注目のリターン
自己紹介
皆さんこんにちは!
豊の国平飼い農園の梶原と申します。
自然豊かな、「豊の国」大分県にてニワトリを平飼い鶏舎で飼養しております。
[家族構成]私(39歳)
妻、長女10歳、長男7歳
養鶏家の家系に産まれ、小さい頃から養鶏の手伝いをしながら育ってきました。
畜産学科の大学卒業後は、鶏のエサ(飼料)の製造メーカーで修業し、10年前より実家に戻り養鶏に携わっています。
養鶏に携わり、色々な養鶏場を見学したり、全国の卵を取り寄せ、味の違いや食感の違いなどを食べ比べしてきました。
私が美味しいと感じた卵の共通点が「平飼い」でした。
現在の日本養鶏は90%以上が「ケージ飼い」です。
平飼い飼育は建築コストも高く、飼育費用も高く手間もかかります。
しかし、美味しい卵をお届けしたいと私が養鶏に携わってから平飼い飼育を開始しました。
今後、より多くの方にお届けできるよう、精進して参ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
農場紹介
平飼い鶏舎
豊の国平飼い卵自然農園HP:https://www.hiragai-tamago.net
豊の国平飼い卵自然農園の農場がある大分県国東地域では世界農業遺産に選定されており、山々に囲まれた自然豊かな環境は、冬は寒いですが夏はとても涼しく、鶏達にとって非常に過ごしやすい環境になっています。
環境へのこだわり:人も鶏も幸せな環境を求めて、「豊かな自然環境」「平飼い」「地下水」にこだわっています。
飼料へのこだわり:卵の質は、鶏の飼料で大きく変わります。「国産飼料米」などを採用しています。
平飼い卵自然農園は、なによりも鶏たちの「生き方」を大切にしています。
そんな私たちが目指したのは「平飼い」という飼い方でした。
飛んだり、走ったり、好きなことを毎日思いっきり楽しみながら、自由に過ごします。
のびのびと羽を伸ばし、あっちでは何かをくわえて追いかけっこしています!
心身が健康で丈夫な幸せに生きる平飼い卵自然農園の鶏たちがもたらすヘルシーな卵は、
心から美味しいといえる卵です。
このプロジェクトで実現したいこと
日本国内で、少しずつ有機野菜、オーガニック野菜が販売されてきておりますが、
オーガニックの卵はほとんど流通していません。
創業100年以上になる平飼い卵自然農園では、長年平飼い鶏舎で平飼い卵を生産してきたノウハウがあります。
このプロジェクトは、これまで培った養鶏技術・ノウハウを活かしてオーガニック卵を生産し、日本国内の皆様にお届けしたいというプロジェクトです。
オーガニック卵について
有機やオーガニックの卵として販売するには有機JASの認証を取る必要があります。
鶏に与える有機飼料や飼育施設、飼育管理に至るまで様々な検査項目があります。
日本国内でもオーガニック卵を作っている農場は数件で、まだまだ国内での流通量はごく僅かです。
プロジェクトを立ち上げた経緯
「美味しい卵は、幸せな鶏から産まれる」
美味しい卵をお届けしたいと私が養鶏に携わってから平飼い飼育を開始しました。
そして、平飼い卵の販売するようになって、お客様から「オーガニックの卵はないの?」「有機の卵を食べたい」というようなご要望を聞くようになりました。
しかし、オーガニックの卵の基準はすごく厳しいんです。
有機やオーガニックの餌を食べさせる必要がありますが、なかなか調達できませんし、原料はとても高いです。
そして、鶏のための屋外の運動場を設置する必要がありますが、鳥インフルエンザ予防のため野鳥の糞や害獣から鶏を守らなければなりません。
ただ、基準が厳しいから諦めては、本当に美味しい卵づくりを諦めたくない。
オーガニックの卵を食べたいお客様に卵をお届けしたい。
このような強い思いがあり、今回のプロジェクトを立ち上げました。
スノコの上で平飼いしている為、衛生的です。
アニマルウェルフェア
バタリーケージ飼育
国内のほとんどがバタリーケージ飼育です。
アニマルウェルフェアという言葉はまだ馴染みが少ないかもしれません。
ヨーロッパでは、動物にストレスを与えることなく飼育することが主流で、ウェルフェア(満たされて生きる状態)を確立するために、次の「5つの自由」が定められました。
1.空腹と渇きからの自由 2.不快からの自由 3.痛みや傷、病気からの自由 4.正常な行動を発想する自由 5.恐怖や苦悩からの自由
鶏に優しい平飼い鶏舎や放し飼いですが、外からウイルスは細菌などが侵入してくるリスクが高く、管理も大変です。
平飼い卵自然農園では、鶏たちを守る事は勿論、お客様に、安心と安全をお届けできるよう、家畜衛生保健所に指導をいただきながら、衛生的に鶏を飼養しています。
今後、日本でもアニマルウェルフェアに基づいた養鶏が拡大していけるよう、平飼い・放し飼いの安全性を証明する為、飼養管理者としての義務を果たしていきます。
現在の準備状況
2024年
7月 有機JASの生産行程管理責任者の講習修了
10月 有機JASの申請資料作成開始
12月 鶏舎の改修開始
スケジュール
2025年
1月 鶏舎の改修、運動場の設置、機械購入
有機JASの申請
2月 有機JASの認可
3月 有機での生産開始準備
4月 クラウドファンディング終了
HP販売開始
リターン発送
資金の使い道について
【内訳】
農場改修費:100万円 【総工費約200万円(内自己資金100万円)】
飼料(餌)購入費:66万円
キャンプファイヤー様掲載手数料:約34万円
リターンについて
返礼品は当農園の平飼い卵をお届けします!
臭みがない美味しい卵をご賞味下さい。
・応援のみ 1,000円・3,000円・5,000円
・平飼い卵20個セット 3,000円
・平飼い卵30個セット 4,500円
・平飼い卵60個セット 8,000円
・平飼い卵30個セット×12か月 50,000円 R7年4月からR8年3月末まで、月1回お届け。
・平飼い卵60個セット×12か月 90,000円 R7年4月からR8年3月末まで、月1回お届け。
お願い
私は日本の養鶏業界の将来に不安を感じました。またアニマルウェルフェアという世界基準の考え方が拡がり、日本でもこの指標が当たり前になる強く感じました。
そして、平飼い飼育に参入することを決意しました。
そして今回、本当に美味しいオーガニック卵を作って全国の皆様にお届けしたい。
上記の理由から、先行投資として恐縮ながら、こちらで皆様にご支援をお願いさせていただきました。
資金としてではなくても、SNSで広めていただいたり、考えに共感できると感じる方がいらっしゃいましたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に
現在、国内の卵はケージ飼育で効率よく大量に生産され、大量に消費されています。
本来、鶏という生き物は一日中と言っていいほど、歩き回り、地面を脚でかき回します。
鶏は走り回ると早くて捕まえられないし、とても高く飛び立ちます。
こういった姿があってこそ、私たちは生命に満ちた美味しい卵をいただけます。
この卵が届き、平飼い卵、オーガニック卵という世界基準の考え方、飼養法が日本でも拡がり、卵の価値が見直されるよう祈っています。
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