豊かで持続可能な社会づくりを目標に掲げていたとしても、
リーダー自身が内なる生命と調和していなければ、本当に必要な変容は起こっていかない
持続可能な社会への移行に向けて、「サステナビリティ」や「リジェネラティブ」、「ネイチャーポジティブ」などの考え方が広がっています。環境への負荷を減らすだけでなく、自然環境と調和した新たな未来への道筋を切り拓いていけるかが問われています。
本書『リジェネラティブ・リーダーシップ』は、急激な変化や高まる複雑性に適応しながら、生命の繁栄に貢献しようとする先駆的なリーダーたちの実践や在り方をもとに、生命システム論に根差した独自のモデルとして体系化されたものです。
ーいのちのつながりを取り戻す、分断から再統合の旅へー
著者たちは、気候変動や生物多様性、食糧危機、構造的な社会経済格差など現代の社会システムが抱える複雑な課題は、自分とは切り離された「どこか外の世界」の話ではなく、私たち自身の「内面の在り方」と深く結びついていると指摘します。リジェネレーションは、地球生態系の再生であると同時に、私たち人間自身の再生でもあるのです。
現代に起こる地球規模での危機的な状況から目を背けることなく、内に抱えた傷みや分断を加速させることもなく、内と外のつながりを取り戻しながら、本来誰もが持つ生き物としての感受性や全体性、取り巻く生命システムとの調和的な関わり方を回復させていくこと。それは、この地球で人が生きていくことの真の意味に気づき、未来世代へと希望をつないでいく営みに他なりません。
本書が、リジェネラティブな実践により多くの人をいざない、未来の世代に希望をつなぐきっかけになることを願っています。
ー訳者 小林泰紘
皆さん、こんにちは。
私たちは、日本での『リジェネラティブ・リーダーシップ』出版のために集まった、翻訳出版チームです。
原著の出版は2019年。そこから5年以上の歳月を経て、来る2025年1月22日に英治出版さんよりついに日本語版が出版されます。訳者の小林泰紘さんが2019年に著者たちと出会い、日本に紹介をしてくれたことをきっかけに、それぞれが直観に導かれるがごとく集いました。
リジェネラティブ・リーダーシップの考え方を日本で広めるとともに、生命のつながりを取り戻し、自然の叡智に根ざした新たなパラダイムの生き方やビジネス実践を目指すコミュニティ、仲間づくり・文化づくりを志し、本プロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトを通して、「リジェネラティブ・リーダーシップ」の世界観や考え方を広く伝えると共に、人と自然が共に繁栄していくリジェネラティブな未来にむけた実践のバイブルとして本書を普及させていきたい。また、日本の風土や精神性、文化、東洋哲学と掛け合わせることでさらなる探究を深めていきたい。
ビジネス実践および生き方のガイドとして、多くの人に実践活用してもらえるプログラムや場をつくり、共感・共鳴する企業/団体/個人とのつながりを深めながら、実践者コミュニティづくりを進めていきたいと思っています。
<こんな方々に届けたい>
■ 環境調和・再生型のビジネスを志向する経営者やビジネスリーダー、事業実践に関心のある人
#SDGs #サステイナビリティ #生物多様性 #気候変動 #環境再生 #サーキュラーエコノミー #バイオミミクリー #脱炭素 #ネイチャーポジティブ #リジェネレーション
■ 新たなパラダイムでの組織づくりやリーダーシップ、コミュニティムーブメントに関わる人(企業、省庁、行政、学校、地域コミュニティ etc...)
#リーダーシップ #ティール #自律分散 #U理論 #成人発達理論 #生命システム論 #パーパス #個人の変容 #アジャイル
■地球環境や生命感覚と調和した生き方・在り方の実践・志向するあらゆる個人
#気候変動 #ウェルビーイング #人新世 #ポスト近代/人間中心/資本主義 #分断 #リジェネレーション
“人類がリジェネラティブな世界で生きるとは
どういうことかを教えてくれるために、
未来からやってきた2人の旅人に出会ったような本である”
(原著レビューより)
「リジェネラティブ・リーダーシップ」は、時代の急激な変化や高まる複雑性に適応しながら、自然環境と調和した新たな未来への道筋を切り拓くリーダーたちの実践や在り方をもとに、生命とつながりに基づく独自のリーダーシップ・モデルとして体系化されたものです。
デンマークのサステナビリティ専門家であるLaura Stormさん、英国を拠点に生命システム論に基づいた経営コンサルティングやコーチングを実践するGiles Hutchinsさんの二人によって、2019年に出版されました(共著者プロフィール後述)。
リジェネラティブ・リーダーシップの実践を支えるDNAモデル
組織や事業を生命システムとして捉え、多様なステークホルダーや1人ひとりの生命の躍動を大切にする。内なる感覚と深くつながりながら、外側への感度を高め、自然界の原理・原則に根ざしたシステムの変容を促していく。そうした実践の拠り所となるのが、生命の営みを支える7つの原則として定義される「ロジック・オブ・ライフ」と、実践体系を提示する「リジェネラティブ・リーダーシップのDNAモデル」です。
ロジック・オブ・ライフには例えば、「生命指向性」「常に変化し続け、環境に適応する」「自然のリズムや周期」といったものがあります。DNAモデルは、ライフ・ダイナミクスとリーダーシップ・ダイナミクスとよばれる二筋の異なる流れが織りなす二重らせん型のモデルで、その交わりの中に、生命システムデザイン、生命システムカルチャー、生命システムビーイングという3つの実践領域が示され、それぞれの領域を構成する17の要素が紹介されていきます。それぞれの領域での実践探究を深めていくために、さまざまな事例やフレームワークが紹介されています。
そして、本書の後半は、実践編です。リジェネラティブ・リーダーシップのモデルや考え方を、個人レベル・組織レベルで実践・応用していくためのツールやエクササイズが紹介されています。組織やチームで活用診断ツールや、取り巻く生態系システムの状態を可視化するワーク、個人・組織それぞれのレベルで取り入れることのできる具体的なツール群など、従来のパラダイムや既存の仕組みとバランスをとりながら、リジェネラティブなパラダイムへと移行・変容していくためのさまざまなガイドが示されています。
下記に本書で紹介されている図やツールを一部ご紹介します。
共鳴したり、理解を深めてみたい、実践・活用してみたいと思うものはありますか?
