第一目標金額500万円を達成しました!
皆さまの応援・拡散のおかげで、第一目標を達成することができました。
心から感謝申し上げます。
たくさんのご支援、そして温かいメッセージを連日いただき、
「能登の未来は明るい」――そう強く感じています。
しかし、能登の農業を途絶えさせない、日本各地に能登のお米を届けたい。
そのためには、農地の再生に多額の費用が必要です。
NEXT GOAL:1,000万円への挑戦!
今回のクラウドファンディングで集まったご支援は、被災した11の農家に分配されます。しかし、1農家あたり約45万円では、農業用水の復旧や農地の修復にはまだ十分ではありません。250名を超える方々にご支援いただいておりますが、能登の農業再生にはさらなる支援が必要です。
残り短い期間ですが、このクラウドファンディングは
能登の農業の復興、そして災害に負けない未来の農業へと繋がります。
引き続き、応援・拡散いただけますと幸いです。
初めてご覧いただいた方も、ぜひ最後までご一読ください!
|ご挨拶
皆さま、はじめまして。石川県農業法人協会です。
私達の古里「石川県」は、南北に長く多様性に富んだ「風土」や、豊かな「食文化」に恵まれた地域です。世界農業遺産に認定された能登地方や、白山麓の豊かな水系に恵まれた加賀地方。
私達、石川県農業法人協会は、その地域の人々や、文化、自然資本に生かされながら、持続可能な生業を目指して、日々経営努力を行なっております。
2024年9月、『令和6年能登半島地震』の復旧最中、豪雨水害に遭いました。
石川県農業法人協会の仲間たち(会員)が被災しているこの状況を何かできないか思い、被災した仲間たちに取材を行い、クラウドファンディング立ち上げに至りました。
|地震による被害
『令和6年能登半島地震』により、農地は大きな被害を受けました。
地割れした田んぼ、水路やパイプラインの破壊、納屋や作業場・農機具の破損。
農作物の生育が不能になってしまいました。
また、自分たちだけではなく、従業員も被災しているため、ほとんどの人が二次避難。周辺もほとんど崩壊し、住める場所もなく受け入れもできない。被害の状況も踏まえ、無理に繋ぎ止めることもできず、全員の雇用契約を終了することになりました。
断水の復旧の目処も立たず、どうやってやっていけばいいのか。従業員もいない、運転もできない、広い農地を管理出来ない状況。それでも、”今できることを、できるだけ始める”そう決めて、一歩一歩進み始めていました。
|水害による被害
・水害当時
『令和6年能登半島地震』による、農地の損失でも60%と言われていた中
2024年9月21日の豪雨災害により、農地の90%を失いました。
午前10時、1時間で50cm以上の想定を超える汚水が流れ込みました。
計23の河川が氾濫が起き、地震により地盤が緩んでいたために、
山や崖から多数の土砂災害が発生しました。
豪雨から数週間経っても、土砂災害警戒は続いていました。
地震の被害から少しずつ立ち直り、生き残った土地や修復した土地を使って農業を続けていこうと、
なんとか作りはじめた最中でした。
田を耕し、田植えや日々のお世話を終え、「ようやく刈り取りが始まる!」というとき。
川から流れてきた大量のヘドロ、初めて体験する強烈な不快臭。
一年に二度の大災害。「ここには住むな」と地に言われてるような
目の前で起きていることを受け止めるには重たい現実。
今年の分のお米がダメになってしまっただけではありません。
流木や土砂が流れついた田んぼは、そう簡単には再生されません。
これから稲作を続けていくためのもの全ても失ってしまいました。
悲壮感に漂う中、来年できることも、数年かかることをも
「やれることをやるしかない」と復旧作業を始めようと決めました。
|プロジェクト立ち上げの背景
私たちの食卓に欠かせないお米。今年だけの問題ではなく、日本の農業、そして私たちの主食であるお米の未来に関わる深刻な状況です。
世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」
2011年6月に、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
この認定条件には5つの要素が必要になります。
「能登の里山里海」は、この5要素の認定条件を満たす伝統的な手法で作られています。
①伝統的な農林漁法 ②伝統技術 ③農村文化 ④景観 ⑤生物多様性
その総合力が高く評価されたものです。
農林水産業とそれに関連した人々の営みのすべて、いわば能登の里山里海で育まれる暮らしそのものが世界農業遺産として認定されたのです。
能登を訪れたことがない人も、日本人のほぼすべての人が能登のお米を食べたことがあると言われています。味も美味しく品質の高い能登米は全国の飲食店でも使われています。
そうした日本の誇りである能登のお米を、能登の農業をこのまま見捨てるわけにはいきません。
「美味しいお米を待ってくれている人もいる。」
その思いで今私たちは復旧復興に向き合っています。
そして、その農地を再生するためには多額の費用がかかります。
|資金の使い道について
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、被災会員の11農家を対象に農業用水の復旧・農地の修復(重機レンタル代、委託費用等)に活用させていただきます。
◎以下、対象農家
・農事組合法人 きずな
・有限会社 すえひろ
・有限会社 内浦アグリサービス
・北能産業 株式会社
・農事組合法人 岩井戸農産
・有限会社 川原農産
・粟蔵水稲 株式会社
・農事組合法人 モロオカエーシー
・株式会社 やまざき農園
・有限会社 ファーマー
・アジア農業 株式会社
|スケジュール
2025年2月上旬 修復工事補修工事開始
2025年2月中旬 クラウドファンディング開始
2025年4月上旬 クラウドファンディング終了
2025年5月 田植え開始
2025年9月順次 リターン発送
.
