はじめまして。
独立行政法人国立高等専門学校機構 東京工業高等専門学校(東京高専)です。
本校は、中学校卒業後の15歳の学生を受け入れ、5年間の教育を通じて、
困難な課題に真摯に取り組む姿勢、問題解決へのプロセスを論理的に考える力、
課題を的確に解決する実行力を身につけた、未来を拓くトップエンジニアを育成する
ことを目的とした高等教育機関です。実験・実習を重視していることが特色で、
理論だけではない実践的な「ものづくり教育」 を行っています。

本校では、特に「社会実装教育」に力を入れており、学生が地域社会の課題を
解決するため「もの(ハードウェア・ソフトウェア)づくり」を行う
「社会実装プロジェクト」を必須科目としてカリキュラムに導入しています。

また毎年3月に、学生が取り組んできた「ものづくり」の成果発表の場として
「社会実装教育フォーラム」を主催しています。
昨年度に引き続き、「社会実装プロジェクト」「社会実装教育フォーラム」への
ご支援をお願いしたいと思い、
再度クラウドファンディングを活用することとしました。
本年度は30万円の達成を目指してプロジェクトを開始します。
「社会実装教育」とは、学生たちが自ら見出した社会の様々な課題に対し、それを
解決するためのプロトタイプを試作・開発し、実証実験や評価を繰り返しながら
改良を進めていくといった特徴を有した、社会に役立つものづくりのプロセスを
実践するPBL教育(問題解決型学習)です。
本校では、全国の高専生が「社会実装教育」で取り組んだ内容をコンテスト形式で
発表する場として、毎年度3月に2日間に渡る「社会実装教育フォーラム」を
開催しています。
平成24年度(2012年度)から開催しており、本年度(2025年度)は14回目の
開催となります。
このフォーラムでは、教育的観点からそのプロセス(課題発掘からその解決に向けた
取り組み全体)を評価されるとともに、専門家(学識経験者、企業経営者及び技術部門
責任者、関係行政機関、海外連携校教授等)の立場から見た的確な評価を受けます。
*2024年度に開催した「社会実装教育フォーラム」の紹介動画
( 画像クリックで 動画再生 )
「社会実装プロジェクト」とは、本校が必須科目としてカリキュラムに導入している
科目で、毎年度4・5年生(大学1・2年生相当)の全学生(約400名)がチーム単位で
地域社会の課題解決に取り組んでいます。
学生はこの体験を通じて自ら考えて行動する力を身につけるとともに、ユーザーと
繋がることの大切さを学びます。
【これまでの東京高専生の活動例】
(1)石鹸スラッジを付加価値の高いものにアップサイクルする挑戦
石鹸の製造過程で大量に発生し、これまで焼却処分されていた石鹸スラッジを、
モルタルに混ぜ、強度は保ちつつ疎水性の高いモルタルにアップサイクル
しました。

(2)三次元計測技術を応用した戦争史跡の保存と体験型平和学習教材の開発
浅川地下壕を三次元モデルとしてデジタルアーカイブするとともに、
三次元モデルを活用した平和学習教材を作成し、小学生に向けた体験型教育を
実施しました。

