自己紹介
皆さん、こんにちは。今回のプロジェクト発起人、丸谷圭司と申します。
今回皆さんにご支援をお願いしたいのは、三重県鳥羽市にある古いログハウスを継承し、民泊として再活用することです。この宿泊施設を通じて、次のような体験を提供したいと考えています。
・愛犬と「まるで自宅のように安心して過ごせる」田舎暮らし体験
・鳥羽市の自然を満喫しながら、その文化や魅力に触れる機会
鳥羽市は「日本一の海女の町」として知られ、豊かな海の資源や自然あふれる山々がある魅力的な町です。その一方で高齢化が進み、観光客減少、空き家の増加などの地域の問題もあります。この宿を拠点に、ワンちゃんが安心して過ごせる「第三の居住空間」を提供し、飼い主様と一緒に鳥羽市の自然を楽しんでもらえる宿泊施設の提供をしたいと計画しています。これらの活動が地方創生の一助となれることを目的としています。
解決したい課題
このプロジェクトで取り組みたい課題を4つ挙げます。
①取り壊し予定のログハウスを再活用
団塊の世代が憧れた「海の見える田舎暮らし」を支えた家が空き家になり、このままでは失われる予定。これを現代につ なげられないか?
②愛犬と快適に過ごせる宿泊施設
周囲に気を遣わず、プライベートな空間で愛犬と一緒に過ごせる施設を提供したい。
③観光客減少への対策
鳥羽市が誇る「海、山、星空、澄んだ空気」といった自然の魅力を発信し、コロナ禍で減少した観光客を呼び戻したい。
④田舎暮らしの体験提供
移住は難しいけれど田舎暮らしに興味がある人に、安心して使える「第三の居住空間(サードプレイス)」としての貸し別荘を提案したい。
これらの課題を解決するため、「貸し別荘民泊」という形で新たな価値を生み出したいと考えました。
私は普段は会社員として働いており、資金や運営経験には限りがあります。ですが、皆さんのご意見や支援をいただきながらプロジェクトを進めれば、より素晴らしいものができると信じています。この挑戦そのものを楽しみながら、一緒に素敵な未来を作っていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。想いを込めたこのプロジェクト、ぜひご興味のある部分だけでも目を通していただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回お伝えしたいのは、私の父が定年後の夢として「海の見えるログハウスで暮らしたい」と購入した物件から始まったお話です。
父の夢とログハウスの歴史
父は約27年前、三重県鳥羽市石鏡町の別荘地にあった中古のログハウスを購入しました。定年後の田舎暮らしに憧れた父は、休日ごとに階段を作ったり、ウッドデッキを修理したりしながら週末の田舎暮らしを楽しんでいました。しかし、今では父も高齢となり、この家に通う機会が減ってしまいました。
私はアウトドアが好きなこともあり、月に1~2回は訪れてログハウスの手入れを続けていますが、近隣では似たような状況の所有者が少なくありません。
別荘地のリアルな現状
石鏡町の別荘地は、かつて「定年後は海の見える場所で田舎暮らしを」と夢見た多くの人たちが購入した約30年前に開拓された民間の別荘管理地です。しかし、現在はほとんどの所有者が高齢となり、人の出入りも非常に少ない状態です。管理別荘地は、管理費や固定資産税といった費用の負担もあり、相続するにもハードルが高い現実があります。そんな中、ある日、自宅を修理していた私のもとにご近所の辻内さんが訪れ、相談を持ちかけてくれました。
28年コツコツと修繕してきた辻内さんの想い
「うちの物件を引き継いでもらうことはできないだろうか? 販売するにも買い手がつかなくて、最悪取り壊しになるかもしれなくて・・・」辻内さんのログハウスも、父と同じく定年後の暮らしを楽しむために28年前に購入したものでした。しかし、現在83歳の年齢に加えて、ご家庭の事情などで通うことが難しくなり、取り壊しも考えているとのことでした。
ログハウスには自分で設置した風呂と薪ストーブ、手作りの家具やウッドデッキなど、長い年間かけて積み上げてきたDIYの数々が詰まっていました。
ログハウスの課題
憧れる方も多い、ログハウス。実は手放すのが非常に難しい建物なのです。
