上の写真のように両端がNまたはS極だけの磁石が存在することについては信じ難いと思われるかもしれません。学校ではそのような磁石は存在せず作ることもできないと学びます。実際、中学生のうちの子が理科の先生にこの磁石の話をしたところ全否定されました。ネットで調べても上の写真にあるような磁石は見つけられず、ChatGPTで聞いてもその存在は否定されました。
しかしながら、私たちはこの磁石を実際に作ることに成功しました。冒頭の写真では本当かどうか疑わしいと思われる方もいらっしゃると思いますので、動画にしました。机上で見せても机の下に仕掛けをしたフェイク動画だと思われる可能性があるため、20センチの透明なアクリル台の上で撮影しました。20センチ以上離れた外部から方位磁針をコントロールすることは困難ですから、これは現実に存在することをご理解いただけると思います。
次の動画をご覧ください。
初めまして。未来現株式会社 代表取締役の金井嘉伸と申します。主にIT業界で活動してきましたが、新たな事業にチャレンジしたいと思い、世の中にお役に立てる新しいものを模索していました。その中の一つとして心の中で温めていたものが今回のプロジェクトです。
この両端がNだけ、またはSだけの磁石をさらに磁力を高めて実用レベルにします。まずは現在完成している製法で作成した磁石をリターンとしてご提供し、集めることができた資金によってこの先の研究開発に繋げていきます。この磁石は、学術的には自然界に存在しないと考えられているものであり、これが実現できたことはとても貴重な第一歩だと考えています。
この磁石が実用化レベルになれば、高性能なモーターや新型発電機、その他新しい製品開発に役立つと考えられます。
例えば、将来的に磁石の力による自走モーターの材料として使えるかもしれないと考えます。実現可能性は分かりませんが、フリーエネルギーへの道が開けるかもしれません。
まずは新しい素材としてこの磁石を発展させていきます。
日本の産業は海外への技術の流出もあって衰退しているのではないかと言われることもあります。本プロジェクトを発展させることによって、この磁石が日本発祥のコアな技術として、新しい産業を開拓する起爆剤になればこれ以上嬉しいことはありません。
今から約30年前、宇宙研究所の清家新一先生(1931-2009)の存在を知りました。(Wikipedia)貧乏学生だった1993年当時、少ないお小遣いをやりくりして宇宙研究所の会員になり、そこで発行されている会員誌を読んでいました。
宇宙研究所の会員になり、会員誌に私の名前が掲載された
その中でこの磁石に関する記載を見つけました。会員誌の内容は非常に難解で理論は全くわからないものでしたが、見様見真似で実際に作ってみました。しかし、N極-S極の普通の磁石しか作れませんでした。その当時大学生だった私は、十分な資金は持っていませんでしたし、知識も無くできる範囲で検証するのが精一杯でした。この限られた状況のために、正しく磁石が作れないのだと思っていました。
ある日、清家新一先生の講演会があることを知り、参加した時に思い切って質問してみました。私が試作してものを手に掲げながら「会員誌に書いてある通りに作ってみたけれど両端が同じ極になる磁石は作れませんでした。何が悪いのでしょうか?」と。
この時、清家先生から何が間違えで正しいやり方は何であるかについてその場で即答いただきました。その後、教えていただいたことを実現させるために、新たに装置を試作しました。当時は十分な資金がなかったためしっかりとしたものは作れませんでしたが、針金を着磁し方位磁針を両端に近づけて、ごく弱い両端が同じ極の磁石が作れることを確認しました。その時の感動は今でも覚えています。
私が清家先生に質問した講演会の写真(1993年、会員誌から引用)
その後、社会人になり忙殺されていく中でこのことを半ば忘れかけていました。たまに思い出すことはあっても本格的に研究を続けることはありませんでした。2009年にサラリーマン起業をして、2011年から完全に独立をしてIT関係の仕事を続けてきましたが、最近になりもっと新しい事業に進出したいと考るようになりました。何かもっとワクワクするような仕事を作りたい。そこで色々と新しいことを模索する中でふとこの磁石のことを思い出しました。そして約30年ぶりに新たに試作品を作り直すことにしました。今回は、ある程度しっかりと着磁するものを考え、下の写真のような着磁装置も作りました。その結果、上の動画にあるような磁石が完成しました。
最近開発したコンデンサー式着磁装置(直流130Vの電圧で着磁)
しかし、本来の素材が持つ強さの磁石には及ばない磁力であるため、実用レベルに引き上げるべく研究を継続することとしました。着磁装置は現在の10倍以上は昇圧すべきですし、また着磁コイルについても改良すべき点がたくさんあると考えています。この更なる研究開発ための資金を募集したいと考えました。
