プロジェクトの実行者について
私たち「SHONAN LOCAL TEXTILE Project」は、湘南もようのテキスタイル(布)制作を行い、地域の魅力を発信することを目的としたチームです。
鎌倉にあるテキスタイル研究所「Casa de paño」とテキスタイルデザイナーの協働による、「地域住民にとっての湘南暮らしの小さな楽しみや宝物をテキスタイルデザインで表現し、地域の魅力を再発見&共有する地域プロジェクト。
地域に根ざした活動を通じて、文化や自然を広く知ってもらうことを目指しています。それぞれのメンバーが地元愛に溢れ、湘南の魅力を最大限に引き出すために日々奮闘しています。
テキスタイルの研究所「Casa de paño」
Casa de pañoは、スペイン語で「布の家」。テキスタイルに魅了された夫婦が、鎌倉の自宅の一角で2023年より始めた小さな研究所です。
テキスタイルデザイナーの創作活動の発表の場として、デザイナーと二人三脚で展示を企画しています。
そして、小さな子どももティーンも大人も、「手仕事により丁寧に作り上げられた布を、もっと身近に暮らしに取り入れて楽しんでもらいたい」という思いから、布に関するワークショップも定期的に行っています。
Casa de paño ホームページ
Casa de paño Instagram
プロジェクト立ち上げの背景
活動を続けていく中で、テキスタイルデザイナーが生み出す美しい布を日常で持ち歩けるプロダクトを作りたいという気持ちが次第に大きくなり、地元の人にも、湘南に訪れた人にも長く愛される布製の日用品を制作するプロジェクトを開始しました。
豊かな自然や生き物、街並みがモチーフとなったデザインを通して、ふとした瞬間に湘南の景色に想いを馳せ、自分たちの街の魅力や好きなところを再発見する。
そんなローカル商品をお届けできたらと思っています。
第一弾の商品は、
"海辺のテキスタイルシリーズ"より、2025年のファブリックカレンダーを発売します。
今回のテキスタイルデザイナー
1997年生まれ、神奈川県出身。
2023年3月に東京造形大学 大学院 造形研究科 造形専攻 デザイン研究領域修了。
東京造形大学でテキスタイルデザインに出会い、大学院では物語性のあるパターンデザインを研究し、旅行をテーマに観光カレンダーのような生地等を制作。
富士吉田市のハタ屋「光織物」との共同プロジェクトでは、火祭り柄、ハタヤうどん柄、河口湖柄などの織物を制作し、河口湖柄は富士急ハイランドのバスのヘッドレストに採用されました。その他、ワークマンとのアンバサダーコラボ商品のデザインなど多数。
現在は、様々な地域の食べ物や建物などをモチーフに、ミニマルな柄にして思い出を日常生活で持ち運ぶテキスタイルブランド「minigara」を立ち上げ、2024年春に横浜柄のテキスタイルを発表。
旅をしながら47都道府県をテーマとしたテキスタイルを制作することが夢。
Instagram:@440ka_textile
地域をテーマにしたブランドInstagram:@minigara_factory
今回も一つ一つ丁寧にモチーフを描き起こしました。
そのデータをそのままPCで色塗りするので、手描きのゆるくてあたたかみのあるデザインになります。このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、湘南の美しい自然や、海辺暮らしの楽しみがモチーフとなったファブリックカレンダーを通して、地元の人はもちろん湘南に訪れた人が、ふとした瞬間に湘南の景色に想いを馳せるきっかけを作ることができたらと思っています。
また、ニュートラルカラーのカーテンやインテリアが好まれ、サイズもコンパクトな居住空間の日本ですが、このプロジェクトをきっかけに、カラフルなテキスタイルをアートとして飾る楽しさを広げていきたいと考えています。
これまでの活動と準備状況
観光地として賑わう街の顔と、住民が長閑に暮らす海辺の街の顔を併せ持つ湘南エリア。地元ならではの楽しみや宝物をデザインで表現し、ふとした瞬間に湘南の景色に想いを馳せることができるテキスタイルを目指して、制作がスタートしました。
一緒に街歩きを定期的に行うと同時に、何気ない日常を捉える為に江ノ電沿線の街に「住まう人」「商う人」にインタビューを行いました。
鎌倉を拠点に活動している設計事務所、ガーデンデザイナー、コミュニティースペースに集うメンバー、ケーキ屋さん、日用品を取り扱う個人店、漁師、Casa de pañoにご来場くださったお客様、友人など。
