自己紹介
千葉市教育機会確保の会で事務局を担当しております、留守敦です。
千葉市内でフリースクールCo-Laboという教室を運営して5年になります。
この会は2019年にフリースクール、夜間中学、日本語学校、不登校親の会などが集まってできた会です。
年齢、国籍、置かれた事情に関わりなく、すべての人が自分に合った学びを保障される社会の実現を目指しています。
現在は19団体が所属しており、千葉市内のフリースクールの他にも無料で参画できる居場所(プレーパーク、どこでも子どもカフェ等)なども掲載しているポータルサイトの運営もしております。
https://chiba-city-kakuho.com/alliance/
まずは私がフリースクールを立ち上げた経緯をお話しいたします。
元々、千葉市内で学習塾を18年間運営しているのですが、10年前からボランティアで地域プログラミングクラブの「CoderDojo若葉みつわ台」と趣味のボードゲームを楽しむ「こどもと楽しむボードゲーム会」を教室の日曜日の空き時間に毎月開催しておりました。
ここに集まる生徒の中に学校に行くことができない生徒がかなり多く、親御さんから話を聞くと、
「学校に行っていない子の居場所はとても少なく、情報もあまりない。日曜日でもこういった場所を作ってくれることはとてもありがたいんです。」
というお話や、自分のお子さんのためにCoderDojoを立ち上げたいというお話も。
学習塾は午後15時以降でのお仕事だったので、9:00〜15:00の空き時間を利用してフリースクールを立ち上げられないか?と模索した結果、2019年10月よりフリースクールCo-Laboを立ち上げることとなりました。
千葉市教育機会確保の会も同年2019年11月に立ち上がりました。
代表の古山先生も元々学習塾をされているところからフリースクールを立ち上げられたという経緯にも共感しましたし、まだまだフリースクールをインターネットで探せるという状態ではなかったので、個人で要望などをするよりも団体として動いた方が行政や教育委員会も動いてくれるだろうと思い、立ち上げからの参画を決めました。
今回実現したいことは「千葉市教育機会確保の会」(以下、確保の会)として現実の不登校の実情を広く知っていただき、千葉市内で学校に行くことができないお子さまが少しでも前に進めるような前向きなイベントを開催すべく、みなさんにご協力いただければという想いで立ち上げました。
よろしくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
「学校に行けなくても学ぶことはできるし、楽しく過ごしてもよいんだ」
ということを不登校に関わりを持たないみなさんに少しでも知っていただき、不登校で悩まれているご家庭にもその姿を見ていただき、さらに当事者の子どもたちが楽しみにできるイベントとして来年以降も続けていくことです。
そのためにはこのイベントがどのようなイベントで意義があるものであるかを伝えられる必要があります。
今はYoutubeのような誰でもアクセスできる動画サイトがあり、我々もHPポータルサイトを持っているので、Web上にイベント情報を載せることも可能です。
プロの動画作成をしている方にイベント当日に撮影および概要を把握していただき、記録に残る媒体としての紹介動画を作成していただきたいのです。
泣き言のように聞こえるかもですが、フリースクールの立ち上げや運営には補助金や助成金はほとんどなく、どの団体もお金の工面に苦労しているのが実情です。
イベント当日もマンパワーが必要であり、素人が動画撮影をしたとしても魅せる動画を果たして作れるかどうかは疑問です。多くの人にこのイベントを知っていただくためにもクラウドファンディングというSNSやWeb媒体を使って拡散していただくことができるこの方法を取りました。
共感いただける内容であればみなさんの協力を得られるのではないかと思っております。
不登校に関する課題を、楽しく前向きに捉えて課題解決できる場になれればと考えております。
情報の共有や行政や教育委員会にも協力いただけるよう取り組んでいきたいです。
よろしくお願いいたします。
プロジェクト立ち上げの背景
前述のCoderDojoのうち千葉県内のCoderDojoの主催者(チャンピオン)12道場で作ったNPO法人があり、私はその理事長をしております。
そのイベントで毎年1回、千葉県内のCoderDojoに参画している子(ニンジャ)のために、
