初めまして!プロジェクトを見ていただきありがとうございます!
都道府県いいとこかるた協会(通称:とこかる)の木下花呼です。
私たちは、47 都道府県に1つずつ
その土地の良いところ”だけ”を集めたかるたを作っている団体です。
それぞれの住んでいる地域を、日本を、もっと面白くしていきたい、良くしていきたい!
そう強く願う3人の想いからこのプロジェクトが始まりました。
今回のクラウドファンディングでは
都道府県いいとこかるたの制作費への支援のお願いと合わせて
このかるたを多くの方に知ってもらい、遊んで欲しい!作ってみて欲しい!
そんな想いからチャレンジをすることにしました。
目指す先は、全国にかるたを作るだけではありません。
かるたを遊ぶ・作ることをきっかけに、愛情ベースのコミュニケーションが日本中に広がっていくこと!
これだけ聞いただけだと、何言っているんだろう、と疑問しか浮かばないですよね。
順番に説明させてください!
まずはこちらが、現在制作中のかるたの一例です。
47都道府県にかるたを作っていくのですが、そこに1つだけルールを設けようと考えています。
それは、「地域のかるたはその地域の人が作る」ということです。
その地域の良いところだけを集めたかるたを作るのであれば
その地域をよく知っている人が作った方が、より良いものが出来上がると思っています。
住んでいなくても、遊びに行ったことがある、学校に通っている、通っていた、働いていたなど少しでも触れたことがある地域の方の手によってかるたを作っていきます。
特に子供たちが描く絵は、大胆でダイナミック!そして着眼点はとても繊細。
見るだけでパワーをもらえる、そんなかるたの絵札が多く集まりました。
また、印刷を依頼する紙は、例えば地元企業さんの廃棄ゴミから紙を作り出してかるたに生まれ変わらせる、なんていう構想もしています。
かるたで遊ぶ・作ることで、予想以上に大きな変化が起こっていきます。
まずは、遊ぶことで起こること!
かるたで遊ぶことで、自然と読み札や絵札を見ますよね。
その中で、歴史・文化・自然・産業など、今まで知らなかった地元の姿を垣間見ることができます。
今まで知らなかった観光地や地元の特産を「こんなのあったんだ、知らなかった〜」と
まずはかるたをきっかけに知ることができます。
新たな観光地や特産を知ると、訪れたくなる・食べたくなるという気持ちから
遊びに行ってみたり、お取り寄せして食べてみたり、実際の行動も起こっていくでしょう。
特産や観光地は、住んでいる人の方が意外と知らない、なんてことがよくありますよね。
「自分でわざわざ調べる」ではなく「遊んでいるうちに自然と知った」
この情報の入り方がとても重要で
元々の興味ではないことも情報が入ってくるので、価値観の広がりにも繋がっていくと考えています。
実際に私たちがかるたで遊んでみた中で、
・こんな場所があったんだ!
・こんな人が歴史を作ってきてくれたんだ!
と、自分だけでは調べすらしなかった情報にも多く触れることができました。
もし将来的に就職や転勤などでその場所を離れても、
その地域に思い出がたくさんできれば
ふるさと納税などで繋がっていたいと感じてくれる人も出てくるかもしれません!
かるたの制作過程では、普段の生活の中では話さない人たちと話すきっかけが生まれます。
「かるたを作る」「地元の話」という共通の目的と話題があれば、
世代関係なく地域住民とのコミュニケーションが取れるようになります。
今では希薄になってしまっている、リアルな人対人の新たな交流がそこかしこで自然発生していくでしょう。
こちらは、かるたの絵を描いてもらうワークショップのために
地域のイベントに出店した時のブース写真です。
親子で来てくれた方が多かったのですが
親子の間では
「この前潮干狩り行ったの覚えてる?」「覚えてる!あれでしょ、大洗の方にみんなで行ったよね!」や
「ねー私も気球見てみたいよ」「いいよ、今度調べて行ってみようか!」
なんて楽しかった思い出や、これからの楽しいことについての会話が弾んでいました。
私たちと親御さんや子供たちとも
「私の地元、この絵札のメロンの街なんですよ〜!いつも周りからメロンもらっていたので
結婚するまで、メロンって買うものって知らなかったんですよ(笑)」
「私の地区の山車、これ!私もお祭りの時一緒に歩いたんだよ!」
なんて、初対面であってもたくさんのお話をさせていただき
ワークショップから数ヶ月経った今でも、
絵を描いて会話をしてくださった方のことは今でも鮮明に思い出せるくらい、記憶に残っています。
ちょっと前まで他人だったのに
共通の「地元」について話すだけで、こんなにも心の距離が近くなるのかと
体験した私たちが1番驚き、そしてこのかるた作りの価値を確信しました。
都道府県いいとこかるた協会の始まりは、
会話の中で「私たち、地元のことを何にも知らないね」という気付きからでした。
とあるお花見の席の中で
「地元の良いところを10個考えてみよう!」というちょっとしたワークがありました。
私たち3人は茨城にずっと住んでいたり、関わりがある人間ということで
茨城県の良いところを考えてみたのですが、10個出すのがやっと。
そこでふと、思い出したことがあります。
学生の頃は、県外で住所を書くのに「茨城県」と書くと田舎者に思われないかと、とても恥ずかしかったこと。
そんな私が、今では茨城県出身ということに誇りを持っています!
