女子医大生の写真家、インスタレーション設営資金プロジェクト

現在の支援総額

468,300

93%

目標金額は500,000円

支援者数

63

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/02/04に募集を開始し、 63人の支援により 468,300円の資金を集め、 2025/03/05に募集を終了しました

女子医大生の写真家、インスタレーション設営資金プロジェクト

現在の支援総額

468,300

93%達成

終了

目標金額500,000

支援者数63

このプロジェクトは、2025/02/04に募集を開始し、 63人の支援により 468,300円の資金を集め、 2025/03/05に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

プロジェクトの実行者について

Instagram 初めまして、meuiこと美貴と申します。

静岡県出身 都内現役医学生。

ですが、医学生である前に私は

一人の人間であり、一人の女性であり、一人のカメラマンで写真家で表現者です。


好きなものが、好きなだけ。

好きなものを、好きなだけ。

泡の中に咲く、一輪のオレンジのダリアの花のように。


これは私のノートの1ページ目に記した書き込みの一部です。

水と光と花。そして、人間。

存在は確かにそこにありはっきりしているのに、いつ消えてもおかしくないような透き通った儚さが放つ優しさや魅力を、写真・表現を通して可視化する。

そしてどの様な私であり続けたいのか、自分のことを知る。

I under me.

作家名“meui”にはそんな思いが込められています。

どうぞ、よろしくお願い致します。


このプロジェクトで実現したいこと


会場 JOINT AROUND the CORNER 

今回のプロジェクトでは、私自身最大規模となるインスタレーション形式の企画展を原宿のギャラリーにて実現したいと考えています。

“心だけは生まれ持った唯一無二の平等”という考えを元に、人とのつながり、心のつながりやあり方、身体の生物学的繋がり、は規模感は違えど一貫して抽象的に似たような構造をしていると私は考えており、このインスタレーションではそれらの共通項を、色と音を通して可視化します。

これまでに開催した個展や発表してきた物の集大成で、写真家として大切にしてきた色の捉え方と

医学生として人間を医学的に学んで感じたものを一緒くたに、

”私が見て感じたもの”を通して色と音で空間作りしようと考えています。


プロジェクト立ち上げの背景

『赤と緑を混ぜると黒くなるんだよ』

当時小学生、9歳。

油絵の具を使い始めたばかりの頃に先生から教わったこの一言への衝撃は今でも忘れません。

この日に描き始めたダリアの絵の真っ黒な背景は、言われた通り緑と赤の絵の具で塗りました。

____________________

ある時期、私には人や感情、音楽、音、言葉、日常でありふれたものが、姿形関係なく色付いて捉えられていました。

これを元に2020年に開催した自主企画”hatsu”から、可視光を捉えると言うコンセプトをもとに作品を発表してきたのですが、私の場合この色づき方は精神的な動きと密接に関わりあっています。

“心だけは生まれ持った唯一無二の平等”

不安定で苦しい時ほど人の心は敏感に色んな情報を受け取ります。

受け取りすぎて破綻してしまえば、一度は誰でも真っ黒で真っ暗な世界に包まれたことがあるのでは無いでしょうか。

はたまた安定していれば、明るく光満ちた日々を過ごせているかと思います。

私の場合、この色を捉える感度は無意識の中で日常に左右されていたため、この感覚と色の原則がとても重なり合って感じられたのだと思います。


自身の色の知覚と写真表現について

幼少期から、人の感情や音に色を感じる感覚を持っていましたが、それが一般的でないことに大学4年生の頃友人からの指摘で気づきました。

例えば、怒りは特定の色、悲しみは別の色として認識し、音楽に対しても「ト長調は赤」「モーツァルトの曲はオレンジ」といった色のイメージが浮かびます。

このような色と感情、音の結びつきが自身の写真表現に影響を与えています。

 good note手書き資料より抜粋①

色覚と個々の視覚の違いについて

人は視覚を通じて外界を認識し、視力・視野・両眼視・色覚・光覚といった要素を持ちます。視覚の刺激は光であり、それを受容するのが網膜にある視細胞(光受容体)です。

視細胞には以下の2種類があります。

    1.    杆体細胞

    •    明暗を識別する細胞で、薄暗い環境でも視覚を可能にします。

    •    色の識別はできず、主に夜間視力に関与します。

    2.    錐体細胞

    •    色を識別する細胞で、明るい環境で機能します。

    •    3種類の錐体細胞があり、それぞれ異なる波長の光を感知します。

    •    L錐体(Long-wavelength):赤色を感知

    •    M錐体(Medium-wavelength):緑色を感知

    •    S錐体(Short-wavelength):青色を感知


病気が見える vol.12 眼科(第1版)より引用


通常、人はこの3種類の錐体細胞を使って色を識別しますが、錐体細胞の数が少なかったり、吸収する光の波長がずれることで色覚異常(色覚多様性)が生じます。この色覚異常は先天的な遺伝的要因や、加齢による視覚器官の変化によって起こるものです。

