皆様から頂くご支援を、これから紹介していく被災農業法人11社に届ける為、各社の状況とこれからを記事としてアップしていきます。【北能産業株式会社】■発災前どんな取り組みをしていましたか?奥能登では過疎化・高齢化による担い手不足のため離農が相次ぎ、耕作放棄地が拡大していました。農地再生を目指す取り組みとして、地域の方の協力の下平成25年より異業種の私たちは農業参入致しました。この豊かな能登の自然を守りながら農にまつわる多面的な活動のひとつひとつがつながり、輪となり循環していくことで生産者と消費者、人と自然の距離が近い「自産自消」のできる社会を目指し取り組んでいました。■発災後の状況をおしえてください。震災時の管理農地は53haありました。生活再建優先の中、作付け面積は半分ほどでした。山間部の水田は川から水を田んぼに引くまでの距離がとても長いです。地震で水路に堆積土砂が入り込み大変でしたが、多くのボランティア様の力添えで田植えが出来ました。人口減少が進んだ能登で今まで通りの農村維持ができない危機感はあります。■これからの展望をおきかせください。震災後、数名の従業員が離職しました。労働力が圧倒的に不足する中、従来通りの作業工程では、出来ない現実があります。新たな技術への挑戦を好機と捉えています。また、企業としてルール化・マニュアル化を明確にし人的資源の確保とスキル継承をし雇用を支える地場企業として地域と共に生き残れるようまい進していく覚悟です。皆様からお預かりしたお気持ちを受け、被災農業法人11社は今一度立ち上がり、「あの時、俺たちが私たちが支援したから、奥能登の農業法人が今を羽ばたいているんだ」と言っていただけるような形にして恩返ししていきます。クラウドファンディング終了まで、なにとぞ応援・ご支援を引き続きお願いいたします。