天然木の維持管理には想像以上の修繕費がかかり、海辺の物件などは潮風により損傷が激しいため価値が下がります。また時間が経つほど資産価値が下がり、自然環境に中にあるため買い手がつきにくいのが現実です。
そんな現実的な資産価値に加えて、今回の管理別荘地では、固定資産税などに加えて年間管理費が必要です。そうすると維持費は想定以上に膨大になります。
大事にしてきたログハウスでも実際には売却が非常に難しく、また取り壊しとなっても年金暮らしの状況では、取り壊すにも費用がかかり厳しい状況になっているとの事でした。
そして今まで意識してこなかった相続や空き家問題などを調べてみると、まさに今の状況が「空き家化していく」状況となっていたのです。
新しい価値を次世代へ
この状況は、他人事ではなく、自分の両親にも同じ状況が当てはまっていることもあり、役場などに掛け合い、何か救済制度がないかを調べるようにしました。しかし鳥羽市の石鏡町は人口が年々減少し、どこも空き家と高齢化しているような状況でした。公的機関などに相談すると、「空き家対策に関する支援は難しいが、空き家を活用しての民泊事業などを行えば、補助金の対象になる」という情報を教えて頂きました。そこで「民泊」という可能性を見出しました。
たしかに、古いものに新しい価値を加えて次世代に引き継ぐことができれば、空き家問題や後継者問題の解決に少しでも前進できるのではないかと考えました。
今回のプロジェクトは、そんな想いから生まれました。
古き良きものを活かしながら、次の世代が価値を見いだせる形に変えることで、この地域とログハウスに新しい命を吹き込めるよう取り組みたいと考えるようになりました。
予算も知識も人脈もない、ゼロからのスタート
「やってみよう!」と思い立ったものの、現実は土日休みのサラリーマン。時間も予算もほとんどない状態からのスタートでした。まずは、辻内さんに教えて頂きながら、草刈りから簡単なDIY作業を教わり、施設を管理するための日常の管理業務を教わりました。
コストを抑えるため「自分でやれば無料」の精神でコツコツ進めましたが、木の伐採や整地作業は失敗の連続。YouTubeで学びながら挑戦しては、また失敗を繰り返し、週末通いの修繕作業は体力的に厳しいものでした。
それでも、辻内さんからログハウスの管理ノウハウを少しずつ教えていただきながら進めていくうちに、田舎暮らしの現実を痛感しました。アウトドア好きとはいえ、ログハウスの管理がこれほど手間と時間を要するものだとは思いませんでした。
宿泊施設の運営を学ぶ
ログハウスの管理を進める一方で、別荘民泊としての運営には「宿泊施設の運営」に関する知識が必要だと感じました。そこで、友人が運営する和歌山の「ドッグにグッドなグランピング和歌山北」の支配人のしっかさんにお願いし、運営ノウハウを学ばせてもらえることになりました。
「ドッグにグッド」さんは、土地の開墾時から私も友人として手伝っていた愛着のある施設です。特徴は「ドッグランの中に人間が泊まる」というユニークなコンセプトで、ワンちゃんが自由に走り回れる環境が整っています。口コミ評価4.9を誇る人気施設で、その秘訣はスタッフのワンちゃんへの愛情。雨の日もずぶ濡れになりながらワンちゃんと遊び、誕生日には全力でお祝い。さらに、日誌をつけて個々のワンちゃんの状態を管理するなど、その真摯な姿勢に感銘を受けました。
こうした運営を学ぶうちに、「ペット同伴旅行」が抱える課題が見えてきました。
ペット連れ旅行の現実
ペット連れの旅行は簡単ではありません。特に以下のような悩みを抱える飼い主さんが多いことがわかりました。
ペット可の宿泊施設が少ない
多頭飼いや大型犬の場合、さらに選択肢が限られる
ドッグランが必須
ワンちゃん連れのため、宿泊先にキッチンがあれば助かる
ベッドで一緒に寝たいが、ゲージ利用を求められることが多い
部屋食ができないホテルだと部屋に残していくのが不安
他のワンちゃんとの相性や騒音への配慮が必要
近隣の散歩などの情報が調べても見つからずに困る
辻内さんも、私自身も愛犬家なので、こうした悩みには共感できます。この課題を解決できるのが「貸し別荘」というスタイルだと気づきました。
貸し別荘×愛犬家 という強み
貸し別荘なら、以下の特徴でペット連れ旅行の課題を解決できます。
1棟貸切りのため他人に気を遣わなくて良い
キッチン付きで部屋食が可能
ドッグランを併設できる十分なスペースがある
古い建物なので傷がついても気にしなくて良い