組織をバラバラの部品からなる「機械」ではなく、相互につながり合う「生命システム」として捉え、あらゆるステークホルダーの生命の繁栄を大切にする。そして、自身の内面や生命感覚に深くつながりながら、自分たちを取り巻く外部システムの活力や、森羅万象が相互につながりあう自然界の動態への感度を高め、呼応し、システム全体の創発的な変容を促していく。
こうした創造的な再生者(リジェネレーター)としてのリーダーの役割は、ビジネスや仕事という範疇にとどまらず、あらゆる状況において、私たちがどのように自分や他者、世界と関わり、生きていくのかという問いかけてくれるのではないでしょうか。
日本語訳出版に至るまでの道のり
<著者たちとの出会い>
本書の翻訳出版活動の発起人である小林泰紘さんが、著者たちにコペンハーゲンで出会ったのが2019年4月。
世界観への深い共鳴と同時に、人と自然の関係性や内面の分断を多角的に紐解き、生命の営みや生態系の叡智に根ざした新たなリーダーシップのパラダイムとしてここまで体系化している人たちがいることに感銘を受けたそうです。気候変動や生物多様性の危機がますます進行していくことは明らかで、持続可能な社会経済システムへの本格的な移行を進めるためには表面的な手法のみならず、1人ひとりのものの見方や内面の変容が同時に問われていくだろう――。そんな風に感じていた小林さんにとって、本書のメッセージは大きな活力となりました。また、日本にそのまま輸入するというのではなく、日本の風土や精神文化、東洋的哲学と掛け合わせることでさらなる探求を深めていくことができることを著者たちとの会話の中で確信し、意気投合することになります。
ただ、当時の日本では「リジェネレーション」や「リジェネラティブ」という概念はほとんど知られておらず、「サステナビリティ」というテーマですらどこか他人事のような雰囲気。闇雲に本を紹介するだけでは、大切なものを分かち合えないかもしれないと感じ、この世界観をどのように伝えていけばいいのか悩みながら模索していったといいます。
<読書会を開催>
2019年10月、 ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ) という手法を使った読書会をはじめて開催することになります。400ページを超える英書での読書会でしたが、高校生、経営者・ビジネスリーダー、百姓、起業家など様々な立場の方々が20名ほど集いました。デンマークで撮影したGilesとLauraのインタビュー動画を流すと、何人かの表情が変わりました。
最初のチェックインだけで十分でした。それぞれの奥深くに眠っていた何かが呼び覚まされたような、そんな声が聴こえてきました。本の内容を知識として理解するという読書会を超えて、深い対話が自然と起こっていきました。何かが確信に変わった瞬間でした。
2020年も継続してABDを何度か開催していましたが、COVID-19の感染拡大により、オンラインへの移行を余儀なくされます。しかしながらオンライン/オフラインでおこなわれた読書会には延べ60名ほどが参加し、本書を深めていくための契機にもなりました。今回の翻訳出版チームのメンバの多くも、その時の読書会をきっかけに出会うことになりました。
<オンラインジャーニープログラムで感じた手応え>
そんな中、小林さんが代表をつとめる一般社団法人Ecological Memesにて、リジェネラティブ・リーダーシップを土台とした「Journey of Regeneration」を山田博さんと共に開催することになります。コロナの状況もあり、14週間のオンラインでのプログラムとなりましたが、リリースするや否や、想像をはるかに上回る反響があり、国内外から80名を超える参加者が集いました。リジェネラティブ・リーダーシップのエッセンスが思っていたよりもずっと多様な文脈の人たちと分かち合えることを確信します。
取材いただいた記事がありますので、よければご一読ください
分離から再統合へ。「リジェネラティブ・リーダーシップ」とは?
– Journey of Regeneration 再生の旅 Vol.1
<翻訳活動の本格始動>
リジェネラティブリーダーシップの認知も少しづつ高まる中、2021年に翻訳活動の動き出しをコミュニティに募り、すぐに手を挙げて下さった5-6名ほどのチームで始動することになりました。
出版を急ぐことよりも、本の声に耳を澄まし、現れようとする流れ、私たち自身のリジェネラティブなあり方を大切にしていきたいと、まずは自分たちで翻訳を少しづつ進めてみることに。
一つ一つの言葉や背景情報を読み解き、それぞれが受け取っているものを分かち合いながら翻訳を進めていく作業は大変に豊かで、本書に深く出逢いなおすような時間でもありました。また、翻訳を進める中で、特に人類が歴史の中で辿ってきた様々な分断(パート1)について、日本における文脈や歴史を深めることの重要性・必要性もみえてきます。
同年3月に開催されたEcological Memes グローバルフォーラム「あわいから生まれてくるもの〜人と人ならざるものの交わり〜」に、共著者のひとりGilesをお招きしました。リジェネラティブ・リーダーシップのエッセンスや本書のコアであるLogic of Lifeについて、Gilesの想いや考えを直接日本とつなぐことがようやく実現した瞬間でした。
※参考リンク
・「人間」の存在を問い直す。組織を生命システムとして捉える「リジェネラティブ・リーダーシップ」とは?
