農業からすべての人を健康に 〜農家の健康増進とデータ活用アプリで未来を創る〜

「ウェルFar"M"」は、農業を健康視点で再定義する革命。身体の内側から健康と美を実現するプロジェクト?! IoTで農家の健康と作業環境を最適化し健康経営を実現!農業が最前線のホワイト地域活性と持続可能を実現。 集めたデータは、未来の健康アプリへ。北海道から、農業の未来を切り拓く!

現在の支援総額

1,146,000

22%

目標金額は5,000,000円

支援者数

66

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/02/20に募集を開始し、 66人の支援により 1,146,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

農業からすべての人を健康に 〜農家の健康増進とデータ活用アプリで未来を創る〜

現在の支援総額

1,146,000

22%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数66

このプロジェクトは、2025/02/20に募集を開始し、 66人の支援により 1,146,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

「ウェルFar"M"」は、農業を健康視点で再定義する革命。身体の内側から健康と美を実現するプロジェクト?! IoTで農家の健康と作業環境を最適化し健康経営を実現!農業が最前線のホワイト地域活性と持続可能を実現。 集めたデータは、未来の健康アプリへ。北海道から、農業の未来を切り拓く!

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<脱炭素農産物とウェルFar“M”の推進と発展>ウェルFar”M”と脱炭素生産 平池:それでは、私達ノースDXラボが推進している『ウェルFar“M”』プロジェクトと都筑様の推進されている脱炭素農産物の接点、あるいは将来的にこうしていくといいのではというようなご提案などをいただけたらいいなと思います。都筑 代表理事(以降 都筑):はい。視点としては新しいと思いますね。今、国が進めているいわゆる「農業DX化」は農作業を楽にしましょう、農作業を楽にして生産性を安定化しましょう、というのが主体なんですけれども、それはいわゆる外的データを集めて、機械に動いてもらうという、「人のお手伝いをしますよ」というようなものです。でも、そのデータは実は全て外部データですよね。でもウェルFar“M”の考え方は、その人のバイタル、脈を測ったりとか、体温を測ったり、その人が実際にどう思っているかということがある意味ベースになっていると伺っています。どんなに機械が発展して、どんなにAIが発展しても、こうやってください、ここで動きますよって言っても、その人自体が嫌だって言ったら、もうそれでおしまいなわけですよ。どんな自動化したってトラクターを畑まで動かすのは人ですから。その人が嫌だと思ったら行かない。メンタルの話ではありませんが、その人のモチベーションを上げるとかメンタルを担保するDXは、実は今まで何もなくて、そういった意味での視点としては新しい考え方だと。気持ちと体の両方が健全である。そう考えると、その両方をちゃんと総括した上でのアプリケーションっていうのは、実は今までなかったわけですね。そういった意味では視点としては全く新しいし生産者目線でのスマート農業の新しい切り口ではないかと思います。平池: ありがとうございます。都筑: やっぱり一番大切なのは生産者さんのモチベーションだと思います。便利になってよかった俺何もやんなくていいんだ。トラクターを畑まで持っていって、あとは終わるまで待っていればいいんだ、というふうになったら、確かに便利なのかもしれないですけど、それで本当にいい農産物ができるのか、と思いますね。どうもトラクターちょっと動きがおかしいぞと思うくらいの人たちの方が、いい農産物ができてくると思います。同じ設備を使っても同じ環境だったとしても、作業に対するモチベーションを維持することが農家さんの幸せに直結していると思うんです。 この果てしない仕事をやり切る、というようなメンタルを持つためにはね、どれだけ自動化しても、結局自分のモチベーションを保ち続けないといけないという部分で言ったら、ウェルFar“M”の考え方は斬新だと思います。 身体をケアするためとなると、当然その中で効率というのが出てきます。より短時間に日中のハードな仕事を終わらせるためには、やはり効率が大事になってきます。経費をかけずに効率よくと考えると、脱炭素とすごく繋がってくるところがありますね。平池: そうですね。私たちノースDXラボの根幹として、「働く人達の幸福を追求する」という考えがあります。今お話しいただいたような 幸せの還元 というか、その為に活用できる仕組みを作り上げていきたい、そう考えています。 