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「いのちの祭り」公式映画 日本のカウンターカルチャーを映像で未来へ!

現在の支援総額

373,500

9%

目標金額は3,750,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

42

「いのちの祭り」公式映画 日本のカウンターカルチャーを映像で未来へ!

現在の支援総額

373,500

9%達成

あと 42

目標金額3,750,000

支援者数28

カウンターカルチャーやヒッピーを知る人も知らない人も、興味がある人もない人も、今を生きるすべての人々へ贈る、これからの時代の歩き方。 

この映画で語られる様々な「いのち」の形。いろんな見方があって、自由。捉え方はたくさんある。 どんな道をどんな風に歩いていくのか。そのヒントが見つかるような、足取りが少し軽くなるような、そんな映画を目指します。


🎤 プロデューサーからのメッセージ

プロデューサーの伊藤誠悟です。この映画で初めての映画作りに挑戦しています。

昨年の「いのちの祭り」を開催するにあたり、光栄なことに運営の1人として声が掛かりました。その後、仲間がどんどん集まり安心感が増す一方で、同じように運営に携わることが果たして最善なのかという疑問を持ち始めました。いま自分にしか出来ない事、この祭りだからこそ出来ること、必要とされている事は何なのか、ずっと考えていました。

そんな折、宮脇慎太郎くんとの再会を機に、1988年から祭りを作ってきた先輩方が次々旅立たれている現在、今回の祭りが声を残す最後のチャンスかもしれない、バトンをしっかり受け取るためにも、声を残しておくことが大事なのではないか!と閃きました。これがこの映画を作ろうとしたきっかけです。

実は、ぼくは映画にもカウンターカルチャーにも特別に興味があった訳ではありません。では、なぜ映画を作ることになったのか。それは、今の自分にしかできないこと、だからです。

映画制作は全く経験がありません。しかしカメラマン、音楽プロデューサー、デザイナーなど、昔からの仲間に呼び掛け集める事は出来ます。全力で遊んできた過去があるおかげで、ぼくには素敵な仲間がたくさんいるのです。

昔やっていた野外音楽イベントのオーガナイズと映画を作ることは、とても似ていました。1人では無理でも、仲間と一緒だと可能性は無限大!そんな自分にしかできないことをしている今、いのちが生き生きしていることを実感しています。

ぼくのいのちの我儘なところは、自分にしかできないことで人にありがとうと言われたい、ということなのかもしれません。ただの承認欲求かもしれない。でも何かに突き動かされるように、今全力で映画を作っています。この「何か」が、もしかしたら「いのち」なのかもしれません。

映画作りを通じてカウンターカルチャーを1から学びながら、実は自分も知らないうちにバトンを受けとっていたことに気がつきました。

幼い頃から親にレールを敷かれ、受験や古い価値観に振り回され、嫌気がさして高校はろくに勉強もせずに麻雀三昧。それでも一生懸命生きて、友人に恵まれ、全力で遊び、パーティーカルチャーに出会い、仲間がたくさん増えて、今の映画作りに至る。気がつけば、自覚もないままに、ヒッピーのような、ふうてんのような、そんなぼくですが、今は心から幸せです。自由を追い求めることができるから。

いのちの祭りやカウンターカルチャーについて何も知らない人にも、もちろん興味がある人にとっても、きっと誰の心にも、何か響くものがある素晴らしい映画になります。

是非とも応援の程、どうぞよろしくお願いします。


『いのちの祭り』とヒッピーたち、カウンターカルチャーの“今”を映像に残す

🌿 「自由に生きるって、どういうこと?」

🌿 「いのちって、なんだろう?」

こうした根源的な問いに真剣に向き合い、語り合いながら、老若男女が集い、踊り、共に暮らし、祈りを捧げてきた伝説的な祭り――それが『いのちの祭り』。

1988年、反核・反原発ムーブメントと共に誕生したこの祭りは、自然農や自給自足、マクロビオティックなどを実践しながら暮らしを築いてきた人々の知恵が詰まった、日本におけるカウンターカルチャーの象徴的なギャザリングとなりました。しかし、この祭りは決して過去のものではありません。

photo by あぱっち

photo by 迫水正一

現在もなお、20代・30代の若者たちも新しい感性と価値観を携えて集まり、世代や思想を超えた交流が生まれています。そこには、この国におけるカウンターカルチャーが「今、ここ」に確かに存在している証があります。

私たちは、その空気感を映像として残すために、映画『inochi』の制作を始めました。

「いのちの祭り」の風景だけでなく、先人たちの重みある言葉、若者たちの率直な声などを余すところなく記録し、「自由に生きること」を探求してきた人々の軌跡と、現在進行形で息づく空気を、現代の人々、そして未来の人々へ届けるための映画です。


🎥映画『inochi』について

10代から80代まで、ヒッピー/カウンターカルチャー精神を持つ男女21人にインタビューを行い、以下のような問いを掘り下げます。

・「祭り」とは何か?