<各地の自然豊かなフィールドでの体験型リーダーシップ・プログラム実施>
さらに、2021年はリジェネラティブ・リーダーシップをテーマに、森での宿泊型プログラムをトライアルで実施。10名ほどの参加者が山中湖に集い、森での身体体験をベースとすることで、リジェネラティブ・リーダーシップ DNAモデルやLogic of Lifeなどが思考レイヤーのみならず、体感レベルで伝わり、響き合っていく可能性がみえた。リジェネラティブ・リーダーシップの理念を体感的に学ぶ試みの原型ができました。
その後も、経営者向けのプログラムを開催や、遠野、屋久島、千葉など各地での開催を重ねていきます。
・いのちの森と響き合うリジェネラティブ・リーダーシップ@屋久島
・森にゆだねるリジェネラティブ・リーダーシップ(経営者編)@山中湖
・馬と共に深めるリジェネラティブ・リーダーシップ@岩手・遠野
・森と呼応するリジェネラティブ・リーダーズ・キャンプ@千葉県山武市・日向の森
翻訳活動もIntroduction&Chapter1まで進んだところで、翻訳出版について具体的な検討が始まり、英治出版の下田さんにご相談させていただくに至ります。
<道のりを振り返って>
ここまでの活動の流れを振り返って観ていると、発起人の小林さんをはじめ「リジェネラティブ・リーダーシップ」を日本で展開するための軌跡を、起こるべき流れに耳を澄ませて、できるだけ丁寧に紡いできたのだと思います。
日本語訳出版が、単なる翻訳や導入にとどまらず、日本の文化や自然との関係性を深くふまえながら、「新しい文脈づくり」のプロセスとして進んできているようにも思えます。また、このプロセスを振り返るにつけ、リジェネラティブ・リーダーシップの本質である「つながりを再構築する」精神そのものを体現しているように感じられてなりません。
これからさらに多くの人々にこの理念が広がっていくことで、日本における持続可能な未来の実現に大きな貢献ができるのではないかと、ますますその想いは高まります。
私が小林さんから原書『Regenerative Leadership』について初めてお話を伺ったのは、2019年の10月でした。
2018年に『ティール組織』を手掛けてから、新しい進化型組織の在り方と実践を探求していた私は、本書のメッセージと内容に共鳴する感覚を抱いたのをよく覚えています。小林さんとの対話を通じて、「リジェネラティブ」という考え方がまだ浸透していないなかで、小林さんのご活動がどう発展し、英治出版としてどう応援できるかを模索していくことになりました。
それから数年をかけて、じっくりとコミュニティを育み、丁寧に翻訳を紡いでいく様子を目の当たりにしてきました。そんな本の編集・プロデュースに携われたこと、またいよいよ読者の皆様にお届けできることをとても嬉しく思います。
英治出版は、「Publishing for Change “みんなのものにする”ことを通して人・組織・社会の未来づくりを応援する。」をパーパスに掲げ出版事業を行っています。
本書『リジェネラティブ・リーダーシップ』には、私たちがこれまで出版してきた本の叡智が幅広く含まれています。U理論、学習する組織、ティール組織、インテグラル理論など人と組織の変容に関わるものから、システム思考や循環型のイノベーションなど新たな社会・事業創造に関わる多様な考え方が紹介されています。これら以外にも自然のデザインを活かすアプローチなどが紹介され、幅広い分野の統合に挑戦する野心的な一冊です。すべてを実践しようとするよりも興味関心のあるところから読み進めて、次の一歩を探っていくのがよいでしょう。
私が本書のなかで特に共感したのは「内と外のサステナビリティ」というメッセージです。
共著者ローラさんが大病を患ったエピソードが象徴するように、外側の社会・環境・組織を変えようと奮闘するなかで、当事者自身が疲弊していくという話は数多くあります。
「自分たち自身が持続的な組織にならずして、どうして持続可能な社会をつくれるのか」という問いは、華々しい解決策にスポットライトが当てられがちな状況に対する、痛烈かつ本質的なメッセージではないでしょうか。
まずは自分たち自身の全体性を取り戻す。そのために強調されるのが「在り方(ビーイング)」であり、プレゼンス、待つ(ペイシェンス)、静けさ(サイレンス)を確保することなどが提案されています。その営みは、まさに自分自身のソース(創造の源)にアクセスする行為でもあるでしょう。
本書を手に取った読者のみなさんが、自分や組織の内側を見つめ直すことでエネルギーを取り戻し、人と自然の新たな共生の在り方を生み出す力となる。そんな未来が来ることを願っています。
英治出版
下田 理
「英治出版」公式ホームページ
本クラウドファンディングでは、書籍や出版前特別読書会、出張講演、個人/企業スポンサープランなどに加え、本書の世界観に共感・共鳴する企業・団体とのコラボレーションリターンをお届けしています。
■ ルビア:本『馬と今ここ』
馬という存在の命を搾取することなく、ともにいる時間を慈しむことで命の光が映しあい、豊かな森が育まれるような、そんな在り方を探求していく言葉を紡ぎました。それは、リジェネラティブ・リーダーシップの生命システム・ビーイングのエッセンスと重なります。豊穣な生命の世界へと誘う本書の世界が広がっていくことを願っています。
■Ecological Memes:萃点のことばカード
