注目のリターン
Introduction「ジャンプ台のある小学校⁉」
私たちは、長野県白馬村にある白馬村立白馬北小学校の4年生です。わたしたちの白馬北小学校は、日本でも数少ないスキーのジャンプ台がある小学校です。そんな学校、地域の特色を生かし、冬になるとスキーの学習に取り組んでいます。地域にある八方尾根スキー場、岩岳スノーフィールドではアルペンスキー教室を行い、スキーの基礎を身に付けています。学校にはスノーモービルがあり、校庭はクロスカントリースキーの練習場として整備され、体育の学習の一環として、クロスカントリースキーもしています。そして、学校にあるジャンプ台を使って、スキージャンプの学習を行います。ジャンプ台には、大ジャンプ台と小ジャンプ台の2つがあり、小ジャンプ台は経験の少ない子や低学年が使用し、大ジャンプ台は中学年以上の子どもたちが使っています。恵まれた自然や地域の方々、学校の施設を生かして、特色のある教育を行っています。
スキー学習(アルペン・クロスカントリー・ジャンプ)の様子
Project Goal「小ジャンプ台を直したい!!」
日本でも数少ない小学校にあるスキージャンプ台ですが、2021年以降、老朽化による耐久性の問題から小ジャンプ台が使うことができていません。そのため、低学年やジャンプを始めたばかりの子どもたちが十分に学習に取り組めていません。そんな現状に白馬北小学校の4学年の子どもたちが中心となって、協力金を集めています。4年生になって子どもたちが様々な活動をしてきて、およそ200万円集めることができました。しかし、修理に必要な金額は1000万円…。PTAの修繕積立およそ180万円を合わせても、600万円程足りないのが現状です。そんな中、4年生の子どもたちは最初の目標を100万円に設定してプロジェクトを進めています。
Ep1 「ジャンプ台を直すためにお金を集めよう!!」
1年間の総合的な学習の時間について話し合った際に、ある男の子の一言からこのプロジェクトが始まっていきます。「自分たちでお金を集めたい」「集めたお金で小ジャンプ台を直したい」そんな意見からクラス、そして4年生全体で動き出していきました。
「ジャンプ台を直して、楽しくジャンプ学習に取り組んでほしい」
「1~3年生に気持ちよく飛んでほしい」「日本でも数台しかないジャンプ台を守りたい」 etc...
4年生の子どもたち一人一人が、このプロジェクトに対する思いや目標を出し合い、プロジェクトのスローガンを立て、活動が始まっていきました。
Ep2 「どうすればお金を集めることができるかな?」
さっそく動き出した子どもたちですが、自分たちでお金を集めるためのアイデアを出し合い、いろいろなグループに分かれました。
【お金を集める(募金)グループ】「募金活動をしてお金を集めよう」と考えたグループは、自分たちで募金箱を作る活動とともに地元のスーパーマーケットやお店に募金箱の設置のお願いをしていきました。保護者が経営するお店は承諾いただけましたが、チェーン展開するスーパーなどは手続き上の難しさや手作り募金箱のセキュリティの問題を指摘され、置くことができないという課題にぶつかりました。そのため、直接対面で募金のお願いをできる参観日等の学校行事で募金活動をしていくことになっていきました。
【工作グループ】
「何か自分たちで作ったものを売ろう」と考えた工作グループは、「レジン」「プラバン」「ビーズ」の3つのグループに分かれ、販売する商品の企画を進めていくことになりました。
【いらないものを売る(フリーマーケット)グループ】
「家で使っていない物を売ろう」というアイデアから「フリーマーケット」をするために活動が進みました。商品は4年生全体に持ってきてもらうように投げかけ品物は集まってきましたが、「どこで売るのか(場所)」や「いつ売るのか(時間)」が最初の課題となり、白馬村内で行われているイベントの情報をインターネットで調べたり、自分の知っているイベントの情報を出し合っていきました。
【アルバイトグループ】