これをもとに「完全貸切のプライベート空間」を提供することで、ワンちゃんが自宅のようにくつろげる宿泊施設を目指そうと思いました。
「ワンちゃんを喜ばせる宿」の構想
「ドッグにグッド」さんのオーナーに相談すると、こんなアドバイスをいただきました。「貸し切りで誰にも怒られないなんて、ワンちゃんにとってはパラダイスだよね!専用ドッグランを作って、ワンちゃんが自由に行き来できる通路を設けるのもいいね。」
このアイデアを取り入れ、「ワンちゃんを喜ばせる宿」をコンセプトに決定しました。具体的には
飼い主とワンちゃんがずっと一緒に過ごせる独占プライベート空間
施設内でワンちゃんと一緒に食事ができて、寝るときもお風呂も一緒
犬種や頭数に制限なし、追加料金も不要
これこそがホテルやグランピングにはなく、28年間経過したログハウスに「わざわざ古いログハウスに泊まりに来る理由」になるのではないかと考えました。
地域への貢献を目指して
このプロジェクトの発端は、辻内さんの空き家問題からのスタートでした。そこから鳥羽市の商工会議所や観光課に相談などを重ねていくと、地域が抱えるさまざまな課題が見えてきました。
この施設が少しでも地域活性化の一助となるよう、課題解決に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。
国内随一の海女漁地域が抱える課題
私が直面し課題解決に少しでも支援したいと考えているは、大きく以下の2点です。
①観光客の減少
②海女文化の衰退
鳥羽市では令和5年とコロナ前の令和元年を比較すると、入込客数が7.7%、宿泊者数は12.6%も減少しています。また、鳥羽市と志摩市は、国内で最も海女漁が盛んな地域ですが、終戦直後に約6000人いたとされる海女さんは、現在では約500人まで減少しています。平均年齢も70歳前後にまで上がり、過疎化により後継者不足が深刻化していると言われています。
鳥羽市は「日本一海女が多い町」として、海と共に生きる文化や歴史に触れる魅力を持っています。しかし、観光客の減少により、海女漁の産物の消費や禁漁時期の海産物の購入が減少しており、地域の経済と文化への影響が深刻化しています。
これらの地場への活動は、地元の風習や伝統を理解し、イベントや祭りへの参加時にはルールを遵守する必要があります。私のような県外からきて人間が、簡単に地域貢献にできるはずもなく、じっくりと時間をかけて、相手の意見を尊重しながら対話を重ねていこうと思っています。
まずは海女さんが作業する海産物を適正価格で購入したり、旅行者に地場のお土産や散歩スポットを紹介したり、密漁や環境保護についての呼びかけをしたり、そんな身の丈に合って自分たちにできることから活動から開始したいと思いました。これらの地域問題の解決を分析し、私たちができる民泊における課題解決の糸口が整理できてきました。
それは「連泊」です。
地域経済を活性化する「連泊」の重要性
1泊2日の旅行ではなく、ゆっくりとログハウスに滞在してもらうことで、鳥羽市の自然環境に触れやすくなり、またそれが地域経済の活性化において、効果的に働くと考えました。その理由は次の通りです。
観光消費額の増加
連泊する観光客は滞在時間が長くなるため、食事、買い物、レジャーなどで地域に還元できる機会が増加します。これにより、地元の飲食店や土産物店、観光施設の収益が向上すると考えました。
地域全体のサービス利用促進
滞在が長くなることで、地域の自然に触れやアクティビティも楽しむ余裕が生まれます。これにより、地域全体の観光資源が活用され、また鳥羽市の魅力を体感できる時間も長くなり、相乗効果で地域の特産品や伝統産業が注目され、地元経済の活性化につながると可能性があります。
季節性の緩和
連泊客は短期旅行に比べてスケジュールの柔軟性があり、ゆっくりと愛犬と過ごすことができます。観光のオフシーズンや平日にも訪問する可能性が高まります。これにより、地域の観光産業が安定した収益を得やすくなります。
連泊は単なる観光の延長ではなく、地域資源を最大限に活用し、持続可能な観光地経営の一助となる効果的な取り組みになると考えました。
伊勢志摩の魅力をワンちゃんと楽しむ工夫
