自己紹介
はじめまして!私たちは 「すべての人に食の安心を」 を掲げ、神奈川県西部を中心にフードバンク活動を行っているNPOです。これまで、企業や農家の皆さまから寄付いただいた食品を、シングルマザー家庭や子ども食堂、高齢者の方々にお届けしてきました。
小田原市、南足柄市、箱根町等、小田原県西2市8町はもちろん、伊豆や沼津など静岡県や群馬県まで年間70トンの食品を提供しています。
私たちは食品ロスを減らしながら、地域で困っている方々に食の支援を届ける活動を行っています。特に、独りで生活を支える高齢者や、小さなお子さんを抱えたひとり親家庭など、明日の食事にも困るような方々にとって、私達の食品支援は生活の基盤としてなくてはならない支えになっています。
冷凍食品を取り扱える有数のフードバンク
私たちの特徴は常温の食品に加えて、大量の「冷凍食品を取り扱えること」です。
冷凍食品の配送体制は特別で、温度管理のための専用の設備が必要です。
冷凍食品提供企業からのご支援、冷凍倉庫や設備、そして支援先に対する冷凍庫の設置など、冷凍食品を安全かつ迅速に配送できる仕組みを持つフードバンクは少なく、大きな期待と責任を背負っています。
わたしたちが困っていること
現在、私たちは冷凍食品を扱うために限られた冷凍庫と外部の冷蔵倉庫を活用しています。
しかし、冷凍食品を運搬する手段が限られているため、
・食品を必要としている方々へスムーズに届けられない
・大量の冷凍食品の寄付を受け入れられない
・配送時の温度管理が難しく、食品ロスのリスクが高まる
といった問題が発生しています。
食品メーカー様、私たち、支援先のこども食堂様はそれぞれ、冷凍倉庫を持っています。しかし輸送する手段がないために、必要なものを必要なときに、必要なだけ届けることができず、いつも悔しい思いをしているのです。
冷凍トラックがあればもっと有効な支援ができるのに。
いま、手もとにトラックが一台あれば救えるのに。
今まで、何度もそう思いつつ、トラックがあまりに高価なため、諦めてきました。
この課題を解決するために 「フードバンク専用の冷凍トラック」を購入したいと思い、クラウドファンディングにチャレンジさせていただきました。
プロジェクトの背景
日本では、年間472万トン(2022年度)以上の食品が廃棄される一方で、日々の食事に困る方々が増え続けています。コロナ禍や物価高騰が影響し、特に以下のような人々が深刻な問題に直面しています:
1. ひとり親家庭
ひとり親家庭の子どもたちは、経済的困難から満足な栄養を取ることができない状況があります。親は長時間働きながらも、限られた収入で教育費や家賃を支払い、食費に回せるお金が不足しています。結果として、栄養が偏った食事を余儀なくされる家庭が少なくありません。
2. 子ども食堂を利用する子どもや家族
子ども食堂は、地域の子どもたちやその家族にとって、温かい食事と安心感を提供する大切な居場所です。しかし、食材の確保が困難になりつつあり、活動を継続するためには安定的な支援が欠かせません。
3. ホームレスや住まいのない人
路上生活者や住まいを持たない方々は、食事を得る手段が限られています。特に寒冷期には、栄養価のある温かい食事が命をつなぐ大切な役割を果たします。
4. 孤独・孤立している人
社会的なつながりを失った方々は、孤独の中で生活しており、精神的にも肉体的にも支援を必要としています。食事を通じた人とのつながりは、こうした人々にとって大きな救いとなります。
5. 高齢者(特に一人暮らしの高齢者)
買い物や調理が困難な高齢者は、簡単に準備できる栄養価の高い食品の提供を強く求めています。一人暮らしの高齢者にとって、支援は命の支えになることも少なくありません。
6. 生活困窮家庭
生活費が家賃や光熱費で圧迫され、日常の食事に必要な食費を捻出するのが困難な世帯が増えています。このような方々への食品支援は、日々の生活を支える重要な要素です。
プロジェクトの目的
・冷凍食品の配送体制を確立