(3)地産地消と⾷品ロス削減の実現を⽬指す廃棄野菜有効活⽤サービス
「規格外野菜」を対象とした売買サービスシステムを開発しました。
これまで主に地域企業や後援会などのご支援を受けて本事業を実施してまいりましたが、
「社会実装プロジェクト」について「より多くの皆様に知っていただきたい」、
「高専生の学びの場をより充実したものとしたい」という思いから、今回もクラウド
ファンディングを活用することとしました。
現在、限られた予算で実施している「社会実装プロジェクト」に、より多くのご支援
が集まることで、高専生のモチベーションが高まり、今まで出てこなかった
「ヒラメキ」が生まれるのではないか、これにより「新たな価値」が創出され、
社会に貢献できるのではないかという期待があります。
さらに、本プロジェクトを知っていただいた企業様、ご寄附いただいた企業様と連携
したプロジェクトが実施されることで、高専生の活躍のフィールドが広がるなど、
教育面での支援にも繋がるのではないかと考えています。
オンライン上で手軽にご寄附いただけることから、クラウドファンディングを行って
おりますが、「社会実装プロジェクト」で連携できそうなテーマがございましたら、
ぜひ一度ご連絡いただければと思います。
本校のWebサイトの「産学公連携(技術相談・共同研究・受託研究・寄附金等)」の
ページもあわせてご覧いただけますと幸いです。
産学公連携について|国立東京工業高等専門学校 (tokyo-ct.ac.jp)
「社会実装プロジェクト」
本校の4・5学年の全学生(約400名)がチームで社会の課題解決に取り組みます。
ご支援いただく寄附金は、2025年度の学生チームの活動費として活用します。
●ご寄附の使い道
・試作品製作消耗品
・打合せ交通費等
「社会実装教育フォーラム」
2025年度に実施する本フォーラムの学生支援経費及び開催経費として活用します。
●ご寄附の使い道
・学生参加旅費補助
・会場準備費
・印刷製本費
・消耗品費等
*本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
5,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
※この金額は主に個人の方からのご支援を想定しております。
(企業・団体の方のご支援も可能です。)
10,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和7年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
※この金額は主に個人の方からのご支援を想定しております。
(企業・団体の方のご支援も可能です。)
14,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和7年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
④本校の体験会いずれかにご参加いただけます。
Aコース:鋳造を体験してみよう
Bコース:金属をくっつけてみよう
Cコース:化学分析を体験してみよう① ~硬度測定~
Dコース:化学分析を体験してみよう② ~食酢の酸濃度測定~
Eコース:水の浄化操作を体験してみよう ~重金属、色素の除去~
Fコース:液体窒素を使った実験 ~ドライアイス、液体酸素をつくる~
※この金額は主に個人の方からのご支援を想定しております。
(企業・団体の方のご支援も可能です。)
100,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和7年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
④2026年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京高専にて集合形式で開催予定)にご招待いたします。
※この金額は主に企業・団体の方からのご支援を想定しております。
(個人の方のご支援も可能です。)
500,000円
①お礼状、フォーラムの報告レポートと寄附金受領証明書をお送りいたします。
②本校のWebサイトにお名前を掲載いたします。
③「令和7年度社会実装教育フォーラム予稿集」をお届けします。
また、予稿集にお名前を掲載いたします。
④2026年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京都内で集合形式で開催予定)にご招待いたします。
⑤2026年3月に予定されている「社会実装教育フォーラム」
(東京都内で集合形式で開催予定)で感謝状を贈呈します。
※この金額は主に企業・団体の方からのご支援を想定しております。
(個人の方のご支援も可能です。)
<寄附金控除について>
本プロジェクトへのご寄附は本校への寄附となり、本校が寄附金の受付及び
領収証発行を行います。なお、このプロジェクトの寄附は寄附金控除の対象
になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、本校が発行した
領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。
領収書の発行時期は2025年12月を予定しております。
※領収証はCAMPFIREではなく本校が発行・郵送いたします。
東京工業高等専門学校 総務課
社会実装教育フォーラム事務局
〒193-0997
東京都八王子市椚田町1220-2
E-mail: sieforum[*]tokyo-ct.ac.jp
[*]を@に変えて送信ください。













若き高専生たちが、社会の課題に真摯に向き合い、科学と技術の力で未来を切り拓いております。 その姿に心を打たれ、私もささやかながら支援をさせていただきました。 このメッセージをご覧の皆様へ―― もし彼らの挑戦にご共感いただけましたなら、 どうか、クラウドファンディングを通じてご支援をお寄せいただけませんでしょうか。 そのお気持ちが、彼らの歩みを支え、社会を動かす力となることでございましょう。