皆様はじめまして
皆さんこんにちは!
ゆうゆう蓮(はす)農園を経営するれんこん王子の三宅悠介です!
岡山生まれの岡山育ちで家業の農家を引き継ぎ、日々奮闘しています。
以前は鉄鋼の工場や外壁塗装の営業をしていたのですが、手伝いをするうちに農業の持つ魅力に惹かれ、20歳で農業の世界へ勢い良く飛び込みました!
25歳の頃にすべての農地をれんこん用地に改良し、その後11年もの間れんこんの生産に没頭しています。
ゆうゆう蓮(はす)農園ってなに?
ゆうゆう蓮(はす)農園はれんこん専門の農園です。
岡山の隠れたブランド『岡山れんこん』を栽培し、さまざまな市場や直売所に卸しています。
小さい農園ならではの小回りの利く動き方と、細やかなサービスが強みですが、なにより『岡山れんこん』は味が最大の自慢でもあります。
ゆうゆう蓮(はす)農園のれんこんを食べてもらい、「れんこんってこんなに甘いんだ!初めて知った!」と驚いていただけることが何よりの喜びです。
岡山れんこんの知名度を広げたい!
実は、全国的にも「岡山のれんこんはレベルが高い」と言われているのをご存じでしょうか?市場でお会いする他県の方々からは「岡山はフルーツだけではなく野菜の品質も抜群に良い」と言われています。
中でも、ゆうゆう蓮農園で栽培されている『かなすみ1号』という品種は、特にれんこんの旨みが強い品種。とにかく味わいが濃く、甘く、大きくて、皮まで食べられる点が特徴です。市場でも大きいれんこんほど価値があるとされ、高値で流通します。なぜなら形が美しく大きくて長いれんこんは掘りにくいため、大変貴重とされているのです。
たくさんの方に知ってもらいたい!
ゆうゆう蓮農園で栽培されているのは『かなすみ1号』という品種ですが、全国的に主流なのは品種改良がすすんだ『かなすみ20号』や『オオジロ』『ロータス』『備中』など。ゆうゆう蓮農園の『かなすみ1号』は、現在栽培している農園が全国的に少ない、珍しく貴重な品種なのです!
地元れんこんの歴史を探りながら、様々な品種の栽培を試した結果、このかなすみ1号が、岡山県南部の土地と気候に最も適していました。何より、原種の名残が残っているため長く大きく、糸を引くほど粘り気が強く、濃い旨味があり、ダントツで美味しい!地下深い場所で育つ当農園のれんこんは、土の圧力により繊維が細かく濃厚な味となります。その分、掘り取る際には力がいるため、全国的にも生産量は大変少ない品種となってしまったのです。一方で、一般的に流通している品種よりも美味しいと言ってくれるファンの方々も多い品種。
このような岡山れんこんの特徴が知られていないというのは、あまりにももったいない!このクラウドファンディングをきっかけに、沢山の方に貴重で美味しい岡山れんこんを知ってもらいたいと考えています。
岡山れんこんを岡山の新たな名物にしたい!
れんこんは玉ねぎやニンジンの様にいつもの食卓に並ぶものではなく、スーパーで並んでいてもわざわざれんこんを目当てに買いに来る人は少なく、若者にとってはあまり身近ではない野菜かもしれません。しかしながら、ゆうゆう蓮農園で栽培されている『岡山れんこん』という品種は皮まで美味しく食べることができ、一度食べたらリピートしたくなること間違いなしです。
当時、岡山はれんこんの一大産地でした。天候が良く土の質も良い、恵まれた場所ではとび切り美味しいれんこんが育ちます。「岡山県の新たな名物」にすることで、岡山れんこんをもっと多くの方に知っていただき、更なる消費にもつながってほしいと思っています。
①綺麗なれんこんをつくる土づくり
土質が良いと味も見た目も良い、美しいれんこんが育ちます。味と見た目がイマイチなものは、ぷつぷつとした肌質になったり、傷ができたり…。れんこんは見た目の美しさが、そのまま美味しさに直結しています。土に良質の微生物がより多く居着いてくれるように工夫をしています。まずれんこんは連作障害をどう克服するかが大切です。れんこんの圃場は深度が深いため耕すことすら一苦労でしたが、一度圃場を干したり、ふかふかに耕運したりと試行錯誤しながら最高の土をつくりあげました。
②減農薬のこだわり
ゆうゆう蓮農園は減農薬にもこだわっています。まず、わらを漉き込んだり、堆肥をいれたりと、良質な土づくりが完成すると化学肥料に頼らなくてすむのです。れんこんは農薬がほとんどいらない野菜であり、害虫も数種類しかいません。例えば、ジャンボタニシはれんこんの芽を食べてしまいますが、寒さに弱い生き物なので冬には圃場の水をわざと少なくして氷が張るように工夫し駆除できます。加えて、もともと植物自体が元気でたくましいと食害される心配がないのです。
③厳しい選別のこだわり
洗って切り分けて、市場に出す際には厳しい目でチェックします。実は、れんこんは良し悪しを見極めにくい野菜。土が綺麗に落ちてなかったり、見えない部分が変色していたり、ちょっとした切れ目に土が入ったりします。私たちは根や泥を綺麗にとりのぞき、温度管理も徹底します。掘り取り傷もできないように掘るので市場や直売所での人気も高く、美味しい状態で長持ちします。
④美味しく食べてもらえるこだわり
ゆうゆう蓮農園は食育の活動にも積極的に参加しており、去年は岡山市の企画する農業見学バスツアーに協力しました。多くの子どもがれんこん農園を見学する中で、れんこんのでき方を学びました。屋台も始め、マルシェやマーケットへ参加もしています。さらに、れんこんの消費がアップする、簡単で美味しいレシピの開発にも注力しています。次に自慢のレシピをご紹介いたします!
