力を伝えてきました。気づけばあっという間の35年。しかし、まだまだ川の素晴らしさを届け続けたいという想いは変わりません。
そんな中、秩父鉄道・波久礼駅が無人駅となり、活用できる人を探していると知りました。この場所を、もっと多くの人が川と出会い、つながる場にしたい。その想いから、迷わず手を挙げました。
通常、川遊びのツアーでは、出発地点まで車で向かい、ゴール地点からまた車で戻るのが一般的です。「川の駅 波久礼ベース」では、鉄道を利用した新たなダウンリバー体験を提案します。駅舎内に更衣室を設け、駐車場・備品レンタル・艇庫・簡易シャワーなどを完備。お客様は駅で着替え、カヤックを持って上流の上長瀞駅などへ移動し、そこから川を下り再び波久礼駅へと戻る。そんな特別な川遊びを提案したいと考えています。
この場所をパドラーが集い、情報を共有し、交流を深める拠点にしたい。川遊びの出発点として鉄道を活用し、訪れる人々に寄居・長瀞、そして荒川の魅力を存分に味わってもらいたい。川遊びのお客様だけでなく、風布のみかん狩り・ハイキング・サイクリングなど、寄居・長瀞エリアのさまざまなアクティビティを楽しむ人々にとっても、便利で魅力的な駅となることを目指します。
このプロジェクトは、川遊びが盛んな地域だからこそ実現できる、新しい無人駅の活用方法だと思います。そして、私とカヌーテにとって、もしかすると最後の大きな挑戦になるかもしれません。「川の駅 波久礼ベース」が寄居・長瀞エリアの新たな魅力となり、多くの人がこの地を訪れるきっかけになれば嬉しい。その想いで、この挑戦に全力を注ぎます。お世話になった川と地域への恩返しとして、このプロジェクトを成功させたい。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします!
【波久礼駅の歴史】
波久礼駅は、1903年(明治36年)4月2日に上武鉄道の駅として開業しました。駅名は、この地の「破崩(はくずれ)」という地名に由来し、「波久礼(はぐれ)」と名付けられました。
その後、寄居〜波久礼間が開業しましたが、日清戦争後の不況により資金難に陥り、波久礼駅は7年間にわたり秩父鉄道の終点となりました。初代社長の柿原萬蔵氏が鉄道敷設に尽力するも、志半ばで病に倒れ、義弟の柿原定吉氏が2代目社長に就任。財界の重鎮・渋沢栄一の支援を受け、工事が再開されました。
波久礼から金崎(皆野町)までの約11キロの区間は、断崖と荒川に挟まれた難所でしたが、8年の歳月をかけ、1911年(明治44年)9月14日に開通。これにより、長瀞(当時の野上町)には都市部からの観光客が増え、観光地として発展しました。また、熊谷~秩父間が鉄道で結ばれたことで、秩父銘仙の販路拡大や木材輸送の効率化が進み、沿線の産業と人々の暮らしが大きく変わった重要な駅です。
【資金の使い道・実施スケジュール】
・老朽化した駅舎の修繕費/改装費一式 ¥800,000〜900,000
・水道設備工事費 〜¥100,000
・手数料 ¥260,000
【実施スケジュール】
3月末〜4月初旬 クラファンスタート
5月中旬 クラファン終了
5月初旬 改装・工事開始
5月下旬 改装・工事終了
6月初旬 リターン対応開始
6月中旬 「川の駅 波久礼ベース」プレオープン
7月初旬 「川の駅 波久礼ベース」オープン
【カヌーテについて】
当カヌーテは1989年、昭和64年(平成元年)春に東京都武蔵野市のJR武蔵境駅傍の某スポーツクラブのプール講習から始まりました。当初は当時画期的な温水プールでのエスキモーロール講習をメインとした、インドア、アウトドアのカヌー・カヤックスクールでした。メインゲレンデは多摩川、荒川の長瀞と初心者講習は、当時のアワーズさん・カヌートリップラクーンさんと共に寄居町の荒川かわせみ河原で講習開催してました。ツアーは犀川、万水川、多摩川、荒川、那珂川、気田川、北海道の空知川、そして釧路川は1989年より2016年まで毎年10月の恒例行事となっていました。武蔵境にてカヌー用品とウェアの販売店も開業していました。あっという間の35年です・・・
長瀞で最初にラフティングツアーの営業を開始したのも当カヌーテです。今では長瀞でラフティングツアーは雨後の筍の如く多数のカンパニーでしのぎを削ってお互いに頑張ってます。皆様のお陰でラフティングツアーもライン下り同様に長瀞の観光を担う事が出来る様になりました。有限会社カヌーテは2018年、現在の「株式会社カヌーテラフティング」にラフティングツアーの営業を委ねました。有限会社カヌーテは創業当初に還ってカヌーとカヤックの講習・ツアー、川・水遊びのお手伝いをし続けていきたいと思っております。国体・オリンピック目指したければキチンと道標つけて御紹介致します。団体様には如何様にも内容を考え、川遊びメインでも大丈夫です。企業研修でのレスキューを含んだ講習等も可能です。川流れの体験も大丈夫、自然と遊ぶ楽しそうな事はお任せ下さい。
お気楽に遊びに来てみて下さい!お待ちしております。
有限会社 カヌーテ 谷
コメント
もっと見る