はじめまして。
今回のクラウドファンディングを主催している高校3年生 コンアニマ代表 喜多龍之祐と申します。
私は小学3年生の時から吃音がで始めて、今でもそれが続いています。私は中学生の時今よりももっと吃音がひどく、日常会話もままならなず、一時期学校に通えないこともありました。しかし高校生の時に「注文に時間がかかるカフェ」に参加させていただき、吃音への考え方が180度変わりました。
自分と同じように吃音で悩む方々と出会う中で、これは1人で悩むものではなくみんなで向き合っていくものなんだと強く感じ、人生で初めて吃音を少し前向きに捉えることができました。
このような経験から自分でも吃音を持つ人と多く出会い、思いを共有し合える空間を作りたいというふうに考えるようになりました。
吃音についてご存知ですか?
吃音とは言葉がスラスラ出ない発話障害の一種で主に3つの種類があると言われています。
①連発 最初の一文字目が何度も繰り返されてしまう
②難発 最初の一文字目がつっかえてしまう
③伸発 最初の一文字目が伸びてしまう
世界人口の約100人に1人がこの症状を持っていると言われています。
”音楽を通じて吃音を持つ人と繋がりたい。”
2024年2月、吃音に対する話す言葉では言えない思いや気持ちを歌、音楽に乗せて表現しあい、吃音当事者同士で音楽を通して繋がる空間を作ろうと「コンアニマ〜吃音を持つ学生による音楽団〜」を立ち上げました。
実際に吃音を持つ高校生〜大学生を対象にメンバーを集めて応募してくれた4人と一緒に音楽団を結成しました。
昨年11月3日にはコンアニマ初の音楽ライブを開催しました!
みんなで決めた楽曲4曲+オリジナルソング1曲を演奏したり、私が出演している「映画注文に時間がかかるカフェ〜僕たちの挑戦〜」の同時上映も行いました。
作 ミズタニ さん
またこの活動をもっと多くの方に伝えたいと思い、「かわさきFM ミュートンタイム」というラジオ番組や「東京新聞」また「日本テレビ News every」にて密着取材なども受けさせて頂くことができました。
そして当日は114名のお客様にお越し頂くことができ、同じように吃音を持つ人、吃音のお子様を持つ親御さん、言葉の教室の先生など多くの方にお越し頂くことができ音楽を通じて想いを通わせ合う楽しさや心地よさを学ぶことができました。
私たちも吃音への思いを音楽に乗せて伝えることができ、人前に立つことへの大きな自信に繋がりました!
↑上コンアニマ メンバー 下スタッフの皆さん
”コンアニマのオリジナルソングをもっと多くの人に聞いてもらいたい”
昨年の音楽ライブでコンアニマ初のオリジナルソング「con anima〜この歌はいつか音を纏いますか〜」を作成し、生演奏を行いました。
しかし、昨年のライブで一度演奏して以来メンバーの受験などが重なり一度もライブが行えず、それっきりみなさんにお聞かせすることができなくなってしまいました、。
そこでみんなで作ったこの音楽をもっと多くの人に聞いてもらえるよう、スタジオで録音をして、最高の形で音源化を行い、最終的に各種音楽配信サービスにてリリースを行いたいと考えています!!