しかし、そもそも人それぞれ視細胞の数や構造に違いがあるため、同じ「赤色」でも個々人で見え方が異なる可能性があります。

これは、色の知覚が主観的なものであり、人それぞれ異なる「色の世界」を持っていることを意味しています。


これまでの主な活動

1. 可視光を捉える作品群 (2020年 hatsu 自主企画グループ展)

2. 私自身の内(2021年当時)を表し寒色を広く捉えた作品群 (2022年 藍 R:000 G:076 B:113 個展)

3. 加法混色(光の三原色)をコンセプトに、統一と集団をテーマにした作品発表 (2023年 PORTRAIT BIWAK 大型グループ展)

4.文化と人のめぐりを考えた作品「めぐり。」 (2024年 みちくさ Vol.41)

1. 2020年12月 【グループ展 hatsu】

2. 2022年8月 【個展 藍 R:000 G:076 B:113】
4. 2024年6月【みちくさ Vol.41 「めぐり。」】
今回の展示について

本展示では、白い無垢な空間に黒い閉鎖的なボックスを設置し、その中に6色(赤・オレンジ・黄・緑・青・紫)と自己を象徴する黒、全7色 7人のポートレートを展示します。それぞれの色には異なる感情やイメージを投影し、個人的な色彩感覚を表現する場にしたいと考えております。

また、写真だけでなく、より多層的な色の表現を目指し、フィールドレコーディング(撮影現場の音の記録)を行いました。

この音を「動的な色」として捉え、7色に対応した音源をレコードに焼き付けました。来場者は3つのレコードを選び、同時に再生することで、自分だけの「三原色」の組み合わせを体験できるインスタレーションとなっています。

 good note手書き資料より抜粋②

また、個展最終日の閉館後、作品を展開したところにライブステージを組むこの日限りのアコースティックライブを開催します。

恐らくは誰もやったことの無い初の試みでしょう。

「目に見えないつながりと交わり」

人、心、光、音、いろんな物があらゆる線として繋がっている様子、発散されて深いところで巡り巡っている様子を一つの五感空間に閉じ込めたい。

私の制作に欠かすことの出来なかった音楽と周りの方々の存在。

写真・場内音源の枠を超えて作品と共に生きた音、心、言葉を浴びれるような、

場内全員で創るライブ形式の生きたインスタレーションを、ゆかりあるアーティストの方々をお迎えし来場されるお客様にお届けできたらと思います。

詳細情報コチラ

good note手書き資料より抜粋③


リターンについて

リターンでは、本展示の為に撮り下ろした作品で構成される作品集やポストカードなどのグッズ、付随企画のチケット、また、撮影枠のご用意をさせて頂きます。

アーティスト写真、ライブ撮影、ダンスショーケース、音楽発表会、卒業式の後撮り、とこれまであらゆる人に携わった撮影を行ってきました。是非生きた一瞬を、あなたと私の色を掛け合わせて作品にさせていただきます!

知る権利 Live Photo @吉祥寺WARP

The East Room Symphonies 

スケジュール

2024年5月〜打ち合わせ開始
2024年6月〜11月 作品の撮り下ろし
2024年12月〜 ギャラリーの決定と打ち合わせ
2025年1月〜 音源データ完成
2025年2月〜 クラウドファンディング開始
2025年3月20〜23日 個展開催

2025年4月〜 リターン発送、撮影など開始

2024年6月 作品の撮り下ろし開始日の様子

医学部と写真の両立についての背景

幼少期から絵や音楽、新体操などの芸術表現が好きでしたが、環境的な要因から興味のあった海外や美術系大学への進学を諦め、医学部進学が唯一の選択肢となり、勉強を優先せざるを得ませんでした。なんとか合格しましたが勉強は正直そこまで得意ではなく、今現状も今学期の試験結果にヒヤヒヤしている毎日です。

しかし、医学を学ぶ中で「人と関わること」や「心に携わること」が、自分にとっての医療との向き合い方になり得ると気づきました。

そのような中で、写真が唯一残った表現手段となり、自己表現や他者との対話の手段として不可欠なものになりました。

また、日々、命そのものや生死を初めて肌で感じた一年半の臨床実習を終えて、まだギリギリ学生であるから湧いた感情や感じ取れるものが沢山ありました。

そしてそのアウトプットは今この時期だからこそ成り立つものだと思っています。


最後に

このプロジェクトは、約2年前に開催した個展の後から長い月日をかけて、少しずつ温め膨らませてきたもです。

これまでに出会ってくれた一人一人との関わり合いがあってここまで漕ぎ着けることができました。

私はどうしても“普通はさ、、。”という一言が苦手です。それはあくまで世間一般的であると言うだけで、一人一人の“普通”はその人の数だけあって決して決めつけて良いものではないからです。

