ページをご覧いただきありがとうございます!「泉屋ファーム」代表の和田と申します。
20代の若者4人、長野市戸隠の栃原地区を拠点に新規就農して活動しています。
小山(写真左)、和田(写真中央)、中條(写真右)、小泉(写真右上)の4名で活動中
それぞれ別の仕事をこなしながら農業を行っている私たちは、まだまだ経験が浅く修行中の身。
ですが、この戸隠栃原の耕作放棄地を蘇らせてブルーベリーを栽培し、戸隠蕎麦に次ぐ名産品を目指す!そんな夢を抱いて手探りで活動を続けています。
この春からの栽培本格化に向けて苗木を購入する費用を募りたく、このたびクラウドファンディングをスタートしました。私たちの想いを綴りましたので、ご一読のうえ、お力添えいただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします!
泉屋ファームの活動がスタートしたきっかけは、同じ会社に勤めている小山の家業であるりんご栽培を手伝うようになったこと。農作業に取り組むなかで、その楽しさややりがいを知りました。
元々りんごはあまり好きではなかったのですが、小山家の作るりんごを初めて食べたとき、その味にとても感動したのを鮮明に覚えています。
「このまま小さくやるのはもったいない!」
「もっとたくさんの人たちに知ってもらいたい」
そんな想いを小山に伝えると意気投合。将来的な法人化も視野に入れながら、りんご栽培の経験も生かしてほかの農作物も作れないかと考え、名義を新たに農業を始めることにしました。
しかし、小山家の農地は本格的に事業化するほどの広さはありません。最適な土地を探していたところ、幼馴染の小泉から「祖母が農業していた土地が耕作放棄地になっている」と聞き、この畑と敷地内の古民家を譲り受けることに。
「泉屋ファーム」という名前は小泉の祖母宅の屋号から名付けました。
こちらの古民家も将来的に手を入れていきたいと考えています
場所も見つかったところで、小山と同じく同僚であり、事業や手続きの知識があった中條を誘い、現在の4人体制に。こうして2024年5月、戸隠栃原での活動をスタートしました。
泉屋ファームのロゴも完成しました!
泉屋ファームの農地があるのは、長野市戸隠の栃原(とちはら)という地区。
”戸隠”と聞くと、歴史的な寺社やキャンプ場、スキー場などを思い浮かべるかもしれません。県内外から観光客が訪れるエリアからは外れて、南におよそ10キロ。地区内にお店は一軒もなく、自販機も一台しかない、特に過疎化の著しい地域です。
なにもないこの地域にしかないものと言えば、澄んだ空気と綺麗な景色。普段生活している市街地から栃原へ来るたび、開放感に満たされます。
鬱蒼とした耕作放棄地の開墾からスタートした泉屋ファームの活動。肉体労働には慣れているつもりでしたが、農業にかかる労力や時間は想像以上でした。それに加え、資金繰りや害獣対策など、考えることは山ほどありました。
世代の全く異なるよそ者たちが、突然慣れない手つきで農業をはじめたことを、当初は歓迎されていなかったように思います。それでも、日々作業をするなかで、少しずつ気にかけてくださるようになってきました。
トラクターや道具を貸してくださったり、農作業のアドバイスをくださったり、差し入れしてくださったり…。土地勘もなく知識も浅い私たちに色々教えてくださったおかげで、なんとか野菜の栽培・収穫を行うことができました。
いまでは栃原地区だけでなく、広く戸隠の方々が私たちのことを知ってくださるように。「お店で使う伝統野菜の戸隠大根を作ってほしい」とご依頼いただくなど、若者のチャレンジを好意的に応援していただいています。
りんご栽培をきっかけに集まった私たちですが、この土地に根を張って、長く農業に取り組んでいきたい。そうしたときに目をつけたのが、ブルーベリー栽培でした。
ブルーベリーは高冷地での栽培に適していて、昼夜の寒暖差が甘くて美味しい実をつけてくれます。標高約1000メートルの栃原は、栽培環境として最適です。
以前は栃原でもブルーベリーを育てている農家さんが何軒かあったそうですが、高齢化などを理由に現在では戸隠全域で見ても片手で数えられるほどしかありません。私たちがブルーベリー栽培に取り組むことに、地域の方々も背中を押してくれました。
ブルーベリー栽培を学ぶため、安曇野市「幸せフルーツ工房」さんへ研修に伺いました
この地域では極めて珍しい20代農家として、若い力で地域に活気をもたらしたい!
