自己紹介
初めまして。

2017年に北海道富良野市で新規就農者としてミニトマトを栽培しております益田です!
私たちは大阪から富良野へ移住し、新たな挑戦として農業を始めました。
夫は、結婚前に経験したワンシーズンの農業体験をきっかけに興味を持ち、農業=北海道というイメージから、就農するなら北海道と決めていました。大阪で開催された農業フェスで各自治体の話を聞く中で、富良野市の担当者がとても親身に対応してくれたこと、そして「富良野」という全国的にも知られた土地の魅力が決め手となりました。
妻は、幼い頃から両親の農作業を手伝いながら育ち、農業が身近な存在でした。その経験が今の仕事につながっています。
農業を始めた理由はシンプルで、楽しそうだと感じたから。自分が農業をしている姿を想像するとワクワクしたんです。美味しい料理を目の前にしたときに「食べてみたい!」と思うのと同じように、農業にも純粋な興味を抱き、この世界に飛び込みました。
より楽しい、もっとワクワクする仕事にチャレンジしたいと思い、脱サラし農業の世界へ転職しました。
このプロジェクトで実現したいこと
地域の人々の交流を復活させ、日本食の原点であるおにぎりを通じて、絆を深める場を実現させたいです。
私達が日頃「面白い!楽しい!」と感じることは人と人とのつながりです。新しい出会いには新しいアイディアや、違った価値観、異なる生き方にも出会えます。
そんな会話を楽しめる場所を作りたいと思い、始まったプロジェクトです。
このプロジェクトでは、地域の懐かしい思い出が詰まった古民家を再生し、小さなおにぎり屋と憩いの場として地域の人々や富良野に来た方々に訪れていただける場所を作ることを目指しています。
プロジェクト立ち上げの背景
〜前住者との出会いと東山の記憶〜

昨年の夏に前住者とのご縁をいただいたことがきっかけになりました。ここは富良野市街から最も遠い人口約600人の東山地域。コンビニもスーパーも娯楽施設もありません。
約74年前、当時この家は今で言うコンビニのようなお店で、文具・駄菓子・タバコなどを扱っていました。近隣には洋服屋、豆腐屋などが立ち並び賑わっていたそうです。買い物や娯楽を楽しむ地元の人々の交流の場がここにはありました。
時には丸太を馬で運んでいる人々が立ち寄ったり、学校の先生や落語家の方が宿泊する事もあり、沢山の人たちの思い出に残る場所にもなっていました。お正月には、20人近くの家族や親戚が集まり、賑やかな時を過ごしたそうです。
しかし、時が経ち、そんなお店も今では全て無くなり、住む人もいなくなり、年々老朽化が進むこの家をどうにかしなければと前住者は悩んでいました。
かつては行事が盛んに行われ、住民同士の温かな交流がありましたが、コロナ禍でイベントが制限され、その後も再開されることはなく、久しぶりに会えたのは葬儀場という悲しい現実でした。
〜プロジェクト発足と海外観光客の課題〜
地域住民の方々から聞こえてくる「すっかり行事が縮小して寂しい」「何かイベントをやりたい!」「楽しい事がしたい!」という声と、前住者の「もう一度、人々が集まる場所として使って欲しい」という願い。そして私たちの「地域の人々や富良野を愛する方々が笑顔で集える場所を作りたい」という想いがつながり、このプロジェクトが生まれました。
もう一つの想いとして、富良野への地域愛があります。
富良野には空き家問題の他にも海外観光客の急増による問題があります。中でも悲しいことに地域のゴミのポイ捨てが目立ってきています。それもこのプロジェクトをきっかけに集まった仲間で一緒にゴミ拾いをしたり、このおにぎり屋さんをきっかけに楽しく、自分たちで富良野東山という美しい地域を守れればと思っています。
〜最終的なゴールは日本の一次産業を守ること〜
実はこのプロジェクトのゴールはおにぎり屋の開業だけではありません。「農家は可能性が無限大」ということを広め、新規就農者が増え、日本の一次産業を守ることがゴールです。
私たちのように新規就農者でも農業以外にもチャレンジできるんだということを、これから就農を考えている方、農家だけど他にもチャレンジしてみたいという方の後押しになれればと思います。
今後は富良野産ミニトマトのPRや居酒屋の開業、子育て世代が周りを気にせず泊まれる無料民泊など、たくさんのことにチャレンジしてみたいと思っています!「面白い!楽しい!」が私たちの頑張る原動力です。
スケジュール
5月 クラウドファンディング終了
6月〜10月 改装・準備
11月11日 オープン
12月 リターン発送
最後に
移住当初、地縁も血縁もない中での暮らしに不安を感じていましたが、多くの出会いに支えられ、今ではこの地域での生活が大好きです。
一方で、過疎化が進み地域の空き家の増加や人のつながりが失われることに寂しさを感じます。空き家は倒壊や火災のリスクがあり自治体の負担も増加するといわれています。
この古民家を再生し、生まれたての赤ちゃんからこの地域を支える方々まで、世代を超えた交流を生む新たな拠点を作ります。
直接会い、笑い合える場所は、人と人をつなぎ、地域を元気にする力があります。
このプロジェクトが東山地域に新しい命を吹き込み、過疎化や空き家問題の解決にもつながると思っています。
メインのミニトマト農家との両立は決して簡単なことではありません。
それでも新規就農者として富良野に来たからこそ見える視点で、この東山地域を守りたい。
私たち益田農園は「いつかやる、誰かがやってくれる。」ではなく、「今やる!自分たちがやる!」行動すること、そして何より自分たちが楽しむことを大切にしています。
皆さまの応援が、ここから始まる新たな一歩を力強く後押しします。
どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る本日オープンいたしました!皆様への感謝を込めて。
2025/11/11 11:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。リフォーム完成!
2025/10/31 07:58こちらの活動報告は支援者限定の公開です。リフォーム進捗状況!!
2025/10/02 05:55こちらの活動報告は支援者限定の公開です。




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