プロジェクトの実行者について
私たち「メダカの学校小田分校️」は、淡海(おうみ)の国、びわ湖の畔で「ふるさとの原風景をこどもたちに」をスローガンに掲げ、地域に残された自然環境を次世代に引き継ぐために活動している団体です。
結成から25年、行政や学校、近隣の環境団体と連携し、主に子どもたちを対象にした自然体験型の活動を行ってまいりました。私たちの活動は、地域の自然環境の保護と共に、こどもたちがカエルやメダカなどの自然の生きものたちとふれ合い、生命の大切さやワクワク感を体感する中で、優しさや好奇心など豊かな感情を育んでくれることを期待して活動しています。
ふるさとの原風景は、子どもたちの心にいつまでも心象風景として残ります。子どもたちが大きくなって受験や社会に出て挫折感を味わった時でも、ふるさとの自然の中に身を置き暫しの安らぎを感じることで、「もう一度頑張ろう!」というエネルギーを沸き立たせます。それが「ふるさとの原風景」が持つ力であると、私たちは考えます。
【子どもたちの遊び場となっているメダカ池】
【園児たちにメダカや外来魚(ブラックバス)のお話】
【毎年実施している北里小学校5年生田んぼの学校】
このプロジェクトで実現したいこと
今回のクラウドファンディングを通じて実現したいのは、メダカの学校小田分校の活動の拠点となる施設『新堂学舎』(「新堂」は地域の小字名です)の整備です。長年の活動を通じて、多くの子どもたちやその家族に自然の魅力や大切さを伝えてきましたが、活動の拠点がないためにイベントを主体とする限られた時間や場所での活動という制約がありました。
そこで活動の拠点となる施設を整備することで、高齢者など地域の方々や子どもたちが集まり、鮒ずしを漬けたり川魚の料理を楽しむなど、川遊びや食文化の伝承施設とすることを目指しています。また、活動を記録した写真パネルの常設展示により、地域の自然環境保護や教育活動を視覚的にも学べる施設とします。
高齢者と子供たちが交流を通して、互いの見守りなど地域福祉の推進施設としての役割を目指すとともに、拠点を持つことによってより幅広いプログラムを実施するための基盤施設としても期待されています。
【親子でなれずし(鮒寿司)づくり】
【北里小学校の5年生と田んぼの学校】
【田んぼ周辺の用水路で生きもの調べ】

【琵琶湖の恵みを持ち寄り、メンバーで恒例の「飲みュニケーション!」】
プロジェクト立ち上げの背景
プロジェクトを立ち上げるに至った背景には、地域の自然環境が抱える課題がありました。私たちの地域においても宅地開発や河川整備などの都市化が進むなか、絶滅危惧種と言われる野生の黒メダカが生息するほか、琵琶湖へ注ぐ日野川にはたくさんの魚たちが泳いでいます。
また、カブトムシやクワガタなどが生息する雑木林も少なからず残されています。しかし、このまま放置すれば地域に残された自然を次世代に引き継ぐことが難しくなるのではという危機感を共有する、小さな子をもつ地元の親たち10人からこの活動は始まり、早や25年が経過しました。特に母なるびわ湖の畔に住む住人として「水」にこだわった活動を中心に取り組んできました。
これまでの25年という長きにわたる活動記録の保存展示と共に、これからも地域に根ざした活動を永続的に続けるためには、だれもが自由に訪れることのできる活動拠点『新堂学舎』の整備が必要と考えてきましたが、活用できる建物がないという状況が今日まで続いてきました。この度ようやく会員の所有する建物を拠点施設として借用できる目途がたったため、今回のプロジェクトを立ち上げた次第です。
これまでの活動と準備状況
【神社の森にクヌギの植樹「昆虫の森づくり」】

【小川の傍に柳の植樹「蛍の舞う小川づくり」】
【北里小学校5年生と「田んぼの学校」】
【親子で生きもの調べ 「自然学習塾」】
【未来の自分にメッセージを送る「タイムカプセル」】

【お寺でプロによる音楽会「日曜学校」】

【外来魚(ブラックバス)をキャッチ&イート解体ショー】

【ドラム缶窯を使った「竹炭づくり」】

【ニゴロブナの産卵を助ける「魚のゆりかご水田」】
<メダカの学校小田分校 メンバーからのひとこと>
◎三崎英一(初代校長):三度の飯より魚つかみが好きな投網の達人!
自然の恵み、生きものの命を無駄にすることなく、地域の食文化として子どもたちに伝えていきたいです。おいしく食べてハッピーに!

