安心して外出したい、その願いを支える使命

高齢化が進む中、多くの方が「自由に外出できること」を当たり前に思っているかもしれません。しかし、車椅子を利用する方や身体の自由が利かない方にとって、ほんの数キロ先の病院やスーパーでさえ「遠い世界」になることがあります。
さらに、障がいを持つ子どもとその親が直面する「移動の壁」も深刻です。親が介護や送迎を担う日々の負担は計り知れず、子どもたちが特別支援学校へ通うためには、家族や地域社会の支えが欠かせません。しかし、その移動手段が整っていないため、親は仕事を休む、予定を変更する、といった生活の犠牲を余儀なくされています。
埼玉県内で介護タクシーを1台運営する中で、私たちは日々こんな声を聞いています。
「特別支援学校に通わせたいけど、家族の送迎では限界がある。」
「家族が忙しく、通院の付き添いを頼みにくい。」
「病院の予約時間に合わせたいのに、公共交通では間に合わない。」
「ただ、外の景色を見ながらドライブしてみたい。」
移動手段がないことで、外の世界とのつながりが断たれ、「当たり前の生活」を失ってしまう方々がいます。それは、孤独感や疎外感という深刻な影響を及ぼし、彼らの生活の質を著しく低下させます。

▼移動のライフライン
介護タクシーは単なる移動手段ではありません。病院への通院、特別支援学校への送迎、さらには「日常を取り戻すための一歩」を支えるライフラインです。しかし、この重要な役割を担う事業者には、厳しい現実が立ちはだかっています。
長時間の待機が当たり前
病院での診察待ち時間が長引くことも珍しくなく、数時間の待機が日常化しています。その間、次の予約に遅れないようスケジュールを調整しながら、利用者に丁寧に対応する必要があります。
予約が埋まらない時間帯のジレンマ
午前中は予約が集中する一方で、午後は空き時間が増え、稼働率にムラが生じます。それでもガソリン代や維持費は毎月かかり、運営を圧迫します。
精神的な負担
安全を最優先にしながら、利用者一人ひとりに信頼されるサービスを提供する中で、スタッフは常に高い緊張感を強いられます。
少数精鋭の限界
現在、車両は1台、スタッフも1人のみ。予期せぬトラブルや体調不良があれば全ての予約に影響が出ます。休む間もなく働き続ける状況では、長期的なサービス提供が難しくなります。
▼それでも私たちが目指す未来

こうした困難がある中でも、私たちがサービスを続ける理由は明確です。「移動することで広がる笑顔」をもっと増やしたいからです。
こんな未来を目指しています。
障がいを持つ子どもが、特別支援学校への送迎に
悩むことなく通える世界。
親が安心して子どもの移動を託し、
仕事や家事に専念できる環境。
高齢者や身体が不自由な方が、病院やスーパーに通うだけでなく、
公園や観光地への外出を楽しめる毎日。
しかし、現在の1台では、すべてのニーズに応えることは困難です。
そのため、このプロジェクトでは以下の取り組みにより実現を目指します。
新しい車両を導入し、対応可能な予約数を増やす。
「スタッフの増員により業務負担を分散し、
より安全で信頼性の高いサービスを提供する。
予約サイトシステムの導入により、稼働率を向上させる。

▼このプロジェクトが目指すもの
このプロジェクトは、現状を打開し、地域全体の「移動の安心」を支えるための第一歩です。介護タクシーは高収益の事業ではありません。それでも「ありがとう」と言われる瞬間のために、私たちは挑戦を続けます。
特別支援学校への送迎や親子での外出支援を通じて、私たちが目指すのは「誰もが移動の自由を享受できる社会」です。この取り組みが、移動に困難を抱えるすべての人々に希望を届ける未来への道標となることを信じています。
▼プロジェクトの目標
目標金額:600万円
営業所増設費:150万円
車両増車費:200万円
運転資金:50万円
システム・広報活動費:65万円
リターン資金:50万円
システム利用料:85万円
▼アクションプラン
資金の活用方法
増車:月間対応件数を現行の約50件から150件に増やす。
営業所増設:新たなエリア(例:埼玉北部地域)にも対応可能に。
啓蒙活動:「介護タクシーは日常生活を支える」という認識を広げるイベントや広告。
啓蒙活動例:
地域住民向け説明会 介護タクシーの利用シーンや予約方法を分かりやすく説明。
移動可能性の提案 「病院送迎」だけでなく「観光」「外食」などの活用例を紹介。






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