プロジェクトを進める中で、地元の商工会議所や観光協会などさまざまな関係者に意見を伺いました。その中で「地元に住んでいるからこそ、地元の魅力が分かりにくい」という声が多くありました。鳥羽市には「鳥羽水族館」や「志摩スペイン村」、伊勢には「伊勢神宮」「おかげ横丁」「石神神社」などの観光名所がありますが、ワンちゃんと一緒に訪れるには制限が多いのが現状です。
そのため、「部屋食ができる環境」を整え、愛犬と一緒に地元の食材を楽しんでいただける施設を考案しました。それが「囲炉裏部屋」です。
新鮮な魚介類や旬の野菜を部屋でゆっくりと楽しみながら、愛犬との特別な時間を過ごせる環境を提供します。囲炉裏を囲みながら、まるで自宅にいるかのようにくつろげる空間を作ることで、ほんの少しの「非日常」を感じていただけることを目指してました。
ワンちゃんとの旅行をサポートする新しい形
貸し別荘の最大の利点は、1組限定で他の宿泊者を気にする必要がないことです。これにより、宿泊者のリクエストに柔軟に対応し、特別な体験を提供することが可能です。
ワンちゃんとの旅行では、以下のような情報が求められることが多いです。
散歩に最適な観光スポット
テイクアウトできる飲食店やドッグランの情報
ワンちゃんと一緒に楽しめるスポット
スタッフが事前に調査し、これらの情報を提供することで、旅のサポートを行います。
鳥羽市の自然を最大限に活かし、ワンちゃんと一緒に海岸での散歩山でのハイキング。釣り、薪ストーブ、農業体験など、都会では味わえないリアルな体験を提供したいと計画しています。非日常の体験を、「憧れのログハウスの別荘」を通じて、自然と触れ合いながら愛犬との時間を楽しんでいただけたら本当に幸せなことだと思います。
プロジェクトの全体像と具体的なサービス
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」サービス全体像についてご説明します。
三重県鳥羽市から志摩市へと続く「パールロード」を進むと、海と山に囲まれた美しい道が広がります。その道を牡蠣小屋が点在する景色を楽しみながら石鏡町に入ると、別荘地への入口にたどり着きます。
この別荘地にはいくつかの建物があり、その多くは不定期に利用される別荘で、静かな環境が魅力です。管理地には出入口ゲートがあり、セキュリティ面も万全です。
朝晩には施錠され、日中は管理人さんも駐在しているため、安心して過ごせます。
ログハウスの魅力
建物自体は28年経過を重ねていますが、丁寧にメンテナンスが施されており、美しい外観が保たれています。また、隣接する空き地を活用してドッグランを新設している最中です。ログハウスの裏手にあるウッドデッキから直接出入りできるため、ワンちゃんが自由に遊べる環境が整っています。
さらに、車で1分(徒歩5分)下ると海があります。他の人がほとんど訪れないため、愛犬と存分に遊ぶことが可能です。また、徒歩5分で山に続く遊歩道もあり、自然に囲まれた散歩を楽しむこともできます。
ログハウス内の設備
室内は木のぬくもりが溢れる温かい雰囲気。ダイニングの目玉は、手作りの「薪ストーブ」です。この薪ストーブは、エアコンでは得られない自然の温もりを感じさせ、体の芯から暖まります。着火には少し手間がかかりますが、薪を割ったり、火を育てたりと、その過程も非日常を楽しむ醍醐味の一つです。
ダイニングは約16畳。手作りのテーブルと椅子が置かれ、冷蔵庫や電子レンジ、食器類も完備されているため、食材を持ち込んで自由に調理が可能です。簡易な調理器具だけではなく、連泊をメインにした設計のため、鍋やフライパン、調味料まで自宅のように過ごせるだけの充実した環境になっています。
お風呂やトイレも新しくはないですが、木のぬくもりが感じられ清潔にしています。洗濯機や洗剤、物干し場など完備して数日間の宿泊に十分対応できます。
和室は囲炉裏部屋にリフォームしました。ワンちゃんがいても一緒に魚や野菜焼きながらゆっくりとした時間を過ごせるよう工夫しました。
2階は2部屋があり、シングルベッドが並ぶ部屋と、2段ベッドを備えた部屋があります。家族連れや友人同士、愛犬と一緒にお休みいただけます。また、ワンちゃんと一緒に布団で寝ることが可能であり、ひと時も離れず、愛犬と一緒に過ごすことができます。
ウッドデッキとドッグランの楽しみ方
ダイニングに直結する手作りのウッドデッキからは、海と山の絶景を一望できます。テーブルを出して愛犬と一緒に食事を楽しむのもいいですし、ポータブルバスタブがあるのでワンちゃんと露天風呂も入れます。目の前に広がる、鳥羽の山と海を見ながら、最高の贅沢を味わえます。