※スケジュールは変更となる可能性がございます、あらかじめご了承ください。
※リターン品によって発送スケジュールは異なります。
|リターンについて
支援のお返し(リターン)には、田園を復旧しお米作りが再開した際に
今年度の収穫予定のお米を、少しお待たせしますが、出来上がり次第お届けします!
他に、今回のプロジェクトにご協力いただいた農家の方々の野菜や加工品も予定しております。
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【有機純米酒 AKIRA 】は酒類販売免許を有する株式会社金沢大地よりお届けいたします。
1.販売場の名称及び所在地
株式会社金沢大地(石川県金沢市八田町東9番地)
2.酒類販売管理者の氏名
大橋 亜希子
3.酒類販売管理研修受講年月日
2023年10月5日
4.次回研修の受講期限
2026年10月4日
5.研修実施団体名
金沢小売酒販組合
(通知書文書番号:金沢酒第1243号)
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|応援チーム
今回、『令和6年能登半島地震』『令和6年奥能登豪雨』の支援活動もしている一般社団法人熊本支援チームをご紹介させてください。
熊本支援チームは、2011年の東日本大震災を契機に発足し、熊本地震や豪雨災害などで被災地支援を展開してきました。最大震度7を経験した2016年の熊本地震では、発災1時間後から益城町を中心に活動を開始。2020年の豪雨災害でも、コロナ禍の制約下で支援活動を継続しました。全国からの支援金の適正管理や持続可能な体制作りのため、2020年に一般社団法人化。
『令和6年能登半島地震』による支援では、発災翌日の1月2日に現地入りし、物資支援・炊き出し支援・被災家屋支援とん現地活動を行いながら、遠方支援として全国各地で募金活動も行うなど多岐に渡る支援を行っております。
石川県七尾市を拠点に継続していましたが、『令和6年奥能登豪雨』を受けて、
能登町でも新たに同時並行での支援をスタートしました。
https://www.instagram.com/kumamoto_team/
|最後に
この度は私たちのプロジェクトにご興味を持っていただき誠にありがとうございます。
被災後、多くの方々から励ましの言葉や温かいご支援をいただき
改めて、地域の絆の大切さを感じました。
今回の地震・豪雨に負けず、
何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産地区として
日本の食文化の中心に有るお米を、伝統と技術を残していきたいです。
ぜひ、私たちのプロジェクトにご参加いただき、
復旧・復興にお力をお貸しいただければ幸いです。
皆様のご支援に心よりお礼申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る繋げたい
2025/03/12 23:28皆々様のお陰で、116%300名あまりのご支援を賜っております。心より御礼申し上げます。能登は、2011年、世界農業遺産に先進国で初めて、日本国内でも初めて、佐渡と同時に認定を受けました。佐渡はトキとの共生を評価され、能登は「能登の里山里海」と言う4市4町にまたいだ非常に広範囲で抽象的なものが対象として認定を受けました。能登の里山里海とは、何なのか?里山里海と言う言葉の「里」、これは、人と自然が織りなして作った環境を指すのではないかと感じています。能登は、いろんなものに神を感じ、敬い奉り数多くのお祭りが各集落ごとにありました。それらは、生活をより豊かにする食を得られるように、祈りを捧げ、収穫できたことに感謝をささげる。自然と共にあったのが、能登と言う土地柄ではないだろうかと感じています。その中でも、奥能登は特に半島の先という事もあり、物流面での条件不利地な為、それらが特に色濃く残る地域でもあると思っています。しかし、その神事も人がいてこその祭りなのです。震災前からも、少子過疎高齢化の最先端地域と言われた奥能登は、震災後、間違いなく最先端地域として、その時間軸が一気に縮まってしまいました。人がいなくなる事で、集落機能は低下し、祭ができなくなり、結果として廃村化へ進んでしまう事が安に想像できます。我々、被災11法人が共通する願いは、「繋いでいく事」だと思っています。今一度、地主さんから預かる田んぼで、精一杯お米を育てたい。育てたお米を、喜んでもらいたい。子ども達がそんな大人の姿を見て、自ら進んで後継者になる道を作りたい。