ご挨拶
こんにちは。私たちは沖縄発「ゆいまーる型」コミュニティ構築を目指している株式会社の岸本・廣瀬と申します。沖縄を通して社会問題の発信をするためのRe:okinawaというメディアの運営もしています。
本稿では僕たちが取り組もうとしている、
「ゆいまーる型」つながり支援プラットフォーム・コミュニティ「Treasure Service(仮称)」というプロジェクト、その意義や目的について書かせて頂こうと思います。
ご一読頂ければ幸いです。
「ゆいまーる型」コミュニティTreasure Serviceとは?
▼「ゆいまーる型」コミュニティTreasure Serviceとは?
Treasure Serviceとは、現代社会において市場で取引、調達するのが当たり前となっている各種サービスの提供を相互扶助(ゆいまーる)によって実現、日々の生活しづらさや将来に対する不安を無くすためのコミュニティ・プラットフォームです。
※イメージ図
日々の生活で僕たちは以下のことを不思議だと感じています。(いやいや当たり前だろと感じる人も多いと思いますが...汗)
あらゆるものがサービス化されて快適な一方、現代社会はソロ社会(孤立しがちな社会)であり、日々の生活コストを多く払いすぎてるのでは?昔は家族や地域内で成り立っていた日々の助け合いがサービス化した結果、コストかかりすぎていると思います。
これは神奈川県に住む、学生時代の友人なのですが、この1年半くらいで以下のような消費をしたようです。
スキルアップ研修①:50万円
スキルアップ研修②:20万円
結婚相談所:30万円
片付け支援サービス:2万円 /月
食事宅配:約1.5万円くらい/月
サービスから購入するのは当たり前だろと思う方も沢山いると思いますが、
高いコスト支払って得た知識や日々頼んいるサービスが、友人関係やコミュニティの中で相談、サービス提供が受けられたら、どれほど楽でしょうかと私たちは考えています。
また、市場から得たサービスはコストを支払い終えると、つながりが切れて以降の関係が続くことは稀ですし、人間関係なの中で助け合えたら、生活はより豊かに、助け合いの連鎖が広がっていくと考えます。
近年は経済・政治問題など先行きが不透明な中、ソロ化、独居化が進んでおり、近しい人が物理的に近くにいないと状況は加速すると思います。そんな中、現代の文脈に併せたコミュニティの再構築=コンセプトを理解してくれる仲間づくりが必要だと考えています。
昔は家族や地域内で成り立っていた日々の助け合いをコミュニティでシェアして助け合うこの目的に立ち上げたのがTreasure Serviceです。
今のPJの状態について
沖縄のソーシャルスタートアッププログラムなどを経て、ひとまずコンセプトは応援してくれる人は出てきました。次は、コミュニティを実装・拡大していくために、コンセプトを体現・助け合える仲間づくりを行いたいです。
最初は高齢者の方に必要なサービスだと仮説を立てヒアリングを重ねていきましたが、これからの不安が大きい、若年層・現役層こそ本当に必要なサービスだと考え直しました。
もしもコミュニティを応援してくれる人は、以下の3点を意識してくれたら嬉しいです
・オンライン起点ではあるが、顔が見えてリアルで助け合いをすることが前提
・共同体を経営(在り方や意思決定を支援)してくれる人
・中長期(少なくとも2、3年〜)
株式会社のような配当のお渡しはできないかもしれませんが、新しいコンセプトを体現するための仲間づくり、自分の生活コストが下がるなど、経済的なリターンも得られると考えております。
沖縄発にこだわり、「ゆいまーる」の社会実装したい
ここからは完全に個人的な思いです。
沖縄は人も気候もとても良いのですが、市場経済でモノやサービスを取引するという観点では、かなり弱いと考えています。私の大学院時代の研究は「沖縄経済」「サービス業」「生産性」がテーマだったのですが、統計的な厳密な手法を用いて計測しても、サービス業が多い沖縄の生産性(経済的な豊さ・所得を上げていくこと)は構造上、難しい。
一方、沖縄が持つ精神・文化的な豊かさは、とても魅力的で、経済成長が停滞する中で、参考にすべきだと考えています。沖縄の良いところを活かして、仕組みを構築、沖縄を盛り上げたい。これも本PJで掲げるテーマです。
多くの人の視点・意見・支援が必要です
最初はコミュニティによる相互扶助ですが、これが確立できれば、より大きなコミュニティ市町村→都道府県→国全体まで拡張できると考えております。
足元の生活支援サービスの相互扶助だけではなく、保育や介護など社会保障で賄っている領域まで拡張し、社会保障の削減、国全体の持続可能性も継続できると考えております。
そのためにも、先ずは身近なコミュニティで実現したい。その最初の参加者になって、手伝ってくれませんか?
資金の使い道について
・取材、コンテンツ制作、編集に関わる費用
・システム構築のための開発費用
・機材などの諸経費
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