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西アフリカのトーゴ共和国で日本文化のドキュメンタリー番組を放送します!

トーゴ共和国の全国民730万人に向けて日本文化のドキュメンタリー番組を放送します。経済発展した日本だからこそ分かる文化の継承の仕方などを、経済発展の最中にあるトーゴ共和国に伝えます。日本を知らないトーゴの人たちに日本を伝えます。

現在の支援総額

323,333

26%

目標金額は1,200,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/06/30に募集を開始し、 28人の支援により 323,333円の資金を集め、 2016/07/30に募集を終了しました

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西アフリカのトーゴ共和国で日本文化のドキュメンタリー番組を放送します!

現在の支援総額

323,333

26%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数28

このプロジェクトは、2016/06/30に募集を開始し、 28人の支援により 323,333円の資金を集め、 2016/07/30に募集を終了しました

トーゴ共和国の全国民730万人に向けて日本文化のドキュメンタリー番組を放送します。経済発展した日本だからこそ分かる文化の継承の仕方などを、経済発展の最中にあるトーゴ共和国に伝えます。日本を知らないトーゴの人たちに日本を伝えます。

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ご挨拶

こんにちは!Ofoan!(オッファン!)

はじめまして辻 旺一郎と申します。大学3年生です。昨年の4月から8カ月間、トーゴ共和国を中心に西アフリカで生活していました。そこで出会った人たちは自分が20年間生きてきた日本とは感覚がかけ離れすぎていました。知らない人に挨拶をしなければ怒られ、道を歩けば目的地にたどり着けないほど声をかけられ、一回会っただけで兄弟になったりと、これが日常でした。はじめは戸惑いましたがそこで暮らすととても心地良いものでした。同じ町に、同じ国に住んでいるのだから友達に兄弟に家族になろうという様な感覚なのだと思います。日本でも地元を離れた先で同郷の人と出会うと知らない人でも親近感をもつ。この感覚をトーゴでは同じ町に住んでいる時から持っているのだなと思いました。トーゴの人たちから心の豊かさを教えてもらいました。次は僕が日本を通して何か伝えられないかなと思って帰国しました。

 

トーゴといえば!・・・

おそらく多くの日本人がトーゴがどこにあってどんな国か知らないでしょう。「トーゴはアフリカにある」と当てた人もその先を知っている人は少ないでしょう。

また多くの日本人はアフリカを一括りにしているのではないでしょうか。「アフリカに行ってくる!」と言えば「あぶないよ!不衛生だよ!」と返ってくるのを良く耳にします。しかしアフリカには54もの国があり、それぞれ伝統・文化・言葉を持っていて同じではありません。そして“アフリカ”=危険、貧困、かわいそう、ではないのです。確かにトーゴは世界最貧国の一つと言われています。経済的に豊かでないことも事実ですが、素敵な心を持っています。そして「アフリカの笑顔」と称される笑顔があります。

 
トーゴには多彩な文化、人の心があります。

トーゴにはさまざまな慣習、歌や踊り、物語や音楽のリズムをもつ数々の民族が共存していて、尽きることのない真の文化的価値観の宝があります。そしてトーゴ人の笑顔は「アフリカの笑顔」と称されています。同時にトーゴは世界最貧国の一つと言われており、経済的に豊かでないこと、貧富の差が大きいことも事実です。ですが今、確実に発展しています。経済成長率は世界30位で物凄いスピードで成長しています。経済はどんどん豊かになり貧富の差も埋まっていくでしょう。しかしこの経済発展とは反比例して文化や伝統、人の心が薄れていく可能性もあります。 

 (トーゴの様々な祭り)

 

日本文化を伝えることでトーゴの伝統・文化を大切にしてほしい。

日本の文化には歴史があり、伝統があります。しかしそれは不変なものではなくその時代に合うようにそのもの本来の形を保ちながら変容してきました。その時、その時代で受け入れられるように一つの形に留まることなく形を変えていく。本来の形を残しながら周りの良い部分を取り入れる。この柔軟さ、多様さが文化を継承するひとつの要因として大事だと思います。この特徴を今回の放送を通して伝えたいと思います。先進国である日本は経済発展と文化との関わりも既に経験しています。そんな日本だからこそ、トーゴの文化を守る一役を担えるのではないでしょうか。