この楽曲には吃音に限らず何か自分1人で悩んでいる人たちに向けて、寄り添うような思いが込められています。
曲の中で「大丈夫大丈夫、笑顔を正解としなくてもいい」という歌詞が何度も出てきます。私たち吃音当事者の多くはよく「吃音があってもそんなの気にしないから自信持って!」という言葉や「話せば伝わるから頑張って話してみて!」と言われる機会が多いです。もちろん前向きに背中を押してくれることは嬉しいのですが、逆にそのような声かけがプレッシャーになってしまうことがあります。そこでこの楽曲では今のままで大丈夫、ありのままの自分を受け入れようというテーマで楽曲を作成しました。
・特に工夫した点は最後にみんなで一緒にメロディを口ずさむところです。
世に出ている多くの楽曲は「ラララ〜」や「Ah〜♪」など決まった言葉を歌う場合が多いですが、この楽曲ではあえて「好きな言葉で」という表現をしています。この部分は「あー」でも「いー」でも「おー」でも好きな言葉、文字で歌うことができます。ここでは吃音の様々な症状、タイプを表しています。吃音は症状が出るタイミングや頻度に個人差があり、吃音研究や治療が難航している原因ともなっています。このような人によって異なる症状の違いを音楽で表現しました。
”同じ悩みを持つ人と話したい。相談したい。”
コンアニマのライブでは実際に来てくれたお客様に対してアンケートを行いました。すると吃音当事者を取り巻く環境に対する課題が見えてきました。
それは吃音当事者の人数に対して吃音を相談できる場、相手が少ないということです。
実際に、来場者に対する吃音当事者の割合が約6割を示しているのに対して、相談できる環境や相手がいると答えた人はその約半数でした。
このような課題に対して例えば学校や病院の先生などとのカウンセリングや吃音への理解を広げる活動が行われていますが、社会全体としてみると未だ追いついていないという現状が見えてきました。
この楽曲を通じて、吃音を知らない方々にその存在と理解を広めるとともに、かつての私たちのように吃音に1人で向き合っている方々に「仲間がいる」という安心感や心の拠り所を届けたいと考えています。
このクループの名前にも使われている「コンアニマ」という言葉のように当事者の方が生き生き自分らしく生きられる、そんな世界の実現の一助になれるような。そして吃音当事者が表現をするという。その一端を知ってもらえるキッカケになれればいいなと思います。勇気を持って踏み出そうとする。吃音当事者の方の背中をそっと押せるような。そういったグループでありたいなと思っています。
Vaなど,梨本大嵩
「言葉が上手く出なくても、音楽を通して自己表現出来る」そんな気持ちを歌詞にしました。そんな私達の音楽が誰かの心に届いて、共感・理解をしていただけたらとても嬉しいです。
ご協力どうぞよろしくお願いいたします!
Gt,Vo,過 心杏
私は幼い頃から吃音症に悩んできました。これまでは同じ悩みを持つ仲間に出会うことがありませんでしたが、コンアニマで音楽を通じて自分の気持ちを表現し、初めて仲間に本音を打ち明けることで心が少し軽くなるのを実感しました。その経験から、音楽には言葉以上に人の心を動かす力があると信じています。今回のレコーディングでは、この思いを音楽に込め、聴く人の心に寄り添える作品を作りたいと考えています。ぜひ応援よろしくお願いいたします!
key,西川 未空
吃音で悩んでいても、私にもあなたにも仲間がいます。支えてくれる人がいます。私は音楽を通して素敵な仲間とつながることができました。そんな音楽がもっとたくさんの人に届いて、吃音をもつ人、そうでない人にも明るい未来が訪れてほしいです。
Gt,中澤仁成
スタジオ代:79500(録音代)
交通費:32000円
音楽配信サービス代:4200円(3年間)
楽器レンタル代:14300円
リターン費:20000円
計 150000円
※楽曲配信によって頂いた収益は「コンアニマ」の今後の活動資金に当てさせて頂きます。
2024年12月中旬〜2025年1月中旬予定 クラファン実施期間
2025年2月中旬 レコーディング
2025年3月〜4月 各種音楽配信サービスにてリリース予定
2025年4月〜5月 リターン発送予定
■1,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
■3,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②応援者限定 コンアニマオリジナルクリアファイル *2 (A4サイズ 220mm×310mm)
■5,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②応援者限定 コンアニマオリジナルクリアファイル *2
③オリジナルソング ギター弾き語りTAB譜*3
■10,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②応援者限定 コンアニマオリジナルクリアファイル *2
③オリジナルソング ギター弾き語りTAB譜*3
④オリジナルソング アレンジバージョン*4
⑤メンバー全員からのビデオメッセージ(4分〜5分)
■30,000円:
①心を込めてお礼メールをお送りします。*1
②応援者限定 コンアニマオリジナルクリアファイル *2
③オリジナルソング ギター弾き語りTAB譜*3
④オリジナルソング アレンジバージョン*4
⑤メンバー全員からのビデオメッセージ(4分〜5分)
⑥講演会実施(交通費、会場費別)*5
【備考】
*1備考欄にメールに記載するご希望のニックネームやイニシャルなどをご記入ください。
*2コンアニマのロゴが入ったオリジナルファイルをお届けします。
*3コードや歌詞が乗っており、すぐに演奏できるような譜面をデータでお届けします。
*4スティールパン、ギター、歌 を用いた別バージョンをお届けします。
*5なぜ音楽団を立ち上げたのか、コンアニマを通しての学び、などをお話しさせて頂きます。場所や時期、時間などは要相談とさせて頂きます。
「吃音は歌だと吃りにくい」という特徴があるように吃音と音楽には目には見えない大きな力があることを、活動を通して強く感じました。この力をより多くの当事者と分かち合い、みんなで吃音と向き合っていくための第一歩としてオリジナルソングをもっと多くの人に広めたい!
短い期間にはなりますが、よろしくお願いします!!
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