【当協会の紹介】
私たち一般社団法人日本アロエ科学協会は安全で優れた健康素材である『アロエベラ』を多くの方の生活に摂りいれてもらうための啓蒙活動を行っています。2019年1月に特別顧問に八木晟薬学博士をお迎えして設立しました。
【八木晟博士のご紹介】
薬学博士:福山大学名誉教授 日本薬学会理事・日本生薬学会評議員 国際アロエ科学評議会(IASC)・日本生薬学会名誉会員
専門分野は生薬学。消化器内科・肝臓学研究(英文誌)の編集長。海外の研究者・医療機関との交流も深く、特にアロエについては40年以上にわたる研究実績があり、日本におけるアロエベラ研究者として活躍。現在、少子・高齢化社会のQOLに役立てる天然物を目標に、アロエベラや漢方薬由来の農材の研究を行っている。
【アロエベラとは?】
知っていますか?アロエは古くからハーブとして人々の健康を守るために使われてきました。現在、アロエの中でも世界中で一番多く栽培、加工、流通されているのはアロエベラです。天然の生物活性物質であるネバネバした葉肉の部分は健康食品や化粧品として人のために利用され、また多くの専門家により研究もなされています。
一方、葉肉を取り除いた苦みを含んだ外皮の部分は、そのまま畑に戻されるなどしていましたが、全てが有効利用されているわけではありません。しかもこの外皮の部分にはミネラル、ビタミン、アミノ酸などの75種類の有用成分が含まれているのです。
私たちは、その外皮を活用して農業の未来に光をもたらす製品を開発しました。これにより、地球環境にも、作物にも優しい未来を目指しています。
【アロエベラとはどんな植物?】
アロエベラは学術名をアロエ・バルバデンシスと言います。ベラはラテン語で「真の」という意味があり、日本、中国、タイ、オーストラリア、アメリカ、メキシコ、そして中南米の国々で栽培されています。一方日本でよく見かけるキダチアロエ(学術名アロエ・アルボレッセンス)は限られた国で栽培されています。
アロエベラは主に亜熱帯の気候で、強い太陽を好み、少ない水でも育つことができます。栽培は子苗を植えるところから始まりますが、収穫ができるのは1年以上経ったものです。1株からは5年近く収穫ができます。ただ機械的に刈り取りができないので、全て手作業で丁寧に行ないます。アロエベラの外皮は硬く、かつ苦みの成分が多く含まれるため、害獣や害虫の食害がなく、また病気にも強いため、無農薬で栽培されています。化学肥料もなくすくすくと大きく育ったアロエベラの葉は70~80㎝、重さは1キロを軽く超えます。
【『アロエベラ植物活力ブースト剤』が農業にもたらすこと】
現在、農業では化学肥料や農薬の使用が環境に負荷をかけ、土壌や生態系への悪影響が深刻化しています。日本でもみどりの食料システム法を制定(2022年7月1日施行)して、減農薬・減化学肥料に本格的に取り組もうとしてます。
そこで脚光を浴びているのが「バイオスティミュラント」です。
バイオスティミュラント(以下、BS)は日本語に直訳すると「生物刺激剤」である。近年、ヨーロッパを中心に世界中で注目を浴びている新しい農業資材カテゴリーだ。BSは、植物や土壌により良い生理状態をもたらす様々な物質や微生物である。これらの資材は植物やその周辺環境が本来持つ自然な力を活用することにより、植物の健全さ、ストレスへの耐性、収量と品質、収穫後の状態及び貯蔵などについて、植物に良好な影響を与えるものである。(日本バイオスティミュラント協議会HPより)
アロエベラ外皮の75種類の成分には生物活性を示すものも多く含まれています。その外皮を漢方生薬発酵熟成液に漬けることにより発酵させます(この方法については特許出願中:出願日2023年12月25日 出願番号:特願2023-223905)。
それらの成分が液に溶け込んで植物の免疫力向上に役立ち、さらに発酵により生み出された成分が植物の成長を促します。その植物が持っている潜在能力を引き出すことによって、化学肥料・農薬無しでの生育を可能にしようとするまさにバイオスティミュラントなのです。
【『アロエベラ植物活力ブースト剤』のユニークなポイント】
完全有機: 化学物質を一切使用せず、100%自然由来。
簡単使用: 既存の農業プロセスに簡単に組み込むことが可能。
環境配慮: 余った外皮を活用することでのカーボンフットプリントを削減。
【クラウドファンディングの具体的な目標】
目標金額: 200万円 集まった資金は、ブースト剤の原料費、さらなる研究開発、生産ラインの構築やマーケティング活動・PR活動に利用いたします。
【最後に】
アロエベラ外皮という何の変哲もない素材が、農業と環境を救う大きな力になる、そのような未来を一緒に実現しませんか?あなたのご支援が、未来の環境と農業を変える第一歩です。
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