上京に大学生活に制作活動。常に楽しい、決してそんな日々ではなかったですが、これまでの葛藤は私の人生に一瞬でも携わってくれた方々と、最後には何か豊かで充実した経験を共有できる為の時間なのだと信じています。

一つでも多く、豊かな気持ちを肯定できるアンパンマンのような精神科医になれるよう、まずは自分自身を全力で愛して肯定しよう。

そんな気持ちから始まった本プロジェクトですが、多くの人々に新たな視点や感動を届けたいと考えています。このプロジェクトを通じて、皆様と共に新しい文化の一端を担えることを心から願っております。ご支援のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

Instagram 

※2025/2/11 追記

情報解禁に伴い会場別スケジュールの公開をいたします。

▼JOINT AROUND the CORNER 【個展・acoustic live 】

3/20 open 12:00-20:00

3/21 open 12:00-20:00

3/22 open 12:00-20:00

3/23 open 12:00-19:00 / acoustic live open 19:00 start 19:20

▼JOINT Harajuku 【SNS連動型写真展 】

3/20 open 16:00-22:00

3/21 open 16:00-22:00 reception party 

3/22 open 16:00-22:00

3/23 open 16:00-24:00

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 作品制作費用(作品造形物の資材・建設費用、機材費用、印刷費用、等)

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

もっと見る
  • 本個展開催にあたりご協賛頂く企業様の紹介をさせて頂きます。彩悠記(イベント/映像制作会社)事業内容:個人の小さなイベントから何万人規模のイベントまで、面白い事をやりたい!という相談ひとつで一緒に作り上げる何でも屋さん。フェスなどの会場設営からイベント、コンサートのトータルコーディネートに、映像制作、幼稚園のダンス WS時には打ち上げ花火などジャンル問わず何でも形にしてしまうイベント・映像制作会社です。私自身が初めて企画を立ち上げた際にお世話になったのも代表の大野さんでした。ファンションカタログの撮影や、幕張メッセでの会場設営など様々なシーンを経験させて頂いております。言葉の通り、何でも形にしてしまう団体です。どうぞ皆様何か一歩やってみたい事の相談から、大きなイベント物のご相談まで、是非相談してみてください!この度のご協賛、心から感謝申し上げます!イベント/映像制作 彩悠記 もっと見る
  • 【出演アーティスト③】sadparty_________________________2024 年 12 月始動。「孤独に寄り添うダンスミュージック」をテーマに、ジャンルの垣根を超えた音楽表現を追求するシンガーソングライター。10代から培ってきたソングライティングのスキルを活かし、ヒップホップやクラブミュージックにインスパイアされたサウンドでダークな世界観を演出する。_________________________2025.3.23(Sun) @JOINT AROUND the CORNER【色と手を繋いだその先に_acoustic live】[act]渡辺 諒 (ANTENA)sadparty (Acoustic set)The East Room Symphonies (五十音順)[info]open 19:00 / start 19:20前売り ¥3,000+1D当日券 ¥3,500+1D▼JOINT AROUND the CORNER 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目25−18 104 THE SHARE もっと見る
  • 【出演アーティスト②】渡辺 諒 (ANTENA)_________________________2017年10月 1st mini Album「モーンガータ」でメジャーデビュー。 Vocal 渡辺の地声とファルセットの緩やかな境界線を武器に、人間の機微を歌い、脈々と受け継がれてきた邦楽のメロディラインと、フレンチポップから影響を受けたエレクトロなどの洋楽サウンドテイストを波に乗せる。"ライフソング"をテーマに懐かさしさを感じるメロディと身体を揺らしたくなるサウンドが唯一無二の、心地良く癖になる楽曲へと昇華されている。同作品は「第10回CDショップ大賞2018」の「東北ブロック賞」を受賞。2018年4月「ずっとベイビー」を同年6月にデジタルシングルとしてリリースし、Spotifyのバイラルトップ50(日本)にて初登場1位(2日連続)獲得。同年11月デジタルシングル「深い 深い 青」をリリース、2019年1月2nd mini Album「深い 深い 青」をリリース。ツアー「NYTT LANDSKAP」東京、仙台、大阪公演をソールドさせ大盛況となる。2020年フルアルバム「風吹く方へ」リリース。リリースツアーは全公演ソールドアウトとなるがコロナ禍による活動自粛のため中止となる。2022年4月、活動休止を発表。2025年1月新宿ロフトでのワンマンライブより活動再開。同年5月よりフロアワンマンライブツアー「mysig tour 2025」を発表。_________________________2025.3.23(Sun) @JOINT AROUND the CORNER【色と手を繋いだその先に_acoustic live】[act]The East Room Symphonies 渡辺 諒 (ANTENA)and more …[info]open 19:00 / start 19:20前売り ¥3,000+1D当日券 ¥3,500+1D▼JOINT AROUND the CORNER 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目25−18 104 THE SHARE もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!