「僕のお父さんの農園でバイトをしてお金を集めよう!」というある男の子の声から始まった計画です。「小学生の自分たちがバイトをしていいのかな?」という疑問から教頭先生の所に行き、許可をもらったり、計画をすすめるためのアドバイスをもらったりしました。発起人の男の子が家に帰り、時間や場所、詳しい仕事内容等をまとめてグループの友だちに伝えながら計画を立てていきました。
【野菜を売ろうグループ】
「活動の開始が遅れ、野菜の栽培時期が遅れてしまったこと」や「白馬村の涼しい気候で育てられる野菜を考えなければならないこと」など様々な課題がありました。タブレットで調べたり、お家の人に聞いたりしながら白菜、小松菜、大根、キャベツなどのアイデアが出てきました。保護者にアドバイスを聞いたり、学校職員の中で栽培に詳しい先生に聞いたりするなどして栽培する野菜を考えいきました。
【ジャンプ台について調べる・広報グループ】
ジャンプ台について調べるグループも立ち上がりました。「どうやって調べればいいんだろう?」「どのくらいの修理金額が必要なんだろう?」「ジャンプ台はいつ、どんな風に作られたのだろう?」など様々な疑問をもって活動を進め、過去のジャンプ台を修理した際の資料から目標金額を最初の100万円と設定していきました。
Ep3 白馬ジャンプ競技場見学
ジャンプ台を調べるグループと白馬ジャンプ競技場へ見学に行きました。長野オリンピックの資料館や展望台から実際にジャンプを飛ぶ選手たちの練習風景などを見ることができました。学校に戻ると、学年全体で白馬北小のジャンプ台について知っていることや疑問などを出し合いました。
「いつジャンプ台はってられたのか?」「どうやって作られたのか?」
「どうして北小にジャンプ台を立てたのか?」「誰が作ったのか?」
子どもたちの疑問を解決するため、ジャンプ台の建設当時の方を探しているのだが、未だに子どもたちと繋がれてはいません。
Ep4 PTAへのお願い
ある日、休み時間に過去の資料を見ていた子どもたちが、校長先生のところに質問に行きました。そこで校長先生から「実はジャンプ台はPTAに方々が建ててくれたものだから、PTA会長さんに聞いてみたら?」という新しい視点をもらいました。さっそく令和6年度PTA会長の降籏大輔さんに授業に来ていただき、お話をお聞きしました。PTA会長さんから「PTAの会議に4年生の活動を紹介する手紙を書いてもらって、ジャンプ台を修理する許可を得るのが大事だね。」とご助言いただき、PTA総務会への企画書を作成しました。
Ep5 地元の農家でのアルバイト体験
夏休みが明けて、暑さが残る中、ジャンプ台直し隊の活動の第1歩としてアルバイトグループの計画を実行しました。他のグループの児童も一緒に、地元の太谷農園のトマトハウスへ赴き、集荷作業のアルバイト体験をさせていただきました。3年生時の社会見学に収穫作業の経験があるようで手慣れた様子で作業をする子どもたち。「売り物になるから傷つけないように収穫しないと」「しっかりと赤くなっておいしくなっている色を選ばないと」などの相手意識を持ちながら一生懸命に取り組んでいました。活動の最後に、野菜グループは「どんな野菜が育てられそうか?」や「育てる時のポイントはなんですか?」など抱えていた課題を農家の方から直接をアドバイスをもらうこともできました。
Ep6 週末マルシェに向けて
フリーマーケットグループの発案により、白馬北小学校のすぐ近くにあるスノーピークランドステーション白馬で週末に行われている「週末マルシェ」に参加することになりました。フリマグループを中心にスノーピークに電話をかけ、子どもたちが自分たちで出店のお願いをし、店名を考えたり、お店の紹介やポスターを作っていきました。フリマグループから学年全体に提案があり、募金グループや工作グループも週末マルシェに向けて動いていくこととなりました。
【フリーマーケットグループ】