 
トーゴでの日本の認知度を上げたい

トーゴでの日本の認知度はかなり低いです。そもそもトーゴには日本大使館がなく、2つ隣の国、コートジボワールの日本大使館が兼轄しています。現段階で日本人は4人しかトーゴにおらず、トーゴ人が日本と触れ合うことの多くは車や電化製品です。トーゴ国内での日本に対する情報はほとんどありません。

私の顔を見れば「シノア(中国人)」「ニーホー(你好)」と呼ばれ、日本は中国の一部と思っている人も少なくありません。アジアを一つの国と思っている人もたくさんいます。日本に関するニュースや番組が全くないため多くのトーゴ人は日本に対するイメージを映画からとなります。しかし、アジア映画、中国映画=日本という括りで見てしまうため面白いほどに日本のイメージは間違っています。「ジャッキーチェンはお前の兄弟だろ?」「君たちはお箸でハエを掴めるって本当?」などと何回も聞かれました。

 

 

 

 

 

 (ジャッキー・チェンの真似をする子供たち)

日本大使館がない国なので日本の認知度が低いのは仕方ないですが、今回の放送を通して日本を知ってもらい、日本に興味を持ってもらい、アジアで一括りではなく、中国と同じ国ではなく、日本という国があるということを知ってもらいたいです。

 
トーゴの全国民730万人に向けてトーゴの主要放送局3局(国営放送を含む)で日本文化のドキュメンタリー番組を放送します!

日本のあらゆる文化を3セクター(各20分)に分け、1時間のドキュメンタリーを制作します。(フランス語字幕&吹替)

①ステンドグラス工藝

元々日本のものでないステンドグラスを創作している主婦の日常を映像にすることで日本古来の「和魂洋才」の考え方や一般主婦の日常をリアルにお伝えします。日本の女性はどのような考えで、どのように暮らしているのか紹介します。

 

②和の楽器と音楽

トーゴの皆さん同様、日本でもはるか昔より音楽が愛されてきました。独特な楽器が奏でる音色と音階が日本の伝統音楽を支えています。この回は、そんな日本の伝統音楽とその枠を越えようとする演奏家たちを紹介します。また、トーゴの音楽に欠かせない楽器のひとつ「ジャンベ」を愛してやまない日本人パーカッショニストも紹介します。

 

③日本の街(茶道、祭り、花火、交流)

トーゴ共和国を中心とする西アフリカとの交流を続けている木更津市の映像をお届けします。木更津市と西アフリカとの交流の様子を皮切りに、木更津市の主要行事である、八釼八幡神社例祭、やっさいもっさい祭り、花火大会の映像及び、本年6月に開催されたお茶会の様子を撮影した映像を編集。西アフリカに思いを馳せる日本のまち・木更津市を紹介します。

 

このドキュメンタリー番組をトーゴの主要放送局3局(国営放送局、カルチャーを中心に扱っている放送局、若者向けの放送局)で放送できることになりました。半年間、放送する予定です。

また、トーゴの5つの地域にある文化機関(文化センター、文化協会、映像制作の学校等)の協力を得て、トーゴ各地でドキュメンタリー上映活動をします。

 

ご支援いただいたお金の使い道

・映像制作費用

制作会社に委託し映像を制作します。

・日仏翻訳・フランス語の吹き替え費用

トーゴの公用語であるフランス語に翻訳・吹き替えします。

・トーゴ共和国での放映費用

主要放送局3局(国営放送局、カルチャーを中心に扱っている放送局、若者向けの放送局)で放送します。

・トーゴ各地でのドキュメンタリー上映会開催費用

駐日トーゴ共和国臨時代理大使 スティーブ・ボジョナがトーゴ共和国にて番組上映会を開催します。

 

 最後に

 たった5か月ではありましたがトーゴで生活することでトーゴ人の考え、感覚、国民性に触れることができました。それは日本では感じたことがないもので、とても心地よく、尊敬するものでした。多くの日本人にトーゴ人の国民性を感じてほしいと思っています。先進国の日本が発展途上国のトーゴから学ぶことはたくさんあります。しかし今の日本とトーゴは現地に足を運ぶどころかお互いに国の名前を知らないほどです。日本はトーゴのことを知らないですし、トーゴは日本のことを知りません。今回のプロジェクトは最初の一歩です。日本人とトーゴ人が繋がるため、まずトーゴ人に日本を知ってもらいます。

ご支援の程よろしくお願い致します。

 

 

協力:駐日トーゴ共和国大使館臨時代理大使 スティーブ・ボジョナ

Togo-Japan cultural exchange volunteers group  辻 旺一郎

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