自己紹介
1985年、東京都生まれ。
2001年、高校生時代、過労で倒れ入院中の父に山岳写真のカレンダーを贈って喜ばれたことがきっかけで写真の持つ力に魅了される。
大学入学と同時に本格的な写真活動を開始し、以来約20年にわたり撮影を続けている。
街角の日常風景や、森の中で光が作り出す瞬間的な表情を捉えることを得意としている。
特に木漏れ日が作り出す陰影や、朝焼け・夕暮れ時の柔らかな光の中で見せる自然の表情を、独自の視点で切り取ることを追求。
「日常に、もうひとつの窓を」をテーマに、人々の生活空間に新たな視点をもたらす作品制作に取り組んでいる。
2025年2月からは、ニュージーランドでの撮影プロジェクトを開始。
初の写真集作りと、厳選作品の額装展示を計画している。
- ◯使用撮影機材:
- Sony α7RV
- LEICA D-LUX8
- ◯使用印刷機材:
- Canon imagePROGRAF PRO-1000(A2サイズ対応プリンター)
- ◯作品集のポートフォリオ:
- https://www.focuson-products.com/
このプロジェクトで実現したいこと
ニュージーランドという舞台で、私は三つの挑戦に取り組みます。
① ニュージーランドでの撮影写真を日々共有する支援者限定コミュニティへご招待:撮影の過程を支援者の皆様と共有します。限定コミュニティを通じて日々の発見や感動をお伝えし、写真が生まれる瞬間からの旅路を共にしていただきます。
② 写真集に入れる写真の選定をコミュニティの中でみなさんと選定:写真集の写真選定をみなさまと実施。選定プロセスに支援者の皆様もご参加いただき、より多くの方の心に響く一冊を作り上げてお届け。
③ 都内での個展を通じて額装写真をお届け:個展での作品展示を通じて、より大きなスケールで作品と向き合う機会を創出します。Canonのプリンターの最高峰PRO-1000を使い、現像ラボではできない試行錯誤を行い、最大A2プリントで、細部までこだわり、丁寧に仕上げた作品を、皆様の生活空間に合わせてお届けします。個展会場での写真集の販売も実施。
このプロジェクトが目指すのは、単なる写真集作りではありません。
支援者の皆様と共に創り上げる新しい形のアート・コミュニティであり、日常に安らぎをもたらす写真との新しい関係性の構築です。
プロジェクト立ち上げの背景
「窓のない病室に、心の窓を開けた日」
2001年の冬、私は高校生でした。当時、過労で倒れた父が水道橋の順天堂病院に入院することになり、見舞いに訪れた病室で目にしたのは、窓のない閉ざされた空間でした。
父は山が大好きで、夏休みにはよく家族で登山に出かけていたことを思い出し、神保町の大型書店へ向かいました。そこで見つけた大きな山岳カレンダーを手に取り、「窓だよ、元気になってね」という言葉を添えてプレゼントしました。
疲れきった表情だった父の顔が、一瞬にして明るく輝いたその瞬間が、今でも鮮明に記憶に残っています。写真一枚で人の心が動き、表情が変わる—この体験が、私の人生を大きく変えることになりました。
大学生になってすぐ、一眼レフカメラを購入し、以来、約20年間にわたり、カメラを通して世界を見つめ続けてきました。
街角の何気ない瞬間から壮大な自然風景まで、レンズを通して見える世界は、いつも新鮮な発見に満ちていました。
コロナが落ち着きを見せたとはいえ、自宅待機がメインの数年間は私たちのマインドを確実に窓のない心の状態にしてしまいました。
そして、いまだに心の中に閉塞感やストレスを感じている人が多いのも事実です。
そこで、私は写真が人の心に与える影響力を信じ、新たな挑戦を決意しました。
2025年2月から約3ヶ月間、ニュージーランド・オークランドを拠点に、壮大な自然を撮影するプロジェクトです。
オークランドの都市部からほど近い場所や離れた場所には、まだ見ぬ絶景が無数に眠っています。
青く広がる空、果てしなく続く海岸線、神秘的な原生林、そして雄大な山々—それらを最高の瞬間で切り取り、作品として残したいと考えています。
▼こちらは2009年にニュージーランドで撮影した1枚、この続編を作りたい!