今後、推測型AIを用いた分析結果から活動の提案をするアプリを開発の予定ですが、都筑様から「こういう機能があれば」というようなアイデアがありましたらご参考に伺いたいのですが、いかがでしょう。都筑: センサー側の話にもなりますが、ライブカメラなどがついているとありがたいですね。ドローンでカメラ撮影した情報が届くとか。ドローンはプログラム飛行ができるだろうし、電池が足りなくなったら自動で充電に戻るドローンも出てきている。電源は太陽光で賄えば脱炭素活動になるし。前職の圃場は道内いろんな所にあったので、圃場の確認もタイミングがずれると大変になる。圃場の確認だけで1年で35000kmも移動していました。カメラでの撮影が可能になれば、CO₂排出も経費も削減出来て脱炭素活動に効果が出る。 今は衛星画像を使った圃場の確認システムもあるのだけど、どの衛星を使えばいいのか、それがいつの情報なのか、画像の結果をどう判断すればいいのか、専門的過ぎて分かりませんでした。。リアルタイム映像は飛び地で圃場をお持ちの農家さんには喜ばれると思う。 あと、この話は露地だけの話ではなく、ハウス内の作物も同じ。場所によって状況が全く異なる。例えば、灌水チューブを設置していても何かしらの原因で部分的な詰まりが起きると水や肥料がいかない範囲が出てくる。画像で監視することで解決できることはかなりあると思う。 あと、引退した農家さんとかの協力をもらって、測定の結果と圃場の状態の関係性を調べて、その結果から作業を平準化させることができたりするかもしれない。やはり経験を判断の中に組み入れることも求められるのではないかと思う。平池: なるほど。今は圃場の環境データと作業者のバイタルデータという数値を主体とした検討ですが、画像などでの確認や実際に育成していた方々の過去の経験を判断に組み込んではどうか、ということですね。進化の余地はまだまだある、と。脱炭素農産物との出会い都筑:考え方のきっかけになったのは、農学部に入ったときに「日本の農業・農学の基本は飢餓への挑戦」と学んだことです。現代日本農学は戦後の学問で、食べられない時代に国民を食べさせなきゃいけない学問として始まったと言って良いでしょう。日本が食べられるようになってからは、世界中で食料が不足して飢餓で苦しんでいる方々に対して、日本という国がどう貢献するか、というための学問として発展してきたっていうところがあります。だから、農学の基本っていうのは、「食えない人を食わせるための学問」だと。人を食わせなきゃいけないっていうのは、根本はどこにあるのだろうと考えると日本の戦中,戦後に至るのです。よく言われるのは、自分たちが一生懸命作った芋も、自分たちは蔦を食べ、芋は兵隊さんに食べさせるっていう話。兵隊さんに食べさせるということは、国のためという言い方に見えますが、実は「その兵隊さんって誰なの?」と考えたら、自分の旦那さんであり、自分の息子であり、自分のお父さんなわけです。ということは、結局、日本の農業・農学のスタートは「家族に対する愛」なんですよ。   家族を守るためには、隣の人たちも豊かにしなきゃいけない。隣の人たちが豊かなになるためには、地域が豊かでなくちゃいけない。地域が豊かになるためには国が豊かじゃなくちゃいけない。国が豊かになるためには、世界が豊かじゃなくちゃいけない。この考えが実は農学の基本なわけですよね。 最近、農学というのが日本ではちょっと変わってきていますよね。食料が輸出されてきたり輸入されてきたりとか、貧富の差が結構激しかったりとか。今でも実は日本は国際的に稲の育種とかで貢献しているのですが、日本の中で見ると、美味しい農作物を作ることが農業・農学の基本、みたいな感じになってきてしまっている。飢餓との戦いとかってあまりピンとこない。日本は今では飢えていなので、キーワードの「戦い」がピンとこないのかもしれないですけども、美味しいとかまずいというのは実は派生したものであって、根本は「飢えずに生きていくための学問」なわけです。今、実は危機的状況になっているのは、気象変動です。世界中で気候がおかしくなってきてしまって。例えばアマゾン川の一部が枯渇して砂漠化する、日本でもこの3月,4月で30度を超えるところが出てきたと思ったら、その次の週に雪が降るとか。明らかに気象変動が起きている。この気象変動の原因が学問的に唯一わかっているのが温室効果ガスの量です。他に、例えばアスファルト舗装輻射熱などが原因などとの説もありますが、北海道の片田舎で起きている気象温暖化が都会のアスファルトとどう関係しているのかというのは、関連付けることができなかったりしますが、唯一、二酸化炭素を初めとする温室効果ガスの量というものに関しては関連がわかっている。その部分が原因なのであれば取り除く必要があり、それは農業・農学の一つの義務だと思います。それが飢餓に対して貢献できる一つのきっかけであるのであれば、やらなくてはいけないというのが一つの考え方です。 それと、直近私の前職は北海道の会社で主に太陽光発電所と設計・施工・販売るす会社でした。北海道では土地はいっぱいありますが、発電所を建設できる用地は限られています。なぜかというと、そのほとんどが使われてない農地なのです。