作品概要
無職のゲーム・クリエイター、結城朝人。ある日、朝人は独自のVRゲームを完成させ、公開した。彼のVRゲームは評判になるが、そんな彼の前に謎の若い女性・児玉麒麟が現れる。彼女は朝人に中世日本を舞台にしたVRゲームをつくるよう依頼、そのための資金や技術的・人的支援も申し出る。さらに麒麟は朝人に驚くべき秘密を打ち明ける。彼女には前世の記憶があり、それは三島由紀夫だというのだ。そんなとき朝人は、三島由紀夫の未発表短編小説が発見されたというニュースをみつける。その小説には、麒麟と朝人の出会いを予言したかのような場面が書かれており、衝撃を受ける。朝人は麒麟が望むままにゲーム開発に没頭し、これを完成させた。ゲームのプレイヤーは激増するも、廃人が続出し、社会問題になる。プレイヤーはVRと現実の区別がつかなくなり、現実社会で暴力事件やテロが頻発、無秩序化していく。そしてついに、朝人は警察に逮捕されてしまうのだった。
出演者
結城朝人(ゆうき・あさと)/戸上竜太(総合学園ヒューマンアカデミー福岡校)
児玉麒麟(こだま・きりん)/德部鈴香
青桐一(あおぎり・はじめ)/中島伊織(俳優)
自己紹介
私たち「市民劇団 美洲座(みしまざ)」は有志により、平成31年3月より三島由紀夫作品の朗読会を毎月開催して参りました。メンバーは老若男女、職業も多種多様です。
その中で舞台創作の機運が生まれ、令和2年11月1日に旗揚げ公演『Aphrodite 三島由紀夫物語』を上演しました。本作には地元の専門学校から、声優コース1年生の皆さんにもご参加いただきました。
このプロジェクトで実現したいこと
令和7年1月14日に三島由紀夫生誕100周年を迎えるにあたり、同年春頃に自主制作映画『轉生 MISHIMA CODE』を公開します。
完成後は東京・大阪・福岡で自主上映会を開催します。
プロジェクト立ち上げの背景
今回の映画は特に若い世代に作家・三島由紀夫を知ってもらうことを目的としています。撮影にあたっては福岡で舞台経験のある俳優さんに有償にて出演をお願いしました。
現在の準備状況
映画『轉生 MISHIMA CODE』は令和6年12月15日にクランクインし、現在順調に撮影・編集を進めております。本年2月にはクランクアップし、3-4月頃完成の見込みです。
リターンについて
自主上映会におけるCM放映権、エンドロールクレジット、鑑賞券の他、エキストラ出演権(福岡市内でのロケに限ります)なども準備しております。
スケジュール
1月ー2月 撮影
2月ー3月 編集
4月ー5月 公開(順次上映)
最後に
三島由紀夫生誕100周年を盛り上げ、一人でも多くの若い世代に三島由紀夫の魅力を知っていただきたいと思います。ぜひともご支援のほど宜しくお願いします。
コメント
もっと見る