私たちは、東京の浅草にて50年以上ものづくりに関わり、日本国内の職人による卓越した技術で様々な商品を生み出してきました。
真鍮材の金属加工を中心に、商品の企画開発・デザイン・設計などを行い、商品が完成するまでのすべての工程を様々な工場と協力しながらお互いを支え合っています。
5名ほどの小さな会社ですが、20代・30代の若いスタッフが日本のものづくりの技術や想いに感銘を受け、職人さんの技術を後世に残すために日々奮闘しております!
来年1月、パリにて開催される展示会「メゾンエオブジェ」に出展し、卓越した技術を持つ国内の工場で作られたMade in Japanの商品について、より多くの方に知ってもらうことです。
そして、海外からの受注を増やすことで、日本の技術をこれからも残し続けたいです。
「メゾンエオブジェ」とは、世界最高峰のインテリア見本市のひとつともいわれており、世界各国から家具やインテリアのバイヤー、デザイナーが集まる展示会です。
これまでに、本展示会への合同出展と視察を実施しましたが、単独での出展は初の試みとなります。
合同出展の際には、ヨーロッパのメゾンブランドからの受注をいただきました。
今回はこの実績を踏まえて、より多くの受注に繋げたいと考えています。
この展示会に出展することで、私たちのものづくりへの取り組みを知っていただく有意義な機会になると考えています。
展示会では、日本のものづくりの技術や魅力を最大限伝えられるように尽くしたいと思っています。
私たちの取り組みに少しでも共感していただければ、ぜひお力添えいただけますと幸いです。
国内の職人さんの技術はとても優れており、丁寧で高級感のある仕上がりは、安く大量生産されるものとは比になりません。
しかし、近年国内の町工場では、安い海外製品が流通していることや材料代の高騰、コロナ禍での経営難や廃業など、様々な問題に直面しています。
例えば、4~29人の町工場と言われるような小規模事業所が、1998年には約32万事業所あったのが2020年には約14万事業所へと6割以上も減少しています。 出典: 日本 製造業 事業所規模別 事業所数(工業統計調査 より)
また、職人の高齢化と後継不足により、近い将来、卓越した技術が失われる可能性がとても高いと言えます。
職人さんの技術を残すためにも、私たちは真鍮材を使ったシンプルで高級感のあるデザインの商品を展開する「KANSEI Made in Japan」と、真鍮の高級感を生かしたフレグランスブランド「Coe.」を立ち上げました。
そして、「KANSEI Made in Japan」と「Coe.」の商品を通して、日本の技術を海外へ発信したい!という思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
「KANSEI Made in Japan」の商品やパッケージには、製造された土地のGPS座標が刻印されており、そのGPS座標をネットで検索すると、日本国内のどこで製造されたかがわかるようになっています。
また、あえて表面加工をせず、真鍮無垢で仕上げているため、加工の技術が目に見えてきます。
そして真鍮の経年変化や手入れを楽しむことで、製品に愛着が湧き、自分だけのものに仕上げていくことができます。
フレグランスブランド「Coe.」は、日本国内で丁寧に製造される香料と、真鍮の切削技術を生かしたパーツからなっています。
香りは日本国内で1つ1つ丁寧に調香され、全てハンドメイドで仕上げています。
また、原材料や配合にもこだわり、いつどこで香っても空間の妨げにならない上品なものに仕上げました。
真鍮製で作られたキャップは、高級感を演出しながら、どのインテリアにも合うようシンプルにデザインしています。
今回パリの展示会には、日本特有の香り、檜と禅を出店予定です。
●主な国内の工場を紹介●
・切削加工(KANSEI Made in JAPANの商品を製造)
材料となる金属を、刃物で削りながら様々な形状やサイズに仕上げる加工方法です。
これにより、精密な部品や製品を製造します。
協力工場:有限会社 栗田制作所
1960年創業以来、金属挽物加工を東京足立の地で先代より業務しております。
ロクロ加工から始まり、現在はNC自動彫刻を駆使して長年培われてきた技術をもとに、『真鍮の匠』として、真鍮の良さを引き出す加工に邁進しております。
真鍮を使用した高度なメカニズム製品を多数手がけており、時代の流れに沿いながら日々研鑽して取り組んでおります。
・旋盤加工(KANSEI Made in JAPANとCoe.の商品を製造)
回転する材料を切削工具で削って形を整える加工方法です。
円筒形の部品や軸、リングなどを作る際に使用されます。
協力工場:有限会社伊藤谷製作所
東京・足立区にある精密機械加工を行う工場です。主に金属の旋盤加工やフライス加工を得意とし、高精度な部品や製品を製造しています。
このような精密加工技術を活かして、さまざまな業界向けに機械部品、工具部品、精密金属部品などを提供しています。
・へら絞り加工 (KANSEI Made in JAPANの商品を製造)
円形の金属板を回転させながら “へら” と呼ばれる金属棒を押し当て、型と同じ形状に少しずつ変形させて仕上げる加工技術です。
