自己紹介
宮城県で東震災を経験し、人の温かさを多く知りました。普通に生きる難しさを知ることで小さな事にも自然と感謝出来る事は失うものがあったからでしょうか。夫婦で話し合い、これからの人生ワクワクしたいと夫婦共に山口県に移住して来ました。そして今、私の経験がこの町で役に立つ事をワクワクしています。
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このプロジェクトで実現したいこと
高齢化が進み漁業は低迷する中、鮮魚の出荷だけに頼らず廃棄される魚を少しでも減らし特産品として活用する事で全国の方にも届け阿武町の魅力を伝えたいと思います。

ここ阿武町近海は阿武海底火山帯があり浅い海域ながら起伏が激しい場所でプランクトンを求め小魚からマグロやイルカが回遊する恵まれた場所です。(故松方弘樹さんがマグロ釣りに通った事でも知られています)。特に、近海のアマダイは、高値で取引され大型のアマダイは一本3万〜の値がつく事もあります。
現在の加工場では、酒粕漬けを作る為の設備はあり「大吟醸漬け」の商品を関東を中心に販売していますが、近海の天然真鯛を製品にしたものです。必要なのは、規格外のアジやサバ、カマス、イワシの行き先がない事が問題で野菜の曲ったキュウリが捨てられるのと同じ現象が水産物でも起きているという事です。不思議な事に漁業が盛んな割にここ阿武町には今まで水産加工施設が無かったので地物の海産物がありませんでした。ますが、干物、みりん干しの乾物を作る設備や冷凍保存庫が整っておりません。
販売企画は、価格を抑え類似商品と比較しても劣らない様に手に取って頂けるように考えています。

例を上げれば、干物の商品名は「潮風の宇田(うた)」宇田とは、阿武町にある宇田郷と云う地区名でメロディーの歌にカケています。

私たちの作るものは「口に入れるものは安全でなければならない」を忘れてはなりません。より安全な加工品を作る為に、低温乾燥機、整水器、金属探知機、プレハブ冷凍庫を入れて生産量を上げたいと考えています。
これから先、健全な会社ができる事で、私の様な移住者が現れ後継者となって歴史を繋いでいってくれる事を願っています。
プロジェクト立ち上げの背景
阿武町には、海に面している町にも関わらず加工場が私の立ち上げた1軒だけで、それまでは鮮魚を出荷するしか出来ていませんでした。
水揚げされた鮮魚は売れなければ廃棄される事もあり、「ありえない!」と感じ加工品を作れば手助けになるのではと、山口県は日本酒(特に大吟醸酒)の生産が盛んで酒蔵も多く銘酒ばかりです。中でも澄川酒造(東洋美人)は近くにある為、酒粕を分けてもらいラボで真鯛の酒粕漬けの試作を初めました。これが好評で道の駅、通販、セレクトショップと広がって何の設備もないまま他社に委託製造をお願いして来ました。繁忙期が重なると後回しにされることもあり何度もチャンスを逃しては取引先に頭を下げてきました。

又、コストが嵩むことから昨年小さいながらも加工場を立ち上げて、酒粕以外にも下処理した鮮魚の宅配を販売しています。私の大切にしていることは「口に入るものは安全でなければならない」ですが、いくら衛生面に気をつけても限界があります。色々耳に入ってくるクラウドファンディングを思い出し私にもで来るだろうかと前に進む事を決意しました。
次の世代に繋げるために宜しく御願いします。
あぶの空はSNSを活用して多くの方に活動内容を発信したいます。フォロワーは500人程度ですが、日に日に増えています。HPでも発信していますがSNSに及ばず今ひとつです(W)。これからクラウドファンディングへの取り組みを広くお知らせしていきたいと思います。
リターンについて
ご協力のお礼のメールや阿武町の魅力を伝える為に、あぶの空の商品をお返しの品として送らせて頂きます。
スケジュール
令和6年10月 水産製品製造業資格の取得
令和6年1月 加工場物件の契約完了
令和7年4月 クラウドファンディング終了
令和7年5月下旬 干物開発開始
令和7年8月 干物販売開始
令和7年8月 リターン発送
最後に
長々と書かせて頂きましたが、書いている間に想いは膨らみ文章が止まりませんでした。私たちの目指す目標がまだ遠い場所にある事は分かっていますが、一つ一つ確実にステップアップして行くのは自信に繋がっています。このプロジェクトはゴールではありません。取引先を増やし、生産量を増やし、又、その先にある景色を見る為に皆様のお力を是非頂きたいと思います。未来に向けたプロジェクトの応援宜しくお願いします。




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