「プレゼンテーションDay」というプログラミング作品の発表会を神田外語大学との共催で行っております。(コロナ禍では中止してました)
もともと確保の会でフリースクールの文化祭的なものができないか、というアイデア自体はありましたが、どのように行うなどの具体的なことまで落とし込めておりませんでした。
その中で「プレゼンテーションDAY」と一緒に開催できるかを打診してみてはどうかという話にになり、神田外語大学側に協力いただけないかと打診に動きました。
プレゼンテーションDAY側としてはプレゼンテーションを聴く参加者も増えますし、マイクラプログラミングや電子工作、ボードゲーム、オンラインのマンガ・イラスト指導などの多様な学びを体験できるコンテンツの提供ができます。
確保の会側では一般のお子様に自分たちフリースクールの出展ブースを見てもらうこともできますし、不登校で困っている親御さんへのご相談なども親の会を介してお話を聞いたり情報提供することも可能です。
せっかく開催するのであれば、思い出に残るイベントにできればと思っておりますし、みなさんに続けて開催してほしいというニーズがあるようであれば来年度以降も続けて開催していきたいと考えております。
そのための方法として、イベント開催の詳細がわかる動画を記録として残しておけば、来年度以降でも動画さえ見てもらえれば内容はわかりやすいですし、子供達にとっても自分たちががんばった記録としてちゃんと残ることになります。
またクラウドファンディングで行うことでSNSやWebでも情報として拡散してもらうことができるのではないかと考えました。
現在の準備状況
現在はプレゼンテーションDAYおよびレインボーフェスティバル開催に向けての動きを行なっております。
プレゼンテーションDAYは中高生のユースメンター(参加者兼メンター)に進行をお願いします。
レインボーフェスティバルの方は各フリースクールでブースの準備をしてもらいます。
確定している出店は
・キッチンカー
・プレゼンテーションイベント
・フリースクールのブース出店
・不登校セミナー
・不登校相談ブース
・Teachable Machineワークショップ
・マイクラワークショップ
・マンガ・イラストオンラインワークショップ
・ボードゲーム(ポケカ大会含む)
未確定
・「夢見る小学校(完結篇)」映画鑑賞会
・ミニラジコンコーナー
・公的機関のブース
リターンについて
現在、ご用意しているリターンはいろいろなものではありません。
スケジュール
12月初旬 クラウドファンディング
12月末 クラウドファンディング終了
1月12日 イベント開催、動画収録
1月20日頃 動画完成
2月 動画公開
最後に
来年度以降もイベント開催できるよう協賛いただけたり支援いただける企業様も募集いたします。
リターンの方にもそういった支援がございますので、一緒に活動していただけたらうれしいです。
千葉県はもちろん、近隣県のフリースクールの方もぜひ遊びに来てください!!
そういった場所を全国に増やしていけたらと思っております。
ボランティアスタッフとしての参画も歓迎しております!
情報を共有して不登校生徒のよりよい環境を作ってあげられる情報を共有していきましょう!
最新の活動報告
もっと見る地域新聞にも取り上げていただきました!
2024/12/20 08:26クラウドファンディング始まって少し経ちましたが、地域新聞さんの方でも記事として取り上げていただきました。千葉市ではこのイベントについて認識してもらいやすくなったと思います。現在はレインボーフェスティバルスタッフにおいてチラシを直接お子様にお渡ししたりみんなに知ってもらうための活動をしております。是非、こちらの活動を皆さんに知ってもらえればと思っておりますので、応援のほどよろしくお願いします。 もっと見る
チラシが完成しました!
2024/12/17 00:20タイムテーブルや実際のワークショップでどんな事をするのかなどもだいぶ決まって来ました。もともとプレゼンテーションDAYというイベントから始まったので、こちらもよい感じ。未確定だった夢みる小学校も当日は2回上映する事に。不登校の親御さんだけでなく、お子さんが元気に学校に行ってらっしゃる方にも是非ご覧いただきたい内容です。楽しいイベントになるよう、引き続き活動していきたいと思います。応援のほどよろしくお願いします。 もっと見る
コメント
もっと見る