注目のリターン
はじめまして!
現在、カナダ・バンクーバーでチアリーディング選手として活動している三島穂菜美です。
1996年生まれ。神奈川県藤沢市出身で、今年で29歳になります。
2017 日本代表
この度、世界で最も大きなチアリーディング大会「WORLDS」に挑戦するため、遠征費や滞在費をご支援頂きたく、クラウドファンディングを立ち上げました。
私の目標は、この世界大会で優勝することです。
そして、この挑戦を通じて、単なる個人の成功にとどまらず、未来のチアリーダーの道を切り拓き、次世代のチアリーダーたちに新しい道を示したいと考えています。
「自分の可能性を信じて、どんな時でも諦めずに挑戦していく」その姿勢が、誰かの勇気になり、背中を押せたら嬉しいです。
------ 目次 ------
▶︎最高到達点は5メートル!
筋力勝負なチアリーディングの世界
▶︎2度諦めたチアリーディング。
それでも諦められなかった理由
▶︎カナダでの日々と、金銭面での苦労
▶︎世界を目指す道のりと、その先に見える未来
▶︎誰だって、好きなことを貫いていい
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最高到達点は5メートル!筋力勝負なチアリーディングの世界
皆さんはチアリーディングにどんなイメージを持っていますか?「可愛らしい女の子がミニスカートでポンポンを振って踊っている」という印象でしょうか。
実はそれ、半分正解で、半分不正解です。
確かにミニスカとポンポンは定番ですが、実際のチアリーディングは見た目以上に激しく、筋力やメンバー間の信頼が問われるアスリートの世界です。
たとえば、こんな感じ。
人の力だけで5メートル以上高く飛び、
空中で一回転したあとに脚を大きく開いてから、人の上に立ったり。
縦に1回転して乗ったり、
手のひらの上で逆立ちしたりもします。
一番上に乗る人を宙に投げるバスケットトスの最高到達点は5メートルで、華やかに見える一方で危険も伴っていることから、チアリーディングは「笑顔の真剣勝負」とも呼ばれています。
成功させるには、選手自身の筋力だけでなく、仲間とのリズムや信頼が不可欠なスポーツです。
2017 全日本選手権大会
2度諦めたチアリーディング。それでも諦められなかった理由
私がチアリーディングに出会ったのは中学3年生の時。高校見学で見た演技に感動して入部を決意しました。
名門の帝京大学 BUFFALOS(バッファローズ)に進学し、チアを続けて全日本学生選手権大会では2度優勝。日本代表にも2度選抜され、どちらとも優勝を経験しました。
2017 全日本選手権大会
しかし、日本ではチアリーディングにプロの道がありません。大学を卒業すると、ほとんどの選手が一般企業に就職し、チアを引退するのが当たり前という現実。私もそのひとりとして会社に就職しましたが、心の中にはずっとモヤモヤが残っていました。
「やっぱり、チアがやりたい。ただ純粋に、チアリーディングが好きなんだ。」
そう思った私は会社を辞め、2019年にアメリカにある、モアヘッド州立大学 EAGLES(イーグルス)の強豪チームに所属しました。毎日練習に明け暮れましたが、トライアウトの結果は補欠。アメリカの競技レベルの高さを痛感しました。
2020 UCA 全米大会
その翌年の再挑戦を決意した矢先、世界はコロナ禍に。帰国を余儀なくされました。
帰国後は大学、高校、クラブチームなどで指導者として活動しつつも、「もう一度、海外で選手として挑戦したい」という思いは消えず、心の中で葛藤を繰り返す日々。
2023年。すべての言い訳を捨てて、カナダで再びチアリーディングに挑むことを決意しました。
カナダでの日々と、金銭面での苦労
カナダに渡るためには、金銭的なハードルがありました。チアの指導者を始め、オフィスワークやジムの仕事など合計7つの仕事を掛け持ちしながら資金を貯め、
2024年9月、ついにカナダ渡航を果たしました。
現在は、VANCOUVER ALL STARS・BLACKICE(バンクーバーオールスターズ・ブラックアイス) というチームに所属し、週に2回のチーム練習に加えて自主練習にも励んでいます。
物価が非常に高く、ワンルームでも家賃は20万円近くかかるため、住み込みのベビーシッターをしながら家賃を節約し、事務の仕事も掛け持ちして生活しています。
チアリーディングと生活を支えるために月々約13万円、年間では250万円ほどの費用がかかります。
ベビーシッターの子供
実際にかかる資金
・住居費:約5.5万/月
・食費:約4万/月
・部費:約3.5万/月
・スポーツ保険・大会登録費:約3万
・ユニフォームやタンクトップなど、チームのグッズ代:約6万
・トレーニング施設やケア:約20万
・オンタリオ大会の渡航・滞在・エントリー費:約10万
・世界大会WORLDSの渡航・滞在・エントリー費:約55万
2024 カナダ初大会