萃点のことばカードは、「人と自然の関係性の問い直しと再構築」をテーマに活動するEcological Memesの探求過程でみえてきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざして生きる実践の知恵」を27のことばとしてまとめたものです。生命とのつながりを取り戻し、内と外の再統合を促すリジェネラティブ・リーダーシップのエッセンスとも共鳴しています。リジェネラティブ・リーダーシップの書籍の傍に、萃点のことばカードがあることでその実践の支えになれば嬉しいです。本書と萃点のことばたちがみなさんの周りに生命の波紋を広げていくきっかけになることを願っています。
■株式会社実身美(サンミ) :オンラインショップクーポン
小林さんの自然を愛する活動とあり方に共感しています。食べることは生きることであり、命をもらうこと。 たとえどんなに時代が進歩しても、人間の基本的な営みは何万年も変わりません。私たち人間は地球と繋がっており、自然の恵みの循環の中で生きているということを忘れずに、わたしたちは命を大切にする食をつないでいきたいと考えています。
翻訳出版おめでとうございます。
■ 手放す経営ラボラトリー:DXO「経営を進化させる実践書」
DXO『経営を進化させる実践書』は通常は手放す経営ラボラトリー研究員が手配りするものですが、リジェネラティブ・リーダーシップを実践する方法のひとつとして協賛させていただく運びとなりました。 DXOとはDesign × Organizationのことで、デジタルツールを活用して、働く人の個性を解き放ち、組織を生命体のようにしなやかな形態にデザインするプログラムです。平和で調和的なデザインを施された組織は、関わる全てに対して健全な貢献をもたらす存在になります。
■ カレイドフォレスト:森林浴セラピーカード
自然と繋がり直していくことはRegenerative Leadershipの中でも語られており、これからの時代に生きていく私たちすべての人にとって必要なアプローチだと思います。自然の中にいないときでも、そこから時々自然を感じたり思い出してもらえるように、屋久島の自然や森の写真と裏には問いかけが入ったdeep森林浴カードを作りました。自分の感覚や五感を通した自然との一体感や気づきに想いを馳せてもらえたら嬉しいです。
高校生や大学生などの若い世代に本書を届けるため、本書の内容に共感・共鳴していただける学校に『リジェネラティブ・リーダーシップ』を寄贈できればと思っています。みなさまから「未来世代への恩贈りギフト」プランで応援いただいた分の書籍を合算し、平等に分配する形で提携校へ寄贈させていただきます。
1/22の出版に先駆けて、1/16に東京都内より第1弾を発送予定です。 以降のご支援者の皆さま、ご寄付先の学校へは順次発送させていただきます。
なお、提携の学校は下記以外に今後も増える可能性があります。
■さとのば大学
■武蔵野大学
■インフィニティ国際学院
インフィニティ国際学院 ホームページ
2025年 12月26日 一般社団法人リジェネラティブ・リーダーシップ・ジャパン設立予定
2025年 1月16日頃 返礼書籍(「リジェネラティブ・リーダーシップ」邦訳版)初回発送
2025年 1月22日 「リジェネラティブ・リーダーシップ」邦訳版 出版
2025年 2月28日 クラウドファンディング終了
※書籍の初回発送は上記日程の予定です。以降のご支援につきましては、順次発送手配を致します。
※【未来世代へ恩贈り】の寄付型リターンも同様に発送予定です。
※体験型リターン・コラボリターンについては各返礼品詳細をご確認ください。
いただいた支援金は、リジェネラティブ・リーダーシップを日本で広げ、日本の精神性や気候風土に根ざしたかたちで実践・深化させていくための活動資金として活用させていただきます。
【人件費】プロジェクトに関わるメンバーの活動費、リジェネラティブリーダーシップに関する国内外のプログラム企画・開発にかかる人件費、専門的なスキルを持った方々への報酬として活用します。
【広報/宣伝費】プロジェクトを広く知っていただくための広告・宣伝活動(SNS運用、チラシ制作など)に充て、より多くの方にリジェネラティブ・リーダーシップの叡智と実践を広めていきます。
【返礼品仕入れ費】邦訳書籍はじめ、ご支援者の皆さまへのお礼としてお届けする返礼品の準備のために活用させていただきます。※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
本書に共感・共鳴する、さまざまな分野・業界の実践者・有識者および企業/団体から推薦メッセージ・応援をいただいています。詳細は書籍HPをご覧ください。一部をこちらでもご紹介させていただきます(※敬称略)
■石坂典子(石坂産業株式会社 代表取締役)
生命のリズムに沿った円環的思考が分断を再統合に向かわせる。生態系の枯渇は、私たちの心までも枯渇させてしまった。「ゆりかごから墓場まで」の時代は終焉を迎え、新しいリーダーが「ゆりかごからゆりかごへ」を創る時代の到来だ。
■山田博(株式会社森へ創業者/プロ・コーチ/山伏 武蔵野大学ウェルビーイング学部教授)
この本には、世界の諸問題の根源にある分断の物語をつながりへと書き換えるための重要な智慧が豊富に提示されている。それは、私たちが自然の摂理や内なる生命感覚を思い出し、花鳥風月に響き合う直感的、身体的なリジェネラティブ・リーダーシップ実践の旅路を往く道標である。
■中間真一(ヒューマンルネッサンス研究所 エグゼクティブ・フェロー )
SINIC理論は、来るべき未来を「自然(じねん)社会」と予測しています。しかし、機械論パラダイムの慣性は大きく、生命論パラダイムへの転機を越えるには、リジェネラティブな感性を、行動の拡がりにつなげるリーダーシップが必要です。未来を拓く指針の書です。