美味しいと喜んでいただけるお米を育てたいだけなんです。ですが残念ながら、農業の復旧工事にかかる予算が安いせいなのか、土建業者が集まりません。その結果、市町はいつまでに何とかすると言っても、全く信用ができません。いまだに確約された復旧スケジュールは、我々農家に一切示されない事から、生産資材の発注も出来ず、昨年よりも状況は悪いと言えます。何とか、一枚でも多く耕作し、ご支援・応援いただきました皆様に元気な姿を見せていけるように、今後も取り組んで参ります。残り数日、なにとぞ応援のほどよろしくお願いします。 もっと見る加賀の農業法人仲間が、奥能登の現状視察に来てくれました
2025/03/08 22:243月8日(土)、これが本日の奥能登の現状です。あくまでも、一部ではありますが、今日は金沢からの弾丸ツアーで珠洲市の一部と輪島市の一部を視察していただきました。口々に出る、悲惨な惨状を目にしての声。1年3か月になろうかと言うタイミングでもまだ、何も手を付けられない所が多々あるんです。範囲は広く、小高い山に囲まれた奥能登では、全てを一気に同時進行できないのは十分理解します。だからこそ、その復旧スケジュールを示してほしいのです。我々は、農業法人を経営する経営者の集まりです。いつ復旧するのかも見えない中で、農業経営を継続できるわけがありません。スケジュールが見えなければ、準備も出来ないんです。計画も立てられないんです。その中で、雇用を守り続けなければならないんです。今日、話の中で出たのは、「皆さん思ったより元氣ですね」と言う言葉がありました。その元氣そうに見える原動力をよくよく考えると、ある種の怒りじゃないかと思いました。一生懸命やってくださっているのかもしれないが、スケジュールを明確に出せない事で、やり場のない怒りを原動力にするしかないのが、今の被災法人の本音じゃないかと思います。我々だけの声は、とてもとても小さく、票数にしても少ない奥能登の声など、無視されているかのように感じています。だからこそ、お願いします。能登の声を拾ってください。能登の声を広げてください。人が住めなくなる地域を放置することは、国防の観点からも危険です。人が住めない理由を出す事は簡単です。それをどうしたら住めるようになるのか?住みたいと思ってもらえるようになるのか?未来に向かって思考し、行動する事こそが大事だと我々は考えています。ですので、なにとぞ、お力を貸してください。能登の声を受け取ってください。クラファン終了まで、なにとぞ応援・ご支援のほど、お願いします。 もっと見る被災農業法人11社の状況とこれから⑪【有限会社ファーマー】
2025/03/07 18:41皆様から頂くご支援を、届けさせていただく被災農業法人11社に届ける、各社の状況とこれからの記事の11社目を投稿させていただきます。【有限会社 ファーマー】■発災前どんな取り組みをしていましたか?H3年に法人化し田んぼ20haから始めました。異業種と連携し作業技術や労働力の提携、及び地域資源の有効活用など交流をしていました。水稲を中心に大麦、大豆、蕎麦と原木椎茸を栽培しています。地域の農地を守り地元から後継者が育つよう省力化・効率化経営に取り組み田んぼの管理面積は80haになりました。■発災後の状況をおしえてください。元日に起きた大地震。私達の会社は無事で安全が確認出来たので、周辺住民の1次避難所として開放し地域の方々と力合わせ乗り切りました。全従業員が被災し避難所からの出社は大変だったと思います。誰一人離職する事なく今も働いてくれる事は感謝しかありません。地震の影響はありましたが、ほぼ全ての農地で作付けを行いました。また、離農した方の農地も引き受け耕作しました。栽培管理はいつも以上に苦労しましたが収穫の秋を迎え喜びを感じたのも束の間、能登豪雨被害に合いました。被害農地は今でも復旧作業が予定通り進まず栽培計画も大変な状況です。■これからの展望をおきかせください。災害を基に生産者及び消費者と共に農村漁村の在り方を探求し創造的な能登の復興を発信していきたい想いであります。皆様からお預かりしたお気持ちを受け、被災農業法人11社は今一度立ち上がり、「あの時、俺たちが私たちが支援したから、奥能登の農業法人が今を羽ばたいているんだ」と言っていただけるような形にして恩返ししていきます。クラウドファンディング終了まで、なにとぞ応援・ご支援を引き続きお願いいたします。 もっと見る
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