グループの子どもたちが4年生全体に商品の募集を呼び掛け、集まった商品から値段設定を考えていきました。「値段付けるの難しいなぁ」「新品の値段をタブレットで調べて参考にしよう」と子どもたちなりの方法で金額設定をしていきました。商品が集まった後は、実際にマルシェで使用する大型テントを学校に借りてきて、店内のレイアウトや商品配置を考える活動もしました。フリーマーケットの経験がある学校職員や参観日に来校した保護者からも金額設定や店内のレイアウト、お金のやり取りの仕方等のアドバイスをもらい、着々と準備を進めました。
【工作グループ】
企画を進めていたビーズアクセサリー、プラバンキーホルダー、レジンキーホルダーの3つを週末マルシェで売ることになりました。ビーズアクセサリーでは、ブレスレットとネックレスを作ることになりました。作って販売するだけでなく、来てくれたお客さんにその場で作ってもらう体験コーナーも設置することになりました。プラバンキーホルダーでは、白馬村のゆるキャラ「ヴィクトワール・シュヴァルブラン村男Ⅲ世」のキーホルダーを製作しようとしようとしましたが、著作権の都合上難しく計画を断念しました。そのため、自分たちのオリジナルデザインのキーホルダーを作ったり、ビーズアクセサリーと同様にその場でキーホルダーに名前を書き込んでいくような体験型の商品を企画していきました。レジンキーホルダーは、自分の家から型枠を持ち寄り、レジンでキーホルダーを製作していきました。材料等を書きだし、村内の100円ショップに商品を買い出しに行くなどの活動もしました。支出(材料費)と製作する個数などから、売上金額を予想して、金額を設定する話し合いも学年全体で意見を出しながら行いました。
【募金グループ】
募金グループでは、週末マルシェの会場で募金活動ができることとなり、募金箱の制作に力を注ぎました。Canvaで募金箱のデザインを考え、段ボールや画用紙を使って募金箱を作っていきました。また、著作権の問題により販売することができなかった「ヴィクトワール・シュヴァルブラン村男Ⅲ世」のキーホルダーは、白馬村の観光課の方のアドバイスにより、募金のお礼の品として配布することが決まり、「ヴィクトワール・シュヴァルブラン村男Ⅲ世」のキーホルダーの製作にも取り掛かかりました。キーホルダーを製作する中で、いくら募金をしてもらったらキーホルダーを渡すのかという問いも生まれ、「村男Ⅲ世だから3000円にしない?」「高すぎるから500円くらいだよ」などの話し合いもありました。
【広報グループ】週末のマルシェへの取り組みを宣伝するために子どもたちが宣伝の方法を考えました。ポスター作りでは、Canvaを使って、「ジャンプ台直し隊」「週末マルシェ」のポスターを作成しました。また地元新聞社「大糸タイムス」やローカルテレビ「ユーテレ白馬」にも子どもたちが電話をかけ、取材をしてらえるように交渉しました。自分たちで放送原稿を考え、校内放送や村内の有線放送でも活動を発信していきました。
Ep7 週末マルシェ 9.14 @スノーピーク ランドステーション白馬
迎えた週末マルシェ当日は、夏真っ盛りのような暑い日。休日だったにも関わらず、学年の8割近い人数の子どもたちが参加をしました。朝早く集合し、学校では手伝いに来てくれた保護者の方と一緒に車に荷物の詰め込み、会場ではスノーピークの担当者の方と一緒にテントの設営をしました。お店の準備後は各係から確認事項を全体に周知する時間を設け、いよいよ開店の時間になりました。
募金活動では「白馬北小学校です!ジャンプ台直すための募金をお願いします!」大きな声を出しながら元気よく呼び掛けをする子どもたち。白馬北小学校の卒業生でオリンピック出場選手の福島のり子さんや渡部暁斗選手、渡部善斗選手も駆けつけていただき、児童を激励していただいたり、募金にもご協力していただいたりすることができました。多くのお客さんがきてくれたため、急遽工作グループは商品を午前分と午後分に分けて販売することとなり、商品はすぐに完売となる大盛況でした。週末マルシェでの活動の様子
Ep8 広がっていく「白馬北小ジャンプ台直し隊」
インタビューを受ける子ども広報グループの宣伝活動の成果もあり、マルシェ当日には地元「大糸タイムス新聞社」「ユーテレ白馬」だけでなく、信濃毎日新聞社や読売新聞社など多くのメディアに取材をしていただきました。