■桐村里紗(天籟株式会社代表取締役医師・プラネタリーヘルスイニシアティブ代表理事)
今、人類に求められている大転換。本書は、統合的な論理と共に、内なる感覚の目覚めをもたらし、私たちに必要なパラダイムシフトを明確に示してくれます。自ら作り出した分断を自然の摂理に基づいて再統合するとき、私たちは創造的再生者としてこの地球上に存在意義を見出すことができます。VUCAの時代に必読の道標です。
■小森優美(ファッションデザイナー/株式会社森を織る代表取締役)
生命のつながりの世界を生きることは、自分の内なる幸せを探求することでもあり、きっと全ての生命が望んでいること。リジェネラティブ・リーダーは、その世界への道をひらくとても幸せな役割なのだと思います。この本と出会い、多くの人が自分の内なる幸せから生命をつなぐ道を歩むことになるのでしょう。その未来がとても楽しみです。
■ DYCLE - Diaper Cycle 共同代表、CEO 松坂愛友美
環境問題や組織運営の限界に悩むリーダーに贈る革新の一冊。『リジェネラティブ・リーダーシップ』は、自然の叡智を活かした実践的な解決策を提示し、無力感を行動力へと変えます。この本を手にした瞬間から、私たちのリーダーシップは、持続可能な未来を築く力に変わるでしょう。迷いや不安を抱える今こそ、行動を起こす時です!
■ 一般社団法人バイオミミクリー・ジャパン 代表理事 東 嗣了
38億年の時を経て培ってきた自然の叡智から学び、自然界とのつながりを取り戻していく私たちのあり方、行動を統合的にガイドしてくれる本。あらゆる人たちがこの本を手に取ることで、私たちそのものが再生していくシステムチェンジにつながるであろう。
■ 社会活動家/社会システムデザイナー 武井浩三
本書は、間違いなくリーダーシップ論のニュースタンダードだ。 環境問題、組織論、成人発達理論、スピリチュアリティ、経済、文化、社会と個人を統合する思想が、この1冊に詰まっています。
■大和田 順子 (教育テック大学院大学(2025年4月開学)教授/地域力創造アドバイザー(総務省))
宮崎県椎葉村でつづけられている循環型自然農法「焼畑」。渡り鳥にねぐらと餌場を提供しつづけている宮城県大崎地域。復活したトキと共生する水田を広げている佐渡。いずれも農業・林業に携わる人々の在来知をベースに、人と人、人と自然のつながりを結び直し継承している。こうした人々の気持ちや行動を言語化した「リジェネラティブ・リーダーシップ」に感謝したい。
■岡野春樹(一般社団法人 長良川カンパニー 代表理事)
自然とビジネスの橋渡しをしているプレイヤーたちが、出版を待ちわびていた本です。そして小林さんほど、愛と好奇心に満ち溢れ、リジェネラティブ・リーダーシップを体現している方もいらっしゃらないと思います。この本が日本中の人に読まれることが、嬉しくて仕方がありません。未来がもっと楽しみになりますね。
今回の本書の翻訳出版の目的は、リジェネラティブ・リーダーシップの考え方を日本で広げていくだけでなく、日本の精神性や気候風土と掛け合わせることで、さらに深化させていくことにあります。
日本には、時に厳しい自然環境に畏怖畏敬の念を抱きながら、自然と共に生きていくための暮らしや精神性を育み、その知恵を身体化させながら継承していく文化や技術が古来から培われてきました。近代産業文明の中で急速に失われつつあるこうした知恵や文化を受け継ぎながら、東洋と西洋の叡智を融合させた新たな物語を世界に届けていく役割が日本に生きる私たちにはあるはずです。
持続可能な社会を実現し、多様な生命が躍動する地球を未来に残せるかどうかの瀬戸際にある今この時代に、リジェネラティブ・リーダーシップを日本で広げ、実践を深めていくための応援・ご支援をよろしくお願いいたします。
ー『リジェネラティブ・リーダーシップ』翻訳出版チーム一同
【翻訳・出版チーム】
小林泰紘 / Yasuhiro Kobayashi
『リジェネラティブ・リーダーシップ』訳者・監修。エコシステミック・カタリスト/リジェネラティブ・ファシリテーター 。人と自然の関係を問い直し、人が他の生命や地球環境と共に繁栄していく未来(リジェネレーション)に向けた探究・実践を行う共異体 Ecological Memes 代表 / 発起人。インドやケニアなど世界 28 ヶ国を旅した後、社会的事業を仕掛ける起業家支援に従事。その後、個人の生きる感覚を起点とした事業創造や組織変革を幅広い業界で支援したのち、独立。現在は、主に循環・再生型社会の実現に向けた事業創造や組織変容、リーダーシップ醸成などを支援する。
2019年に著者であるGilesとLauraと出会い、深い共振共鳴を確信する。『リジェネラティブ・リーダーシップ』を日本に伝え、実践・深化させるため、翻訳・講演・アドバイザリー活動や経営支援、リーダーシッププログラム等を展開。座右の銘は行雲流水。一児の父。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。 環境再生型コミュニティ農園「かすかべ農園」園主。https://lit.link/yasuhirokobayashi
徳吉敏江 / Toshie Tokuyoshi
