このたび、銅版画家・多賀新氏の画集出版プロジェクトにおいて、第一目標に続き、セカンドゴールとなる金額も達成することができました。ここまで温かく力強い応援を寄せてくださったすべての支援者の皆さまに、心より御礼申し上げます。今回のクラウドファンディングは、多賀氏の画業50年の歩みを辿り、厳選された作品を一冊にまとめるという大きな節目となる企画です。画集を手に取った方それぞれの心に、静かに、そして深く届く一冊となるよう、制作を着実に進めてまいります。そして、新たに【400万円】をネクストゴールとして設定いたしました。いただいたご支援は、より高品質な仕上がりを目指した制作環境の強化に加え、多賀氏の作品をより多くの方に届けるための広報活動や展示の充実などに活用してまいります。このプロジェクトは、作品を「残す」だけでなく、「未来に繋ぐ」ための試みでもあります。残り日数も少なくなってまいりましたが、最後までどうぞあたたかい応援をよろしくお願い申し上げます。

銀座・柴田悦子画廊にて開催中の＜多賀新展＞。連日多くの来場者が訪れ、「画集の完成が本当に楽しみです」といったお声を多数いただいております。「多賀さんの描く“手”がとても印象深い」「人物の感情が、手の動きだけで伝わってくる」このように語る方も多く、作品が放つ静かな迫力と深い余韻に、足を止めて見入る姿が印象的です。会場では、多賀さんご本人が一人ひとりに丁寧に応対され、穏やかな語り口で制作の裏話や作品への思いを語る様子に、心を打たれたという方も。作家と観客、作品と観客の距離が、ごく自然に縮まっていくような、あたたかな空間が広がっています。現在進行中のクラウドファンディングは、残すところあと9日。皆さまからのご支援により第一目標はすでに達成し、現在はネクストゴールへと歩みを進めています。

【目標金額達成のご報告と、ネクストゴール設定のお知らせ】多賀新氏 画集出版プロジェクトに際し、皆さまからの温かいご支援により、クラウドファンディングの第一目標である金額を無事達成することができました。心より御礼申し上げます。今回の画集は、多賀氏の半世紀にわたる画業の中から厳選した作品を収録するものであり、日本の銅版画芸術の粋を凝縮した一冊です。多賀氏の作品は大英博物館やスミソニアン美術館をはじめとする世界の名だたる美術館に収蔵されており、その芸術性と希少性は国際的にも高く評価されています。このたびの目標達成を受け、制作体制のさらなる強化と、より高品質な仕上がりを目指すため、ネクストゴールを300万円に設定いたしました。追加のご支援は、印刷・製本のクオリティ向上や保存性の高い造本仕様の実現に充てさせていただく予定です。画集というかたちで作品を後世に残すことは、今後ますます貴重な取り組みとなってまいります。ぜひ引き続きのご支援とご関心を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。