一人ひとりの中に大切なエピソードがあり、街の捉え方や好きなところは十人十色。
「生まれ育った地域のことを今までほとんど知らなかったんだ!」と感じるほど、毎回新鮮な発見があり、気が付けば約4か月間インタビューを続け、約80個近くのモチーフの種が集まりました。そして、ひとつひとつ丁寧に手書きでモチーフを描き起こしました。
制作秘話はこちら
無事、布カレンダーが出来上がり、10月27日に開催された鎌倉のコミュニティーマーケット「鎌人いち場」を皮切りに、江ノ電沿線にある日用品を扱う個人商店にて、販売を開始しました。また、11月30日・12月1日にテキスタイルの研究所「Casa de paño」で開催する企画展「海辺のテキスタイル展」にて、ファブリックカレンダーをお披露目します。
リターンについて
江ノ電沿線の街で暮らす人、営む人へのインタビューから、海辺暮らしの「日常」にある小さな楽しみやワクワクが詰まったファブリックカレンダー。
2025年の干支「巳」の上で、お祭りを楽しむ住民、湘南の海で採れる魚たち、マリンスポーツを楽しむ姿、うっかりトンビに食べ物を奪われる姿などが、ユーモアを交えながら描かれています。
タペストリーとしてドアや壁に飾るのはもちろん
布ならではの良さを活かして、レギュラーサイズはお弁当包みやバンダナとして。BIGサイズは風呂敷やピクニックシートなど様々なシーンでお使いいただける万能アイテムです。
□日常の景色や地域の楽しみが詰まったデザイン
ヘビの背中の上では、愉快な「日常」が繰り広げられ、たくさんの物語が詰まっています。
お祭り、海の生き物、お気に入りのお店など、海辺暮らしの小さな宝物…
絵探しあそびをしたり、街歩きのお供として楽しめる帯パッケージ付き。
HP: https://440katextile.myportfolio.com
Instagram:@440ka_textile
ブランドInstagram:@minigara_factory
Exhibition「海辺のテキスタイル展」
13種類のカラーのファブリックカレンダーと、どこまでも伸びやかに海辺の街が続いている様子が描かれた生地によるインスタレーション展示を行います。
また、湘南の捺染工場で使用した版の実物展示や、職人による手仕事の動画を通して、プリントテキスタイルが出来上がるまでの過程をご紹介いたします。
そして、布に包まれた心地の良い空間の中で、地域もようをテーマにしたワークショップもぜひお楽しみください。
会期:2024年11月30日(土)〜2024年12月1日(日)
営業時間:11:00~16:00(最終入場は15:30)
会場:クリエイティブスタジオ Casa de paño(鎌倉)
入場料:無料
事前予約制:ご予約はこちら
11時~12時30分、13時~14時30分、14時30分~16時の枠でのご案内になります。
お申し込みされた枠内で、お好きなお時間にお越しください。
また、予約お申込み後、受付メールにて所在地をご連絡いたします。
<だれでもいつでもワークショップ>
11/30(土)フロッキーシールで湘南もようのバックをデザインしよう!(参加費 1500円)
12/1 (日) 海辺のテキスタイルで御朱印手帳づくり(参加費 2000円)
スケジュール
11月30日〜12月1日 海辺のテキスタイル展
12月末クラウドファンディング終了
12月末 リターン発送
支援金の使い道について
今回から継続的に、布カレンダーを作りたいと思っています。
再来年は午年。
2026年度も大好きな湘南×午の布カレンダーを作りたいので、その制作・活動費用にさせていただきます。
最後に
湘南模様を通して、布の楽しみを知ってもらうきっかけになったら嬉しいです。
地域の中での展開にとどまらず、今は遠くに住んでいるけれど湘南エリアにゆかりのある方や、海辺の街が好きな方など、国内外のより多くの方に本プロジェクトを知っていただきたいと思い、クラウドファンディングへの挑戦を決断しました。
そして、湘南もようのテキスタイルを通して、インテリアのアイテムとして布を楽しむアイデアや、布の魅力をより多くの方に知って頂くきっかけとなれたら嬉しいです。ぜひ、ご支援ご協力をお願いいたします。
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