目指すは、戸隠そばに次ぐ、地域の特産品化です。
生のブルーベリーはもちろんのこと、加工品の製造やクラフトビール用の素材提供、さらには観光農園化など、多角的な取組で戸隠栃原を盛り上げていきたいと考えています。
2024年9月に苗木を約80本購入、11月には廃業する大町のブルーベリー農家さんから約300本を購入し、すでにブルーベリー栽培の準備を進めています。
しかし、苗木が大きくなって安定した収量を確保できるようになるまでには、2〜5年を要します。苗木そのものの本数も、ブルーベリー農家として食べていくにはまだまだ足りないのが実状です。収益化のためにはおよそ150〜200万円ほどの苗木代を確保する必要があります。
今回のクラウドファンディングの目標金額は50万円。
ですが、集まった金額が多いほど、多くの苗木を購入することができて、結果として皆様へお届けできるブルーベリーの量も増えていきます。
3月下旬、ようやく雪も溶けて作業を開始できました
仲間探し、農地探し、そして荒地の開墾と、ゼロから始まった私達の挑戦は、たくさんの方々に支えられて少しずつ進んできました。
ブルーベリーを新しい戸隠の名産品にしたい。
過疎化が進む戸隠栃原を元気にしたい。
いつも支えて頂いている地元の方々に恩返しがしたい。
そして、自分たちの思い描いた夢を現実にしたい!
今、私達にできることはブルーベリーや野菜を精一杯作ることだけです。未熟で若さしかない私達ですが、支えてくださる皆さんのために全力で頑張ります!
こんな私達にご賛同頂ける方は温かなご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
泉屋ファームを以前から応援してくれている方々から応援のメッセージをいただきました!
戸隠そば山口屋ホームページ:https://www.togakushisoba.com/
幸せフルーツ工房 ホームページ:https://www.shiawasefruit.com/
■資金の使い道
本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である50万円に達しない場合にも、ブルーベリー苗木の購入とリターンの提供を行います。
本クラウドファンディングで集まった資金は下記のとおり活用させていただきます。
・ブルーベリーの苗木購入
・リターン提供費
・クラウドファンディング実施手数料
また、当初想定よりも多くのご支援をいただいた場合、苗木の追加購入や農場の整備等に活用させていただきます。
■実施スケジュール
2025年3月下旬時点での想定スケジュールです。一部変更となる場合がございます。
2025年4月1日 クラウドファンディング開始
2025年5月15日 クラウドファンディング終了
2025年5月中 ブルーベリー苗木の購入
■お問い合わせ
本クラウドファンディングへのお問い合わせは、本ページ「メッセージで意見や質問を送る」ボタンよりご連絡ください。
なお、ご支援の方法や決済方法等に関しては CAMPFIREヘルプ をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る【4月27日】ブルーベリーの作業、進んでます!!
2025/04/27 11:26泉屋ファームの農場長 小山です!クラウドファンディング スタートから27日が経過し、たくさんの皆さまのご支援のおかげで目標金額の91%を達成することができました!本当にありがとうございます!!皆さまのお気持ちに応えるべく、泉屋ファームのメンバー全員で精一杯頑張っております。長かった戸隠の冬も終わり、いよいよ春になりました。ブルーベリーの花も開花間近です!まだまだ小さなブルーベリーの木たちですが、将来はたくさんの実がなるように願いを込めながら日々作業していきます!残り実施期間18日です。引き続き皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。 もっと見る【4月23日】泉屋ファーム クラウドファンディング農場 整備開始です!
2025/04/23 09:02泉屋ファームの農場長 小山です!クラウドファンディングスタートから23日が経過し、たくさんの皆さまのご支援のおかげで目標金額の89%を達成することができました!本当にありがとうございます!!皆さまのあたたかいご支援で購入させて頂くブルーベリーの苗木達を植える農場の整備を開始しました!自分たちの畑がある集落を一望できる、ロケーションが最高の畑です!オーナーの皆さまはもちろん、ご支援頂いた皆さまが支援して良かったと思っていただける農場にするべく全力で整備させていただきます!残り実施期間22日です。引き続き皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。※泉屋ファームのシンボルツリーが開花しました! もっと見る
頑張って! 小泉君応援してるぜ! ガッツリ儲けて!