注目のリターン
自己紹介
こんにちは、溝部達司です。
「概念アーティスト」として活動している私が、このたび初めての書籍を出版することになりました。
はじめに、今回出版する書籍を通じて、私が実現したいことをお伝えします。
「1,800の図柄で、世界と会話する。」
この6個の図柄の組み合わせは、私の出版記念の案内状です。
図の組み合わせだけで、メッセージが伝わります。
図なので、読み手の国籍を問いません。
例えば、この案内状を200か国の人に贈る場合、200種類の翻訳が必要ですが、図柄なら、1枚で事足ります。
1,800の図柄を作れば、図だけであらゆるコミュニケーションが可能になります。
これがPICTLOGOなのです。
今回のクラウドファンディングは、この図柄データベースを作成するための費用のお願いです。 母国語を識字できない人、他国籍の人とコミュニケーションしたい人などに無料公開の予定です。皆様のお力添えをよろしくお願いします。
少し私のことをお話しさせてください。
西陣の絵師で狩野派の亡父が日本画を描きていてる姿を見て、幼少期から絵を描くことができ多くの賞をいただいていました。
中学生のときに初めて油絵を描き始め、画家になることが夢でした。
しかし、画家としてすでに名声を得ていたピカソが、自身の画風を一転させたキュビズムという得体の知れない、まるで酷い絵を描いたことに衝撃が走りました。
彼の思考形態が解らず、理解できない自分の能力に限界を感じていました。それから数年の月日を経て、ようやく彼が自分の絵画に対する価値観を壊してまで新しい自分を構築した理由が理解できるようになったわけです。
亡父の反対もあり、画家としての夢は諦めて、デザインという新しい道を進むことになります。「0とは?」の本質が腑に落ちたことで一気に世界観がひろがりました。そして、社会人になってから数多くのデザインやロゴを手掛ける中で、「De/Signの思考」が生まれ「デザイン」という枠に留まらず、「概念アートの思考」に繋がり多くの「概念」を創造してきました。
私が創り上げてきたロゴやデザインの背景にある「感性で伝える」という哲学を、これまでの人生や経験を通じて語ります。さらに、言葉や国境の壁を超え、人と人をつなぐデザインの力を具体的な事例を交えて解説します。
それは、クリエイティブな活動にとどまらず、私たち一人ひとりが自分らしい挑戦を始めるための道しるべにもなるはずです。
先ほどもお伝えしましたが
このプロジェクトは、ただの書籍出版ではありません。
「感性でつながる未来」を共に創るための第一歩です。
支援してくださる皆さんと一緒に、新しい価値を生み出す旅を始めたいと思っています。
書籍の紹介
2025年2月20日発売 フォレスト出版より
この本でお伝えしたいことは「〝言葉で伝えない〟の根拠にもなるデザインやロゴ、サイン、モノの創造を提案する。そして、そのために必要な感性や思考などについて、私自身の経験を踏まえて紹介していくこと」です。
「書籍の内容は、一体どんなものなのか?」
これから紹介させていただきます。
書籍の目次
第1章:言語表現とヴィジュアル表現
第2章:言葉がなくてもデザインは語る
第3章:デザインは「1」ではなく「0」から始まる
第4章:発想は五感を磨くことから
第5章:本物の感性は本物との出会いで生まれる
第6章:【事例】言葉の枠を超えた産物の数々
第7章:言語を超える表現へ挑戦を続ける
書籍を通じて、
「仕事で新しいアイデアを生み出せない……」
「取引先が求めている企画がつくれない……」
「自分にしかつくれないものがない……」
このような悩みを持っている方に本書で紹介する〝言葉で伝えない〟考え方を確立してもらいたい。
「PICTLOGO開発により、世界の人々がコミニュケーションがとれ平和な世界を目指す」
そのための書籍を出版と合わせて
一緒にPICTLOGOの制作スタッフを増やしていきたいと思っています。
言語を超えるヴィジュアルの力を追い求めて
PICTLOGOのコンセプトの原点となる「すべてのヴィジュアルは言語を超える」という理念のもと、私はこれまで40年以上にわたりデザインの可能性を追求し、多くのプロジェクトに取り組んできました。
私が目指すのは、言葉や文化の壁を越え、
誰もが「見てわかる」ヴィジュアルコミュニケーションを実現することです。
1979年、私は「非常口ピクトグラム」の最終デザイン制作者である太田幸夫氏が中心となり、ピクトグラムの開発と啓蒙活動に参画しました。
2024年太田幸夫氏とお会いした時の写真
当時、多言語で案内を行うのが一般的でしたが、世界には6800を超える言語が存在します。そのすべてを網羅するのは不可能です。
そこで、私たちは「見てわかる」ヴィジュアルデザインを通じて、安全でわかりやすい世界を目指しました。
この取り組みが1987年、ピクトグラムをISO世界標準として認定する成果につながりました。この経験が、私のデザイン哲学「PICTLOGO」の原点です。
私の挑戦は、デザインだけにとどまりません。1979年、日本経済新聞社主催の「JAPAN SHOP」で、光源の概念を刷新する面光源パネルを開発し、最優秀技術開発賞を受賞しました。