協力工場:高橋鉸工業株式会社
昭和24年操業開始以来、一貫してへら絞り加工に特化しており、アルミ製食器、車のヘッドライトカバーからハダカ電球の傘、照明器具一般と、多岐に渡る商品を手がけています。
2022年には自社ブランドも立ち上げ、金属加工製品の魅力を伝え続けています。
・香り (Coe.の香料を製造)
Coe.の商品は香りを放つ液体香料とそれを充填するガラス容器、真鍮製のキャップなど作成しています。
すべて調香から製造まですべてハンドメイドで作成されています。
デュフューザーやルームスプレーなど空間を彩る香りと、旋盤加工で作成された真鍮製のキャップは上品で高級感のある佇まいを演出しています。
協力工場:リアムジャパン株式会社リアムジャパンは香料を国内の提携香料会社より仕入れをし、法令に準じた賦香率で自社で液体製造充填しています。海外などで製造されている安価な香料では無く調香師が丁寧に作り上げた上質な香りを安全にお届けしています。
来年1月のパリ展示会に向けた準備は進行中で、
リターンとなる真鍮製品も数が決まり次第製作する予定です。
今回ご用意させていただいたリターンは下記の通りです。
ご支援いただいたすべての方にお礼のメッセージと展示会レポートをお送りさせていただきます。
・5,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
・10000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan 真鍮製チャーム(バッグクロージャー型)
・20,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan ART No.11 SQUARE BAR KEYRING
・20,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③Coe. 240mlデュフューザー
※香りはHINOKI・ZENのどちらかをお選びください
・30,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan ART No.9 CARABINER
・60,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan ART No.2 CALENDAR
・100,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan ART No.3 SHOGI PIECE
・200,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③Coe. 2Lデュフューザー
※香りはHINOKI・ZENのどちらかをお選びください
・200,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③KANSEI Made in Japan ART No.16 PLANTER 2個セット
・300,000円
①お礼のメッセージ
②展示会レポート
③工場見学ツアー
④KANSEI Made in Japanの製品
※ART No.1〜17よりお好きなものをおひとつお選びいただけます
⚫︎KANSEI Made in Japanとは
金属に特化したライフスタイルプロダクトを展開するジャパンブランド。
世の中の需要や利便性にとらわれず、日常生活で浮かんだ着想や芸術に触れた感性で具現化した商品が特徴です。
ARTナンバーが付けられたすべての商品には、それぞれの主な生産・加工地域のGPS座標が刻印されており、日本のものづくりへの誇りが込められています。
また、経年変化を楽しんでもらえるよう塗装はしておらず、持ち主の手で開封してから変化を感じてもらえるように真空パックをしています。
⚫︎Coe.とは
「薫りから創造する美空間」をテーマに掲げるフレグランスブランドです。
国内で香料を調達し、調香師が丁寧に作り上げたHAND MADE IN JAPANの上質な香りをお届けします。
「Coe.」というブランド名には、共同・共通に香りが楽しめたらという思いが込められています。
【支援金の用途】
集まった支援金は以下に使用する予定です。
※目標金額を超えた場合はブランド運営費、新商品の開発費用に充てさせていただきます。
・展示会出展費用
・ブース施工費
・広告宣伝費
・パリ現地への渡航費、滞在費
・リターン仕入れ費
【スケジュール】
2024年12月 プロジェクト開始
2025年1月 プロジェクト終了、リターン品の生産開始
2025年4月下旬頃よりリターン品の配送開始予定
商品を通して、日本の金属加工について知ってもらいたい。
そして、工場の技術を守り、業界を盛り上げていきたい。
この想いをより多くの方と共有したいです。
今回の展示会出展により、海外の方にもこの想いを広げることで、これからの日本の金属加工業界は変われると信じています。
私たちが生み出す商品とともに、この想いを受け取っていただけたら嬉しいです。
コメント
もっと見る