(11分27秒)

はじめまして。
愛媛県四国中央市出身、歌ったり喋ったりする
表現者の藤川麻理麻です。
「好きなものを好きな形で表現する表現者であり続ける」をテーマに生きています。
シンガーソングライターとして活動をしながら
水引を使用したハンドメイドも行っています。
私が水引に対する強い思いを持ったのは、
その意味を感じた時でした。
私の水引に込めた思いを大きく花咲かせるために
何卒ご支援のほどよろしくお願いします。

水引は日本人の心そのもの
水引というと、何を思い浮かべますか?
もしかして初めて聞いた、という方もいらっしゃるかもしれません。
ご祝儀袋についている飾りを最初に思い浮かべる方が多いかと思います。
水引は、ご祝儀袋についている飾りが代表的ですが、伝統工芸の「水引細工」や贈り物などに掛けて使われます。
その歴史は古く、飛鳥時代まで遡ります。


このように水引の文化は大切な人への贈り物に結ぶところから発展してきたとも言えます。
また、一度結ぶと容易に解けないことから、

という意味も持っています。
おめでたい時に使われることが多い水引ですが、香典で結ぶときはでは故人を悼む思いも表します。
水引を結ぶことでその時その時の思いを表現し相手に送ることができます。
ここから水引とは
と解釈しています。
口にせずとも水引を結ぶことで相手への思いを伝えられる、すごく日本人的な奥ゆかしさをも感じます。
日本人がきっと遺伝子レベルで持っている相手を思う優しい気持ちや気配りを表現するものが「水引」なのだと思います。
(「水引の歴史と水引の解釈」:1分8秒)


1.学ぶ―技術と知識の学び直し
・水引の技術向上・理解を深める
先人が水引に込めた思いと受け継がれる技術を学び直します。
学び直しにより、ちゃんと教えたり、よりクオリティを上げたものを提供できるようにします。
2つ目の「作る」、3つ目の「伝える」も「学ぶ」ことから始まります。
(「技術向上したい」:1分46秒)
2.作る―商品開発・体験会準備
スターターキットや体験会の実施により誰でも気軽に水引を始められる環境を作り、水引をより身近なものにしていくことに貢献します。
・商品開発
水引に挑戦しやすいようなスターターキットを作成します。
また、新しい技術を習得することで商品の幅を広げます。
・フリースクールや学童保育、オンライン体験会の開催準備
体験会・ワークショップのカリキュラム作成し、子どもたちや初心者をメインにした水引ワークショップを定期的に開催し、楽しく学べる機会を提供します。
(「子どもたちに教えたい」:1分19秒)
(「子どもたちに教えたい※続き」:42秒)
3.伝える―イベントの立ち上げ・体験会開催
・ 地元に貢献するイベントの立ち上げ
水引を広げる活動の一環として新しい水引の魅せ方や可能性を探り水引に関するイベントを立ち上げます。
イベントを企画し開催することで、認知度を高め且つ地元への貢献を目指します。
(「地元に貢献したい」:1分13秒)
・海外展開
観光客に向けての販売や体験を通して海外の方に水引の魅力を発信します。
このプロジェクトを通じて、「水引」という伝統工芸を未来に紡ぎ、地元から世界へ広げていく活動を皆様と一緒に育てていきたいと考えています。


水引との出会い
私のふるさと・四国中央市は紙の生産量が日本一の市で、水引も盛んな場所です。
「紙のまち」とも呼ばれる四国中央市で生まれ育ち、私にとって水引細工はとても身近なものでした。

実際に水引を触ったのは小学5年生の時の「育豊祭」という文化祭のような行事でした。
先生に教わりながら3種類の結びを楽しく作った記憶があります。
高校2年生の時に出演した市民ミュージカルでは水引の髪飾りを身に着けました。
思えば、「髪飾りで水引」というのは四国中央市ならではのような気がします。
それ以降、大学入学を機に地元を離れてからは水引から遠ざかっていました。
水引との再会
令和1年、帰省時に友人が「地元らしいことをしよう」と連れて行ってくれたのが紙産業技術センターの水引体験でした。
水引体験に行こうと言われた時、小学生以来の水引にワクワクしました。
その時の体験がとても楽しくその足で水引を購入し二人で教えてもらった飾りを作っていました。
水引の楽しさを再認識した私は東京に戻ってから、体験後に購入した水引の残りで飾りを作って友人にプレゼントして回りました。
すると、ある知人からハンドメイドを勧められ、紆余曲折(?)ありつつ、挑戦することを決め独学で作品作りに取り組むようになりました。
その後は知人の紹介でマルシェに出店したり体験会を開催したりして現在に至ります。
(「きっかけ」:1分19秒)
これまでの活動

(体験会の様子)