これにより、JR時計や自動車の光エンブレムなど、多くのプロダクトに新しい価値をもたらしました。また、1986年には三菱化学(元三菱油化)と共同で、音の本質にせまる厚さ100ミクロンのフィルムスピーカー「ピエゾフィルム」を開発。
この技術は、位相を変えることで三菱化学から現在ではCTスキャンやMRIの超音波センサーとして医療機器や感圧素子としてスマートフォンのタッチパネルにも応用され、私の仕事が人々の生活を支える一端を担うことができたことを誇りに思います。
2016年、私は東日本大震災の経験を通じて、従来の「安心安全ピクトグラム」では不十分であることを痛感しました。広域避難ピクトグラムが誤解を招いた事例を受け、災害時に二次災害を防ぐための「危機管理マーク」を提案しました。
このマークは、情報の入り口としてスマートフォンを通じてリアルタイムで情報を伝える仕組みを備えています。私たちが直面する新たな課題に対し、デザインの力で応えられることを実感した瞬間でした。
「PICTLOGO」は、私がデザインを通じて追求する「言語を超えたコミュニケーション」の象徴です。この概念には、すべてのヴィジュアルが人々の感性に自然と浸透し、共感を生む力を持つという私の信念が込められています。「すべてのヴィジュアルは言語を超える」のコンセプトから始まった私の挑戦は、未来に向けてさらに広がり続けます。
書籍のテーマについて
「言葉を超えた感性の力で新しいコミュニケーションの可能性を見出す」
人間だけが持つ国境や言語の壁が生む不便さに対し、デザインやロゴ、サインなどの視覚表現を通じて、誰もが共有できる「普遍的な感性」を提案します。
著者の経験をもとに、感性を原点とした発想法や創造力について紐解かれていきます。新しいアイデアに行き詰まったとき、言葉に頼らず人々の心に響く本質的な伝え方を学ぶことができます。
「見てわかる、見て感じる」表現が、世界中の人々をつなぎ、豊かな未来を創造する力になるはずです。
ここで「なぜ、感性を原点にさまざまな発想をすることが大切なのか?」というお話しをします。
なぜ、感性を原点にさまざまな発想をすることが大切なのか?
感性を原点に発想することは、私たちが固定観念や既成概念の枠を超え、新たな可能性を切り開くポイントです。
言語や国境の壁がもたらす不便さを乗り越えるためには、直感的で普遍的な表現が求められます。
上海東華大学やテキスタイルデザイナーに対する色彩学・色彩心理学の講座風景
上海東華大学やテキスタイルデザイナーに対する色彩学・色彩心理学の講座風景
マレーシアにての講座
そこで、デザイン・ロゴ・サインといったヴィジュアル要素は、感性に基づくことで異なる文化や価値観を持つ人々を結びつけ、共通の理解を生む強力な力を発揮します。
感性を原点とすることで、私たちは言葉では伝えきれない本質的な価値を創造し、より豊かで共有可能な未来を実現する力を得られます。
だから、感性を原点にさまざまな発想をすることが大切です。
もう一つの目的
もう1つ、今回クラウドファンディングを行う目的があります。
それは、このプロジェクトを通じて
「書籍やPICTLOGO制作に関わるスタッフが、継続して支援してくれるファンになること」
です。
そのためには年代問わず、De/Signや概念アートの思考形態の啓蒙活動を支援して欲しい人と出会い、プロジェクトに参加したいと感じてもらう必要があると考えています。
そこで、
「出版記念イベント参加権」
「私と1on1、食事できる権利」
などのリターンをつくらせていただきました。
あなた自身だけでなく、必要な方にも届けていただきたいと感じています。「この人に渡すことで、何かが変わる」と思う人に、このプロジェクトの呼びかけをされてください。
この本や講演会などを通じて、文化や文明の視点からヴィジュアルの役割を深掘りし、枠にとらわれない発想の重要性、言葉では表せない感性を磨く方法を知っていただけることでしょう。
それから、ピクトグラムやロゴのシンプルさが持つ力、日本独特の「間」や曖昧な感性が生む新しい可能性に触れながら、世界を驚かせるデザインの秘密に触れるきっかけにもなります。
それにより、発想を自由にし、感性を高める方法を学び、読む人自身の創造力を最大限に引き出すヒントを得られ、言葉や枠に縛られない新たな視点で世界を眺められるようになるはずです。
応援メッセージ
株式会社遊びるど 梅村武史さん
この度、大好きな溝部さんが「言葉で伝えない」という本を出版されること、心からワクワクします。私が溝部さんにはじめてお逢いした時の印象は、大先輩にも関わらず好奇心と探究心の塊のような人だ、ということでした。
お酒を飲みながら「0とは何か?」という問いかけを語り合ったり、遊びや非言語的コミュニケーションをテーマとしている私としてはかけがえのない時間を頂いております。
多くの人に溝部さんの本が届きますように。
春仲萌絵さん
『言葉で伝えない』は、言葉を使わずに本質を伝える力や、感性を磨く大切さを教えてくれる一冊だと感じます
ピクトグラムやデザインを通して世界をつなげるという溝部さんの視点は、グラフィックレコーディングを中心に視覚的な表現をおこなう私にとってすごく学びになります。
「デザインは0から始まる」「発想は五感を磨くことから」といった溝部さんの考え方は、多くの人にとって新しい発見や創造のヒントになるはず!