そうなると農地を転用して太陽光発電所を作るとなるのですが、転用すればどこでも作れるかというとそうではない。例えば、土地自体がものすごく地盤が柔らかく杭が打てないとか。活用しようがない土地って実はたくさんあって、北海道が元気になるためにはそういう土地も活用できるような産業がないといけない。太陽光を作ることでその地域の土地の資産価値を上げる。これはすごく重要なことだとは思います。ただ、そういう設備も建てられないとなると、やはり農業するか、農業に付随するものを何かやらなくてはいけないというのが、もう一つの理由ですね。その地域を良くするために使いづらい土地を活用するとなったとき、農業というのは活用しきれる可能性は非常に高い。耕作放棄地になっているところを開墾して新しく農業をすることによって地域の価値を高めようというのが前職の考え方でした。そういうと崇高なイメージがありますけれど、農産物としての価値は他所でのものと変わるところはない。地域にとっては産業が新しく出てきたことで若干喜ばしいことかもしれないけど、うまく成功せずにその会社が撤退してしまったら、地域のお荷物に逆になってしまう可能性だってある。 そんな経緯もありましたが、まずその地域で耕作放棄地を開墾して農産物を作ってという活動を一つ一つ紐解いていくと、まず、耕作放棄地の活性化、雑草だった場所を栽培植物に変えることで、光合成でCO₂をたくさん吸収してくれる。排出されるCO₂を吸収してくれるのです。それこそ適地適作というか、その土地で育つ農産物を栽培する、そして将来的には畑に営農型太陽光発電所を作り土地を活性化していきましょう、効率の良い農業をしましょう、と。これ全部脱炭素の取り組みになるんですね。そういう経緯から「脱炭素」というのをブランドにしていこうと進めました。それが2022年だったのですが、ちょうど2020年の初めくらいから「SDGs」という言葉が闊歩するようになり、SDGsの17項目のうちの一丁目一番地が気象変動なわけです。その気象変動に貢献するっていうことに対して今ESG投資が活発になっているこれは間違いないことです。脱炭素の農産物をESD投資の一つのアイテムにすることができるのではないか、それが可能なら社会貢献だけではなくてちゃんとしたビジネスになっていくっていうことで脱炭素をブランドにして、農作物を販売するっていうことでESG投資を使って、単なる慈善事業じゃなくてちゃんとビジネスになっていくんじゃないかというように考えたので、脱炭素農産物というのを始めることになったのです。そのためには自分たちが排出している排出量をどうにかして見える化しなければいけないと考えていました。そんな中、2022年の頭ぐらいにいわゆるCO₂の数値化というのが一般的にできるようになってきたのです。温室効果ガスの排出量の見える化のサービスを行っている企業さんにいろいろアプローチをして、会社としてScopeの1,2,3を使った算定方法で、CO₂の見える化、温室効果ガスの見える化を始めました。2023年の5月くらいからかな。この「農業でCO₂の見える化」をしたのは、多分世界で初めてで、この算出で初めて自分たちがどこで余分なCO₂を出しているのか、この部分が削減できる、という場所と内容とがわかるようになってきたんです。例えば、燃料だったりとか電気だったりとか、経費の部分だったりとか。実はCO₂を削減する温室効果ガスを農業から削減するっていうのは、全部経費を削減するのと同じこと、農業経営の健全化と温室効果ガスの削減はイコールだ、ということも気づきました。ならば、これは制度にして、皆さんに使ってもらい農家さんの経営自体を助ける可能性がある。なので、2023年の12月に制度を作って、農水省にもその制度の説明に行ったのが『脱炭素農産物推進協議会』の始まりですね。  平池:ありがとうございます。私、地域の農業関係の報告会に出席した際、特別講演で「今、日本に作物が輸入されなくなったら、いったい何人の人を食べさせられることが出来るのか」というお話を聞いたことがあり、その時講演されていた方曰く 4000万人 が限界、とのお話でした。食料自給率が30%台ということから考えても、やはりそのくらいになってしまうのだろうな、と感じたことを思い出しました。まさに飢餓との闘いになるわけですね。  生産作業の喜びと苦労平池: それでは、今度は農業という生産作業の喜びと、あと苦労というところお話を伺いたいのですが。都筑: はい。そうですね農作業の喜びと苦労、単純に言ってしまえば喜びは儲かったときですね(笑)。当然、美味しいものを作るとかそういった喜びってありますけども、何年もやっている農家さんだと、美味しいものは作れて当たり前っていうところも出てくるでしょうし、そこはプロとして外しちゃいけないところだと思います。ただ、さっきの話ではないですが、家族を幸せにするための生業だってことを考えると、やっぱり 稼いで子供たちや嫁さんとか、親族が幸せになってくれるのが喜びじゃないでしょうか。それはどんな仕事でもそうかもしれないですけども、それがもう何よりではないかと。