さらに、隣接するドッグランにはウッドチップを敷き、樹木を活かしたブランコやハンモックを設置。ワンちゃんと飼い主さんがドッグランでゆっくり過ごせる空間づくりを進めています。また、果樹園も整備中で、将来的には果物の収穫体験ができるようにしたいと考えています。
ウッドデッキから自由に出入りできるため、ワンちゃんは飼い主さんに散歩を催促しなと言わなくても、自由に自分の意志で遊ぶことが可能です。
宿泊料金
続いて宿泊料金です。
いろい悩みましたが、値段設定を低くし、多くのお客様に来て頂くことも考えましたが、民間の別荘地であるため環境の保護や、せっかくの一棟貸しのため、ゆっくりと時間を過ごしてもらいたいことなどを考えると、近隣の相場よりも高く設定し、その代わりに手厚いサポートすることで、数少ないお客様を大切にする方向に決めました。
無人施設なので、できることは限られていますが、お客様のプライベートを守りながら、ワンちゃんの散歩などの情報を共有できるようにサポートしていきたいと思います。
またお1人様でも愛犬と一緒にお泊りできるように、またご家族でも楽しんで頂けるように、追加の人数は1人4000円と設定しました。
料金は次の通りとなります。
※表示料金は合計人数の宿泊料金です。
※ワンちゃんの宿泊費は何頭でも無料
※全て税込み表示。その他サービス料などの追加料金はありません。
クラウドファンディングへの挑戦
現在、完成近くにまで進んでいますが、自己資金とDIYで進めてきたプロジェクトも資金的な限界が見えてきました。
経費を掛からないように昨年から手作りで進めてきましたが、やはり会社員としての立場がありながらの時間的な制限と資金的に限界が見えてきて、もう一つの工事がなかなか進まない状況です。
そこでクラウドファンディングを通じて、同じ志を持つ方々の力を借りながら、愛犬家や地域の方々が共に楽しめる施設を完成させることができないか、というお願いです。
どうか、お力をお借りできないでしょうか?
いただいた支援金は、以下のプロジェクト費用の一部として、大切に活用させていただきます。できる限りコストを抑え、手作業での作業を予定しておりますが、どうしても難しい場合は計画を変更する場合がございます。その際はどうかご理解いただけますようお願いいたします。
ゴール1:ウッドデッキ改修(63万円)
まずはウッドデッキの改修を第一の目標としています。初期費用が大きく見えるかもしれませんが、辻内さんや私、数名の仲間とともに手作業で進めることで、できるだけ資金の負担を抑えます。
現在は損傷が大きく、防腐剤や塗料も落ちている状態です。再改修も考えましたが、予算が追い付かず、断念していましたがやはりウッドデッキで過ごす時間を楽しんでもらいたいという想いから、このウッドデッキの改修をお願いしたいと思っています。ウッドデッキには、ポータブルの簡易バスタブやドラム缶風呂も設置でき、ワンちゃんとお風呂に入っていただけます。BBQはもちろん、目の前の山々を見ながらゆっくりと朝食など楽しんでもらいたいと思います。
ゴール2:休耕地を果樹畑に整地(84万円)
最初の目標が達成された場合、次のステップとして果樹畑の設立を目指します。現在は休耕地となっている果樹畑ですが、ログハウスから50mほどの位置にあり、この土地も辻内さんが昔、果樹畑として活用していた場所です。
このプロジェクトでは、休耕地を整理し、果樹畑として再活用していくために、まずは雑木を伐採したり、草刈り&整理作業が主となります。整地した後は、新しく土を入れ替え、果樹を植える作業となります。現在は梅などが植えられていますが、梅狩りをワンちゃんと一緒に楽しみ、収穫した梅をウッドデッキで梅酒を作る、そんな田舎体験ができたら素敵だと思います。
私の奥さんも梅酒を手作りで作ってくれていますが、やはり買ってきたものとは違う味わいに愛着があり、好んで飲んでいます。農家の方のようには上手くできませんが、ちょっとした四季を感じる家庭菜園と果樹を田舎暮らしの体験として楽しんでもらえればと思います。
ゴール3:マルチドッグランとして改修(57万円)
ゴール2で整地した果樹畑の周囲をネットで囲い、ワンちゃんを放せるドッグランにします。近隣はイノシシなどの出るため、ある程度の獣害対策も必要です。