冷凍食品提供企業から契約倉庫、そして支援先へ安全かつ迅速に配送できる仕組みを構築します。
・対象者ごとのきめ細やかな支援
ひとり親家庭、子ども食堂、ホームレス、高齢者、孤立者、生活困窮家庭など、多様なニーズに応じた食品支援を実現します。
・食品ロスの削減
廃棄されるはずの食品を有効活用し、環境負荷を低減しながら社会課題を解決します。
支援の具体例
1. 対象者ごとの支援内容
ひとり親家庭:栄養価の高い冷凍食品や調理済みのおかずを提供し、子どもの成長と健康を支えます。
子ども食堂:冷凍食品を活用してバランスの取れたメニューを提供し、地域の子どもたちに笑顔と安心を届けます。
ホームレスや住まいのない人:調理しないで食べられる食品を提供し、生活の基盤を支えます。
孤独・孤立している人:食品提供を通じて地域社会とのつながりを構築します。
高齢者(特に一人暮らしの高齢者):調理が簡単で栄養豊富な冷凍食品を定期的に届けます。
生活困窮家庭:食材支援により、食費負担を軽減し、日常生活の質を向上させます。
2. 配送食品の種類
冷凍野菜(簡単調理可能)
冷凍パン、スイーツ(子どもや高齢者が喜ぶ)
冷凍おかず(栄養バランスが良い調理済み食品)
魚介類や肉類(多用途に活用可能)
目標金額と資金の使い道
目標金額:500万円
冷凍トラック購入費用:450万円
登録費用および保険:30万円
支援金のリターン
支援はご寄付として頂戴いたします
こころをこめてお礼のメッセージをさせていただきます
3,000円: 感謝のメール+活動報告書(電子版)
5,000円: 感謝のメール+活動報告書(電子版)
10,000円: 感謝のメール+活動報告書+冷凍トラックにお名前を掲載(ご希望者のみ)
30,000円: 干物詰め合わせ。地元の逸品「山安」さまとのコラボ商品をお贈りします。
プロジェクト終了後の報告
冷凍トラックの導入と稼働状況報告:導入後の活用状況を写真付きで公開いたします
配送実績の詳細報告:年間の配送量、支援先数、具体的な成果をお送りさせていただきます。
支援対象者の声:支援を受けた方々の感謝の声や改善された生活の様子などもお届けできればと考えています。
未来をともに支えるために
あなたのご協力をいただけましたら幸いです
この冷凍トラックは、単なる「車」ではありません。それは 「食べものを待っている人々と、支えたいと願う人々をつなぐ希望の架け橋」 です。
私たちは、限られたリソースの中でも、最大限の工夫と努力を重ねて活動を続けてきました。しかし、この冷凍トラックがあれば、 より多くの人々に、より質の高い食支援を届けることができます!
皆さまの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。一緒に「食の安心」を届ける未来をつくりましょう!
最新の活動報告
もっと見る市営住宅に住まわれる独居高齢者への食糧支援:実施日 4月4日、5日
2025/04/07 14:52偶数月の第1週目に、一人暮らしの高齢者の方々を対象とした食糧支援を行っております。今月は、4日(金)、5日(土)、10日(木)に実施予定です。市営住宅5か所を対象に、4日と5日の2日間で、そのうちの4か所で支援を実施いたしました。写真は、冷凍の業務用食材やフードドライブで提供された野菜などを活用し、自前のキッチンで調理した総菜です。参加された皆さまに大変喜んでいただいております。冷凍食品には高たんぱく・高カロリーの総菜も多く、さまざまな種類のおかずを提供することができます。これらの食品に加えて、お菓子や飲み物もあわせてお渡ししています。2日間で4拠点に対し、総菜は約200食分を用意しました。このような活動を今後も継続していけるよう、引き続き皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
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