このプロジェクトで撮影した写真は、厳選した作品を美しく額装してお届けするとともに、私にとって初めての写真集として、まとめる予定です。
日々の暮らしの中で、ふと目に留まる場所に飾られた一枚の写真や写真集の写真が、見る人の心に小さな「窓」を開け、安らぎのひとときをもたらすことができれば、これ以上の喜びはありません。
もし、目標金額を上回るご支援をいただいた場合には、当初の計画以上に活動範囲を広げることが可能になります。
オークランドからより遠方まで足を延ばし、ニュージーランドの多様な表情を捉えることができるでしょう。
また、より繊細な表現を可能にする追加機材の導入も検討しており、これにより作品の質をさらに高めることができると考えています。
あの日、窓のない病室で気づいた写真の力。
それは、見る人の心に新しい風景を映し出し、静かな感動をもたらす、かけがえのない力でした。
このプロジェクトを通じて、その感動をより多くの方々と分かち合えることを、心から願っています。
私たちの日常に、小さな「心の窓」を開けるこのプロジェクトに、どうかお力添えをいただけますと幸いです。
リターンについて
次の4種類のリターンがあり、組み合わせで商品ラインナップを決めております。
・既存写真やニュージーランドでの写真の額装写真の販売A4~A2までのサイズ(1.5万円〜4.5万円)
・ニュージーランドでの撮影受信と写真選定コミュニティへの参加(5,000円)
・写真集の写真集 サインあり/なし(7,000円/5,000円)
・写真集の写真集(支援者様の名前を巻末に記載) サインあり/なし(10,000円/7,000円)
スケジュール
12末〜1月24日:コワーキングスペース ゴカラボ(軽井沢駅から車で15分ほど)にて個展開催(今まで撮影してきた額装写真の販売)
2月末:クラウドファンディング終了
2月〜4月:NewZealandの撮影の旅
5月〜7月:額装写真の印刷と写真集の印刷、都内(外苑前か麻布十番の予定)での個展準備
7月〜8月:リターン発送と都内で個展開催
最後に
自然が見せる一瞬の輝きは、私たちの心に深い余韻を残します。
街角で出会う思いがけない光の表情も、森の中で見上げる木漏れ日も、見る人の心に静かな感動を呼び起こします。
このプロジェクトは、そんな特別な瞬間を、より多くの方々と分かち合いたいという想いから生まれました。
ニュージーランドという豊かな自然の中で、私は新たな物語を紡ぎ出そうとしています。
そして、その旅路を支援者の皆様と共に歩み、共に作品を育て、最後は美しい形でお届けしたい。
写真には、見る人の心に「新しい窓を開く力があります。
このプロジェクトを通じて、皆様の日常に、そっと寄り添える作品を届けられることを願っています。
どうか、この挑戦にお力添えをいただけますと幸いです。
最新の活動報告
もっと見る『ライカ モノクローム フォトコンテスト』(Panasonic主催、ライカジャパン共催)で入賞しました!
2025/02/06 22:055歳の娘の留学の同伴で、先月末よりNZに来ているため、式典には出席できませんでしたが、オンラインで出席させて頂きました!選考する写真家が、ストリートスナップで人物を撮る名手なので、上位三人は、やはり人物写真でしたが、式典では「生と死を考えさせる深みのある写真」というお言葉を頂きました!下記に受賞作品集が掲載されているので、是非ご覧ください!https://x.gd/QMPdwまた、外苑前のLUMIX BASEで、2/23まで作品の展示も行われているので、是非行ってみて下さい!(僕はNZにいるので見に行けませんが... 笑)https://x.gd/lrdCb『朽葉の囁き』というタイトルはChatGPTに写真を与えて共に、写真から伝えられるストーリーとタイトルを数十案出して編集し、作り上げました。もともと大学生の頃から、ライカの名手であったアンリ=カルティエ=ブレッソン氏を私淑・敬愛してました。それもあり、約15年前、社会人になって、初任給でパナソニック製造のライカDLUX4を購入してから、ライカの世界観には魅了されてきました。そして去年の夏、こちらもパナソニック製造のライカDLUX8が発売し、そのカメラで撮影した写真がこうして入賞したことは大変嬉しいです!情報量の少ないモノクロだからこそ、想像力を掻き立てる伝えられる深みのある写真を、今後もライカの世界観と共に精進していきたいと思います!NZでもモノクロ写真をたくさん撮っていますので、クラウドファウンディングより額装写真や写真集、都内での個展開催のご支援もお願いします!https://x.gd/aTMRi もっと見る
明日、1/24(金)で軽井沢近郊での個展が終了します!
2025/01/23 11:17明日、軽井沢近郊で行っている個展が終了します!クラファンは2月末まで実施します。2月〜4月の間に行くNZで撮影した写真で、写真集を作成することと、都内での個展開催を行うべく、ご支援のほど、よろしくお願いしますm(_ _)mここからは現在行なっている個展での作品のご紹介です。・左から『やっと』と『もっと』・左から百花繚乱の秋と春・左から動(青森)と静(京都)・左から『夢見』『幻想』 このクラファンでは、2月〜4月の間に行くNZで撮影した写真で、写真集を作成することと、都内での個展開催を行うべくご支援をお願いしております!よろしくお願い致しますm(_ _)m もっと見る
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