◎高畑正弘(2代目校長):真面目一筋!なれずしならお任せあれ
メダカの学校小田分校のモットーは「遊びと学びがいっぱい」です、誰でも(子どもからお年寄りまで)楽しく集える家をつくりたいと思います。
◎村井幸之進(校長):地元愛が強い魚とお酒が大好きなおじさん
活動を始めた25年前に子どもたちとの環境学習・遊び場の拠点をイメージし、看板「新堂学舎」をヒノキの1枚板で準備しました。その夢が今ようやく叶おうとしており感無量です。

◎中川栄二
25年前に立上げたメダカの学校、これまで幅広い年代との交流を楽しめました。メダカ池のすぐ目の前に新堂学舎を整備することによって、老若男女が多く集える場所作りを目指します。

◎今井明彦
子どものころから日野川の魚や昆虫を捕まえて、自然の中で遊びまわっていました。メダカの学校に参加してくれた子どもたちが、アミとバケツをもって川遊びしている姿を見るとついつい口を出したくなります。(笑)
◎井狩正治:釣りキチ&魚つかみの名人
父の幼少期、私の子供時代、そして現在では、地域に住む多くの生きものが既に姿を消しました。いなくなった生きものがたくさんいます。原風景を未来に繋ぐために、いろんな生きものが暮らしていることを知ってほしいです。
◎大森清和(会計担当)
堅苦しくない一人一人がそれぞれの意思をぶつけられる、メダカの学校小田分校に私自身が巡り合えた事に感謝し、これからの新たな活動拠点をみんなの居場所にしたいと思います。

◎石橋直人
毎朝、子どもたちの集団登校の見守りをしてきました。自然のなかで遊べる環境がこの地域にはまだまだ残されていることが、子どもたちにとって幸せなことだと感じています。これからも地域のみなさんに自然の大切さを呼び掛けていきたいと思います。
◎藤原弘一:メダカの学校小田分校初代卒業生
今ではすっかり2児のパパになりましたが、投網をはじめとした魚捕みの楽しさや自然の中で時間を忘れて遊ぶ楽しさをメダカの学校で学びました。子どもたちにもぜひ同じような体験ができる環境を残していけたらと思います。
◎瀧口喜三男(事務局):メダカのおっちゃん
30代から始めた活動が次世代に引き継がれるよう、長年描いていた拠点整備にいよいよ取り掛かります。小田分校の「新堂学舎」が完成したらぜひみなさんお立ち寄りください。
◎中村治一(顧問):田んぼの学校の飽くなき研究者
不耕起栽培から始めた田んぼの学校ですが、北里小学校と連携して25年。早いものですね。最初に参加した子どもたちは既に保護者となってメダカのシンポジウムに参加してくれています。今後も継続した活動を共に頑張りましょう!

◎村井龍三(顧問):メダカの学校の良き理解者
北里小学校勤務時に、「メダカの学校」と関わらせていただいて以来です。地域の子どもを地域で育てる。豊かな自然環境に囲まれながら、自然の奥深さに気が付かない子ども達を何とかしたい。そんな願いをもつ環境学習団体です。「継続は力なり」これから益々発展していって欲しいものです。
◎大谷一弘(顧問):植物のことならお任せあれ!
「ふるさとの原風景を子どもたちに」をテーマに、地域に根ざした自然体験活動を行ってきたメダカの学校小田分校の拠点となる施設「新堂学舎」の整備プロジェクトに、皆さんの温かいご支援をお願いいたします。

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本プロジェクトに応援メッセージをいただきました。
<クラウドファンディングプロジェクト応援メッセージ>