そしてドッグラン内では、焚火が楽しめる場所も作り、直通ドッグランとは異なる、原始的な自然環境を残した「マルチドッグラン」を計画しています。
どんな時もワンちゃんと一緒に過ごせる施設がコンセプトですから、焚火をしたり、薪割りをしたり、お子様がいるときには昆虫採取をしたり、様々な体験をワンちゃんと楽しんで頂くことが、マルチドッグランです。
リターンについて
ご支援いただいたリターンについては主に次の5つに絞り込みました。
・オープニング限定プランの「宿泊」によるリターン
(キャンプファイア限定の特別価格です。)
・果樹畑に向けた「果樹オーナー」になる自分の木を植えるリターン
(自身お名前が掲載された果樹の成長を一緒に楽しめます。)
・ドラム缶風呂や薪割り体験を支える「ネーム&広告プレート」リターン
(宿泊者が体験を楽しめるアクティビティを支援するプランです。)
・遠方の支援者に向けた「地場の名産」をお送りするリターン
(地元漁師さんの手作り、鹿肉ジャーキーや海女さんのあおさをお送りします。)
・民泊をやってみたい方に向けた「運営情報」を共有するリターン
(空き家はまだまだあります。民泊に興味がある方向けのサポートプランです。)
これらの種類が異なる5つのリターン支援を中心に自分たちにできる範囲で設定してみました。
泊まって支援コース
宿泊なしのリターン楽しみ支援コース
その他支援コース
リターンについては、経費を使わないでアイディアでお返しできることを優先しました。
宿泊に来て頂くことが、何よりも嬉しいと考え、今回限りのギリギリのオープン価格にて設定しました。
今でお世話になった関係者や知人や身内のサポートを通じて、お返しできるように設定し、気持ちを込めて支援者様にお返していきたいと思っています。
今後の課題
部屋食といってもせっかくの旅行だから地元の美味しいものが食べたい、と思う気持ちにお応えできるように、地元の飲食店さんと連携し、テイクアウトでの対応ができるようにネットワークを広げて行きます。こちらは今回のクラファンとはつながりませんが、良いアイディアなどがあればご紹介ください。
数年かけて進める大きな夢ですが、お孫さんと一緒に来ても楽しめるような自然体験できる場を提供したいと考えています。まずは現実的な目標である「ウッドデッキ改修」を達成し、その後に「果樹園」「マルチドッグラン」とこの夢に向かって進みます。
ロゴに込めた思い
「ドッグにグッド」さんで学ばせてもらったこともあり、「ドッグにグッド」の姉妹店としてオープンすることになりました。ドッグにグッドのルールとしては、ワンちゃん優先であることや、ワンちゃん料金設定なし、制限なしなども引き継がせてもらいました。
しかし「ドッグにグッドなグランピング」は「おもてなし」が売りの施設。
その対極にログハウスは「完全無人運営」と私たちは、完全プライベート空間を大事にしました。周囲のワンちゃんを気にせず、ワンちゃんが安心して大好きな家族とまるで自宅のように過ごせる施設づくりを心掛けたいと思います。
散歩だけではなく、部屋でもベッドでも、ずっと一緒にいつもさみしい思いをしているワンちゃんを楽しめせる旅にしたい。そんな想いを込めてロゴを作りました。
ワンちゃんが「かあちゃん、今回の旅行、すっごく楽しかったよ!」
と言ってくれるような旅行をいお手伝いしたい、そんな気持ちをメッセージに込めてロゴを作成しました。
こだわりのリターンで協力してくれた方々
しかやま:萱間さん(三重県津市美杉町)
自分で狩猟をはじめてね、思ったんです。
さばいていくと、人間用の背ロースとか値がつく部分以外はほとんどが廃棄にするんですよ。
それがね、命の尊さというかね。もったいなくてね。
なんとか丸ごと、活用できないかと思って。そこで愛犬にレバーや心臓をジャーキーにして与えたんですよ。
そしたらむしゃぶりつくように食べてね。
今では自然の恵みで滋養強壮のために与えていますよ。調理法も色々試してね。
鹿肉の心臓やレバーなどほとんど売ってないんですよね。
だから調理法も少なくて試行錯誤しました。それが楽しかったんですけどね。
私たち猟師は、せっかく頂いた命。余すところなく使えるように活用し
それが三重県の獣害を防止する取り組みとのバランスが取れたらいいよね。
鳥羽市:相差町 現役海女さん談 (写真はイメージです)
