自己紹介
熊本県の松永と申します。69歳です。
10年前に稲作農業を辞めて、現在会社務めと放し飼い養鶏との兼業農家です。
地元の15haの水田のうち、私が以前耕作していた土地を含む2ha が耕作放棄水田となり、3年が経過してしまいました。
私も自分自身が10年前に稲作を辞めてしまったことに責任を感じておりまして、ぜひその土地を黄金色の稲穂たなびく水田としてよみがえらせたいと思っています。
今年再生しなければ木などが生え土地が荒れてしまい、実現が難しくなってしまいます。
10年のブランクはありますが、地域の環境を守るためのスタートだと強く決心し、このプロジェクトを企画した次第です。
このプロジェクトで実現したいこと
この耕作放棄水田の再生をスタートに、地区15haの農地で地区内外の人が農作業を通して、笑顔で農業を体験したり農道を散歩したり出来るような地区にしたい。
放し飼い養鶏の鶏の数を増やし、水稲と合わせた複合的で循環型の農業を進めていきたい。
精米時に出る「くず米」「米ぬか」を鶏のえさに、鶏糞を水稲の肥料にと持続可能型農業を目指し、一般の方々が集まれる場、身近に農業・動物とふれ合える場を提供していきたい。
プロジェクト立ち上げの背景
私の暮らす熊本県宇城市も農業者の高齢化で耕作放棄地が増えました。
現在15ha の水田を82歳、81歳、76歳、75歳、の4人で管理されていて、内2ha が3年前から放棄され草が背丈ほどまで伸びています。
放棄してから4,5年が経過してしまうと草木が成長してしまい時が経てば経つほど、耕作地(水田)としての再生が難しくなります。
そのため今年が限界だと思い10年のブランクはありますが、農業復帰を強く決意しました。
しかし稲作に必要な機械(田植え機、トラクター、コンバイン等)、鶏を増やすための鶏舎の増築代、雛代等の資金が必要となるため、目標の300万円はそれらの購入に活用させていただきます。
このプロジェクトは15ha 農地を守るためのスタートとなります。
現在の準備状況
2024年11月 2haの水田と20aの連棟ハウスを借り受ける
2025年1月4日 背丈ほど伸びた草を友人から借りた大型トラクターで除草
2025年1月10日・11日 トラクターで耕す
リターンについて
この再生した水田で育った米とアニマルウェルフェア 放し飼い養鶏のストレスのない健康な鶏が産んだ有精卵を返礼させて頂きます。
スケジュール
1月 3年放棄された水田の草の除去
〃 2回トラクターで耕す
4月 農道畦道の草刈り
5月 2回目の農道畦道の草刈り
6月 耕転、代掻き(しろかき)、田植え
〃 水田水管理、除草、農道畦道の草刈り
10月中旬 収穫
11月 返礼品発送
最後に
私自身、このプロジェクトを通して農業、食糧の危機を強く感じてます。
まずは2ha の耕作放棄水田の再生、そして15ha の水田をみんなで守ろう、みんなでのスタートです。
それとアニマルウェルフェア(動物福祉)です。
現在、日本の家畜は虐待的に飼育されています。
特に鶏はせまい檻に数羽入れられ、身動き出来ない状態で産卵させられ、可哀想な一生を終えています。
それをいただく私たちの健康にも良くありません。
今、世界は家畜たちにもストレスがなく、健康で一生終えてもらおうという流れ、アニマルウェルフェアです。
若い畜産農家から少しずつ広まってます。
これを強く、早く広めていきたいです。
どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。




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