「ジャンプ台は白馬北小の誇りで多くの人の思いが詰まっている。1~3年にも飛んでほしい。」
「みんなが見てくれるデザインに仕上げて多くのお金を集めたい。私たちの卒業に間に合わせたい。」
Ep9 週末マルシェを振り返りと雪峰祭に向けて
週末マルシェが終わったところで、マルシェの片付けと振り返りをしました。自分のグループの反省だけでなく、別のグループに対しても成果と課題を伝え合い、集まった意見をもとに今後の活動をどうしていくかを考えました。全体としては、目標金額に達していないことやフリマの商品の売れ残りがあることなどから、もう一度、雪峰祭(マルシェ)に出店していくことが決まりました。
【募金グループ】
「キーホルダー目当てで1,500円以上募金してくれた人がたくさんいた」
「大きな声で募金の呼びかけをすることができた」
「もっと人がたくさんいる場所で募金活動をした方がいいと思う」
「配るキーホルダーがなくなってしまった」
募金グループは村男のキーホルダーが人気だったことからもっとたくさんの数を作ることに決まりました。
しかし、自分たちだけの力ではそこまでたくさんの数を作ることはできないと感じ、「5・6年生にもキーホルダーづくりの一部を協力してもらおう」と考え、高学年に向けてお手紙と作り方の説明書を作成し、4・5・6年生が協力して村男のキーホルダーを作っていきました。
【工作グループ】
「名前キーホルダーやビーズの体験が小さな子どもたちに人気だった」
「商品が少なすぎてすぐに売れ切れてしまった」
「ネックレスや小さいプラバンはあまり売れなかった」
工作グループは、人気だった商品を分析し、その商品のバリエーションを増やしていくことに決まりました。また、季節に合わせて秋らしい色合いやハロウィンに関わるデザイン、白馬の雪をイメージした商品などを作っていくことになりました。
【フリマグループ】
「貴重な物や安いもの、大きな人形などのおもちゃや日用品がすぐに売れた」
「もっと値段を安くした方がいいね」
「お客さんへの声がけが少なかった」
「服がたくさん売れ残ったね」
広報グループと協力して、宣伝のポスターやメール配信を早めに行いました。また、商品数を増やすために全校へ商品提供の呼び掛けや声掛けをしていきました。その際も前回よく売れた日用品やおもちゃを指定するなどの工夫もありました。
【広報グループ】
「もっとはやくから宣伝活動をしよう」という課題をもち、手慣れた様子で次回の雪峰祭のポスターを作り、すぐに会場に貼ってもらうことができました。また、「海外の人にもわかりやすいポスターにしたい」という思いから、海外にもルーツを持つ児童が中心となり、英語の先生やお家の人の力もお借りして英語のポスターも作成することになりました。
【野菜グループ】
「地元の農家さんにお願いして商品を提供してもらえないかな?」
「お世話になった太谷さんにお願いしてみよう!」
「バイトチームと一緒に自分たちで出荷作業をお手伝いしてからその商品を売れないかな?」
前回は他のグループのお手伝いに回っていた野菜グループとアルバイトグループは、雪峰祭で自分たちができることがないかと考え、以前お世話になった太谷さんに野菜の提供のお願いをしました。大谷さんのご協力もあり、野菜を提供していただいて売るという計画を進めていくことになりました。
Ep10 雪峰祭 10.6 @スノーピーク ランドステーション白馬
雪峰祭当日は、秋晴れの気持ちの良い日でした。前回のマルシェよりも早い時間に集合し、太谷さんのお家で野菜の集荷作業をしました。トマトや新米を袋詰めし、ジャンプ台直し隊シールを張り商品を作っていきました。太谷さんのご厚意によりサツマイモや栗などの秋の味覚も加わり、たくさんの品揃えを用意することができました。活動が広がったこともあり、前回よりも多くの保護者の皆さんにも駆けつけていただき、スムーズに開店の準備が整っていきました。太谷農場での集荷作業・会場での準備の様子