実はれんこんには部位別のおすすめ調理法があるんです!
簡単にまとめたものがこちらです!
れんこんは食卓の名脇役です。ついついお箸が止まらなくなるアレンジレシピをご紹介します。
オリーブオイルと岩塩だけのシンプルな食べ方です!れんこんを皮のままで縦に切り、あとは焼くだけ。繊維を断たないので、れんこんの食感をより楽しむことができますよ。
れんこんはお肉との相性もバッチリです!照り焼きの味付けをすることで、子どもから大人まで大喜びの主菜に。厚切りれんこんと豚ひき肉で満足感を楽しめます。
家族みんなで、パーティーの一品で、おやつのようにサクサク食べてほしい唐揚げです。青のり、コンソメ、岩塩、カレー味など、お好みの味つけを楽しんで下さい!
シャキシャキの歯ごたえと、れんこん特有の香り、甘みが堪能できる王道の蓮根の天婦羅は、ゆうゆう蓮農園の蓮根でぜひお試しください。揚げたてを塩だけでお召し上がりいただくと、そのポテンシャルの高さが分かっていただけるはずです。
鶏もも肉をメインに、蓮根、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、パプリカなどを高温のオーブンで焼いた豪華でボリュームのある一品。ボウルに材料全部を入れ、オリーブオイル、塩、胡椒、ローズマリーを揉み込む。それを250度のオーブンに入れ焦げ目ができるまで焼き付ける。
蓮根、鶏肉、ごぼう、こんにゃく、人参etc.根菜類のうま味を凝縮した筑前煮は、ご飯にも日本酒にもマストな一品。作っておくと常備菜として重宝する日本伝統のご馳走です。
軽く茹でた蓮根とパプリカ、人参、セロリ、大根など大ぶりにカットしたもので作るピクルス。ビネガーの爽やかさと蓮根の歯ごたえ、コリコリといくらでも食べられます。
私と農業との出会い
祖父母、叔父がやっていた千両茄子の栽培を手伝ったことがきっかけで、20歳には農業の世界へ移りました。また、れんこん栽培はゼロから始めることが9割でしたが、これまでにやった仕事とは比べものにならない楽しさがありました。
大変な経験もしましたが、多くの方に「農業は面白くて楽しいもの」というイメージをもってほしいと感じています。近年、農業に参加する人や、地元の祭りが少なくなっていて、地元の人向けに野菜や名産品が集まる機会が減っています。しかし、人が感じる自然や植物が好きという気持ち、食べものを作る幸せ、それらは時代が流れても変わるものではありません。
今後のビジョン
「農業業界」と「食の多様性」がもっと盛り上がってほしいと考えています。れんこんは体に良いですし、食べることにはメリットが沢山あります!まずは、岡山れんこんをれんこん王子として広めていきたいのです。また、岡山れんこんの人気が高まることで自然と地元の野菜を食べたくなる方が増える、そう信じています。
最後に皆様へ
とにかく、れんこん好きの方に岡山れんこんを食べてほしいですし、れんこん嫌いな方にも食べてほしいと思います。れんこんはお正月にだけいやいや食べていたという方が、岡山れんこんを食べてからは「自分からスーパーでれんこんを買うようになりました!」と喜んでくれました。特に農業や新鮮な野菜に触れていない人ほど、「こだわりの詰まった野菜」を選んでみてほしいのです。ぜひとも、ゆうゆう蓮農園のこだわりの岡山れんこんをご賞味ください!みなさんよろしくお願いします。
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