現在実現できる磁石を実用レベルの磁力に引き上げるために着磁方法、着時装置の新たな設計・開発などを進めています。今回プロジェクトで得た資金をもとに実用レベルに引き上げていきたいと考えています。
上の動画でご紹介したレベルの磁石の製造準備は完了しています。
次のステップとして目指すのは次の通りです。
・実用レベルの磁力に引き上げる。
・完全な単極磁石を実現する方法を模索する。
今回は、現状完成している方法で着磁した磁石をリターンとしてお届けしつつ、皆様から応援いただいた資金によって次のステップへ進展させたいと考えています。ぜひ応援していただきたくお願いいたします。
私たちがご提供できるリターンについて考えました。
・応援いただいた方に弊社製品案内ページでご支援者一覧掲載。
・両端がN(N-S-N)磁石1個と確認するための方位磁針1個のご提供。
・両端がS(S-N-S)磁石1個と確認するための方位磁針1個のご提供。
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各1個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各2個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各3個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各5個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各10個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各30個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各50個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各100個と方位磁針1個のご提供
・両端がN(N-S-N)と両端がS(S-N-S)磁石各150個と方位磁針1個のご提供
※)ご提供する磁石はこのページの動画にあるものと同じ性能のものです。(詳細は次のとおり)
メーカーの所在地:東京都新宿区新宿5丁目11番30号新宿第五葉山ビル3階
法人名:未来現株式会社
商品サイズ:10mmx10mmx50mm
重量:約36.5g
デザイン:次に示す写真の通りです。
素材:アルニコ合金
使用方法:磁石として使用してください。ただし、ネオジム磁石などの強力な磁石に近づけると着磁したものが破壊される可能性があります。したがって強い磁石と一緒するなど、強い磁界に置かないでください。
取扱説明書の有無:ありません。
保証の有無:リターン品(N-S-N)または(S-N-S)磁石の性質が確認できない初期不良や、吸引・反発が全く確認できないほどの弱い着磁品については初期不良品として再着磁いたします。(商品到着後7日以内有効)商品到着時に方位磁針でご確認ください。使用方法の誤りによる脱磁等については保証の対象外です。また、磁石の強さはこのページの上部にある動画で示したものと同等ですが、磁束密度は参考値であり保証外です。
12月 クラウドファンディング終了
01月 リターン品準備(仕入れ等)
02月 リターン品製造
03月〜 順次リターン品発送
現時点で、ご支援者がどのくらいいらっしゃるか想像もできないため、リターンの選択においては、お届け予定を5月としています。実際には3月頃から順次リターン品は発送できる見通しです。なお、想定外にご支援者が多くリターン品の準備に大幅に時間がかかる事態となった場合は、ご支援者様に納期の見通しについてご連絡をさせていただきますのでご了承願います。
この技術を私にご提供くださいました清家先生は、今から50年以上前から反重力装置やフリーエネルギーなどの研究をされていた方です。50年前という時期を考えるとあまりにも先鋭すぎる研究だったと思います。現にネット上で調べる限り、清家先生の研究成果に否定的な意見をされている方もいるようです。しかしながら、私は学生の時に清家先生の存在を知り、未来の可能性を感じていました。そしてこの磁石については清家先生から直接作り方を教えていただき実際に作ることが可能であることを確認していました。しかしながらその後、この磁石の話をしても誰も信じてはくれませんでした。結局、約30年が経過した現在においても、私の知る限りこの磁石の存在が世の中に出てくることはありませんでした。
そこで私は、まず現状において出来ることから始めて、この磁石を新たな素材として育てていきたいと考えました。先にも述べましたがこの磁石は新しいモーターや発電機に応用するなど、可能性は無限にあると考えています。
新たな日本発祥の産業発展のためのコアデバイスとして成長できるように皆様のご支援をお願いいたします。
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