海女さんが減ってきている背景には温暖化影響で
貝類や海藻類がとれなくなってきていることが大きいんじゃないかな。
熱帯の魚を見かけたり、昨年まであった海藻が一気に磯焼け(真っ白になる現象)になったり、本当に海が変わってきている。
海女さんたちで色んな努力してきているが、みんな生活がある。
それに来年の私たちの店が継続できるか、それもわからない。
あおさ一つにしても自分で採取し、柔らかい部分だけにこだわって使用しているが、来年は自分たちの納得するものができるか、わからない。
私たちにできるのは、海を守り、文化をとださないように大事に海に感謝し、海の資源を育てていくだけ。
そして旅行者が訪れてくれた際には、海女の文化を話したりしながら、少しでも海の資源の大切さを伝えていきたい。
二人三脚でサポートしてくれた「ドッグにグッド」さん
吉田 静 支配人
「ドッグにグッド」なグランピング施設では
「One for ALL、All for One-ko」-1人はみんなのために、みんなはワンチャンのために-
というスローガンを掲げ、
スタッフ一同ご主人様と愛犬が最高のお時間を過ごしていただけるよう心がけてます。
だからこそ、ドッグランがあるグランピングではなく、和歌山北は「ドッグランの中にあるグランピング」
であり、常にワンちゃんファーストを考え、おもてなしを大事にしてます。
今回の鳥羽の構想は昔からずっと知っていた企画であり、グランピングの立上げから知っているスタッフの第一歩なのですごく楽しみにしています。
また、ドッグにグッドの一番のサービスは「おもてなし」ですが、それができない無人での運営となり、
また適度な自然と快適な空間であるグランピングに対して、自然あふれる環境とひと手間が必要なアクティビティが、どんなワクワクを提供できるのか? 新しいコンセプトに期待が膨らみます。
そしてドッグにグッドが挑戦していきたい「ワンちゃんへのサービスを通じて社会のお役に立ちたい」という社会への課題解決に取り組む、一歩目となります。どうぞ皆さん、ご支援のほどよろしくお願いします。
スケジュール
※現段階での予定となり、変更になる場合があります点はご了承ください。
最後に
「母ちゃん、ありがとう。」--そんな気持ちを込めて、愛犬と家族の思い出を作れる場所を目指します。
完成後は民泊として運用するだけでなく、地域と連携できるイベントなども開催したりと夢は広がります。
特に愛犬との旅行では、連泊をおすすめします。到着してすぐ帰るのではなく、2~3日の滞在で愛犬が安心できる環境を整えたいからです。自然の中でのんびりと散歩をしたり、薪割りや釣りを楽しんだり、囲炉裏を囲んでゆっくりと過ごしたり。ちょっとしたひと手間の非日常を、ワンちゃんと一緒に楽しんでほしいと思います。
愛犬の寿命は人間の何倍も短いからこそ、この瞬間を大切にしていただきたいと思っています。そして、このプロジェクトを通じて、地域のログハウスを再生し、愛犬が家族とともに安心して過ごせる「第二の家」を作りたいと考えています。
鳥羽市の豊かな自然と温もりある木のぬくもりを感じられる、そんな新しい未来を皆さんと一緒に作りたいです。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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2024/12/07 21:00今回、念願のプロジェクトを実現するために、クラウドファンディングのスタートすることができました。手探りながらここまでこれたのは、本当にたくさんの方々の支えがあったからこそです。家族や友人にはいつも応援やアドバイスをもらい、背中を押してくれました。私自身、この石鏡では、子供たちや愛犬と過ごした時間が人生の宝物になっています。その環境を少しでも多くの人に感じてほしい、そんな思いでここまで走ってこれました。準備の段階で協力してくれたドッグにグッドさんをはじめ、多くの方に本当に感謝しています。そして辻内さんに声をかけて頂かなければ、このプロジェクトはありませんでした。これからが本番ですが、温かく見守っていただけたら嬉しいです!本当にありがとうございます! もっと見る
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