独身の農家さんだって、恋人がいたりとかね従業員さんがいたりとかそういった人たちの幸せ。作業というか労働というか、裏にある苦労という部分が多いから、大きいから、喜びもさらに大きく感じるのだと思います。例えば北海道ですと、平均の栽培面積が1戸当たり約30ヘクタールです。とんでもない面積ですよ。見渡す限りの面積を「耕さなくちゃいけないんだ」と。最初に畑の一番端にトラクターを置いた時点で、これからの7ヶ月8ヶ月の戦いに足を突っ込んじゃうわけです。そのときの緊張感とかその覚悟とか、ふと気づくと、とんでもないですよ。思っただけで嫌になっちゃうぐらい、つらいですよね。 朝から晩まで、しかも天気とにらめっこで、自分が思ったような計画通りにいかない。自然相手の仕事ですからね。自分の中で折り合いをつけて「何とかこれだったら」っていうところで作業をしていかなきゃいけない。毎年毎年状況は違うので毎回毎回同じ苦労をしなきゃいけない。ここまで完璧にやったのに、ここでこうなっちゃったとか、またここで病気が出ちゃったとか、ここで虫が発生しちゃったとか。本当はこんなつもりじゃなかったのにこうなっちゃったとかっていうのは必ず毎年あるんです。天気だけは変えることはできないですから。予想がどんなに精度が良くったって、結局予想された天気と、実際の天気が合わないときの方が多い。そうなると結局自分で考えなきゃいけないことは多いので、そこの部分はいつまでたっても苦労が多いですね。それだけ苦労しても、自分の満足いくような農作物ができる可能性はなかなか確度が高いわけでもないし、自分が辿り着きたいと思うような到着点にはなかなかいかないというのは、農業の苦しみでもあり、やりがいでもある。表裏一体です。30年以上農業携わっていますけど、自分の満足のいく農作物ができたことは1回もないかもしれないですけど、それでもやっぱり良し悪しの「でこぼこ」をどんどん小さくしていって、周りに人が増えていって、また来年もみんなで楽しく仕事ができるような環境を作れて、というところが喜びになって、何とか苦労の部分を吸収しているという感じですね。  平池:私、先日、健康に関してトレーナーの方とお話する機会がありまして、その際に話に上がったことに「農業をされている方はメンタルの持ちようがものすごく強い」と。自然と向き合っている方っていうのは、非常にメンタルが強いと言われていました。都筑:強くならざるを得ないというか。毎年毎年のことなのですけども、例えばどうしても機械が入らなくて手でやらなきゃいけない仕事って絶対あるんです。畑の一番端に立ったとき、畑の反対側の端が見えないんですよ。もう200mとか300m先なので。そこの間に50センチ間隔ずつにサツマイモの苗を手で植えていかなきゃいけない。いつになったら終わるのかわからないわけですよ。だって、2個植えたって1mしか進まないですから。でもそこで「やっぱりそれでもやるんだ」というメンタルを持つっていうのは、強いのではなく、切り替えなのだとは思うのです。発想の切り替え。シーズン中に余計なことを考えているうちに、畑ではどんどん雑草が伸びていく。そうなるともう手に負えなくなってしまって、来年今年はもう収穫がありませんでした、となってしまう。何百万円という売り上げを、悩んでいる数日間で台無しにする可能性もあるわけです。そうなったらもう生きていけないわけですから。メンタルが強い、というよりも、前倒して判断をしていくということをどんどん習慣化してはいます。農家さんは段取り8割ってよく言うんですけれど、実際に畑に行く前の段取りを、その前の日とか、その前の年とか、シーズンに入る前とかに準備を8しっかりしておいて現場で2割補足する。そういう動きをしないと自分が思い描いていたような生産ができない。  平池:   私もこのプロジェクトを始めてから、各農家さん、自分が行っていることに対して、皆さんやり方は違うのですけど、自信というか自負というか、そういうのをしっかり持っていらっしゃって「去年はこうだったから今年はこう変える」ということをはっきり言われる方が多いですね。そういうのが段取り8割に当たるのかも、と今思いました。4.脱炭素農産物の将来平池: それでは、脱炭素農産物の将来、として都筑様の思い描いている姿を教えていただきたいと思います。都筑: 具体的な取り組みという形にはなりますが、まず農産物自体を生産するために排出された温室効果ガスの量が少ないのであれば、削減量というものを価値に変えていく必要があると思うんです。これはフットプリントっていう考え方で、その農産物を仕入れた側の人たちが、購入した製品やサービスが削減したCO₂量を活用することによって、CO₂の削減にも貢献できるという。いわゆるサプライチェーンの中の上流の人たちが下流の人たちのCO₂の削減のお手伝いができる農産物の場合は、作った人がいてそれを袋詰め箱詰めする人がいて、それは小売店さんに行ったりとか、仲卸店さんに行ったりとかして、最終的に消費者の手に渡る。この生産者が排出した量が少なければ、買う人たち、例えばスーパーマーケットさんの排出量の部分をオセットすることができるわけです。 