◆はじめに・ご挨拶
みなさま、はじめまして。
名古屋市の都心部を中心に貸切型ホテル「trive」シリーズを運営しております、REJ株式会社と申します。
この度は弊社クラウドファンディングの紹介ページをご覧いただき誠にありがとうございます。
REJ株式会社は、愛知・名古屋を拠点に24年間にわたって不動産を中心とする事業を手掛けてまいりました。
名古屋に生まれ、名古屋で育ったわたしたちは、これまで都市開発、土地開発や海外事業などを展開する総合不動産企業です。
設立以来、数多くの事業に携わり、一貫して地域に生活する人々の暮らし、地域のコミュニティと共存共栄し、貢献できる企業を追求してまいりました。
(REJ株式会社 HP https://rej-inc.co.jp/)
弊社がホテル事業に参画したのは、2015年に京都祇園にてホテル用地を取得したことがスタートとなります。
「ホテルエスノグラフィー祇園新門前」が一棟目にして高い評価をいただき、2019・2020年のミシュランガイドに掲載をしていただきました。このホテル運営で培ったノウハウをもとに、地元名古屋を盛り上げたい、国内のみならず、海外のお客様にも愛知・名古屋の魅力を知っていただきたい。
そのような思いで「trive」を立ち上げることを決意しました。
◆triveとは
「trive」とは、「旅(travel)」と「暮らす(live)」を掛け合わせ、ご利用者様には宿泊を通じて、旅の癒しだけでなく、その地域での暮らしを感じていただきたいと考えております。
また、“ホテル”という宿泊の概念を超えて、その施設で楽しむことのできる、いわば(遊び場)をテーマにしています。現在では、多くのご利用者様にご支持いただき、名古屋の都心部を中心に11施設を展開しております。
◆このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、亀島の空き家から再生した古民家に、愛知県阿久比町出身のデザイン活動家・*ナガオカケンメイ氏が手がけるショップ『d news aichi agui』の商品を取り入れた、名古屋初の施設を立ち上げたいと考えています。
ナガオカケンメイ氏が提唱するロングライフデザインという考えと、「trive」と同じく街と建物だけでなく文化をつなぎ継承していく取り組みに共感し、このプロジェクトを実現させたいとオファーをさせて頂きました。
『d news aichi agui』は、ロングライフデザインの生活用品、愛知県知多半島を中心とした地域の物産品を販売するSHOP、CAFE、古書コーナー、ミニギャラリー、レンタルスペースのd roomで構成された施設となっています。
そこで紹介される商品を「trive」の中に取り入れ、宿泊体験を通じて、地元愛知・名古屋の魅力を知るきっかけ作りをすることで、地域の活性化にもつなげていくこと目標にしています。
亀島・新施設の工事は既に完了しております。
[工事前の写真]
[工事後の写真]
*ナガオカケンメイPROFILE
「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体D&DEPARTMENT PROJECTを創設。47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、デザイン目線の旅行文化誌『d design tarvel』や日本初のデザイン物産ミュージアム「d47 MUSEUM」などを展開。物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介する活動を行う。2013毎日デザイン賞受賞。「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などに出演。
著書に「ナガオカケンメイの眼」(平凡社)など。 2021年より故郷・愛知県阿久比町で「d news」をスタートし、現在、阿久比町と沖縄うるま市で活動中。
www.nagaokakenmei.com
◆亀島のご紹介
新施設が位置する亀島は名古屋駅のすぐ西側に位置し、電車で2分、徒歩でも約10分圏内となっております。下町の情緒が残る中村郡道や住宅街、商業施設も混在しながら、どこか懐かしさや温かみを感じるエリアとなっております。
[中村郡道から見た名古屋駅と駅前に立ち並ぶビル]
他方で亀島もまた、都心部の高層ビルが立ち並ぶなかにも、古くからある長屋が数多く残っており、多くの長屋は築年数が古いため売却が難しく、有効な活用方法が見つけられないため放置されているのが現状です。
[中村郡道から西側を見た風景]
◆これまでの活動
「trive」は、都心部の空き家・空きビルの再活用がテーマとなっております。
わたしたちは、不動産サービス業の一貫として、一般社団法人全国空き家相談士協会と連携し、空き家・空きビル問題解決の為、事業創設に取り組んでおります。
国土交通省の資料をもとに野村総合研究所が発表した予測では、2033年に空き家率が3割を超える予測があります。実はこれが徐々に大きな社会問題になっています。
空き家・空きビルは、過疎地だけでなく、都心部にも多く存在しており、空き家や空きビルが増えれば増えるほど、建築の老朽化が進み、景観を損ない、街の衰退につながります。
「trive」は、その事態を未然に防ぐため、空き家・空きビルを宿泊施設として活用することで、街の景観維持と活性化をはかり、地域の経済効果へつなげたいと考えています。
参考事例として、『trive sakae』は、築65年の空きビルをコンバージョンし、1棟貸切型のラグジュアリーホテルへと生まれ変わらせることができました。
◆地域創生を目指して
「trive」は、それぞれの施設に個性を出し、地元の方々でも「こんな場所があったんだ」とワクワクできる発見があります。
集客においては、従来は【モノ、観光】でしか集客できなかったものが、triveでは【コト、体験】にフォーカスを当てた提案をしています。
近隣の観光地に訴求させるのではなく、triveの各施設ごとでどのような楽しみ方ができるかに特化したプロモーションをしています。
地元のシェフを呼んだ食の体験を通じて、「知らなかった名古屋の味を」。
ホテル全体を使ったアートイベントや、音楽イベントを通じて、「知らなかった名古屋の人を」。「地元の人も、より名古屋の魅力に気づける場所」にしていく。
triveは、ホテルというカテゴリーを超えて、アミューズメント施設のような宿泊施設にして行きたいと考えております。
[trive sakae テラスのウォールペイントとアート作品]
trive sakaeでは、岐阜県出身のアーティストMOMOCOさんによるウォールペイントと、アート作品を鑑賞頂けます。アート作品は、展示のみでなく実際に購入することが可能となっており、地元アーティストの活動支援にもつながる取り組みをしております。
[地域飲食店オステリア ラ・マンテによるデリバリーサービス事例]
triveは、地域飲食店との提携をし、デリバリーサービスを取り入れたことで、コロナ禍においても80%以上の高い稼働率を保ち、近隣に住む方々にとっても利用しやすい施設であると、確信することができました。
他府県に比べ、観光資源が少ない名古屋で集客した実績は、今後、地方都心部・郊外の空き家・空きビル問題の解決にもつなげていけるのではないかと考えております。
宿泊体験を通じて、食、文化、人とのつながりをプラットフォーム化できる。本来、不動産事業者が行わなければならない地域創生・地方活性化がここにあると考えています。
亀島新施設においても、地元の地域創生・地域活性化につながる宿泊施設とできるよう尽力いたします。
◆資金使途内訳
--------------------------------------
●家具・家電・什器購入費 225万円
●備品購入費 125万円
●設備工事費 50万円
●植栽設計費 50万円
●コーディネート費 50万円
●手数料 100万円
【合計】 600万円
--------------------------------------
「d news aichi agui 店内(イメージ)」
◆グランドオープンまでのスケジュール
2024年
12月 クラウドファンディング実施
2025年
1月 オープン準備期間
2月 オープン準備期間
3月 グランドオープン
◆募集方式について
本プロジェクトはAll-or-Nothing 方式にて実施します。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。是非応援のほどよろしくお願い申し上げます。
コメント
もっと見る