
【北米上映ツアー15日目】
マサチューセッツ州ケンブリッジにある地元のお店で上映会を開催しました。
この場所は、これまでも私の映画を何度も上映してくださっており、ボストンでサポートしてくださった方々とも再会できて嬉しい時間となりました。
上映会では、参加者の皆さんから以下のような貴重なご意見や質問をいただきました。
・ある参加者からは、1950年代に子どもだった頃、放射能汚染を懸念して親から雪を食べたり、川の水を飲んだりしないよう言われていたという体験が語られました。当時の母親たちの活動がケネディ大統領を動かし、核実験の停止につながったことへの感謝が述べられ、映画の証言がご自身の記憶と重なったことに深く感銘を受けていました。
・アメリカ国内で行われた101回の大気圏内核実験や、太平洋での100回以上の水爆実験が、アメリカ本土を放射能で汚染した事実について議論がありました。偏西風で放射性物質が東に流れることを政府が知りながらなぜ西部に核実験場が設定されたのか、またネイティブアメリカンの土地が選ばれた背景についても疑問の声が上がりました。
・1962年に大気圏内核実験が終了した後も、プルトニウムやストロンチウム90、セシウム137といった放射性物質が環境に残り、食物にも蓄積されていることへの懸念が示されました。オーガニック食品でさえ放射性物質が含まれる可能性があること、そしてアメリカ全土が依然として汚染されている現状が語られました。
・映画の制作に影響を与えた、放射性物質の影響を受けた子どもたちの歯の研究に関する書籍についての言及もありました。この研究が核実験の影響を証明する重要な資料であり、映画のインスピレーション源となったことが評価されました。
・アメリカ政府が核兵器開発を進める中で、国民の健康を危険にさらしていた事実を無視していたことへの批判も出ました。