近江八幡市長 小西 理
メダカの学校小田分校は、平成12年から25年間、地域に根付いた活動を実施されてきました。
今回のプロジェクトである、「新堂学舎」の整備を通して、団体活動の活性化に加えて、地域の子供たちへの環境教育や環境保護活動の充実につながることを期待しています。
また、この取り組みにより、近江八幡市の素晴らしい自然環境が多くの方の目に留まり魅力を知っていただけることを願っております。
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近江八幡市教育長 安田 全男
幼い頃に、ふるさとの自然の中で体験し、感じたことは、子どもたちの中に豊かな感性を育み、さまざまな問いを見つける力を生みだします。
また、ふるさとへの愛着と誇りを育てます。ふるさとの原風景は、その先も子どもたちの心の拠り所となり、将来にわたって生き抜く力の礎となります。
地域・保護者・学校が手を結び、子どもたちの自然体験の機会を大切にしていきたいと考えます。
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応援メッセージ誠にありがとうございました。
メンバー一同、貴重な励ましとして、また支援拡大の大きな後押しとなるものと確信しております。
これまで私たちは、25年間という長い間、地元小学校5年生を対象とした日野川メダカシンポジウムの開催をはじめ、地域の学校や団体と協力し、さまざまな自然体験プログラムをイベントとして提供してきました。
具体的には、地域の小川の生きものを調べる「自然学習塾」や、地元小学校の授業と連携し、田植えから草取り、生き物調べ、稲刈り、脱穀などを体験する「田んぼの学校」、地域の食文化を親子で体験する「鮒ずしづくり」。
また、地元寺院本堂をお借りしたコンサート「日曜学校」、カブトムシが生息できる「ドングリの森づくり」等々、多岐にわたる活動を展開してきました。そして、それらを全て写真パネルにし活動記録として残しています。
そうした中、このたび会のメンバーから使用しなくなった農作業小屋の提供の申し出を受けました。農作業小屋を不特定多数が集まれる施設にするには大幅な改修が必要であり、地元大工さんから提案をいただき、メダカの学校小田分校の拠点『新堂学舎』整備計画の概要が決まりました。
改修費用も相当額が必要であるため、全てを業者に任せるのではなく、会員総出でできるところから改修作業に着手しています。また、拠点整備の準備を通じて、地域の多くの方々から支援と期待が寄せられています。
使わなくなった昔の農具を撤去しています。(2階)
メダカ池をすぐ目の前にできる拠点の整備(改修前の外観)
この農作業小屋が私たちの活動拠点「新堂学舎」に生まれ変わります!
内部の解体作業
4月27日(日)メンバーでまず最初の作業として、小屋内部の不用品撤去、解体清掃作業を行いました。







※作業風景等の進捗は、ホームページでも公開してまいります。
リターンについて
①クリアフォルダー(支援いただいた方全員)各1枚

メダカの学校小田分校のこれまでの活動記録一覧がいつでも見られるクリアフォルダー。いつでもそばに「ふるさとの原風景」を!
ご支援いただいた方全員にお送りします。
また、返信用のはがきを同封いたしますので、ご支援いただいた方のお名前、メダカの学校へのメッセージ等を書いて最寄りのポストへ投函ください。完成した新堂学舎の壁面に貼付させていただきます。
また、ご支援いただきました金額に応じて以下の記念品をお送りいたします。
※郵送型の発送は令和8年1月以降になりますのでご了承ください。
<郵送型>
郵送型リターン品は、全てにメダカの学校小田分校のオリジナルイラスト(菊田水月さんデザイン)がプリントされています。

②ポーチ(大) 1個 支援 10,000円コース
③ポーチ(小) 1個 支援 5,000円コース
④スマホスタンド 1個 支援 10,000円コース
⑤ペンケース 1個 支援 10,000円コース
⑥ブックカバー 1個 支援 10,000円コース
⑦トートバッグ(大)1個 支援 30,000円コース
⑧トートバッグ(小)1個 支援 20,000円コース
⑨ドライTシャツ 1枚 支援 30,000円コース
<現地体験型>
⑩鮒ずし漬け体験(お土産付) 限定先着10名 支援 10,000円
⑪魚つかみ&鮒ずし試食体験 限定先着20名 支援 5,000円
⑫新堂学舎ご招待券 限定先着50名 支援 3,000円
★リターンを選ぶ
<郵送型>
※画像は完成イメージです ※細かな仕様は変更になる場合があります
◎ポーチ(大) 1個 支援 10,000円コース
素材/11号帆布製(綿100%)
サイズ/横210×高さ145×マチ60(mm)
20㎝ファスナー

◎ポーチ(小) 1個 支援 5,000円コース
素材/11号帆布製(綿100%)
サイズ/横150×高さ100×マチ60(mm)
14㎝ファスナー
◎スマホスタンド 1個 支援 10,000円コース
素材/11号帆布製(綿100%)
中身:パイプ(ポリエチレン)、綿(ポリエステル)
サイズ/横115×高さ165×高さ115(mm)
重量/約55g

