
【北米上映ツアー39日目】
この日はワシントン州シアトルでの上映会。ワシントン大学に近いクエーカー教徒の集会所で行われました。ボルチモアで出会った活動家の方の熱心な働きかけで実現したものです。クエーカー教徒の皆さんは平和主義の意識を高く持たれており、この映画をサポートしてくださったことに大変感謝しています。会場の中庭には手入れの行き届いた禅ガーデンがありました。
上映後の意見交換では、様々な声が聞かれました。
• ある参加者からは、1950年代にペンシルベニアで育った頃の経験が語られました。友人から放射線被曝の危険性があるため牛乳を避けるよう言われていたこと、そして当時の母親たちが政府が国民の健康を犠牲にすることなど信じていなかったことについて話がありました。また、その牛乳が脱脂粉乳として日本に輸出され、学校給食で消費されていたという指摘もありました。
• 「社会責任を果たす医師の会」などとの連携、そしてオリンピアやタコマでの上映会開催の提案があり、各地で核問題の認識を広める努力が語られました。
• 放射線被曝補償法(RECA)が今年6月に廃止されたことへの憤りが表明され、セントルイスやニューメキシコの被曝者が未だ補償を受けられていない現状が問題視されました。
この日の上映会は、参加者数は少なかったものの、核問題に対する深い議論と、今後の活動への示唆を得られる貴重な機会となりました。