私が住んでいる遠野市は、馬と人とが共に暮らす伝統家屋「曲家(まがりや)」がある場所です。現代の暮らしのスタイル中で、馬と人が共に暮らすことを改めて問うプロジェクトに関わってきました。馬を「経済動物」として搾取するのではなく、同じ生命の位相に立ち、共にいることで場としての森が豊かになる方向性を探求し、実践しています。試行錯誤を続けていく中で、馬との関係性の一つのキーワードが「リーダーシップ」でした。人と馬との関係を紡いで育てていく時に、恐怖や力によるコントロールではなく、「信頼と安心」をベースに共にいることを探求していく旅路で、人どうしの組織でのリーダーシップのあり方と、大きな共通点があることに気づきました。
「リジェネラティブ・リーダーシップ」はビジネスだけにとどまらず、さまざまな暮らし方をしている人たちが、それぞれの場所で日々起きている現実に応答していくための本質的なメッセージです。本書が、行動を変容していく勇気のひとしずくとして波紋のように広がっていくことを願っています。
杉下真絹子 / Makiko Sugishita
アフリカ諸国を中心として日本と世界、そして人と人をつなぐことを通して“健康”そして“豊かさ”格差の社会課題解決に20年ほど取り組んだ後、2020年春、屋久島に家族と共に移住。これまでの「わたしの健康」から「わたしたちの健康」へとテーマをシフトさせ、屋久島の森で人と自然をつなぎなおすことで自然であるわたしたちの「生きる」を取り戻すための【deep森林浴™】をスタートさせ、小さな地球そのものである屋久島で新たな人生の使命を果たすべく暮らしている。
これからの時代に必要な「Regenerative Leadership」のアプローチとdeep森林浴のアプローチが重なり合うことから、自然の叡智を私たちが受け取り、未来に繋げ創造し開くような森のプログラムを仲間と一緒に構築していきたい。
カレイドフォレスト株式会社 代表取締役。日本人初の米国の国際団体ANFT(Association of Nature and Forest Therapy Guides and Programs)認定森林セラピーガイド、ANFT国際ガイド育成のトレーナー。森林セラピーソサエティー認定森林セラピスト。屋久島町教育委員会ESDグローバルアドバイザー、屋久島尾之間診療所理事。
日本の大学では法学部(国際法)専攻、その後渡米しピッツバーグ大学院(開発学)、ジョンズホプキンス大学院(公衆衛生学)にて修士号取得。
白濱雄太 / Yudai Shirahama
個人事業主として、企業、自治体、大学など幅広い分野でのイノベーション創出の伴走支援や社会課題解決型のプロジェクトに携わりながら、再生的な社会・組織・ビジネスの探求・実践などをテーマに活動しています。
自然と切り離されたところで人間が作り上げてきたリニアなパターンと、多様な生命が網の目のように繋がり織りなす、自然の創発的なノンリニアなパターンの衝突を乗り越え、持続可能な未来を形にする新たな社会システム、経済システムへの変容は世界の最重要アジェンダになっています。
この大きなトランジションの時代に、「リジェネラティブ・リーダーシップ」という形で、システムの根本にある人の意識まで向き合い、日本で深め、広げていくこの取組をぜひ応援していただけたら嬉しいです。
鈴木宏和 / Hirokazu Suzuki
人と地球による共創造に、エネルギーを注いでいる。経営及び金融財務などエネルギーの専門家として、日本及びオーストラリアで複数の会社・組織経営に携わっている。人・組織・地域社会・地球に命を吹き込み、Regenerativeな社会を創造する活動を展開する中で、「Regenerative Leadership」をはじめとする、リーダーの内的な変容が、今の世界にとても大切だと考えている。
地球温暖化に危機感を抱き、大学ではエネルギー科学を専攻。日本航空の再生では、稲盛和夫氏による経営再建を財務アドバイザー(現場責任者)として支援。3.11.以降、電力システム改革に携わり、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)では「事故当事者の組織上の問題点」に関する調査・執筆活動を主導した。その後、木こり、政府機関等での人生の旅路を経て現職。
持続可能な社会づくりを目指しながら、自分自身が大いなる生命と調和していないことによって、必要な変化が起こらないという不都合な真実に、時折身をもって体験しながらそれに気づき、Regenerative Leadershipを実践しながら、人と地球による共創造を模索中。
増本眞美 / Masami Masumoto
病院や薬局で長く医療に関わる仕事に従事しながら、自然と人との関係性を探求してきました。身体は自然そのものであるということを忘れたかのように、物を求め続ける生活で人は忙しく、自然は搾取され、地球には再利用されない廃棄物が増え続けています。
私たちは人と自然を分けて捉えるような世界観や行動を知らず知らずのうちに身につけていますが、自然のいのちの中に繋がっていることを感じて行動を変えた時に、深い安心感や幸福感を得られるように思えます。ひとりひとりが変わることから地球全体があたたかい気持ちに包まれるように変われる、と「リジェネラティブ・リーダーシップ」の活動を通じて実感していただける人が増えたら嬉しいです。
長谷部 可奈 / Kana Hasebe
ファシリテーター/プロジェクトマネージャー
一人ひとりの"ちがい"が個性として力を放ち、それがエネルギーになる群れ(共同体、組織)の在り方を探究。”システム(系)”と”プロセス”に携わる仕事をしている。子どもの頃から自然を身近に育ち、学生時代は馬術部に所属。大学では動物の腸内細菌を研究していた。その後、IT企業でシステムエンジニア職を経て、現在はプロジェクトマネージャーとしてクライアントが推進する活動に伴走している。