Scope3のCategory1。「購入した製品やサービス」のCO₂を削減することができるわけです。それは会社自体のCO₂の削減に貢献できるわけです。一番わかりやすい価値の考え方です。 今、いろんなところでアンケート調査や、農水省が行った世論調査なんかでも、「環境に貢献している農産物があったら買いたい」と思っている人たちが国の世論調査だけで80%ぐらいいるわけです。またうちが独自にやったアンケート調査でも75%ぐらいの人たちが環境貢献できる農産物を購入したいしたいという回答でした。前職で行った東南アジアでやったアンケートでもやはり75%ぐらいの人たちがそういう環境貢献するような農産物を買いたいと思ってらっしゃる。 でも今はその「環境貢献をしていますよ」という指標がないわけです。例えばそれは今は有機農産物だったりとかするわけです。有機だとイコール、なんか自然に優しいみたいなイメージがあるからそう考えるわけです。しかし、ヨーロッパでは農産物や食料品で削減した排出量を数値化して見せることを行っている。そう考えると、世界基準でやっていくことで今の消費者のニーズに応えることができている。 消費者のニーズがあるにも関わらず店頭に並ばないのは何故かというと、そこにはまだ消費者のニーズを呼び起こせていない小売りの問題があったりする。小売りも冒険ができないですよね。本当に売れるのかどうかっていう確実性がないので。これから、小売店さんとも協力しながら、売れるためのその仕組みを作っていかねばならない。 気象変動への貢献ということを世の中全てがちゃんと気にするようになってくれたらよいですね。ちなみに単位時間あたりで一番排出量が多いのは何かというと実はフェスやスポーツイベントなどです。有名アーティストや有名選手が来たって言ってドームが満杯になって、試合が終わってみんな帰っていった。その間の交通費とか、そこで食べられた飲食代、プラスチック容器の他、空調の電気代ですね。それとあと捨てられたゴミの廃棄量ってこれがものすごい。あと容器に使ったプラスチックも単位時間当たりの排出量ってのはすごく多い。 でも、「それならイベントやらなければいいのか」となると、それは人の幸せのためではないですよね。ならばここでCO₂を減らす努力をする。さっき言ったような、脱炭素農産物を使ったイベントであれば、CO₂削減がそういったスポーツイベントの中でもできる可能性がある。 別の例として、これも日本にとっては非常に重要なのですが、日本は観光立国していこうということでインバウンドのお客さんも含めて非常に多いわけです。旅行っていうのも実はCO₂排出源なんですよね。もうどこも吸収しないんですよ。電車なり飛行機なり船に乗ってやってきて、食べ物食べ、洗い物いっぱい出して移動して帰っていくだけなので、排出しかないんです。でも、その旅行の中に農家さんの手伝いを1日しますという、アグリツーリズムと言われますけども、それを入れることによって、その旅行者はその日一日だけ農家さんの従業員に変わるんです。理屈上、そうなると従業員さんがホテルから農家さんまでの移動したのは、旅行での排出ではなく、従業員の交通費になるわけです。その場合、その部分のCO₂の排出だけは農家さんが引き受けることができるわけです。もしその農家さんが脱炭素の取り組みをしているのであれば、旅行業者のその排出CO₂を引き受けることができるんです。 今、CO₂削減できない業態の会社は何をしているかというと、カーボンクレジットを買うもしくは非化石証書を買う。しかし、例に挙げたようなツアーを作ることで、相対的な排出量を減らすことができる。 実は脱炭素活動というのは、みんなに幸せが届く。ちゃんと運用すれば、運用できれば、今挙げたような形でみんながハッピーになる。Scopeという考え方でそれぞれのCategoryがなす意味を考えると、いろんなビジネス展開ができる。それが脱炭素農産物をきっかけとし全産業での温室効果ガスの削減に繋がる。削減することが自分たちの製品サービスをより良いものにして、それがアイデアになって環境貢献することで、更に環境貢献が需要に繋がっていって、また新しいサービスを生み環境が良くなっていく。農業や農産物からの環境貢献を世界に提案したい。そう考えています。平池: ご説明とご意見、たいへんありがとうございました。合同会社ノースDXラボと脱炭素農産物協議会は連携して皆様に幸せを届けていきます。一般社団法人 脱炭素農産物推進協議会https://cpda.or.jp/代表理事)都筑憲一氏【略歴】○現在 一般社団法人 脱炭素農産物推進協議会 代表理事・株式会社H.Eファーム 取締役社長  創業3年で認証輸出事業者に成長  全国最多の垂直式営農型太陽光発電農地法3条許可取得・長万部アグリ株式会社 取締役社長  ミニトマトでデータプレミアムNo.1(日本一)獲得。  ECサイト構築による企業価値創出・宮崎大学大学院 農学工学総合研究科 博士課程中退  冷涼地での台木を用いたブルーベリー養液栽培における機能性の検証)・農学修士・福島県立会津高等学校卒業


