はじめまして、魏賢任(ぎけんにん)と申します。私は石川県、富山県、福井県の北陸三県で中華料理店「菜香楼」や「招龍亭」を経営し、地域に根差した文化を育んできました。2023年には金沢市に百華美術館を設立し、美術を通じて地域の魅力を発信しています。
百華美術館の館長を務めるのは、中国河南省出身の韓学中(かんがくちゅう)氏です。韓氏は中国政府直属の芸術研究機関「中国芸術研究院」の元教授であり、美人画を専門とする著名な画家です。彼はこれまでに数々の美術展で受賞歴を持ち、若手育成にも情熱を注いでいます。美術館の運営と展示内容の監修を担い、地域の芸術振興にも力を尽くしています。
百華美術館は、2023年に金沢市で誕生した私設美術館です。中国、日本、西洋の美人画を中心に、国内外の名画や彫刻などが展示され、美術と食文化を融合させた新しい体験を提供しています。この美術館は、中華料理店「招龍亭」の3階に位置し、訪れる方々に「美食と美術の融合」という特別な時間をお届けしています。
また、美術館は地域文化の発展に貢献することを目的として、若手芸術家の育成にも力を入れています。1階の店舗壁面は美術系学生の作品展示販売スペースとして無料で開放され、次世代のアーティストたちに発表の場を提供しています。
現在の状況と震災による被害:2024年1月1日に発生した能登半島地震では、百華美術館も甚大な被害を受けました。具体的な被害は以下の通りです:
- ・美術品の破損:福建省産の寿山石観音像や日本国宝の仏像が損傷し、彫刻が欠け落ち、修復が必要な状態です。
- ・設備の損傷:恒温恒湿室がないため、美術品の保存環境が悪化しています。
- ・修復施設の不足:美術品を修復するための専門的な工房がなく、迅速な対応が難しい状況です。
震災後、多くの訪問者から「再開を心待ちにしている」「修復活動に協力したい」という声が寄せられています。美術館を再び地域に開かれた場所にするためには、多くの資金と支援が必要です。
百華美術館は、美術を通じて地域に希望を届ける場所であり続けたいと考えています。震災の記憶を伝え、美術館が「復興の象徴」となることを目指しています。
また、震災直後から様々なチャリティー活動を実施してきました。
これまでの主なチャリティー活動:
- ・2024年2月24日:和洋中楽器共演チャリティーコンサートで売上のすべて242万円を寄付。
- ・2024年7月8日:百華美術館開館1周年記念チャリティーコンサートで内灘町へ126万円を寄付。
- ・2024年10月27日:七尾市「一衣帯水の碑」再建支援で330万円を寄付。
- ・2024年12月21日:第4回目のチャリティーイベントを開催予定。
これらの活動は、震災の記憶を共有し、支援の輪を広げるためのものでした。また、能登半島地震で被災された方には、美術館を無料で見学していただいています。
1.美術品の修繕
地震で損傷した福建省産の寿山石観音像や日本国宝の仏像など、貴重な美術品を修復します。これにより、文化財が元の輝きを取り戻し、地域の誇りとして次世代に継承されます。
2.美術館の保全能力の向上
恒温恒湿室を設置し、さらに専門的な修繕工房を整備することで、美術品を最適な環境で保管・修復します。新たに受け入れる美術品の保全基準を向上させ、安心して利用できる美術館を実現します。
3.若手芸術家の育成と地域文化の発展
地域の美術系学生や若手画家に展示機会を提供し、彼らの成長を支援します。百華美術館が才能の発掘と育成の場となり、地域文化の活性化に貢献します。
4.石川県の観光振興
「美食と美術の融合」をテーマに、百華美術館を観光スポットとして発展させます。県外や海外から観光客を誘致し、地域経済と文化の発展を促進します。
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、百華美術館の施設や美術品が甚大な被害を受けました。この出来事は地域に深い傷を残しましたが、私たちは美術館を「震災復興の象徴」とする新たな使命を掲げました。
百華美術館は、ただ美術を鑑賞する場所ではありません。美術を通じて地域に希望を届け、未来を創る拠点です。このプロジェクトは、震災の記憶を風化させることなく、文化を未来に繋ぐ挑戦です。
現在の準備状況
- 修復計画の立案:損傷した美術品を専門家と連携して修復するための計画を策定中です。
- 設備投資の見積もり:恒温恒湿室や修復室の設置に向けた資金計画を立てています。
- チーム体制の構築:美術館スタッフ、美術品修復の専門家、地域復興の支援者が協力し、準備を進めています。
- 広報活動:百華美術館の取り組みをより多くの方に知っていただくため、SNSや地元メディアでの情報発信を開始しました。
破損した福建省産の寿山石観音像
支援金の使い道
いただいた支援金は以下の費用に大切に活用させていただきます。
美術品の修繕費用:100万円 「文化財が元の輝きを取り戻し、次世代に継承されます。」
恒温室空調設備費用:100万円 「新たに受け入れる美術品の保全基準を向上させます。」
美術品修繕工房の改装工事費用:300万円 「美術品の修繕が迅速かつ専門的に行える環境を整えます。」
合計:500万円
2024年1月1日の能登半島地震直後、被災地に最初に届けられた温かい食べ物のひとつが、この「能登豚まん」でした。震災の混乱の中、炊き出しの会場で配られた豚まんを見て、幼い子どもが「温かいご飯が食べられるなんて」と涙を流しながら口にした瞬間、その場にいた大人たちの心にも希望の光が灯りました。その光景は、被災地の人々が少しずつ元気を取り戻すきっかけとなりました。
「奇跡の能登豚まん」という名前には、この豚まんが震災直後に被災者の心を温め、希望を届けた特別な存在であること、そしてこれからも「希望の光」となり続けて欲しいという願いを込めています。
使用している能登地方のブランド豚「能登豚」は、豊かな自然の中で育まれたジューシーで柔らかい肉質が特徴です。その味わいは、被災者から「心が癒された」「元気をもらえた」と大変喜ばれました。
「奇跡の能登豚まん」は、ただの食べ物ではなく、人々の心をつなぎ、未来への希望を灯す象徴です。このリターンを通じて、支援者の皆さまにもその想いと味わいを感じていただければ幸いです。
-
リターン一覧
-
- 5,000円コース:百華美術館年間パスポート
-
- 5,000円コース: 百華美術館オリジナル手提げ袋
- 10,000円コース:超早得12,800円相当 菜香楼グループお食事券
- 10,000円コース: 奇跡の能登豚まん8個
- 20,000円コース: 奇跡の能登豚まん8個&特製点心セット
- 20,000円コース: 百華美術館 館長直筆の名前掲示プラン
- 50,000円コース: 招龍亭特別フルコース&奇跡の能登豚まん8個
- 100,000円コース: 招龍亭特別フルコース(ペア)&美術館特別案内&奇跡の能登豚まん8個
- 2024年12月:プロジェクト立ち上げ・広報活動開始
- 2025年1月末日:クラウドファンディング終了
- 2025年2月:進捗状況を支援者へ報告
- 2025年3月上旬:リターン発送開始
- 2025年5月~12月:修繕改修工事および美術品の修復作業
- 2026年7月:リニューアルオープン記念イベント開催
震災で傷ついた地域と文化を未来へ繋げるため、このプロジェクトを成功させたいと考えています。百華美術館を「希望の灯台」として、地域全体を明るい未来へ導く存在にしたいと思っています。
皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしております!
コメント
もっと見る