さんいんキラリ編集長 奥田英範さん
世界には6900ぐらいの言語があるといわれている。そのなかには手話や点字といった身体言語は入っていない。ALSなど身体的弱者を含めた全人類が会話可能なユニバーサル言語の到来を溝部氏は語っている。
私が真っ先に連想したのは、テッド・チャンによる短編小説を映画化した「メッセージ」に出てくる異星人が操る伝達言語。一つのピクトグラムで意思や概念を伝える未来の言語だ。
そんな百年先の言語の灯火を示した一冊として期待する。
AI漫画専門出版社
トレンドパブリッシング代表 岡崎充さん
39年前の話になります。当時ビジネスマンだった方(=現在還暦以上の年齢になります)が、皆覚えていると思うのですが、1986年、日経新聞本紙一面に時代を変える画期的なニュースが掲載されました。それはスピーカーが『紙のように極薄のフィルムスピーカー』として開発されたという記事。その開発者=大発明家こそ溝部さんだということを、1年半前、私が主催する勉強会『出版PRPJ』で溝部さんとお会い知りました。
またその場がきっかけとなり、この度フォレスト出版から『言葉で伝えない』という本を初出版されることが嬉しくて堪りません。溝部さんの英知を出版を通して広めましょう。この度はおめでとうございます。
今後のスケジュール
・2025年2月20日 書籍『言葉で伝えない』出版
・2025年2月28日 出版記念パーティー開催
・2025年3月以降 リターン送付
・2025年4月以降 PICTLOGO普及の為に啓蒙活動スタート
資金の使い道
このクラウドファンディングで得られた資金は、
PICTLOGOデータベース作成・普及活動の費用として活用させて頂きます。
おススメリターンのご紹介
【出版記念イベント+書籍『言葉で伝えない』×1冊(サイン付き)】
著者とゲストの対談に加え、軽食とドリンクを楽しみながら交流できる特別な時間をご用意しました。サイン入り書籍もお持ち帰りいただける貴重な機会です。
【溝部達司ランチミーティング参加権+書籍『言葉で伝えない』×1冊(サイン付き)】
「言葉で伝えない」の魅力を直接感じられる特別なランチミーティングに参加しませんか?著者・溝部達司と交流しながら、気になる質問にもお答えします。貴重なひとときをぜひ一緒に楽しみましょう!
【出版記念価格20%割引 溝部塾 全4回/全12回開催】
「溝部塾」特別価格20%割引で、デザインとアートの本質をじっくり学びませんか?全4回の講義では、著名なデザイン事例をもとに、De/Signと思考の秘密を分かりやすくお伝えします。創造力を高める貴重な体験とともに、終了後には特別会員として個別相談ができる特典も付いています!デザインやアイデアに磨きをかけたい方におすすめです。
詳細はこちらのリンクからご確認下さい
(https://drive.google.com/drive/folders/1v8L-1e4cu3HnRrUJN5ClZ_NAasW_d4J_?usp=sharing)
著者の紹介
溝部達司
Miz-Design/ミズ・デザインオフィス 代表・概念アーティスト
面照明や蓄光サインなどの革新的なプロダクトを開発。JAPANSHOPデザイン賞、日経年間最優秀製品賞、SDA賞など数々の受賞歴。現在は、すべてのヴィジュアルが言語を超える「PICTLOGO」の開発を推進中。
プロジェクトやリターンに関するQ&A
Q1:決済方法は何がありますか?
A1:各種クレジットカード、銀行振込(Pay-easy払い)、コンビニ払い、キャリア決済等がご使用になれます。詳しくはCAMPFIREヘルプページからご確認ください。
※ リターンの価格は消費税、送料込みとなっています
Q2: 分割払いをしたいのですが?
A2: CAMPFIREのシステム上では分割払いは選べませんが、分割をご希望の場合は次のプロセスになります。支援後(=カード支払いで一括決済後)にカード会社様へお問い合わせ(カード裏面表記の電話番号にTEL)をいただき、ご希望される分割回数をデスクとご相談ください。
Q3:リターン品の到着日の指定はできますか?
A3:誠に恐れ入りますが、 到着日の指定は出来かねます。ご了承ください。
Q4:間違ったリターンを選んでしまいました。キャンセル出来ますか?
A4:原則キャンセルはお受けすることが出来ません。予めご了承ください。
Q5:一人で複数回支援することは可能ですか?
A5:同一の方による複数のご支援は可能です。また支援画面にて支援金額を変更する「上乗せ支援」も可能です。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
設定したゴール以上支援額が集まった場合、次のストレッチゴール(目標金額)を設定させていただく予定です。
書籍「言葉で伝えない」は、フォレスト出版から発売され、今回のプロジェクトの承認を得ております。
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