皆さんこんにちは【皆さんの応援が形になる!未来へ繋ぐ、特別な体験と産地の恵み】新しい挑戦を応援する熱気が高まる中、私たちのプロジェクトにも多くの温かいご支援が寄せられています。心より感謝申し上げます。皆様の想いに応え、そしてプロジェクトをさらに加速させるため、この度、魅力的な追加リターンをご用意させていただきました。今回は、その特別な体験と、各地の生産者様との繋がりから生まれた珠玉の恵みをご紹介します。生産者の情熱が詰まった、選りすぐりの「美味」を食卓へ(3月追加リターンより)プロジェクトの輪は、素晴らしい生産者の皆様との出会いにも繋がりました。3月には、そのご厚意により、特別な「食」のリターンが実現しました。都会の喧騒から少し離れた場所で、太陽の恵みを一身に受けて育つ**「手摘みブルーベリー」**。本プロジェクトにご賛同いただいたアグリファーム合同会社様が、一粒一粒、愛情を込めて手摘みした特別なブルーベリーです。口にした瞬間に広がる、甘みと酸味の絶妙なバランス、そして弾けるようなみずみずしさ。都会の近くにある「オアシス」から直送される、自然の恵みを存分にお楽しみください(限定30セット)。次に、食通をも唸らせる逸品、熊本県山江村(やまえむら)が誇る最高級ブランド**「やまえ栗」**をご紹介します。その豊かな風味と、舌の上でとろけるような上品な甘さは、まさに至福の味わい。一度味わえば忘れられない、特別な栗です。この貴重な「やまえ栗」を、山江村で地域に根差した活動を展開されている株式会社のら様のご協力により、今回特別にご提供いただけることになりました(数量限定)。同じく株式会社のら様からは、驚くほど肉厚でジューシーな**「採れたて生キクラゲ」**も届きます。「コリコリ」とした独特の食感と、噛むほどに「じゅわっ」と広がる深い旨味は、乾燥キクラゲとは全く違う、生ならではの贅沢。食物繊維やビタミンD、鉄分などが豊富で「命のキノコ」とも呼ばれるほど栄養価が高いのも魅力です。熊本県山江村の自然の力が育んだ、生命力あふれるキクラゲをご堪能ください(限定100セット)。そして、私たちの食卓に欠かせないお米。北海道の広大な大地と清らかな水、そして生産者の情熱が生んだ最高級ブランド米**「2025年秋新米ゆめぴりか」**が、北海道南幌町の有限会社NOAH様との対談を経て、リターンに加わりました。艶やかな炊き上がり、口に広がる上品な甘み、そして粘りと柔らかさの絶妙なバランス。冷めてもその美味しさが続く「ゆめぴりか」は、まさに"夢のような"お米です。今回はたっぷり30kg、皆様の食卓と生活を応援したいという想いも込めてお届けします。知的好奇心を満たす「体験」をあなたに(2月追加リターンより)「新しい分野に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない…」そんな声にお応えするのが、**「体験特許調査(簡易版)」**です。知的財産戦略は、ビジネスや個人の活動においても、その可能性を大きく広げる鍵となります。しかし、本格的な調査となるとハードルが高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。このリターンでは、事前の打ち合わせで皆様の関心事を丁寧にお伺いし、専門家がピンポイントで調査を実施。知財の世界への第一歩を気軽に踏み出すことができます。本格的な調査を検討する前の「お試し」としても最適です。知的好奇心を満たし、新たな視点を得るきっかけとして、ぜひご活用ください。また、支援が形になる喜びをより深く感じていただきたいという想いから、**「育成風景写真付きお礼状」**もご用意しました。皆様のご支援によって育まれる農作物が、日々たくましく成長していく様子を写真に収め、感謝のメッセージと共にお届けします。畑の風景や作物の変化をデジタルデータで受け取ることで、まるで自分がその成長を見守っているかのような繋がりを感じていただけるはずです。支援が未来へと繋がっていく過程を、ぜひ一緒に見守ってください。支援の輪を、未来への力に今回ご紹介した追加リターンは、単なるモノやサービスではありません。そこには、知的好奇心を満たす新しい体験があり、生産者の皆様の情熱やこだわり、そして各地域の豊かな自然の恵みが詰まっています。皆様からのご支援は、プロジェクトを推進する力となるだけでなく、素晴らしい生産者の方々や地域への応援にも繋がっていきます。この機会に、ぜひプロジェクトにご参加いただき、特別な体験や味わいを通じて、未来への種まきをご一緒いただけますと幸いです。皆様の温かいご支援を、心よりお待ちしております。