また、4年生の子どもたちが所属するダンスチームの発表もあり、発表の中にも呼び掛けをさせていただく場面や、昨年度の卒業した児童が駆け付け、一緒に募金の呼びかけをするなど、様々な人からの協力もいただくことができました。しかし、予想していたより集客がなく、活動が停滞する時間も続いてしまいました。工作やフリマの商品、募金のお礼の村男のキーホルダーなど多くの商品が残ってしまう結果となりました。雪峰祭での活動の様子
八方尾根スキー場をバックに記念写真
Ep11 様々な場所での募金活動と村内外からの支援
保護者のSNSからマルシェでの販売活動とは別に様々な場面、場所での募金活動を行っていきました。子どもたち自身で校長先生のもとへ校内で募金活動をしてもよいかの許可をとり、参観日や音楽会、吹奏楽部のクリスマスコンサートなどの学校行事でも募金活動をしました。また、保護者の方々からの情報やご紹介をもとに白馬村内で開かれるイベントにも子どもたちが自主的に参加し、地道に募金活動を行っていきました。
また、活動を知って下さった村内の飲食店からも「募金箱を置かせてほしい」とご連絡をいただき、子どもたちが作った募金箱を置くことができました。
さらには、毎日のように村内外から学校へ郵便が届き、4年生の子どもたちの活動への協力・激励のメッセージとともに、協力金をいただくことができました。読売新聞の全国紙に掲載していただいたこともあり、神奈川や静岡、大阪など県外からもお手紙と協力金が届くようになりました。県外からのご寄付とお手紙・掲載された新聞記事
Ep12 目標達成と新たな課題 クラウドファンディングの立ち上げへ
1回目のマルシェの反省を生かして臨んだ雪峰祭でしたが、2回目の活動で目新しさがなかったことや、イベント自体の集客数が少なかったことにより、多くの商品が余るという結果に終わってしまいました。しかし、2回のマルシェや、様々な場所での募金活動、村内外からの個人的な支援金により目標であった100万円を大きく超え、200万円も集めることができたことを知り、学年全体で喜び、達成感を味わうことができました。しかし、それと同時に村の建築組合に依頼していた概算見積が出てきて、修理には1000万円近くの金額がかかることを知り、落胆する子どもたちでした…。
そんな時、ある男の子が「クラウドファンディングはどうですか?」と家庭で調べてきたアイデアを発言したことで、子どもたちの意識がクラウドファンディングに向いていくこととなりました。
Ep13 白馬の魅力と感謝の気持ちをパンフレットに込めて
「クラウドファンディングってなに?」という子どもたちからの疑問から、動画やインターネットのサイトを見ながらクラウドファンディングの大まかな仕組みについて学習しました。「お礼の品はどんなものが良いかな?」と考えていく子どもたち。近隣の学校でクラウドファンディングを行なった事例を参考にしながら、キーホルダーや筆箱、Tシャツなど様々なアイデアを出し合いお礼の品を考えていきました。そんな時、活動当初に「白馬村のツアーをしてお金をもらえないか」(ツアー時間や場所の都合上、難しいとあきらめていた)と考えていた女の子が「魅力探しのプロジェクトで集めたもので、白馬村のパンフレットを作ってお礼の品にしたらどうかな?」というアイデアを出し、お礼の品の一つとして4年生オリジナルの白馬村パンフレットを作り、クラウドファンディングをスタートさせていくことになりました。
Gift Return
ジャンプ台直し隊キーホルダー(全3種)
子どもたちが手作りしたジャンプ台直し隊のプラスチックキーホルダーです。子どもたちの手作りのため個体差があります。プロジェクト終了後順次発送させいただきます。
① 白馬村のゆるキャラであるヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世がジャンプ台直し隊の看板をもっているデザインです。
②白馬村のゆるキャラであるヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世がスキージャンプをしているデザインです。胸には「白馬北小」のゼッケンが!!