実際に、野球やサッカー、ラグビーなど、プロのスポーツ選手たちは、遠征や合宿にかかる費用や、トレーニング施設の利用、フィジカルトレーナーや栄養士の支援を受けることができます。
しかし、チアリーディングにはプロ選手が存在しないため、これらのサポートは全て自費で賄わなければならないのが現状です。
金銭的な負担は依然として大きく、みなさまのご支援をお願いしたいと思っています。
2016 JAPAN CUP
世界を目指す道のりと、その先に見える未来
私は以下の2つのことを目指しています。
1. 世界最大のチアリーディングの大会「WORLDS」で優勝すること
2.チアリーダーの次世代に繋がる道を切り拓くこと
私が目指しているのは「WORLDSで優勝する」という個人の成功ではなく、その目標を通じて「日本のチアリーディングの未来を切り拓くこと」です。その為には、世界の舞台で活躍できるチアリーダーたちをつなげ、次世代に繋がる道を作っていかなければなりません。
私がこの目標に向けて歩んできた道のりは決して平坦ではありませんでした。
これまで日本、アメリカ、カナダの3カ国でチアリーディングを経験し、日本人選手が持つ実力の高さに確信を持ちながらも、チア留学の環境が整っていないことや、英語力の壁など、多くの課題に直面してきました。
それでも、その壁を乗り越え、世界を目指して進む道を模索し続けています。
2020 UCA 全米大会
今、私が挑戦しているのは、これらの課題を乗り越えることで、日本のチアリーディングが世界に通用することを証明し、後に続く選手たちに道を示すことです。
その道のりは、決して簡単ではありませんが、挑戦し続けることで、次世代により多くの選択肢を、そして新しい可能性を広げることができるのではないかと思います。
2025 WORLDSの切符を掴んだ瞬間
資金の使い道
目標金額:75万円
・遠征活動費 : 約55万円
飛行機代(バンクーバー↔︎オーランド)、滞在費、エントリー費など、世界大会に出場する為の費用です。
・パフォーマンス向上サポート費 : 約20万
現地のトレーニング施設、ケアやリカバリーセッションの利用など、最高のパフォーマンスを発揮するために必要なサポートを受けるための費用です。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
WORLDSまでのスケジュール
2024年
12月 Pink Competition
(Richmond, バンクーバー)
▶︎2025年度のWORLDSの切符を手に入れました!この大会の様子をYoutubeにアップしているので宜しければご覧ください。
2025年
1月 BC Cheerleading Championships
(Burnaby, バンクーバー)
(Abbotsford, バンクーバー)
2月 Ontario Championships
(Ontario, トロント)
3月 The Maritime Meltdown
(Abbotsford, バンクーバー)
4月 The Cheerleading Worlds
(Orland, フロリダ)
誰だって、自分の好きなことを貫いていい。
私たちは限られた時間の中で生きています。
だからこそ、今しかできないこと、心からやりたいことに挑戦することは、とても価値のある選択だと思います。「あの時やっておけばよかった」「若いうちにやっておけばよかった」と後悔しない人生を送るために、子どもから大人まで、全ての方に
「自分の可能性を信じ、今を大切に行動してほしい」そう願います。
日本を代表する選手として、私はこれから「WORLDS」で優勝することを目指し、その後はカナダ代表チームのトライアウトにも挑戦する予定です。
もうすぐ29歳になり、学生時代と違って身体の不調も増えてきているため、選手として活躍できる期間は限られていると感じていますが、自分の好きなチアリーディングを極めるまで、
今できる最大限の挑戦をするんだと心に決めました。
現在、日本人選手でカナダ代表になった選手はいませんが、私がその道を切り拓けたなら、これから挑戦したいと思っている選手たちに新しい可能性を示せるのではないかと考えています。
2017 CWC世界大会
そしてこの挑戦を通じて、チアリーディングに限らず、スポーツやその他の分野でも、「自分の好きなこと」「やりたいこと」を見つけ、勇気を持って一歩踏み出すきっかけになればと思います。
年齢や経験に関係なく、誰もが自分のやりたいことを貫き、夢に向かって全力で挑戦できる世界を目指して。
そして、「三島穂菜美が頑張っているから、自分も頑張ろう」と思ってもらえたら、それ以上に幸せなことはありません。
この挑戦が、少しでも誰かの力になり、希望となりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
三島 穂菜美
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