『リジェネラティブ・リーダーシップ』との出会いは2020年、訳者で監修も務める小林さんに読書会の開催を持ちかけられたのが最初。そこでファシリテーターとして感じた参加者の持つ「内なる森」の豊かさに深く共感し、それ以来 Regenerative Leadershipに共感する人々との出会いを求めて活動を応援している。
吉田直美 / Naomi Yoshida
こどもの教育と心理に関わる中で、こどもたち、そして関わるおとなたちの痛みの声を聞き、こどもたちが自らのいのちを輝かせられる学びに強い関心を持ってきました。既存のシステムにとらわれない学びとはなにか。まずおとなこそが、いのちの輝きを感じられる学びの体験が必要と考え、対話を通して仲間とつながり、自然とのつながりも取り戻すコミュニティラーニングを探求中です。
「リジェネラティブ・リーダーシップ」の活動が、すべての人がその人らしくいきいきと生きる社会につながる学びのプロセスを促進してくれる、という希望を感じています
笠原稔也 / Toshiya Kasahara
「健康とはなにか?」を問い、様々な分野を横断して探求して森に出逢う。自然の摂理を個人のあり方と事業構想に活かし、個人事業主/ひとり経営者の事業支援・メンタルケア、地域におけるウェルネスツーリズム/リトリートの企画支援・主催をする。株式会社Optimum Life代表取締役。理学療法士、公認心理師、パーマカルチャーデザイナー。
医療に従事していた頃に、担当患者の死をきっかけに現代医学の限界に気づきました。人が健康であるためには、人間の利益を中心として問題を取り除こうとする関わり方から、身体と心、他者、社会、自然との関係性を編み直し、生命中心のあり方へと変容していくことが大切なのではないかと感じています。
「リジェネラティブ・リーダーシップ」は生命が自然の摂理に呼応していること、自然のシステムを内包していることに気づかせてくれます。この感性と論理が交わり、身体性を伴う感覚は、ビジネスに限らず、ウェルネスやケアにおいても様々な気づきと創発をもたらしてくれるものと信じています。
宮野 愛美 / Manami Miyano
ベンチャー・スタートアップの組織/事業立ち上げ・サービスの設計運用を中心にキャリアを築いてきました。自然や環境を切り離すトレードオフの関係ではなく、自分を含む自分以上のあらゆる存在に思いを馳せることでこれまで繋がれてきた生態系豊かな土地・土着の暮らしとそこに続く想い、願いを次の代につないでいくことを人生のテーマに活動をしています。
そのテーマの中で自身が果たしたい役割は、繋ぎ、紡ぐこと。灯されているハートが消えないように、繋ぎ紡ぐチアリーダー的存在でありたいと思っています。「Regenerative Leadership」は、自分の方位磁針のような存在でもあり勇気を与えてくれます。この活動を通して1人でも多くの今を生きるひとに届くことを期待します。
堀田 智子 / Tomoko Hotta
本来の私たちにもどるカタリスト。
英国立ヨーク大学卒業後、ビジネスコンサルタントとして組織の経営改善・効率化に従事。
芸妓に転職し、海外の要人、伝統芸能関係者、経営者など延べ25,000人以上のお客様の接客を担当。日本文化と伝統に息づく精神性に触れながら、お客様同士の円滑な人間関係構築をサポート。
現在は「一人一人が本来の力と強みを活かし合い、繁栄し、再生する」人と組織づくりに向けてコーチングプログラムを提供。一児の母で、子育てを通じて自分の中に大きな愛があったこと、自分でも認識していなかった多様な要素が自分の中にあると気づいたことが大きな転機となる。
本来の私たちに還り、繋がり、内なる平穏とよろこびを感じながら在ること毎日探求&実践している。
波崎大知 / Daichi Hasaki
1996年生まれ。千葉県銚子市出身、屋久島在住。水産仲卸業の家系に育ち、地元が消滅可能性都市に指定されたことや気候変動問題を契機に「持続可能な地域」を探求する旅を開始。大学在学中の2018年に「地域の機会格差をなくす」ことを目指してEdTech事業を創業。臨死体験を経て、ネイティブアメリカンの儀式やヨガ・瞑想、神社巡りなどの探求を行い、2021年11月に屋久島に移住。2024年7月にJINEN株式会社を設立。
【クラウドファンディングサポートチーム】
株式会社No Limit
変革の航海へ〜Let's play the revolution〜
No Limitは千葉の南房総を中心にリトリート施設、シェアハウス、合宿施設の「3つの不動産経営」、
無人島サバイバルや魚突きなどの「冒険教育」オンラインコミュニティ事業「MAJIKICHI」、
校舎を持たない学校「インフィニティ国際学院」の運営など「拠点」「教育」「自然体験」「コミュニティ」を軸に人の心を土台とした持続可能な社会創りを目指します。
代表取締役:伊藤研人
1986年 北海道出身。
キュレーターチームの責任者として本プロジェクトに関わらせていただいている、伊藤研人です。
リジェネラティブリーダーシップで描かれる世界感が、今の日本に広がれば、日本はさらにいい国になっていくと確信しています。それも、新しい知識としてというよりも、日本人が元々持っている特徴や強みを活かす形で。
人、自然、社会構造、ビジネスなど、これまで分断されていた世界を統合していかなければならない時代。一人でも多くの方にこの本が届き、未来の世界を語らい、行動し、創造していければこの上ない幸せです。ぜひご支援を通して、仲間の一員になってください!