昨日は設置したセンサーが異常通知が発生したため現地調査を実施しにいきました。まだまだ雪があり、風も強い状況ですね。明日から4月これから春を迎えていきますがこの大自然を相手にしていくのです。今現在の南幌町圃場https://youtube.com/shorts/i7tDdUdV5AA?feature=shareまた、本日 健康提案を突き進めるためダイエット・メンタルコーチトレーナーさんとのコラボレーション(監修)のお話をすすめてきました。近いうちに皆さんへも展開出来ると思います。コツコツと突き進むウェルFar"M”プロジェクトを応援よろしくお願いいたします・


北海道南幌町はまだ雪景色ですが、私たちは着々と準備を進めています。 水田や畑が顔を出す春に向けて、事前設置実験を開始!「健康な大地、健康な生産者、健康な農作物を皆さんの健康に繋げる」 ウェルFar"M"は、ウェルビーイング(心身の健康と幸福)を実現するためのプロジェクトです。私たちの想いに、ぜひ応援をお願いいたします!活動の様子はこちら:https://youtube.com/shorts/o1xcrylNtWw?si=vujZTukWZ9MManqn拡散とご支援の輪を拡げてください。よろしくお願いいたします。


<南幌町の魅力、農業の魅力> 平池:鍋山さんの目から見た、南幌町や農業についての魅力を教えてください。 鍋山:南幌町は電車やバスなどの交通の便はイマイチだけど、車を使えば札幌から30分くらいで着く、すごくいい場所ですね。空港も近いし。 人口も、昔の話だけど一時期減ったのだけど、今はどんどん増えていっている。特にこの3年はずいぶんと増え続けている。 平池:冬で雪多いですけども、夏になると緑が多くて気持ちいいですよね。 鍋山:緑が多くて、山ひとつもないのですよね。まっ平。    僕は農業をやる場所としては最高の環境と思いますね。    農家一件当たりの面積が、日本一ではないかと思っています(笑)    そんな農業に適した地域なんで、後継者もほとんどいますね。だから、耕作放棄地はゼロ。 農地が欲しい人は順番待ちになっていて、地価も下がらない。  <NOAHの強みとは?> 平池:広い面積で農業をされているわけですが、NOAHさんが持つ強みや農産自身が持っている強みって、 鍋山さんから見てどんなところがありますか? 鍋山:南幌町全般に言えるんだけど、祖父の時代から基盤整備やり続けていて、NOAHの地域だと既に3、4回手を入れている。20年に1回くらい。    その分お金かかるけどね。だから、ものすごく土地が強い。    前回は平成20年に行ったので、あと8年くらいでまた基盤整備を行う予定。水暗渠が効かなくなってくるので。 平池:一時、暗渠からメタンガスを抜けないかとか考えたことがあるんですが。 鍋山:暗渠から水を抜いているんで、それをそのままにしておくと地盤が下がってしまう。    50センチとか。その前に基盤整備をやっているんですよ。 平池:そういうことですか。 鍋山:基盤整備をして常に整えておかないと、元の泥炭ではpHが低すぎて作物がうまく育たない。 平池:長期でみた土壌改良の継続がカギである、と。 鍋山:例えば10年、20年とか、そういう先で考えた時、南幌町の農業のありようというか、見え方というか「続ける」ことが必要じゃないかと思うんですよ。    そういう環境なんで、南幌町でこれから畜産業をする人はいないですね。 平池:クラウドファンディングの返礼品でもご協力いただいていますね。 鍋山:ゆめぴりかですよね。    今後、暑さに強い銘柄品を早く開発してくれなきゃ困るかもしれないね。    美味しいっていうか、暑さに強い銘柄。今作っているのはあまり暑さに強くないので黒応している。北海道が「暑さに強い品種を変え作ります」ってなってから何年かかるか、だね。 平池:暑さに強い銘柄が出てくると、全道的にも作るお米の品質とかも変わってくるでしょうね。 鍋山:食品がどうなるかという問題はありますね。美味しくないとね売れないから、作っている方も気が抜けない。 鍋山:南幌町では、若い農家さん達は50~80ヘクタール持っているからね。お米以外でも、麦や大豆を中心に作るという人もいる。全て機械でできるから。 平池:なるほど。 鍋山:それこそ、そういうのはスマート農業化していっている最中でですね。   <スマート農業への期待> 鍋山:スマート農業といえば、お米でもドローン使っています。トラクターも自動操舵何台もついているし。 平池:今後、自動化などがもっと進む、というイメージですね。 鍋山:自動化も、もっとセンサー技術が進んで欲しいですね。同じ田圃の中でも固いところと柔らかいところがあります。今のトラクターの自動操舵じゃそれが判別できない。判別できないと、やはり今は人がついていないとね。 平池:多分、今の自動化は「人が乗らなくても動く」というのが最初の段階になっているんですかね。地盤の形状の認識とかは、まだこれから。 鍋山:そうですね。動かすだけの最初の段階っていう感じですよね。    スマート機器がどこまで進んでいくかもわかんないけど。    これからはもう病害虫防除もみんな、機器とかで見極められるといいけれど。    今は高い精度は求められない。    葉の裏を見て初めてわかる病気もあるし。そういう箇所はドローンでは確認できない。 平池:見つかった時には、もう周りにそのときにはもう映っている可能性があるかも、という感じですか。 鍋山:そう。そういうときは、周囲含めて全部防除しなきゃならない。 平池:NOAHさんには結構若い方がたくさんいらっしゃいますよね。 鍋山:ありがたいことにね。30代40代が多いですね。    その中で、作業する機器スキルっていうのがいくつぐらいが限界なのかな、スタートするのに限界あるのかな、とも思っている。    でも、機器を使って作業時間が短くなれば、子育てもできるじゃないですか。    あとは、機械いじりが好きだからできる、というのもあると思うけど。 平池:南幌町後継者はあんまり不自由してないっていう話ですよね。いや、全くしてない。 鍋山:本当に土地がないからってよその町まで買いに行く人もいるからね(笑)。    みんな、いろんな手段を使って農業を続けている。 平池:活力のある地域なのですね。   <脱炭素の活動> 平池:田圃といえば、中干でメタンガスを抑制するのもやられているんですよね。 