③白馬北小学校の校章とジャンプ台直し隊の文字、白馬三山が合わさったデザインです。
ジャンプ台直し隊トートバック
子どもたちがデザインしたオリジナルトートバックです。白馬三山の稜線と「Hakuba.north.elementary.school」という文字がプリントされています。
【カラー】生地:ベージュ プリント:ブラック
【サイズ】A4ファイルが入る程度
【納 期】プロジェクト終了後、発注、発送させていただきますので1ヶ月ほどのお時間をいただきます。
トートバックのイメージ画像
ジャンプ台直し隊ステンレスボトル
子どもたちがデザインしたオリジナルステンレスボトルです。白馬三山と白馬に降る雪雨の結晶のデザインです。
【カラー】ライトブルー
【サイズ】300ml
【納 期】プロジェクト終了後、発注、発送させていただきますので1ヶ月ほどのお時間をいただきます。
ステンレスボトルのイメージ画像
【ジャンプ台直し隊Tシャツ】
子どもたちがデザインしたオリジナルTシャツです。これを着ればあなたもジャンプ台直し隊の一員です!胸には白馬のゆるキャラ「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世」、左肩にはジャンプ台直し隊のロゴ、背中には白馬三山がプリントされています。
【カラー】生地:ジャンパンブルー
【サイズ】SS〜XL (詳しくはサイズ表をご覧ください)
【納期】プロジェクト終了後、発注、発送させていただきますので1ヶ月ほどのお時間をいただきます。
Tシャツのイメージ画像
ジャンプ台直し隊Tシャツ(白馬村オリンピアン直筆サイン入り)
子どもたちがデザインしたオリジナルTシャツに、白馬村出身のオリンピアン4名の直筆サインが入った限定Tシャツです。限定30枚!!記念Tシャツのため、サイズはXLのみとさせていただきます。
【カラー】ジャパンブルー
【サイズ】XLのみ
【納 期】プロジェクト終了後順次発送させいただきます。
上村愛子さん
1979年12月9日生・白馬北小学校出身・女子モーグル
長野五輪(1998)7位・ソルトレイクシティ五輪(2002)6位・トリノ五輪(2006)5位
バンクーバー五輪(2010)4位・ソチ五輪(2014)4位
【Instagram】https://www.instagram.com/aikouemura_/
福島のり子さん
1979年10月18日生・白馬北小学校出身・女子スキークロス
バンクーバー五輪(2010)出場
【Instagram】https://www.instagram.com/norikofukushima/?hl=ja
宮脇健太郎さん
1978年7月21日生・白馬北小学校出身・男子ハーフパイプ
ソルトレイクシティ五輪(2002)出場
【Instagram】https://www.instagram.com/kentaro_miyawaki/
成瀬野生さん
1984年7月8日生・白馬南小学校出身・クロスカントリースキー
ソチ五輪(2014)出場
白馬村パンフレット(クーポン付き)
子どもたちが製作した白馬村のオリジナルガイドブックです。自分たちで現地に赴き、調査・取材してきた白馬の子どもたちならではの情報がたくさん詰まっています。
小ジャンプ台への名前の刻印
ジャンプ台の修理が完成した際には、令和6年度4年生の児童の名前が刻まれたプレートをジャンプ台へ取り付ける予定です。その際に、ご支援いただい方のお名前を児童の名前と一緒に刻印させていただきます。修理が完成した際にはお電話・メールにてご連絡させていただきます。(修理が遅れる場合には、メールにてご連絡させていただきます。)
応援メッセージ
渡部暁斗選手
「全国的にもとても珍しい校庭にジャンプ台のある学校。卒業生全員がスキージャンパーです。スキー文化の根付く村として、その象徴でもあるように思います。この文化が残り続け、そして沢山の思い出話が語り継がれていくことを願います。皆さんの活動を心より応援しています。」
1988年5月26日 ・白馬北小学校出身・ノルディック複合・北野建設所属