一緒にこのうねりを盛り上げていきましょう!よろしくお願いいたします!
取締役:高橋幸佑
1996年生まれ。北海道出身。
今回のプロジェクトで初めてリジェネラティリーダーシップの存在、コンセプトに触れましたが、
自然と調和する世界観と既存のリーダーシップの枠組みを超えた人間の在り方、日々の実践、意識の持ちように心から感動しました。北海道の農家に生まれ、幼少期から土や野菜と触れていた日々や感触を懐かしく思い出しながら、この新たらしくも古典的な叡智の浸透に貢献できることを誇りに思います。
是非、一度手に取っていただき、同じ人類として地球を味わい、共生していきましょう!
コミュニティマネージャー:柴田満世
1989年 兵庫県出身。
原著が出版された頃、偶然にその存在を知り「これは…日本でこそ、これからの組織や事業づくりにこそ活かされる叡智だ」と不思議な直観を感じました。
そこから時を経ること4年、東京神田駅近くにある楽々テラスでNo Limitのイベントをさせて頂いた際、翻訳チームの眞美さんと出会い、本著の邦訳出版が控えているとお聴きするに至ります。
予期せぬ本著との再会に感激するとともに、当初想定していた以上に、リジェネラティブな世界観が求められる時代になっていたことに驚きながらも自然な流れのようにも思え、この世界観が日本に広く深く浸透することを願いつつ、全力で応援しています!
原著・共著者プロフィール
ジャイルズ・ハッチンズ / Giles Hutchins
組織とリーダーシップの意識変容に関する開拓者・実践者でありシニアアドバイザー。 個人や組織、システムにおける活力とアジリティを高めるための発達指向型アプローチを専門とする。リーダーシップや組織開発に関する書籍を複数執筆し、『The Nature of Business(未邦訳)』『The Illusion of Separation(未邦訳)』、『Future Fit(未邦訳)』を出版。 過去 25 年にわたり、KPMGで国際的な経営コンサルタントおよび執行部門の責任者をつとめ、全世界で 10 万人以上の従業員を抱える多国籍なテクノロジー企業アトス社のグローバル・サステナビリティ・ディレクターを務めた。世界中のあらゆるセクターの組織変容を支援し、リーダーたちの変容の旅路を深く掘り下げ、国際的なビジネススクールの研究に貢献するほか、いくつかの未来指向のリーダーシップ・アカデミーの顧問もつとめ、BBCにも取材を受けている。
フューチャー・フィット・リーダーシップ・アカデミー会長。リジェネレーターズ共同設立者。クリエイティブイノベーションのためのバイオミミクリー共同設立者。シニアリーダーへのエグゼクティブコーチ。
英国ロンドン近郊にある 60 エーカーの天然林の中にリーダーシップ・イマージョン・センターを運営している。
※インタビュー映像:
ローラ・ストーム / Laura Storm
サステナビリティとリーダーシップに関する専門家であり、国際的な思想的リーダー。 サステナビリティに関するアドバイザーとして多くのグローバルリーダーたちと協働し、パーパスやインパクト指向の組織およびムーブメントを立ち上げることに尽力する。コペンハーゲン気候協議会、気候変動に関する世界ビジネスサミット、グリーンライト・プロジェクト、サステニアなど、持続可能な社会へのグローバルな変容というテーマに取り組んできた。
サステニアは、ローラのリーダーシップのもとで、4000もの持続可能な解決策のデータベースを構築し、時代に先駆けたいくつかの出版を行い、独自のパートナーネットワークを築くなど1億5000万人以上にリーチすることができるサステナビリティのグローバルブランドへと変化を遂げた。
2018年、あらゆる分野のリーダーたちにリジェネラティブなデザインや組織、リーダーシップ、生き方を教育するための共同体「リジェネレーターズ」を設立。その功績により、サステナビリティ専門メディア大手の Green Biz グループから「ワールドチェンジャー」として、世界経済フォーラムから「ヤング・グローバル・リーダー」として選出・表彰された。
持続可能な発展と気候変動の専門家として、世界経済フォーラムの専門家ネットワークやいくつか組織の取締役会に参加している。コペンハーゲン・ビジネススクールにて政治コミュニケーションとリーダーシップの修士号を取得。
※インタビュー映像:
日本語訳版:Compornent
ISBN:978-4-86276-333-4
定価:本体3,500円+税
仕様:A5判/480ページ
著者:ローラ・ストーム、ジャイルズ・ハッチンズ
訳者:小林泰紘
発行:英治出版株式会社
装丁:HOLON
校正:株式会社ヴェリタ
構成(目次)
本件に関するお問い合わせ先:
info.regenerativeleadership.jp@gmail.com
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