※全文こちらでも読めます※
令和1年の水引体験から、制作やマルシェへの出店、体験会・ワークショップと活動が広がっていく中で、ありがたいことに多くの方に評価をしていただきました。
しかし、その度にもっとちゃんと学んで技術を習得してよりよいものを提供したいという思いが強くなりました。
水引を学びに
一度ちゃんと水引について知ろうと、令和3年4月に紙のまち資料館と紙産業技術センターに行って調べたことがあります。
それが冒頭の「水引とは」の部分ですが、水引の歴史を調べて、水引は「日本人の心」を表しているものだと感じました。
(「水引について調べてみた」:29秒)
当時は限られた時間の中だったので中途半端感が残っています。
ネットの情報だけでは知り得ない本場だからこそ感じられる意味をもっと深く知りたいという思いが年々増しています。
(「水引の歴史と解釈」1分8秒)
活動を続ける中で得た喜び
私は歌っている人でもあるので、人前に立つ機会があります。
ステージ上では歌ったり喋ったり自分なりの表現をして、自分も楽しみながら見てくださる方にも楽しんでもらうことを目指していますが、水引の活動は人との関わり方でもステージの時とは全く違います。
ステージはある意味一方通行でも成立してしまうことがありますが、水引の活動はそういうわけにはいきません。
マルシェでは接客、体験会では教える立場と慣れない人との関わり方をすることになりました。実は人とのコミュニケーションが苦手な所謂「コミュ障」で人見知りの私は、特に初めての方には緊張してなかなか上手く話すことができませんでした。
それでも続けていくうちに作品を評価してくださる方が現れたり、気に入って注文してくださる方も現れ、わざわざ会いに来てくださったり声をかけてくださる方が増えていきました。
そういう方々とのコミュニケーションを通して、作品だけでなく、少しずつ人と関わることにも自信がついてきました。
制作する大変さはありましたが、注文してくださった方に喜んでいただけることが私の喜びにもなりました。
水引を通して出会えた「笑顔」
そのうち、マルシェだけでなく知り合いの勧めで体験会を開催するようになりました。
人に教えることなどしたことがなかったので、どう教えたらいいのか、どうやったら伝わるのか試行錯誤しながら体験会を開催しています。
回を重ねていくうちに、最初は「難しそう」「できない」と仰っていた方が体験後に「意外とできた」「楽しかった」と感想をくださるようになりました。
私が初めて水引に挑戦した小学5年生の時、大人になって再び水引を体験しに行ったときに感じた「楽しい」を共有できることに感動しました。
特に子どもたちが夢中に結ぶ姿や笑顔に出会えた時に、水引を始めてよかったと思いました。私が子どもの時から感じている「ものづくりは楽しい」を次世代にも残すお手伝いができている感覚になりました。
体験してくれた中学生(写真了承済み)
海外の方が折り鶴を喜ぶという話を知人から聞き、意外と簡単にできる水引も海外の方向けのプレゼントとしていいのではないか、と考えているのでゆくゆくは海外展開も視野に入れたいと思っています。
地元に貢献しつつ新しい可能性を探る
地元を離れて約20年経ちましたが、ずっと地元貢献をしたいという思いがありました。活動をする中で、「水引と言えば四国中央市」と言い続けていますが、それだけでは足りません。
そこで思い出したのは私の母校でもある三島高校の書道部です。
現在、四国中央市で全国大会が行われている「書道パフォーマンス」は、三島高校が発祥と言われています(少なくとも私はそういう認識です)。
今でこそ書道パフォーマンスというと誰でも思い浮かぶほどの認知度ですが、元々は平成13年頃から三高の書道部が町おこしのために「書のデモンストレーション」として文化祭や地元のイベント、ショッピングモールなどで披露していたのが始まりです。
平成20年からは夏に開催される「紙まつり」の催しの一つとして全国大会が開かれるようになり、平成22年に映画化されると参加校も増えていきました。
田舎の高校生が日本国内に書道ブームを巻き起こした書道パフォーマンスは、伝統文化を新たな芸術へと確立した成功例だと思います。
「書道パフォーマンスをやりたい!」と書道を始めた方も増えたのではないでしょうか。そういう意味でも「書道パフォーマンス」は書道人口を増やすきっかけになったとも言えると思います。
これを水引でもできないか、と考えました。
水引の性質上、書道パフォーマンスのような大きなパフォーマンスができるのかわかりませんが、水引は水引なりの魅せ方があると思います。水引の技術や理解を深めることでその新しい魅せ方の可能性を見つけ出すヒントになると考えています。
新たに水引に関心を持ってもらえるようなイベントを立ち上げたいと思います。そして、地元でイベントを開催することで育ててくれた故郷への恩返しをしたいと思っています。
水引を通して地元の魅力を再認識し、地元に貢献しながら次世代に水引の伝統を伝えつつ新たな可能性を探る挑戦をしたいと思い、今回プロジェクトを立ち上げました。

折り紙パフォーマーの沓名輝政さんがパフォーマンスのアドバイザーを引き受けてくださいました!

