はじめまして!!
私たちは、立命館大学を中心とした京都の学生団体「京文化探検隊」です!
今年の10月に京都のことが大好きな有志が集まり発足しました。
大学一年生が主体となり、なんと平均年齢は19歳です!
私たちの活動は、千年の歴史を誇る京都が生んだ豊かな文化と歴史を次世代に伝えることを目的としています。学生の情熱とエネルギーを活かし、地域社会や伝統文化に積極的に関わり、学びを深めながら、その魅力を広める活動を行っています。今回のプロジェクトは、その第一弾として、京都の伝統文化である「茶道」をテーマに、お茶会イベントを開催します。
目次
1,京都の伝統文化の現在(いま)
2,京都の伝統文化を守るために
3,プロジェクト概要
4,プロジェクトの目的
5,ご支援のお願い
6,ご支援の使用目的
7,スケジュール
8,ご支援いただいた方へのリターン
9,最後に
京都の伝統文化の現在(いま)
京都は千年の都として世界に知られています。長い歴史の中で日本の文化の中心地として発展してきました。その街並みには古き良き日本の姿が残り、有形無形の文化が息づいています。しかし現代社会の急激な変化の中で、京都の伝統文化は今、大きな転換期を迎えています。
1. 後継者不足の深刻化
多くの伝統文化や工芸の現場で、後継者不足が深刻な問題となっています。
• 高齢化が進む中で、伝統文化に携わる方々の平均年齢は年々上昇しています。
• グローバル化と日常生活の変化で、伝統文化が遠い存在になり、若い世代の間で関心が薄れています。
2. 観光産業に依存した文化の消費化
京都の文化は観光産業と密接に結びついていますが、このことが伝統文化の形骸化を助長している側面もあります。
• 観光需要に応える形で、伝統文化が商品化され、本来の意味や価値が薄れてしまうことがあります。
• 本物の文化体験ではなく、手軽で商業的な模倣に留まるケースも増加しています。
観光客に一時的に楽しんでもらうための「もの」となり、地域住民にとっての文化としての機能が薄れつつある現状が見られます。
3. グローバル化と若者の関心の低下
現代のグローバル化した社会では、西洋的なライフスタイルや文化が浸透し、若い世代の間で伝統文化への関心が薄れてきています。
• 学校教育においても、地域文化の重要性に触れる機会が減少しています。
• 日常生活の中で和室や和装、伝統工芸品等が使われる場面が少なくなっています。
こうした状況の中で、伝統文化は「特別なもの」になりつつあり、日常から遠ざかってしまっています。
4. コロナ禍による文化活動の停滞
2020年以降のコロナ禍は、伝統文化を支える多くの産業や活動に大きな打撃を与えました。
• 茶道や能楽など、対面で行われる文化活動が軒並み中止されました。
• 観光客の減少により、伝統工芸品の需要も大幅に落ち込みました。
これにより、すでに厳しい状況にあった伝統文化の存続が、さらに難しくなっています。
京都の伝統文化を守るために
こうした現実に対処するためには、地域住民、行政、企業、そして若者が一体となり、伝統文化を未来に継承する努力が求められています。特に、若い世代が積極的に伝統文化に触れ、その魅力を次世代に伝えていく仕組みが不可欠です。京都が誇る文化遺産を守ることは、日本全体の文化的アイデンティティを保つことでもあります。
一つひとつの伝統が消えゆくその前に、私たちは具体的な行動を起こす必要があります。
そこで、まず私たちは京都の伝統的な京文化の代表で、一番身近な存在である『茶道』に目を向けて、イベントを企画することといたしました。
プロジェクト概要
イベントのチラシが完成しました! (デザイン担当:nano)
・イベント名 『Oh 茶会!』
・主催:京文化探検隊
・後援:京都市、京都新聞
・開催日程:2025年3月1日(土)9時〜14時
・開催場所:大徳寺大慈院
・掛釜担当:一般財団法人 半床庵文化財団
・参加費:無料
来たる2025年3月1日、茶の湯と関わりの深い大徳寺の大慈院をイベント会場にお借りし、一般財団法人半床庵文化財団の久田様に掛釜ご協力を賜りまして、お茶会のイベントを開催いたします。このイベントには、大徳寺管長・髙田明浦猊下様、大慈院ご住職・戸田惺山和尚様をお招きする予定です。現代の若者や京都府内外の皆さんに広く日本文化の美しさを感じていただく良い機会となればと考えています。
(参考写真:大徳寺 大慈院)
プロジェクトの目的
1. 京都の本物の伝統文化に触れる機会の提供
