カイコラム⑤ カイコの祖先カイコが生まれたのは、約8,500年前の中国と言われています。昔の人々は、ある昆虫が自分の繭で身を守っているのを見て、この糸を利用できないか、と考えました。そうして、人々が最初に繭を利用した昆虫が「クワコ」です。「クワコ」は茶色いカイコのような見た目をしており、カイコと違い自由に空を飛ぶことができます。人々は「クワコ」をさらに飼いやすく、さらに美しい糸を出すよう改良を続けました。改良され続けた「クワコ」は、段々とカイコの姿に近づいていったのです。改良されなかった純系のクワコは現代でも生きており、桑畑のまわりで見ることができます。*****野生のクワコ・普通のカイコを交配させると「飛べるカイコ」をつくることができます!自由研究にぜひどうぞ!




