はじめまして、リベルテです。
クラウドファンディング主催者のリピオン奈津季と申します。
福岡県太宰府市に無料学習塾を届けるべく、このプロジェクトを始めました。
「Liberté(リベルテ)」という名前はフランス語で「自由」という意味をあらわします。
誰もが少しのあいだこころの重荷や枷を外して、自由を感じられる場所。
そのような場所をつくりたいという思いが、このプロジェクトには込められています。
プロジェクト立ち上げの背景
私は普段は看護師をしており、精神科特化型の訪問看護ステーションで
発達障害や精神疾患のある方々の支援を行っています。
副業で始めた個別指導塾の講師の仕事で、
発達障害や学習支援が必要なお子さまの多さを改めて実感し、
看護と教育、両方の側面を併せ持つサービスの必要性を感じました。
例えば、塾に来ているけれど何日もお風呂に入っておらず、
なにか生活面の支援を入れた方が良いのでは、と思われる子、
不登校のお子さまのところに訪問看護に行くけれど、
訪問の時間内では勉強を教えてあげることはできない、など。
看護と教育をかけ合わせたサービスがあれば、そのような子どもたちに
より良い支援を届けられるのではないかと考えるようになりました。
さまざまな事情で一般の塾に通えない子どもたちや、
発達障害・不登校などで学習支援が必要な子どもたちに学習指導を行いながら、
家庭・学校以外の第三の居場所を提供したいとの思いで、
このプロジェクトを立ち上げました。
第三の居場所、無料塾という選択肢
実は、私は中学校から高校にかけて、ほとんどまともに学校に行った経験がありません。
当時は不登校という言葉が生まれたばかりのころで、
今のように放課後デイサービスやフリースクールもほとんどなく、
家でじっと世間から隠れるようにして過ごしていた記憶があります。
現在では福祉も徐々に充実してきており、学校や家庭以外の居場所も増えつつありますが、
そのニーズに応えられているかというと、まだまだ十分ではないと思います。
無料塾は、単なる「無料で学習できるところ」ではなく、
子どもたちの未来を広げる大切な「第三の居場所」になり得ます。
子どもたちの拠り所をひとつでも増やしたいという思いから、
無料塾という選択肢を提供したいと考えました。
なぜ、塾が無料である必要があるか?
個別指導塾で働いていて、個人的に思います。
将来自分が子どもを持つ立場になったととき、果たしてこの金額を払えるだろうか?
現在の日本の教育は、「塾ありき」で成り立っていると感じます。
学校だけでは学習のフォローが十分でない面もあり、
多くのお子さまが高校や大学受験の前には塾に通われているかと思います。
そうすると必然的に、低所得世帯の子どもたちは、十分な教育を受ける機会が限られてしまいます。
教育の不公平性は教育格差の拡大を招き、さらなる貧困の連鎖を生み出します。
無料塾があれば、経済的な理由で学ぶ機会を失う子どもを減らすことができると考えられます。
リベルテが目指すもの
このプロジェクトが目指すのは、少人数でアットホームに学べる、無料学習塾です。
ひとりひとりのお子さまに丁寧に対応するため、また
人の多さが苦手でも安心して学べる環境を提供するため、
少人数制を導入し、個別指導を行います。
精神科看護の経験やネットワークを活かした、
お子さま・親御さまの心理的支援も同時に行っていきます。
リターンについて
・お礼のメールと活動報告の送付
・現役精神科看護師によるオンラインカウンセリング
・オンライン英会話(初級~中級者レベル)
を予定しております。
実施スケジュール
2025年1月 クラウドファンディングスタート
2025年2月 クラウドファンディング終了
2025年4月 無料学習塾「Liberté(リベルテ)」開校
2025年5月 リターン開始
最後に
子どもたちの学習格差をなくすために、ぜひお力添えをいただけましたら幸いです。
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