私たちは、日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)です。知的障がい者のサッカー普及と振興を目的とした特定非営利活動法人(NPO) であり、
知的障がいのある人たちが、地域でみんなと一緒に個性を認め合い不平等なくサッカーを日常的に楽しめる「生涯スポーツ」の環境が整備された社会の実現を目指すという理念の元、主に以下の5つの活動を行っております。
1. 代表強化
知的障がい者サッカー・フットサルの技術向上の頂点である日本代表チームが国際大会などでより高い成績を収めるための強化を行っています。(男子サッカー日本代表、男子フットサル日本代表、女子サッカー日本代表)
2. 全国大会運営
未来の日本代表候補を目指す選手達の目標となる全国大会運営を行っています。(全国知的障がい特別支援学校高等部サッカー選手権、全日本知的障がい者サッカー選手権大会)3. 普及事業
サッカー、スポーツとの良い出会いの機会を創出し、からだを動かすことの素晴らしさを体験してもらいながらサッカーの普及を図っています。(JFFIDサッカー教室(幼児/小学生向け)、JIFF共創プロジェクト(港区教育プログラム、障がい者サッカーチャレンジひろば))
4. 地域トレセン
レベルに応じたサッカー環境を整えることを目的に、東北、関東、東海、関西、中国、九州の6地域で競技力の高い強化推進選手を招集し、日本代表につながる日本のサッカー強化の底上げを地域トレーニングで行っています。(地域トレセン活動、ナショナルトレセン)
5. 指導者養成
障がい特性を理解し、地域でサッカーを指導できる指導者養成講座を行っている他、底辺の各地域指導者に日本選手権技術委員会から講師を派遣し日本代表スタンダードの指導実践を行っています。(知的障がい者サッカー指導者養成インストラクター研修(B級、C級)、地域指導者研修会(サッカー/フットサル))
■概要
知的障がい者がプレーするサッカーです。
国スポ(国民スポーツ大会)の後に開催される全国障害者スポーツ大会の正式種目であることから、全国に広く普及している競技です。
全国障害者スポーツ大会を契機に取り組みが開始する都道府県も少なくありません。日本国内においては約6000名のプレイヤーがおり、それぞれの力量により楽しんでいます。 激しい攻防やスピードに乗ったドリブルなど見どころもたくさんあります。
知的障がい者は「ひたむき」なサッカーをします。 心洗われる爽やかさがあるサッカーです。 現在は特別支援学校フットサルの全国大会も始まり、フットサルも活発化しています。
■競技ルール
競技ルールはFIFAのサッカールールと全く同じですが、試合時間が発達障がいの程度により30分ハーフになることもあります。国際試合などは45分ハーフで戦います。
人数:11人 |
時間:国際試合は45分ハーフ |
サイズ:通常のサッカーのフルコートと同じ (FIFAの推奨サイズは長さ105m×幅68m) |
クラス分け:なし |
対象者:知的障がい者 ※国内の公式大会出場時は、都道府県・政令指定都市発行の療育手帳の取得が必要。 ※国際大会出場時は、知的障がいを証明する書類(臨床心理士、公認心理士、精神科医、行政が発行したもの)に加え、IQ検査サマリーシートなど多数の書類の提出が必要。ポジションによる差異はなし。 |
その他:競技形態は通常のサッカーと同じ。コミュニケーションや戦術理解、判断力などの指導に工夫が必要。 |
「もうひとつの高校選手権大会」とは、知的障害をもち特別支援学校高等部に通うサッカー少年・少女が1年間練習し、その成果が試す最高峰の大会です。
今回で10回目を迎え、2025年1月25日(土)、26日(日)に「蹴球都市」藤枝市で開催されます。
全国⾼校サッカー選⼿権⼤会は第 102 回という歴史がありますが、⼀⽅知的障害特別⽀援学校の部活の歴史は浅く、都道府県単位の⼤会の開催どまりでした。
しかし選⼿の強い願いと関係者の努⼒で 2015 年度、藤枝市で「全国知的障害特別⽀援学校⾼等部サッカー選⼿権」として開催されることになり、これを「もうひとつの⾼校選⼿権大会」と呼ぶようになりました。
当初は地域予選を勝ち抜いてきた 8 チームで競ってきた⼤会も、現在は 12 チームに増え、⼤会規模も徐々に⼤きくなってきました。⼤会は、第 1 回から現在まで藤枝市の協⼒を頂き、藤枝総合運動公園サッカー場等で開催されています。