※スマホは含まれていません
◎ペンケース 1個 支援 10,000円コース
素材/8号帆布製(綿100%)
グログランテープ(ポリエステル100%)
サイズ/横220(タブ含まず)×高さ80×マチ45(mm)
20㎝ファスナー

◎ブックカバー 1個 支援 10,000円コース
一般的な文庫本サイズ(10.5×14.8)が入ります。
本の厚さは調節可能。
素材/表11号帆布製(綿100%)、裏シーチング(綿100%)
ベルト:グログランテープ(ポリエステル100%)
サイズ/横320×縦165(mm)

◎トートバッグ(大) 1個 支援 30,000円コース
素材/8号帆布製(綿100%)
グログランテープ(ポリエステル100%)
サイズ/縦370×横320×マチ100、持ち手25×520(mm)
スマホやカギなど、小物を入れるのに便利な内ポケット付。 持ち手が長いので、肩にかけられます。

◎トートバッグ(小) 1個 支援 20,000円コース
素材/8号帆布製(綿100%)
グログランテープ(ポリエステル100%)
サイズ/縦250×横320×マチ100、持ち手25×340(mm)

◎ドライTシャツ 1枚 支援 30,000円コース
素材/150g/㎡メッシュ(4.4oz)、ポリエステル100%
サイズ/別表参照
※イラストは表(左胸)または裏(背中)のどちらか片方、ご希望のタイプをお選びください。



<現地体験型>
◎鮒ずし漬け体験(お土産付) 限定先着10名 支援 10,000円
イベントの日時は、現地体験型を希望された方に直接ご連絡させていただきます。(R8年7月頃を予定)
◎魚つかみ&鮒ずし試食体験 限定20名 支援 5,000円
イベントの日時は、現地体験型を希望された方に直接ご連絡させていただきます。(R8年8月頃を予定)
◎新堂学舎ご招待券 限定50名 支援 3,000円
拠点完成後、スタッフが学舎内やメダカ池等の活動エリアをご案内させていただきます。日時は、現地体験型を希望された方に直接ご連絡のうえ調整させていただきます。(R8年1月以降を予定)

スケジュール
令和7年2月 拠点とする施設の不用品撤去、一部解体を開始。
工務店のアドバイスを受けながら、メンバーによる拠点施設の整備 5月 クラウドファンディング開始
7月下旬 クラウドファンディング終了
12月 拠点整備完了(予定)
令和8年1月 新堂学舎開校(予定)
以後 順次リターン発送
資金の使い道
・活動拠点「新堂学舎」の改築費等(開校時イベント開催運営費用含む)
・CAMPFIRE手数料
よくある質問
Q:新堂学舎の開校はいつ頃になりますか?
A:2026年1月頃を予定しています。
Q:リターン品に別途の送料はかかりますか?
A:かかりません。支援金に含まれております。
Q:支援がうまくいかない・わからない
A:サポートさせて頂きます。メールで事務局まで問い合わせください。
Q:領収書が欲しい
A:対応させて頂きます。支援の際に備考欄に記入、または事務局まで問い合わせください。
最後に
私たちのプロジェクトにご関心を持っていただき、心から感謝申し上げます。このプロジェクトは、地域の自然を守り、次世代にその大切さを伝えるための大きな一歩です。皆様のご支援が、こどもたちが自然と触れ合う機会を増やし、地域全体の未来を明るくする原動力となります。どうか、私たちの取り組みにご協力くださいますようお願いいたします。皆さまの温かいご支援をお待ちしております。

◎新堂学舎整備の進捗は、定期的にメダカの学校小田分校で公開してまいります。
<問い合わせ先>
メダカの学校小田分校事務局(瀧口)Mail:medakanoottyan@gmail.com
※件名に「クラウドファンディングについて」と明記して下さい。
◎代理で支援受付も可能です。090-4270-2847(事務局 瀧口)までお気軽にお問い合わせ下さい。
※支援を行う際、支援金額と合わせて以下のシステム利用料が発生いたします。
支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円
支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税
最新の活動報告
もっと見る10月18日、第14回メダカの日曜学校を開催しました
2025/10/19 10:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。田んぼの学校(稲刈り・脱穀編)
2025/10/18 21:06こちらの活動報告は支援者限定の公開です。新堂学舎壁塗りワークショップを開催しました
2025/10/18 12:14こちらの活動報告は支援者限定の公開です。





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