・いのちとは何か?

・ヒッピー/カウンターカルチャーは現在どう生きているのか?

・自由に生きるとはどういうことなのか?


社会に息苦しさを感じ、「このままでいいのだろうか」と模索する方々にこそ、届いてほしい作品です。

「こんな生き方もあるのか」

「もっと肩の力を抜いて、生きていいのかもしれない」

そんな気づきが得られるような映画を目指しています。


🔥『いのちの祭り』とは?

単なる音楽フェスではなく、共に暮らし、語り、踊り、理想郷のような空間を参加者みんなで作り上げる祭りです。

photo by 佐藤秀明

1988年8月8日から8日間、八ヶ岳で始まったこの祭りは、反原発、自然農法、オーガニック、自然エネルギーといったテーマを真剣に考えながら、「NO NUKES ONE LOVE」の掛け声の元で、自由に生きる道を探ってきた人々が集う場となりました。

いのちの祭りは、現代では、政治的な主張を超え、大規模フェスへの発展や資金の問題など、課題も抱える一方で、同じ価値観を共有する感覚や、リアルな精神的繋がりを深める場として存続しています。


暮らしを共にしながら生きる意味を問い直す4日間。2024年には第4回が長野・鹿島槍スキー場で行われ、5000人以上が集結。ステージは7つ、出演ミュージシャンは100組以上、ボランティアは1000人以上にのぼり、入場料は4日間5000円で開催されました。

時代が変わっても、世代や文化を超えて、ビジネス化されていない“生きるための時間”が、今もそこに流れています。

photo by 志茂義康

🌱 ヒッピー/カウンターカルチャーとは?

photo by きこり

ヒッピーとは、1960年代のアメリカで反戦・自由・自然回帰を掲げた若者。そのムーブメントを受け継いだ人たちが日本にも60年代から居ました。

ヒッピーと聞くと、奇抜なファッションや自由奔放なライフスタイルを思い浮かべるかもしれません。けれど、この映画に登場するのは、都会で働くサラリーマン、農業をする人、親子三世代で祭りに参加する人―― 一見、"普通の人" たち

――さまざまな姿、ライフスタイルがありますが、ヒッピーに共通するのは「どうすれば自由に生きられるのか」を問い続ける姿勢です。


カウンターカルチャーとは「対抗文化」とも言われ、既成の文化や体制、メインストリームに対抗する文化のことです。

日常に根付いたオーガニック食品、田舎暮らし、Tシャツ出勤といった現代の暮らしも、主流の価値観や規範にカウンターし、新しいライフスタイルや思想を打ち出したヒッピーたちが切り拓いてきた流れの延長にあります。


「あなたの隣の気のいい人も、ヒッピーかもしれません」


🌈映画に出演してくれた方々の言葉

『カウンターカルチャーの大きな歴史を歩んできて、今思うのは、カウンターカルチャーが突き詰めてきた“究極の問い”である「私とは一体何なのか」を自分に問い続ける中で、湧き出てくるなにか。』

ーーーおおえ まさのり(『チベットの死者の書』翻訳家、『いのちの祭り1988/2000』実行委員長) 


『この瞬間の交流とか、そういうのもいのちの喜びだと思うんですね。本音っていうか、飾らず、その時しか出ない言葉で交流できたら、それは本当にすごい喜びなんです。』

ーーー高橋 ゆりこ(東京・西荻窪の書店『ナワ・プラサード』代表)

 

『人種差別をなくすとかベトナム戦争を止めるとかそういう運動の部分っていうよりは、生活の中での革命なり、自分たちなりの新しい体系を作ろうっていうのが日本のヒッピーなのかなっていう感じがする。』

ーーー青野 利光(『Spectator(スペクテイター)』編集者)


『常に主流のやり方以外に無数にやり方や生き方があるっていうのが、圧倒的に忘却されている感じがして。「こう言われたからこのレールじゃなきゃいけない」って、“対抗する側も”もしかしたら思ってるかもしれないよね。』

ーーー上野 俊哉(批評家、和光大学教授)


👦出演者について👧

・越智 純

・能勢 伊勢雄

・斎藤力夫

・とろん

・Dr.A.SEVEN

・高橋 ゆりこ

・大塚 カドマン

・浜松のひろし

・久詩田非路之 a.k.a. クッシー

・上野 俊哉

・青野 利光

・Tsuyoshi Suzuki

・Yusuke Ikeura

・宮城 愛

・柴田 理咲(廻巡飯店)

・サイバーヒッピーやちま

・あかり

and more ...