〇茶道は日本の美意識や心の豊かさが詰まった伝統文化です。しかし、現代の若者や海外からの観光客にとって、その魅力を体感する機会は限られています。このお茶会では、特に同世代や次世代の学生を中心に、誰もが気軽に参加できる形で、茶道の魅力を体験していただきます。
2. 京都の文化継承を支援
〇茶道は長い歴史を持ち、京都の文化そのものと言っても過言ではありません。地域社会や文化の継承を担う若者が、茶道を学び、体験することで、次世代に伝統を受け継ぐ役割を果たします。
3. 新たな交流の場の提供
〇茶道を通じて、世代を超えた新たな交流の場を提供します。参加者同士が京都の文化について語り合い、理解を深めることで、地域コミュニティの活性化にもつながることを目指しています。
ご支援のお願い
若い世代の方々に本物の京文化に触れていただく機会として、入場無料の今回のプロジェクトを企画しました。しかしお茶会の開催にあたり、どうしても会場費やお茶やお菓子などの費用、運営費などが発生します。学生だけではどうしようもないお金という壁にぶつかり、各方面で様々な方にご協力をいただきましたが、必要経費に至りませず、今回のクラウドファンディングを決断いたしました。今回のイベントは、「茶道の魅力を多くの人に伝えたい」「京都の文化を未来へ繋ぎたい」という学生の思いから企画した新たな試みです。そのような私たちの思いに賛同してくださる皆様と共に、京都ならではの文化を広める活動を進めたいと考えています。皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
ご支援の使用目的
• お茶会の会場費(大徳寺大慈院の使用料)
• 茶道具や抹茶、お菓子の準備費用
• イベント運営にかかる諸費用(掛釜御礼、広報、スタッフの交通費など)
• リターンにかかる諸費用
スケジュール
スケジュール
2024年
12月 クラウドファンディング開始
2025年
2月末 クラウドファンディング終了
3月1日 イベント当日
3月10日以降 順次 リターン発送
※リターン品によって発送スケジュールが異なります。
【募集方式について】本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ご支援いただいた方へのリターン
ご支援いただいた皆様には、感謝の気持ちを込めて以下のリターンをご用意しております。
【企業様向け】
• ¥30,000のご支援:会場内とSNSへの貴社名掲載
※ご希望に応じて、柔軟に対応させていただきます。
【個人の方向け】
• ¥3,000のご支援:お礼のメール(個数制限なし)
• ¥5,000のご支援:当日のお茶会にご招待(限定50名様)
• ¥10,000のご支援:当日のお茶会にご招待&当日支援者様撮影の記念写真(デジタル版)(限定30名様)
• ¥30,000のご支援:京都伝統工芸大学校卒業生作 韮山竹茶杓(限定10名様)
説明:韮山竹茶杓(韮山の焼印 紙箱入)
竹細工伝助製作(京都伝統工芸大学校卒業生)
(茶ノ湯竹器師 黒田宗傳監修)
千利休ゆかりの伊豆韮山江川邸庭前の竹を以て
茶杓を制作いたしました。
竹細工伝助
(茶杓は自然の竹ですので多少趣きが違いますことご了承くださいませ。)
• ¥100,000以上のご支援:三杉紹巴 土田友湖作(限定3名様)
• ¥300,000以上のご支援:大徳寺管長 髙田明浦老大師 竹茶杓 (限定1名様)
説明:大徳寺管長 髙田明浦老大師 竹茶杓 銘 松上鶴 (黒田宗傳下削り)
最後に
「京文化探検隊」は、学生の視点から京都の文化を守り、広める活動をしています。今回のプロジェクトは、伝統文化を次世代に繋ぐ大切な機会です。大徳寺の大慈院様や表千家久田様をはじめ、返礼品のご協力をいただきました千家十職の土田友湖様や茶ノ湯竹器師の黒田宗傳様、ご後援をいただきました京都市と京都新聞様のご協力を賜りましたこと、この上ない喜びと感じています。ぜひ私たちの活動にご賛同いただき、一緒に京都の素晴らしさを広め、未来に継承するための一歩を共に踏み出していただけないでしょうか?皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
(後援関係書類)
京都市(京都市文化芸術企画課)からご後援をいただきました‼︎
京都新聞様からご後援をいただきました‼︎
ページ作成・文責 黒田和誠
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