自己紹介
こんにちは!書道家・師範として活動する傍ら、築90年の古民家で、侍体験や三味線、落語など、日本の伝統文化を気軽に楽しめる「路地裏寺子屋 rojicoya」の代表としても活動している米本芳佳です。
「rojicoya」代表の米本です。
12/18-19に足立区千住にある慈眼寺と東京芸術センターにて「足立姫フェスティバル」を初めて開催しました。
子どもたちが生まれ育った地を誇りと思うような、一流の和文化体験を届けたいと思い、日中はお寺でイベント。夜間はディナーショー、オペラと満員御礼でたくさんの感動のお言葉をいただけました。



来年以降も今後末永く地元に愛されるようなイベントとなるよう、育ててまいりたく、お願いに上がりました。
足立姫フェスティバルとは
足立姫は、足立郡に伝わる伝説の中心人物で、なんと今年が没後1300周年という節目になります。足立姫は政略結婚によって不幸な死を遂げましたが、彼女を弔うためにいつかの寺が建てられて、それぞれに阿弥陀如来像が安置されました。すると、江戸時代に“六阿弥陀巡り”として、春と秋の彼岸に列をなすほど人々が行脚し、観光の1つとなったと言われています。
足立姫のイメージ画像
今回の「足立姫フェスティバル」は、1300 年の歴史を誇る足立姫の物語と、来年には400周年を迎えるかつては江戸と日光を結ぶ重要な宿場町であった北千住とのコラボ!を現代に実現。
歴史と文化が交差するイベントとなりました

イベント当日は地域の方だけでなく、観光客や海外の方にも、和文化を身近に体験してもらうことのできる催しが目白押しです。和文化体験コーナーや、日本の伝統楽器である“篠笛”の演奏体験、獅子舞や三味線や侍忍者ショーなどの他、足立姫を題材にした美しい姫や侍が商店街を練り歩くパレード、オペラも行いました。
日本の伝統楽器である“篠笛”
警察署の許可を取るのも頑張りました!笑
「足立姫フェスティバル」は、年齢・性別・国籍を問わず、和文化に興味を持つみなさんに幅広く楽しんでいただけるイベントです。これを地元の子供達が誇るような名物にしたい!と当日の小さい子たちも喜んでくれる姿を見て思いました。
子ども達に一流の和文化体験を
私たちの活動は7年前より、子ども達に本物の和文化を体験してもらいたいという想いから始まりずっと続けてまいりました。
バックパッカーとして世界中を旅し現在三児の母でもある私は、「日本の子ども達に和文化を伝えることは、子ども達の未来、これからの日本の未来につながる」と思っています。
子供たちも楽しそうでした☆
和文化を知ること、つまり自国の文化を見つめることが誇りとなって、他の文化とも語り合い、分かり合えるきっかけとなる。グローバル社会においてまず重要なことではないかと思います。
東南アジアとの書道の交流
また、海外から見た和文化やその精神性は魅力的なものが多く、海外の方たちの新鮮な反応が、日本の子ども達にとって自国の魅力を再発見するキッカケにもなりえると思っています。
これまでの和文化体験の機会に「地域の独自のストーリー」というエッセンスを加えたのが今回の「足立姫フェスティバル」です。
絵本や和菓子などを春から段階的に作り、地域産業振興と浸透を進めて来ました。
ストーリーを通して、「世界から選ばれる地元の姿」を子ども達の自信や誇りに繋げて欲しい。

この機会に日本一、世界一の伝統芸能ステージ、伝統工芸師さんのワークショップ、日本の美味しいもの、日本最高峰のオペラチームによる創作。そして姫や侍が街をジャックするパレード…ぎゅっと詰め込みました
今回も足立姫の絵本を作成し学校に寄付や
保育園幼稚園をパレードにお呼びしたり
地元高校生をオペラにご招待させていただいたり・・・
一人でも多くの方に知っていただき、
一流の和文化を気軽に体験してほしい。感動の出逢い方をして、なにかきっかけにしてほしい。
新型コロナウイルスを巡る自粛や制限の日々を経て、子供たちにとって、他者や多世代、異文化の交流、リアルに体験できる喜びは何よりも財産と身に染みて感じました。
この体験を異世代や他国の方々と関わる踏み台にしてもらいたい。この想いを実現させるために、日々多くの方の力を得て挑戦を続けてまいります
クラファン資金の使い道について
今回開催してみて、心からこの企画の意義を感じました。我が子もオペラに連れていきましたが、食い入るように見ており、芸術、鳴り止まない拍手、熱気、を肌で感じてくれたようにおもいます。感動は、ひとを成長させてくれる。私はそう思います。
クラファンで集まった支援は、手数料と雑費を除いた全額を「足立姫フェスティバル」に出てくださる一流の和文化の担い手の方への出演料、次回の運営費に使わせていただきます。
また、このきっかけを糧に来年度以降も地域の目玉となるような活動にしていきたいので、次回開催に向けた資金とし大切に管理させていただきます。
出てくださる方には、
民謡で全国大会優勝や内閣総理大臣賞を受賞した小山みつなさん
三味線で当時最年少(16歳)で日本一となった須貝麻由さんに、
三味線で4度日本一を獲得後にマルチクリエイターとしても活躍する川嶋志乃舞さん、
足立区を拠点に全国で大衆演劇を披露する「歌踊演舞一座 響ファミリーから侍キッズ」のみなさん、
演歌歌手の藤あや子さんのバックバンドでも演奏する小山清雄さんなど、ここには書ききれない錚々たる面々がいらっしゃいます。
最後にメッセージ
応援をよろしくお願い申し上げます!
和文化を未来へと受け継いでいくためには、多くの課題が残されています。
しかし、私たちはその一つひとつに向き合いながら、和文化を次世代に繋ぐ橋を架けていきたいと考えています。
今回のイベントを通じて、子どもたち、和文化、そして海外の方々といった、まだ十分に交わることのない要素を結び合わせ、新しい価値や絆を生み出していきます。
これからも小さな一歩を重ね、大きな未来を描いていきますので、ぜひ温かい応援をよろしくお願いいたします!
「足立姫フェスティバル」<詳細>
特設ページ
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読売新聞朝刊に掲載いただきました
2025/01/14 07:59読売新聞朝刊に1月5日掲載いただきました励みになりますありがとうございます もっと見る




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