ソチ五輪(2014)銀メダル(個人ノーマルヒル)・平昌五輪(2018)銀メダル(個人ノーマルヒル)
北京五輪(2022)銅メダル(個人ラージヒル・団体)
渡部善斗選手
「校庭にジャンプ台がある」ということが特別なことだと気付いたのは、大人になってからでした。それくらいスキージャンプが身近で当たり前に感じられていたことを、今では誇りに思います。白馬村のシンボルの一つとして、白馬で育った証の一つとして、このジャンプ台の歴史を途切れさせずに、これからの子供達に繋いでいってもらえたら嬉しいです。
1991年10月4日 ・白馬北小学校出身・ノルディック複合・北野建設所属
北京五輪(2022)銅メダル(団体)
国本理紗さん(女優・タレント)
「白馬北小学校の小ジャンプ台は私も小学生時代に飛んだ思い出のジャンプ台です。その小ジャンを頼もしい後輩たちが復活させるために活動していることがとても誇らしいですし、カッコイイです!みなさんも、ぜひ白馬北小学校の児童たちの取り組みを知っていただいて、関心を寄せていただけると嬉しいです!白馬北小学校の小ジャンプ台は私も小学生時代に飛んだ思い出のジャンプ台です。その小ジャンを頼もしい後輩たちが復活させるために活動していることがとても誇らしいですし、カッコイイです!みなさんも、ぜひ白馬北小学校の児童たちの取り組みを知っていただいて、関心を寄せていただけると嬉しいです!」
最後に
白馬北小学校の4年生の子どもたちが、学校のため、低学年の子どもたちため、入学してくる未来の子どもたちのため、白馬村のために、自分たちで考え、活動をしてきた1年間です。その集大成となるこのプロジェクトです。みなさんのお力で白馬北小学校の子どもたちにもう一度ジャンプ台を飛ばしてください。ご支援・ご協力よろしくお願いします!
最新の活動報告
もっと見る【テレビ放送】ジャンプ台直し隊の活動が放送されました!
2025/02/03 12:30先日のジャンプ学習の様子をNBS(長野放送)で放送されました。ジャンプ台直し隊の活動の様子がまとめていただいていますので、是非ご覧ください。 もっと見る
【ご報告】目標金額を達成しました!
2025/02/02 18:26ご報告をさせていただきます。皆様のご支援・ご協力により、子ども達と最初に設定していた目標金額100万円を達成することができました。プロジェクトの開始から5日という速さで達成することができたのは、多くの方のご支援・ご協力のおかげです。ご支援いただいた方のコメントを読ませていただく中で、白馬村のスキー、白馬北小のジャンプ台の価値や重要性を感じることができました。子どもたちも毎日プロジェクトのサイトを閲覧し、支援いただくことの喜びと感謝、目標に対するエネルギーをもらっています。最初に掲げた目標金額は達成することができましたが、まだ修理に必要な金額には達していません。引き続きご支援・ご協力をお願いします。白馬北小学校 ジャンプ台直し隊より もっと見る
【児童の様子】ジャンプ学習しました!
2025/01/30 19:15今週からジャンプ台を利用してのジャンプ学習をしています。27日(月)には保護者の皆様のご協力によって整備を行い、28日から子どもたちのジャンプ学習をしています。小ジャンプ台を直すために活動している「ジャンプ台直し隊」の4年生もジャンプ学習を行いました。雪が降る中でも「飛ぶ瞬間が気持ちいい!」「最高」と元気よくジャンプする子どもたちの姿がたくさんありました。昨年度は、雪不足のためジャンプ学習を行うことができておらず、2年ぶりに飛ぶ子どもたちでしたが、ブランクを感じさせないカッコいいジャンプがたくさんありました。来年は小ジャンの修理が完成し、みんなで飛べるといいですね。低学年の子どもたちの中には「小ジャンプ台が使えないから、いきなり上に上がるのは怖いな…」と話している子どもも。改めて小ジャンプ台を直さないといけないなと感じています。昨日から初めてプロジェクトですが、早速多くのからご支援いただき感謝しております。 もっと見る
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