「もうひとつの高校選手権大会」は、回を重ねるごとに規模は少しずつ大きくなり、参加校も増え、全国から注目される大会へと成長してきました。
10周年となる今年は、選手たちにとって特別な大会を作り上げたい。
そんな想いから、応援に来られない選手のご家族や仲間にも、彼らの活躍を映像配信を通して届けたいのです。
選手の輝くプレーを配信するためには、しっかりとした映像配信機材を導入する必要があり、大きな費用がかかります。
そのため、このクラウドファンディングを通じて、皆さまからのご支援をお願いしています。
皆さまの温かいご協力が、選手たちの輝く瞬間を映像として形に残し、遠く離れた家族や仲間にも届ける力になります。
映像配信は、選手たちの輝く瞬間を、遠くにいる家族や仲間にも届ける架け橋です。
みなさまの力で、10周年の『もうひとつの高校選手権大会』を支え、一緒に成長させていけるよう、ご協力をお願いします。
■個人向けプラン一覧
<リターンあり>
◯「大会オリジナルステッカー」5,000円
◯「大会オリジナルステッカー+応援タオル」7,000円
◯映像ラストにあなたのお名前を掲出(希望制)15,000円
◯映像ラストに名前掲出+試合球提供(限定3口)30,000円
◯映像ラストに名前掲出+試合球提供+優勝チームの御礼色紙(限定1口)50,000円
<リターンなし>
◯シンプルに応援!5,000円
◯シンプルに応援!10,000円
◯シンプルに応援!30,000円
◯シンプルに応援!50,000円
◯シンプルに応援!100,000円
◯シンプルに応援!300,000円
■法人向けプラン一覧
<リターンあり>
◯「映像協賛」100,000円
◯「映像CM枠(限定2社)」300,000円
<リターンなし>
◯シンプルに応援!50,000円
◯シンプルに応援!100,000円
◯シンプルに応援!300,000円
皆さまからのご支援は、以下の目的に使用します。
1. 映像配信の導入費用(撮影機材・人件費・配信プラットフォーム運営費)
2. 選手や指導者の大会参加サポート(交通費・宿泊費の補助)
3. 大会運営費(試合会場設営や広報活動費用)
【参考】配信費用目安
※映像配信にかかる必要な費用を上回る支援金が集まった場合、余剰支援金は全てJFFID 主催全国⼤会事業での運営費に充てさせていただきます。(宿泊費や、物価⾼騰の影響を受け、⼤会の開催に大きな費用がかかるため、ご理解いただけますと幸いです。)
日本知的障がい者サッカー連盟理事長:本城からのご挨拶
はじめまして、日本知的障がい者サッカー連盟理事長の本城です。
サッカーは世界的に知られているスポーツですが、知的障がい者サッカーは、あまり知られていません。さらに「もうひとつの高校選手権大会」という特別支援学校高等部の全国大会があることを知っている人は、もっと少ないのかもしれません。
私たち連盟の活動は、障害のある人たちが、地域でみんなと一緒に個性を認め合いサッカーを楽しめる「生涯スポーツ」の環境が整備された社会の実現を目指すことを基本理念としています。
「サッカーが好きだ!」という熱い気持ちは、障害・年齢・性別・国籍など関係ありません。日本全国にサッカーが大好きな知的障害がある人たちはいます。しかし日本全国に知的障害がある人たちが、サッカーができる環境が整備されているわけではありません。知的障がい者サッカーを知ってもらう事が、とても重要と感じています。
今回の「もうひとつの高校選手権大会」の映像配信は、会場に応援に来られない選手の家族や仲間に、彼らの輝く姿を届けたいと考えています。
また、百聞は一見に如かず。もしよかったら皆様も是非この機会に、連盟が主催する「もうひとつの高校選手大会」を実際に見に、会場にお越しください。
高校生活の集大成をぶつけ、選手が一生懸命にプレーする姿を見ると、色々な感情が湧き起こるはずです。真剣に勝負する眼差しに、障害の有無は関係ない事が伝わることと思います。
選手、そして仲間たちの思い出に残る10周年記念大会を、皆様と作り上げたいと思っています。
今回のクラウドファンディングを通じて、皆様からのご支援・ご声援を何卒よろしくお願いします。
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