はじめまして。
合同会社 ラ・パズル代表の對田竜太朗と申します。
これまで、私たちは様々な場所で数多くの馬に係わる仕事に携わってきました。
しかし私たちは、競走馬たちの過酷な現実を知ることになります。
華やかなレース場のライトが消えた後、引退した競走馬たちを待ち受けているのは、厳しい運命です。
年間数万頭が引退していく中で、新たな道を見つけられる馬はごくわずか。
名の知れた馬たちは大切に看取られますが、そうでない馬たちの多くは、あまりにも早く、あまりにも寂しい最期を迎えることになるのです。
レース中の懸命な走りを、観客の歓声を、そして競馬場の熱気を知っているだけに、その落差は私の心を深く突き刺しました。
私たちは引退馬の世話を重ねながら、必ずこの現状を変えたいと誓いました。
まだ若く可能性に満ちた馬たちに、新しい道を示してあげたい。
その思いは日に日に強くなっていきました。
「すべての馬を救う」
正直に申し上げれば、それは現実的ではないかもしれません。
この課題の大きさを知るからこそ、安易な約束はできません。
しかし、私たちにできることがあります。
確実に次のキャリアへ進める道筋を作ること。
一頭一頭に、次のキャリアへ進める道筋を作ることです。
レースで培った脚力を活かして乗馬の名手となる馬。
穏やかな性格を活かしてセラピー馬として活躍する馬。
勇壮な姿で伝統行事を彩る馬。
それぞれの馬には、それぞれの輝き方があるはずです。
このプロジェクトで私たちがつくりたいのは、 単なる乗馬施設ではありません。
多くの方が「乗馬」と聞くと、どこか特別なスポーツ、あるいは一部の人だけの趣味というイメージを持たれるかもしれません。
しかし、本来、人と馬との関係はもっと身近で、自然なものであるはずです。
福島の地には、古くから馬と共に暮らしてきた歴史があります。
お祭りはもちろん、農作業や日々の暮らしの中で、馬は人々の大切なパートナーでした。
私は、誰もが気軽に馬と触れ合える空間をつくりたいと考えています。
私たちの施設では、通常の乗馬体験に加えて、 和鞍を使用した伝統的な乗馬体験も提供します。
お祭りで実際に使用される装備を身につけ、 歴史ある馬文化を体験できる、他にはない特別なプログラムです。
私たちは、春のシーズンオープンを目指して準備を進めています。
福島の桜が咲き誇る季節に、新しい施設での第一歩を踏み出したい。
そんな思いで、一つ一つ着実に準備を重ねているところです。
最優先で整備するのは、来場者の皆様をお迎えするための施設です。
馬たちを迎え入れる厩舎や練習場は、私たち自身の手で整えることができます。
しかし、皆様に心地よく過ごしていただくための空間づくりは、特別な配慮が必要です。
まずは、馬を眺めながらゆっくりとお茶を楽しめる休憩スペースを設置します。
大きな窓から馬たちの様子を見守れる簡易カフェコーナーで、非日常的なくつろぎの時間を味わってもらいたいと考えています。
また清潔なお手洗いやシャワールームも完備。
乗馬体験の後も快適に過ごせる設備を整え、馬との触れ合いをより楽しんでいただける環境をつくります。
このプロジェクトは、ここからさらに大きく育てていきたいと考えています。
現在計画しているカフェスペースは、将来的には本格的なレストランとして発展させていきたいと思います。
馬を眺めながら美味しい食事を楽しむ。
そんな贅沢な時間を過ごしていただける場所にしていきます。
さらに、自然豊かな環境を活かしたグランピング施設も構想中です。
馬との触れ合いに加え、満天の星空の下で過ごす特別な体験を通して、都会では味わえない癒しの時間を味わっていただきたいです。
そして何より大切にしたいのが、地域との繋がりです。
地域の子供達をはじめとする未来に繋がる馬事文化を通じて、この土地ならではの馬文化を守り、次世代へと継承していく。
それも私たちの大切な使命だと考えています。
ゆくゆくは福島県の新しい観光資源として価値を創造していきたい。
馬と人が出会い、絆を育み、新しい物語が生まれる場所として、この施設を成長させ続けていきます。
引退競走馬の飼育には、継続的にコストがかかります。
・飼育費用:月約5万円/頭
・設備の整備費用
・施設のリフォーム費用
・乗馬用具の購入費
しかし、これは馬たちの新しい人生のために必要なものです。
皆様からの支援を、確実に形にしていきたいと考えています。
引退競走馬のセカンドキャリア支援は、決して簡単な道のりではありません。
レース場を去った馬たちの多くは、その後の人生に不安を抱えています。
華やかなレース生活を終え、次の居場所を見つけられない馬たち。
時には、その生命さえも危うい状況に置かれることもあります。
「すべての馬を救うことはできない」
その現実に、私も何度も心を痛めてきました。
しかし、だからこそ美しい言葉だけではなく、具体的な行動で馬たちの未来を作っていきたい。
私たちにできることは、たとえ一頭でも多くの馬に、確実な第二の人生を用意することです。
私は高校生の頃から馬と共に歩み、彼らの調教に携わってきました。
レース後の馬たちが、新しい環境に馴染み、 人々と触れ合う喜びを見出していく姿、何度も目にしてきました。
競走馬として全力で走り切った後もまだまだ豊かな可能性を秘めている馬たちに、 新しい舞台で輝くチャンスを与えたい。
相馬野馬追のような伝統行事で勇姿を見せる姿。
初めて乗馬を体験する子供たちに、優しく寄り添う姿。
引退後の馬たちにも、まだまだ輝ける可能性があるのです。
私はこれまでの経験を活かし、一頭一頭に寄り添いながら、確実な第二の人生を用意します。
そしてその姿を多くの方々に見ていただける場所をつくり、 人と馬が紡ぎ出す新しい物語の舞台としていきたい。
「競走馬としての人生は終わっても、セカンドキャリアがある」
そんな希望に満ちた場所を、皆様と共に創り上げていきたいのです。
この想いに、どうかお力添えをいただけませんでしょうか。
皆様のあたたかなご支援をお待ちしております。
合同会社ラ・パズル
代表 對田竜太朗
プロジェクト公開:1月15日
プロジェクト終了:2月28日
リターン配送:3月末〜
わぁ、あなたのプロジェクトは本当に素晴らしいですね!正直に言うと、あなたのアイデアにとても興味を持ちましたし、それには大きな可能性があると感じています。もっとあなたのプロジェクトについて詳しく知りたいです!集めた資金はプロジェクトの重要なステップに使われる予定だと読みましたが、このプロジェクトが完全に実現された場合、どのような変化が人々の生活に訪れると思いますか?詳細をお話しできることを楽しみにしています!もしよろしければ、私のプロフィールに記載されているメールアドレスか、メッセージでご連絡いただけるとありがたいです。もしかしたら、追加のサポートとして金銭的な支援ができるかもしれません。
場所は、福島県伊達市になります。
福島とは書いてありますが、具体的には福島県のどこで活動を行うのでしょうか。