水引関連のものに関しては、今回のプロジェクトを通して開発した新商品や新しい技術習得によって今までよりクオリティを上げた作品をお送りいたします。
また、音楽活動もしているので、音楽活動関連のものもございます。
リターンは組み合わせになっておりますので、詳細はリターンでご確認ください。
★感謝の絵葉書以外は全て感謝の絵手紙をお付けいたします。







★サンプル音源はこちら

★サンプルはこちら



1か月目
• リターン配送開始
2~3か月目
• 水引技術向上のための学び直し開始
• 体験会・ワークショップに向けてのカリキュラム制作
• 新商品開発と試作などの準備
4~5か月目
• ワークショップ実施とアンケート収集
• 新商品制作開始
• 水引の新しい魅せ方を考える
6か月目以降
• 水引イベント開催準備
• 海外市場向けの商品企画開始
令和7年12月(予定)
• 水引イベント開催
Q. 水引初心者でも体験教室に参加できますか?
A. はい、初心者向けの内容で安心して楽しんでいただけます。
Q. リターンの発送はいつ頃ですか?
A. 募集期間終了後、感謝の絵葉書などすぐに発送できるものは準備が整い次第発送いたします。
制作が必要なものは1、2か月お時間をいただく場合もございます。
また、開発が必要なものは年内を目標にします。
Q. リターンの商品に希望のデザインを指定できますか?
A. 一部の商品については、お好きなデザインを選択していただけます。詳細は後日ご案内します。
Q. 資金が目標額に達しない場合はどうなりますか?
A. 目標額に満たない場合、プロジェクト内容を調整して規模を縮小して実施します。
このプロジェクトは
・学ぶ
・作る
・伝える
の3つを柱として、水引に込められた大切な「思い」を次世代と世界に伝え、伝統と同時に新しいものを創造することを目指します。
大人になって再確認した「水引の魅力」と幼い時から持ち続けている「ものを作ることの楽しさ」を、体験会やイベントを通してお届けしたいと考えています。
地域や伝統を応援する活動のために、ご支援よろしくお願いいたします。
また、今回のプロジェクトを進めるに当たりご協力くださった
井上慎介様、
山本勇様、
高橋実香様、
そして、伴走してくださったベストマン安田様、
ありがとうございました。



最新の活動報告
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「スターターキッ」用の動画撮影をしました
2025/10/08 22:47令和7年10月8日(水)リターンの「スターターキット」に同封予定の結び方動画を撮影しました。令和元年に「循環フェス」用に結び方動画を作成しておりましたが、当時よりも成長したはずです。ここ数年でワークショップや体験会を通して、どう教えるといいか、どこがわかりにくいかなどを学んできました。その辺りを反映できていたらと思っています。こちらの動画は一般公開の動画ではないのですが、一般公開できる動画も今後は作成していきたいと思います。スターターキットは今月中に発送できるように、準備を進めていきます! もっと見る活動再開と今後のスケジュールについて
2025/09/04 13:55お久しぶりです。4月以降、活動報告が滞ってしまい、大変申し訳ございません。この間もマルシェや体験会など、小規模ながら活動は続けてまいりましたが、まとまった時間が取れず、十分にご報告ができない状況が続いておりました。現在は夏を越え、少しずつ落ち着きを取り戻し、活動を再開できる見通しが立ってきました。具体的には、以下の予定で進めてまいります。・10月:「スターターキット」の制作・発送・11月:オンライン体験の実施そして、本プロジェクトの最終ゴールである「イベント開催」については、方向性は固まりつつあるものの、実現に向けてはなお時間を要するとの判断に至りました。楽しみにお待ちいただいている皆さまには心よりお詫び申し上げます。必ずより良い形で開催できるよう準備を重ねてまいりますので、引き続き見守っていただければ幸いです。改めて、ご報告が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
ネットショップ再開します
2025/04/04 00:13水引を始めた頃から言われ続けたのでもう6年になりますが、ようやくminneに登録しました。現在商品は登録していますが最終確認のために限定公開にしています。確認ができたものから順次公開していく予定です。まだまだ編集途中なのでこれから整えます。よかったらちょっと覗いてみてください。★minneのページはこちらまた、令和4年に作っていたネットショップを再開に向けて準備をしています。★【藤川麻理麻 OFFICIAL SHOP】どんなものが欲しいかリクエストをいただけると嬉しいです。★リクエスト募集中 もっと見る











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