鍋山:Jクレジットね。結構前からやっていますね。    今、田圃以外の場所でも脱炭素のオペレーションをやりたいと考えている。    畑もクレジット活動がありますよね。だからJクレジットの契約している会社に「紹介しに来てほしい」 と頼んでいる最中。 平池:こちらからもご紹介してよろしいですか? 鍋山:ぜひ。   <NDLの『ウェルFar”M”』プロジェクトへの期待>  平池:弊社がPoCをお願いしている「ウェルFar“M”」プロジェクトについて、鍋山さんの期待する内容をいただければ。 鍋山:田圃を維持していく中で基盤整備以外にも目線を向けないといけない。今ある事業と違うことをしないと、費用的にも採択されない。    今、何かないかと悩んでいるんだけど”センサーを使って人の手間を減らすこと”もその中の一つ例えば、用水の注水・排水をセンサーで全部自動化させるっていう方向でわかりやすいのかな、と。水の量や温度とか。 平池:遠隔から圃場の状態を数値や画像で管理・監視できるといい、ということでしょうか。 鍋山:今あるセンサーは、ほとんどが水位調整ぐらいでね。だから温度差も情報を得られて深水とかを勝手に調整してくれると助かるね。    単純に考えると、天気予報の関係から温度の項目引っ張って、と思うけど、圃場と天気予報はずれるから。冷害危険期って言って7月出水前から出水半分が終わったぐらい、2、3週間ぐらい深水にするんだけれども、ここ何年間か関係ない状況が続いている。その時は人が見定めしなきゃいけない。 平池:そういう意味でも、水位や温度とかの機能を持ったセンサーやそのデータを利用した制御が欲しいということですね。 鍋山:そうです。そのための「第一歩」にしてほしいなって感じですよね。 平池:スマートウォッチで人の健康を測るというのは、作業する皆さんに受け入れられそうですか。 鍋山:意外とみんな若いから、健康とか、そうそういうことはあんまり考えたことなかったからね。 平池:例えば、動けないような「不測の事態」が起きたとき。起きないようにするのが 絶対条件なんですけど、 どうしても起きちゃう事故はある。そのときには早く連絡できる手段であるとか、そういうのがあると連絡手段が必要と思って。 鍋山:そうですね。どっかに赤いボタンとか落ちづらいボタンでねピッと長押しをすると消防署に繋がるとか。親戚も作業中の事故でけがをして、その時は家族が見つけたから助かったんだけど。 平池:あと、これからどんどん気温が上がっていく中での作業というのが健康にどう影響するかな、と。 鍋山:結構ね、年齢関係ないですよ。    作業しだすと元気になっちゃうから、水分を取ることを忘れて、いきなり足が攣って動けなくなるとか。 平池:そういう意味で、まずは「その時の危険を知らせる」手段として、次に気温や湿度・日照の環境データと心拍集や体温などの身体データから「次に危険が起こらないための方法」を導こうとしています。 鍋山:1人で倒れちゃったらそれっきりだものね。   <農業の展望>  平池:今回、弊社のプロジェクトにご協力いただくわけですが、さらに先の農業についてのご意見をいただいていいですか。 鍋山:やはり、10年先に15年先っていうのを考えると、今、手を出すべきところに早く着手することが必要かな、と。 平成に入ってからずっと大変な思いをしていたけど、平成20年から少しずつ上向きだした。きっと、これからは農業がいい職業になると思う。    今はお米の流通で価格上昇が続いているけど、他の農作物も今後は上がるのではないかと考えている。生産者の人口が減っているから仕方がない。 平池:最近は生産者の顔が見える野菜がたくさんありますもんね。みんな顔写真入りで。 鍋山:うん、販売はこれからもどんどん増えていくだろうね。    売り方としてそういう方法もある、っていうことですね。 平池:これから農業自体が発展していくのにも、我々まさにこういうのを使ってさらにお手伝いできれば、と思いますよね。 鍋山:利用できる農家がどれぐらいいるかな、というところかな。それは私達も含めて。 平池:その利用を進めるためにもっとわかりやすいようにしていかないと駄目なんだろうな、と常に考えますね。  鍋山:頑張ってください。期待しています。 平池:ありがとうございます。  ===== ~健康アプリについて~ 農業労働から全国民の健康促進へ:革新的なアプリ開発への情熱 我々ノースDXラボは、農業労働におけるデータ解析とAI技術を応用し、全国民の健康促進に貢献する革新的なアプリを開発したいという強い思いを持っています。農業は、私たちの食生活の基盤であり、健康と密接に関わっています。農業労働者の身体活動データや環境データを解析することで、個々人の健康状態を把握し、生活習慣改善や健康維持に役立つ情報を提供できると確信しています。 食と健康の未来へ 農業労働におけるデータ解析とAI技術を応用したアプリ開発は、食と健康の未来を切り拓く可能性を秘めています。我々は、このアプリを通じて、全国民の健康寿命の延伸と生活の質の向上に貢献したいと強く願っています。 このプロジェクトはその礎になっていくことでしょう。  ===== 平池CEOの思い 私たちの原動力、それは「働く人たちの幸福と充実を追求する」という熱き想いです。 人それぞれ幸福や充実の形は違えど、私たちの行動が、最終的に「人」へ還元されることは間違いありません。だからこそ私たちは、「人」のために、まだ見ぬ課題を掘り起こし、その解決策を粘り強く探求し、実現へと邁進するのです。 今回、私たちは農業生産者の皆様と深く交流する機会を得ました。現状を目の当たりにし、農業を通して「幸福」と「充実」を届けることこそ、私たちの使命だと確信しました。そして、その仕組みを広く社会に展開することで、より多くの人々へ貢献できると信じています。 その第一歩が、情熱を込めて始動する「ウェルFar“M”」プロジェクトです。 単なる「健康」の追求に留まりません。私たちを取り巻く環境、日々の行動、それら全ての情報を集約し、分析することで、一人ひとりの状況に最適な健康を実現する。この壮大な目標に、私たちは全力を賭けます。 「ウェルFar“M”」が皆様の手に届き、新たな幸福と充実をもたらす日を、心待ちにしております。  


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