👤制作スタッフ👥

プロデューサー:伊藤 誠悟

監督:宮脇 慎太郎

構成:堀部 拓磨 

編集:田村 愛子

音楽プロデューサー :no.9

グラフィックデザイナー:竹田 和弘

制作協力:サイバーヒッピー 

撮影:赤松 幸子、粟屋 武志、磯井 玲志、橋本 裕矢、宮脇 慎太郎

and more ...


🎬映画『inochi』を一緒に作りませんか!?

これは単なる記録映像ではありません。

“今を生きるヒント”を未来に残すための映画です。


「こんな道もあったのか」

「こういう生き方もいいな」


そう思える映像を届けるために、どうか、この映画を一緒に作る仲間になってください!

伝説を未来へ。『いのちの祭り』と、この国の自由の軌跡を共に刻みましょう!


💰お金の使い道

2024年初頭から制作を進めてきて、撮影に関しては8割ほどがすでに完了しています。

これから残りの2割の撮影をし、同時に編集作業、作曲などを行い、最後には色や音の調整など、しなくてはいけないことが山ほどあります。また完成後には、公開するために様々な場所に赴き、この映画を広めていこうと思っています。

いままで費用はほぼ持ち出しでやってきましたが、そろそろ限界に近づいています。良い作品を作るためには、まだまだ費用が掛かりそうです。

以下に、今までかかった費用に加え、これからかかるであろう費用の一覧をまとめました。

お力添えを、どうぞよろしくお願いします!


🎤 監督プロフィール

宮脇慎太郎(みやわき しんたろう) 写真家(1981年生まれ)

大阪芸術大学 写真学科卒業後、日本出版、六本木スタジオなどを経て2009年独立。

地元・高松に本格的に拠点を移す。

大学在学時より国内外への旅を繰り返しながら、辺境やマイノリティーが浮き彫りにする生命力の美しさを撮り続けている。また10代より傾倒するレイヴ・パーティーシーンにも足繁く通い現場の興奮を捉える。

カウンターカルチャーを伝えるブックカフェ・ソローも高松にて運営。

2015年、日本三大秘境・祖谷渓谷を撮り下ろした写真集『曙光 The Light of Iya Valley』出版。2019年、バイリンガル版『霧の子供たち』上梓した。

2020年香川県文化芸術新人賞受賞。

2022年には、文章と写真で構成した初のノンフィクション『流れ行くもの ~屋久島・ゴア~』を出版。また、20年撮り続けた宇和海沿岸の風景をまとめた『UWAKAI』を出版。

近年は映像分野にも活躍の幅を広げ、映画制作活動も開始している。

写真家・宮脇慎太郎 公式Webサイト


🌏最後に

最近見たアニメで「次は神の時代から金の時代になる」という台詞がありました。金の時代に生きている私たちは、何かをするために、対価としてお金を使うことがほとんどです。

その昔、映画を作るには莫大な費用がかかりました。でも今は違います。テクノロジーの進化によって空撮までも個人でできるようになりました。とは言え、金の時代に生きる我々には、まだまだお金が必要です。

そして金の時代も新たな進化をむかえ、クラウドファンディングという発明がもたらされました。これにより個の力を集結させ、より大きな未来を描ける自由を手に入れるチャンスを得られました。

昭和、平成、令和と歩んできて、今まさに自分に出来るようになったこと。それが映画です。仲間と一緒に作り、金の時代の今、最低限の対価を仲間に渡したい。

誰かが何かを我慢しながら、苦しんで作るのではなく、賛同してくれる仲間を増やし、無理ない範囲でいただけるお金をたくさん集めて、大きなものをみんなで楽しく作りたい。そのためのクラウドファンディングでもあります

いのちの祭りは運営やスタッフだけではなく、同じ想いを持つすべての参加者によって作られる祭りです。この映画も同様に、みんなで作り、盛り上げていければ最高です!!

ひとりひとりから紡ぎだされる言葉たち、自然と人の美しさ、それぞれの人生、たくさんの物語が1編の詩となって光ります。この作品は歴史に残るものになるでしょう。いや、してみせます!

どうだい のらないか? 

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • その他制作費 ・取材・撮影費 ・音響効果費 ・ミキシング費 ・各種デザイン費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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