なぜ誇りを持てるようになったのか。そのきっかけとなったのは知って、興味を持ったからでした。
かるた作りを通して、周りの方たちと地元の良いところを話し、調べていくうちに
新たな魅力に気付くことができたからこそ
「何もない田舎の土地」という自分の勝手な悪い印象が
「こんなにも魅力ある素晴らしい場所」へ大きく変わったのです。
改めて地元や故郷を知ることで、魅力に気付き、その土地への愛着が湧く
私のように、「この土地に生まれて良かった」と
出身地に対して誇りを持てるまでになっていきます。
そのためにもまずは、知るきっかけがとても重要。
都道府県いいとこかるた協会では、この”知る・気付く”という第一歩をかるたという形で広めていくことが大切だと考えています。
多くの方が地元が大好きに、そして誇りを持てるようになることで
その人の中には、たくさんの愛情が生まれていることでしょう。
自分だけでもなく、家族や友人だけでもなく、
地域への愛情を持つという愛情の範囲が広がることで、
より多くの場所で、愛情をベースとしたコミュニケーションが広がっていく
そう強く感じるからこそ、私たちはこの都道府県いいとこかるた協会として
47都道府県に1つずつかるたを作っていく活動をしています。
現在、47都道府県の最初の1つとして、茨城県いいとこかるたを制作中です!
絵札と読み札が9割ほど集まり、今は印刷に向けての準備を進めています。
なお、かるたは洋服のゴミから生まれたサーキュラーコットンペーパーという紙で制作を行います。
洋服などの廃棄コットン50%と木材パルプ50%からできた紙を使うことで
循環型な社会を、遊びながらも貢献できること
そして社会課題への興味も持ってもらえる人が増えたら嬉しいなと思い
サーキュラーコットンペーパーを使ったかるたを作ることにしました。
現在制作途中の茨城いいとこかるたの制作を皮切りに、
47都道府県に1つずつかるたを作っていきます。
かるた制作にかかる費用
そして今後、全国の都道府県でのかるた制作のための費用を
今回クラウドファンディングにて支援いただきたいと考えています。
【主な使用目的】
・茨城いいところかるたの制作費用(ワークショップ出店費用・かるた制作費用)
・各都道府県のかるたアンバサダー募集のための販促費用・PR及び打ち合わせ・出張費用
・学校・企業向けのかるた制作ワークショップ費用
・クラウドファンディング手数料
・その他
この地域のかるた作れるよ、学校で生徒と作ってみたいな
という方がいましたらご連絡お待ちしています!
たくさんの方にいいとこかるたを知ってもらうためにかるたで遊ぶ・応援する・作る・贈るの4カテゴリに分けてご紹介します。
法人様への領収書の発行も可能です!
なお、リターンの紹介に使われている画像は現在開発中のものとなります。
実際届く商品には変更がある場合がありますのであらかじめご了承ください。
今後はこちらのスケジュールで進んでいく予定です。
リターン発送は2025年春を予定しておりますので、それまでお待ちください!
より良いものをお届けするために、丁寧に進めてまいります。
2025年2月 クラウドファンディング終了
2025年春 茨城いいとこかるた完成&リターン発送
2025年5月5日 完成披露&一緒に遊ぼう会開催!!
2025年初夏 茨城いいとこかるた発売開始
私たちが目指すのは、
多くの人の心に愛情が育まれ、愛情ベースのコミュニケーションが当たり前になることです。
かるたという昔からある遊びの中で、歴史や地域の美しさを感じる。
それらが、
日本人としてのアイデンティティーを思い出すきっかけとなったり
他世代のコミュニケーションが生まれたり
いいとこかるたを中心に、新しい気付きや愛着が少しずつ湧いてくるはずです。
そうして育まれた地元への愛情が、周りに広がり、
日本・世界に広がり、愛情ベースでのコミュニケーションが当たり前になる世界。
本気を出して動けば、優しい世界は必ず実現できる!
そう信じて、まずはいいとこかるたという形で私たちは動いていきます。
このかるたを、そして新しいコミュニケーションの形を作り上げていくためにみなさんの応援が必要です。ぜひお力をお貸しください!!
お時間をとって読んでいただきありがとうございました。
都道府県いいとこかるた協会 木下
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