初めに
数あるプロジェクトの中からこのページをご覧いただき、ありがとうございます。株式会社ライフドア代表取締役の藤井一彦と申します。
株式会社ライフドアは、富山県富山市で人材派遣事業や社会保険労務士事業を、また富山県立山町では3Dプリント事業を営んでいる会社です。現在は企業様からのご依頼に対して、今まで切削や型で製造されていた工業製品や治具などを、3Dプリンターで造形することを主な業務としております。
しかし、より多くの方に3Dプリンターを知ってもらいたいという気持ちから、今後は個人のお客様に対しても弊社独自商品の開発・提供に注力して参りたいと考えております。
プロジェクトの目的・達成したいこと
目的
弊社では、3Dプリンター技術を使用した事業の一環として、皆様からご提供いただいた写真をリトファンにする"リトファン造形サービス"を展開することを予定しています。リターン品を通じて、この弊社の企画にどれだけの方がご賛同くださるかを知りたいと考えております。
リトファンのみならず、フレームについても既製品ではなく、弊社の3Dプリンターで作成いたします。弊社のオリジナルフレームは、発光機能を持たせたものもラインナップしており、おそらく日本では初になるのではないかと思います。
今回のクラウドファンディングを通して、リトファンの魅力をたくさんの方にお伝えすることが最大の目的です。
達成したいこと
弊社で来年から実施予定の3Dプリント教室においても、造形するテーマとして"リトファン製作"採用することを計画しております。最終的には、どなたでも利用できる"リトファン造形サービス"(思いでのリトファン)の運営を達成したいと考えています。詳細は現在、検討を進めている段階ではありますが、サイズやフレームのカラーバリエーション、文字入れなどサービスを拡充し、皆様に欲しいと思っていただけるようなリトファン造形サービスにしていきます。
クラウドファンディングに挑戦する背景
1年前に、BtoC事業の第一歩として、ふるさと納税への出品を実施しました。その時点では、富山をモチーフにしたグッズや弊社内から意見があった「こんなものがほしい」「こんなものがあったら便利ではないか」の具現化を中心に製品を作成、同時に私がどうしても実現したかった、写真を立体化したレリーフの造形という内容で実施しました。
リトファンという技術があることに気が付いたのは、"レリーフ"を造形していた時でした。写真からレリーフのような立体造形をすることは困難で、思ったような製品ができずにいました。ある日、ふと事務所の照明に透かして見たところ、とてもきれいに見えたのです。そこでリトファンという技術を知り、写真とはまた違った風合の、単色でも表情豊かなものが造形できると分かったので、ぜひ皆様にも同じ気持ちを味わっていただきたいと思ったのがこのクラウドファンディングのきっかけです。
リトファンって何?
リトファン(Lithophane)は、直訳すると"透かし彫刻磁器"という意味で、ギリシャ語のlithos「石」と、phainen 「出現させる」を組み合わせた言葉になっています。
1820年代にヨーロッパで発明された技術で、当時は磁器を使用して製作されていました。背後からランプシェードや常夜灯などの光源で照らすことで、厚みの異なる部分が色合いとして表現され、1つの画像のように見えるのが特徴です。現在では、CNC加工や3Dプリンターの技術を利用して、リトファンは製作されています。
色を排除することで余計な情報を取り除き、被写体の本質的な部分を浮き彫りにします。また、クラシックな雰囲気を持ち、どこか懐かしさ、ロマンティックな響きを感じさせます。
リターン品の紹介
弊社が富山県を拠点に3Dプリント事業を展開しておりますので、富山県の風景をリトファン化した製品を設定させていただきます。サービスを利用する前に、どんなものができるのか不安に感じる方でも、こちらで出来栄えを確認していただき、満足いただけた場合はリトファン造形サービスをご利用いただくことをお勧めします。
画像は7パターンご用意しております。"このリターンを選択する"を押していただいた後に選択肢がございますので、そちらから選択ください。
昼間に窓際に置いていただき、光を浴びて絵が見えるようになる自然光タイプと、
夜間にLEDを発行させることで絵が浮かび上がる、発光タイプの2種類があります。
LED色については、白色・暖色の2パターンから選択可能です。
【製品概要】
リトファン画像サイズ :100×75mm 材質PLA
自然光タイプフレーム:幅137×高さ95mm×厚さ11.5mm 材質ABS
発光タイプフレーム:幅155×高さ104mm×厚さ25mm 材質PLA、ABS
発光タイプは、USB type-Aで給電してください。ケーブル長は50cmです。
※形状や材質は現在検討中のため、予告なく変更する場合がございます。
注意事項
※今後リトファン造形サービスを実施するうえでの注意事項となります。
当面は、造形するリトファンサイズ100×75mmのみの対応を予定しております。
サイズの大きい写真については、こちらでトリミングして造形させていただきます。
解像度や色合いによっては、リトファンにした際にはっきり見えない可能性があります。
現像された写真のリトファン化については現在検討中です。
その他進捗・詳細につきましては、活動報告やSNSで報告させていただきます。
資金の使い道
集まった資金は以下に使用させていただきます。
リターン品造形の材料費、発送費等サービス開始に関わるホームページ作成費用
実施スケジュール
2024年11月15日(金)クラウドファンディング開始
2024年12月16日(月)クラウドファンディング終了
2025年1月10日(月)リターン品の準備
2025年2月28日(金)リターン品の順次発送
最後に:皆様へのメッセージ
今回のプロジェクトを通じて、リトファン造形サービスに対する弊社の試みが、どれだけ皆様に関心を持っていただけるか是非知りたいと考えています。
少しでも興味・関心を持っていただけた場合は、ご支援いただければ幸いです。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。どうか厚いご支援を、よろしくお願いいたします!
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